私的良スレ書庫
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元スレお嬢様「誰か無性に踏みたい」
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――昼休み
お嬢様「うわぁ、学生食堂とは思えない品揃えですね」
取り巻き1「でしょでしょ、味もへたなレストランよりいけるんだよ」
取り巻き2「お嬢様さんは、なんだか高貴な感じするから口に合うかわからないけど」
お嬢様「そ、そんなことないですよ。私だって、ファーストショップとか寄ることありますし」
取り巻き1「へぇ、意外と庶民派なんだね」
お嬢様「そういう言葉は、私、あまり好きじゃないかなぁ」
取り巻き1「あ、ごめんごめん、悪気はないんだ」
お嬢様「ううん、わざわざ校内案内してくれてありがとうございます」ペコ
取り巻き1「い、いやぁ」デレデレ
お嬢様(……ん、あれは。……ふふ、こんなに簡単に見つかっちゃうなんてね)ススス
取り巻き1「よし、俺は力うどんに……って、あれ、お嬢様はどこだ?」
取り巻き2「え、あ、いない! ……いつの間に」
お嬢様「うわぁ、学生食堂とは思えない品揃えですね」
取り巻き1「でしょでしょ、味もへたなレストランよりいけるんだよ」
取り巻き2「お嬢様さんは、なんだか高貴な感じするから口に合うかわからないけど」
お嬢様「そ、そんなことないですよ。私だって、ファーストショップとか寄ることありますし」
取り巻き1「へぇ、意外と庶民派なんだね」
お嬢様「そういう言葉は、私、あまり好きじゃないかなぁ」
取り巻き1「あ、ごめんごめん、悪気はないんだ」
お嬢様「ううん、わざわざ校内案内してくれてありがとうございます」ペコ
取り巻き1「い、いやぁ」デレデレ
お嬢様(……ん、あれは。……ふふ、こんなに簡単に見つかっちゃうなんてね)ススス
取り巻き1「よし、俺は力うどんに……って、あれ、お嬢様はどこだ?」
取り巻き2「え、あ、いない! ……いつの間に」
友人A「おまえ、体育の時ふけただろ」
男「悪い、急に気分が悪くなってな。保健室で横になっていたんだ」
友人A「ああそっか、それもそうだな。体育好きのおまえがサボリはありえねえか」
男(……まいったな、このままじゃ嘘を突き通すハメになるぞ)
お嬢様「すみません、相席いいですか?」
男「んん? ……なっ!!」ビクゥ
友人A「ああ、お嬢様! もちろん、どうぞどうぞ」
お嬢様「よかった、ありがとうございます」ペコリ
男(その喋り方、なんとかならないのかよ)イライラ
男「悪い、急に気分が悪くなってな。保健室で横になっていたんだ」
友人A「ああそっか、それもそうだな。体育好きのおまえがサボリはありえねえか」
男(……まいったな、このままじゃ嘘を突き通すハメになるぞ)
お嬢様「すみません、相席いいですか?」
男「んん? ……なっ!!」ビクゥ
友人A「ああ、お嬢様! もちろん、どうぞどうぞ」
お嬢様「よかった、ありがとうございます」ペコリ
男(その喋り方、なんとかならないのかよ)イライラ
友人A「ささ、座ってください」スス
お嬢様「あ、その前に。男君の食べてるそれは、なんですか?」ニコッ
男「……A定食、だけど」
お嬢様「へぇ、美味しそうですね。じゃあ、私もそれにしていいですか?」ニコニコ
男「別に、断る必要はねえだろ?」
友人A「お、おい男、その言い方はちょっと失礼じゃ」
お嬢様「いいんです、A君。じゃあ、買って来ますので席取っておいてくださいね」タッタッタ
友人A「か、かわええ」
男「外見はな、中身はわかったもんじゃねえよ」
友人A「なんだ男、おまえああいうタイプ好みだって言ってなかったか?」
男「……昨日まではな」プィ
友人A「???」
お嬢様「あ、その前に。男君の食べてるそれは、なんですか?」ニコッ
男「……A定食、だけど」
お嬢様「へぇ、美味しそうですね。じゃあ、私もそれにしていいですか?」ニコニコ
男「別に、断る必要はねえだろ?」
友人A「お、おい男、その言い方はちょっと失礼じゃ」
お嬢様「いいんです、A君。じゃあ、買って来ますので席取っておいてくださいね」タッタッタ
友人A「か、かわええ」
男「外見はな、中身はわかったもんじゃねえよ」
友人A「なんだ男、おまえああいうタイプ好みだって言ってなかったか?」
男「……昨日まではな」プィ
友人A「???」
お嬢様「お待たせしました。って、あら、お二人ともほとんど食べ終わっちゃってたんですね」
友人A「いえいえ、全然大丈夫ですよ。どのみち暇してたし、なぁ男?」
男「……まぁ、そうだな」ズズズ
友人A「おまえ、今日はやたら無愛想だな」モグモグ
お嬢様「よいしょっと」トン
男(……隣じゃなくって正面か、ひとまずは安心だな)
お嬢様「それでは、遅ればせながらいただきます」パン
男「ああ、ゆっくり食べてくれ」
友人A「お嬢様、どう? この学校の雰囲気」
お嬢様「申し分ないと思います。敷地内に緑が多いですし、クラスメイトも素敵な方でいっぱいですし」パクリ
友人A「ほんと? いやぁ、そんなに気に入ってもらえたならよかった」
男(はっ、内心はどうだか……ん、なんか当たって)チラ
お嬢様「そう、刺激的な毎日をすごせそうで」ギュウ
男(……足!? ちょ、マジか! こんな大勢の中で!?)アタフタ
友人A「いえいえ、全然大丈夫ですよ。どのみち暇してたし、なぁ男?」
男「……まぁ、そうだな」ズズズ
友人A「おまえ、今日はやたら無愛想だな」モグモグ
お嬢様「よいしょっと」トン
男(……隣じゃなくって正面か、ひとまずは安心だな)
お嬢様「それでは、遅ればせながらいただきます」パン
男「ああ、ゆっくり食べてくれ」
友人A「お嬢様、どう? この学校の雰囲気」
お嬢様「申し分ないと思います。敷地内に緑が多いですし、クラスメイトも素敵な方でいっぱいですし」パクリ
友人A「ほんと? いやぁ、そんなに気に入ってもらえたならよかった」
男(はっ、内心はどうだか……ん、なんか当たって)チラ
お嬢様「そう、刺激的な毎日をすごせそうで」ギュウ
男(……足!? ちょ、マジか! こんな大勢の中で!?)アタフタ
お嬢様「あれ、男君余所見なんかして、どうかしましたか?」ニコニコ
男「い、いや、なんでも……う……ない」
お嬢様「ならいいのですけど、具合が悪くなったら私に遠慮しないでくださいね?」
友人A「いやぁ、お嬢様は優しいなぁ」デレデレ
お嬢様「や、やだ。褒めてもなにも出ませんよ?」カァァ
友人A「いやいやほんとに。男も少しは見習ったらどうだ?」
男「あ、ああ、そうだな――いっ゛!」ガタン
友人A「うお! びびらせんなよ、零すところだっただろ」ヒヤヒヤ
男「わ、悪い。変に足が痺れちまってな……ハハハ」
男(こ、この女、まじでイカれてるんじゃ……ぐ、そ)
お嬢様「よかった、さっきより元気になってきたみたいですね」グリグリ
男「わ、悪いA。ちっとトイレ行ってくる」ガタ
友人A「ん、ああ、わかった」
お嬢様(あらあら、あんなに慌てちゃって。まぁどのみち、ここでこれ以上するのは無理だものね)クスクス
男「い、いや、なんでも……う……ない」
お嬢様「ならいいのですけど、具合が悪くなったら私に遠慮しないでくださいね?」
友人A「いやぁ、お嬢様は優しいなぁ」デレデレ
お嬢様「や、やだ。褒めてもなにも出ませんよ?」カァァ
友人A「いやいやほんとに。男も少しは見習ったらどうだ?」
男「あ、ああ、そうだな――いっ゛!」ガタン
友人A「うお! びびらせんなよ、零すところだっただろ」ヒヤヒヤ
男「わ、悪い。変に足が痺れちまってな……ハハハ」
男(こ、この女、まじでイカれてるんじゃ……ぐ、そ)
お嬢様「よかった、さっきより元気になってきたみたいですね」グリグリ
男「わ、悪いA。ちっとトイレ行ってくる」ガタ
友人A「ん、ああ、わかった」
お嬢様(あらあら、あんなに慌てちゃって。まぁどのみち、ここでこれ以上するのは無理だものね)クスクス
先生「よし、今日のHRはここまで」
男「じゃ、じゃあな、幼馴染、友人A!」ガタッ
幼馴染「え、男君!?」アタアタ
友人A「お、おい、って、もういないし」ボーゼン
お嬢様(ふぅん、そう来たか)フム
お嬢様「では皆さん。私も失礼致しますね」
幼馴染「うん、バイバイお嬢様ちゃん!」
取り巻き1「あ、もしよければ俺がお見送りを」
お嬢様「せっかくだけれど、今日は遠慮しておきます。寄らなきゃいけないところがあるので」
取り巻き1「……あ、そうですか」ガックリ
お嬢様「また今度、お願いしますね」ニッコリ
取り巻き1「は、はいぃ!」パァァ
友人A(……なんてわかりやすい)
男「じゃ、じゃあな、幼馴染、友人A!」ガタッ
幼馴染「え、男君!?」アタアタ
友人A「お、おい、って、もういないし」ボーゼン
お嬢様(ふぅん、そう来たか)フム
お嬢様「では皆さん。私も失礼致しますね」
幼馴染「うん、バイバイお嬢様ちゃん!」
取り巻き1「あ、もしよければ俺がお見送りを」
お嬢様「せっかくだけれど、今日は遠慮しておきます。寄らなきゃいけないところがあるので」
取り巻き1「……あ、そうですか」ガックリ
お嬢様「また今度、お願いしますね」ニッコリ
取り巻き1「は、はいぃ!」パァァ
友人A(……なんてわかりやすい)
お嬢様「あら、足早いわね、もう下まで降りてるなんて」チラリ
お嬢様(……でも、その必死さがまた、そそるのよね)ピッピッピ
セバス『はい、セバスでございます』
お嬢様「セバス? あなた今、正門前に車を停めているのよね」
セバス『左様でございます、もうお帰りになられるのですか?』
お嬢様「いいえ、学校の正門に向かって走っているボサボサ頭の男子が見えるかしら」
セバス『少々お待ちを……ああ、あの少年でございますね』
お嬢様「ええ、あなたならバレないように後をつけられるわね?」
セバス『車から降りれば可能でしょうな、ですが……』
お嬢様「大丈夫よ、黒いリムジン相手にレッカー車を呼ぶバカはいないわ」
セバス『なるほど、それは盲点でございました』
お嬢様「私は図書館で時間を潰すから、三十分追跡して自宅を突き止められないようなら引き返しなさい、いいわね」
セバス『御意』プツ
お嬢様(ふふ、どんな顔をするのか、今から楽しみだわ)ゾクゾク
お嬢様(……でも、その必死さがまた、そそるのよね)ピッピッピ
セバス『はい、セバスでございます』
お嬢様「セバス? あなた今、正門前に車を停めているのよね」
セバス『左様でございます、もうお帰りになられるのですか?』
お嬢様「いいえ、学校の正門に向かって走っているボサボサ頭の男子が見えるかしら」
セバス『少々お待ちを……ああ、あの少年でございますね』
お嬢様「ええ、あなたならバレないように後をつけられるわね?」
セバス『車から降りれば可能でしょうな、ですが……』
お嬢様「大丈夫よ、黒いリムジン相手にレッカー車を呼ぶバカはいないわ」
セバス『なるほど、それは盲点でございました』
お嬢様「私は図書館で時間を潰すから、三十分追跡して自宅を突き止められないようなら引き返しなさい、いいわね」
セバス『御意』プツ
お嬢様(ふふ、どんな顔をするのか、今から楽しみだわ)ゾクゾク
男「……つ、疲れた。3キロも全力疾走する必要は、さすがになかっただろうが」ハァハァ
男(金と権力は舐めてかからねえし、これくらいはやらにゃあな)ピッピッピ
ドア「――番号認証、解除しました」ウィーン
男「…………」キョロキョロ
男(よし、誰もいないな。……テテ、明日は筋肉痛コースか)タッタッタ
セバス「……危うくこのセバス、一生の不覚を取るところでした」フゥ
セバス(さすがに革靴は走りにくい。今後のために黒のトレーキングシューズを用意しますか)ピッピッピ
お嬢様『セバスね? どうだったの?』
セバス「いやはや、なかなかの持久力の持ち主でしたな」
お嬢様『それはもう知って……じゃなくて!』
セバス「はは、存じ上げておりますよ。ご安心ください、彼の自宅は突き止めました」
男(金と権力は舐めてかからねえし、これくらいはやらにゃあな)ピッピッピ
ドア「――番号認証、解除しました」ウィーン
男「…………」キョロキョロ
男(よし、誰もいないな。……テテ、明日は筋肉痛コースか)タッタッタ
セバス「……危うくこのセバス、一生の不覚を取るところでした」フゥ
セバス(さすがに革靴は走りにくい。今後のために黒のトレーキングシューズを用意しますか)ピッピッピ
お嬢様『セバスね? どうだったの?』
セバス「いやはや、なかなかの持久力の持ち主でしたな」
お嬢様『それはもう知って……じゃなくて!』
セバス「はは、存じ上げておりますよ。ご安心ください、彼の自宅は突き止めました」
お嬢様『……そう。うふ、うふふふふ』
セバス「実に楽しそうで何よりでございます」ニコニコ
お嬢様『……ん゛、ゴホンッ。ご、ご苦労だったわね』
セバス「はっ、労いのお言葉を賜り、恐悦至極に存じます』
お嬢様「それで、場所はどの辺りなの?」
セバス「学校と駅の中間地点ですな。外観からするとワンルームマンションかと。オートロック付きの」
お嬢様『へえ、オートロック。苦学生っぽかったけど意外と贅沢してるのかしら』
セバス「さて、どうでしょうな。ところで、今から番号入手の仕込みをするとなると」
お嬢様『住人待ち。少し時間がかかるかも、ってことね。いいわ、こちらのことは気にしないで』
セバス「畏まりました。吉報をお待ちください」
お嬢様『ふふ、期待してるわ』プツ
セバス「……ほほ、こんなに溌剌とした声を聞くのは、いつぶりでございましょうや」
セバス(やはり、引っ越してきて正解だったようですな)
セバス「実に楽しそうで何よりでございます」ニコニコ
お嬢様『……ん゛、ゴホンッ。ご、ご苦労だったわね』
セバス「はっ、労いのお言葉を賜り、恐悦至極に存じます』
お嬢様「それで、場所はどの辺りなの?」
セバス「学校と駅の中間地点ですな。外観からするとワンルームマンションかと。オートロック付きの」
お嬢様『へえ、オートロック。苦学生っぽかったけど意外と贅沢してるのかしら』
セバス「さて、どうでしょうな。ところで、今から番号入手の仕込みをするとなると」
お嬢様『住人待ち。少し時間がかかるかも、ってことね。いいわ、こちらのことは気にしないで』
セバス「畏まりました。吉報をお待ちください」
お嬢様『ふふ、期待してるわ』プツ
セバス「……ほほ、こんなに溌剌とした声を聞くのは、いつぶりでございましょうや」
セバス(やはり、引っ越してきて正解だったようですな)
>>1普通に別スレで雑談してるww
男「ふぅ、いい湯だった。やっぱ走った後はひとっ風呂浴びなきゃな」ドサァ
男(……しっかし、あの女にはまいったぜ)
男「いいところのお嬢様だろうに、なんおつもりでこんなパンピーに絡んでくんだか)
――ポーン
男「ん、誰だ、こんな時間に――はい?」カチャ
???「……た、助けて。お、お願い」
男「……な、あんた、誰? マンションの住人?」
???「へ、変な人たちに追われてるの。は、早くして、見つかっちゃう!」
男「な、なんだって!?」ガタッ
???「お、お願い、捕まったら殺され……っ!」
男「お、おい!? こええからいきなり黙るなよ! どうした!」
???「……え、え、エレベーターが……上がって、くる」
男「わ、わかった! ちょっと待ってろ、今すぐ入れてやる!」ダッ
男(……しっかし、あの女にはまいったぜ)
男「いいところのお嬢様だろうに、なんおつもりでこんなパンピーに絡んでくんだか)
――ポーン
男「ん、誰だ、こんな時間に――はい?」カチャ
???「……た、助けて。お、お願い」
男「……な、あんた、誰? マンションの住人?」
???「へ、変な人たちに追われてるの。は、早くして、見つかっちゃう!」
男「な、なんだって!?」ガタッ
???「お、お願い、捕まったら殺され……っ!」
男「お、おい!? こええからいきなり黙るなよ! どうした!」
???「……え、え、エレベーターが……上がって、くる」
男「わ、わかった! ちょっと待ってろ、今すぐ入れてやる!」ダッ
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