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元スレ♀魔王「私もまた勇者の助けを待つか弱いお姫様…」
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魔王「…私を殺したら、本当に人間たちは平和になるでしょうか」
魔王「確かに勇者が魔王を殺せば、何百年は魔族は人間に手を出さないでしょう」
魔王「ですが、その間も人間は人間同士の戦いを続けるはずです」
魔王「もしかすると、魔族との戦いよりも非情な戦いが繰り広げられ、次の魔王が現れる前に人間は自滅しているかもしれないことでしょう」
勇者「……」
魔王「確かに勇者が魔王を殺せば、何百年は魔族は人間に手を出さないでしょう」
魔王「ですが、その間も人間は人間同士の戦いを続けるはずです」
魔王「もしかすると、魔族との戦いよりも非情な戦いが繰り広げられ、次の魔王が現れる前に人間は自滅しているかもしれないことでしょう」
勇者「……」
魔王「…理屈は解っても、納得はいかないって顔ですね」
勇者「ああ」
勇者「確かにお前の言う通りの矛盾さを俺も自覚している」
勇者「俺はお前を倒すためにここまで来た」
勇者「でも、そのことこそが人間たちを更なる苦痛の渦に巻き込む結果を生むかもしれない」
勇者「お前はどう思うんだ」
勇者「お前と俺が戦って、何が得られる」
勇者「ああ」
勇者「確かにお前の言う通りの矛盾さを俺も自覚している」
勇者「俺はお前を倒すためにここまで来た」
勇者「でも、そのことこそが人間たちを更なる苦痛の渦に巻き込む結果を生むかもしれない」
勇者「お前はどう思うんだ」
勇者「お前と俺が戦って、何が得られる」
魔王「…自分たちの役職から離れるために戦った魔王と勇者があったそうです」
魔王「実際、そういう戦いは多くあります」
魔王「自分たちの戦いが己の種族の平和に繋がらないということを察した魔王や勇者たちは、自分たちなりの物語を作っています」
魔王「そしてその結果は、時折悲惨で、そして時折報われる物語である場合もあります」
魔王「ですが、魔王と勇者の戦いから何かを得られるとしたら……」
魔王「それはただひとつ、お互いの命だけでしょう」
魔王「実際、そういう戦いは多くあります」
魔王「自分たちの戦いが己の種族の平和に繋がらないということを察した魔王や勇者たちは、自分たちなりの物語を作っています」
魔王「そしてその結果は、時折悲惨で、そして時折報われる物語である場合もあります」
魔王「ですが、魔王と勇者の戦いから何かを得られるとしたら……」
魔王「それはただひとつ、お互いの命だけでしょう」
勇者「お互いの命?」
魔王「どっちかが勝つことで、相手の命を好きにできる権利を得る」
魔王「多くの場合、そうなると私は見ています」
勇者「殺すって意味じゃなくて?」
魔王「殺すも良し。時折は慰み者にしたり、ある場合は人生の伴侶にしたり、と」
魔王「様々な形の終わりがありましたね」
魔王「どっちかが勝つことで、相手の命を好きにできる権利を得る」
魔王「多くの場合、そうなると私は見ています」
勇者「殺すって意味じゃなくて?」
魔王「殺すも良し。時折は慰み者にしたり、ある場合は人生の伴侶にしたり、と」
魔王「様々な形の終わりがありましたね」
勇者「…お前はここにあるものを全部読んでいるのか?」
魔王「はい」
魔王「何千、何万も続く魔王と勇者の物語たち」
魔王「この中に居る本たちの内容は、全てこの中に居ます」
勇者「……」
魔王「でも、私にその終わり方を決めろと言われたら」
魔王「私は自分自身が救われる物語を選びます」
勇者「己が救われる?」
魔王「…あなたにはそれができるでしょうか」
魔王「私を…魔王を救うことが」
魔王「はい」
魔王「何千、何万も続く魔王と勇者の物語たち」
魔王「この中に居る本たちの内容は、全てこの中に居ます」
勇者「……」
魔王「でも、私にその終わり方を決めろと言われたら」
魔王「私は自分自身が救われる物語を選びます」
勇者「己が救われる?」
魔王「…あなたにはそれができるでしょうか」
魔王「私を…魔王を救うことが」
勇者「…何が惜しくて俺が魔王を救うことなんてしなければならないんだ」
魔王「あなたが私に勝つこと。それこそ私には一番の救いです」
勇者「何?」
魔王「私があなたに負けて、魔王が勇者に降れば、私は魔王ではなくなるでしょう」
魔王「それこそ、本当に私が望むこと」
魔王「私は人間のことが好きなのです」
魔王「あなたが言ったとおりに、魔王は人間にとって恐怖と憎悪の対象」
魔王「私はそれが嫌で仕方がないのです」
魔王「あなたが私に勝つこと。それこそ私には一番の救いです」
勇者「何?」
魔王「私があなたに負けて、魔王が勇者に降れば、私は魔王ではなくなるでしょう」
魔王「それこそ、本当に私が望むこと」
魔王「私は人間のことが好きなのです」
魔王「あなたが言ったとおりに、魔王は人間にとって恐怖と憎悪の対象」
魔王「私はそれが嫌で仕方がないのです」
魔王「だから、あなたが私のことを魔王でないようにさえしてくれれば」
魔王「あとはあなたの好きにすれば良いわけです」
魔王「私を殺しても良し。肉奴隷にしても良し。何ならお嫁にしても良し」
魔王「それが、勇者に救われるという、私の終わり方です」
魔王「あとはあなたの好きにすれば良いわけです」
魔王「私を殺しても良し。肉奴隷にしても良し。何ならお嫁にしても良し」
魔王「それが、勇者に救われるという、私の終わり方です」
勇者「お前はそれで良いのか?」
勇者「自分が死んでも良くて、どうなっても良いから、俺に勝って欲しいと」
勇者「それが魔王の言う言葉なのか?」
魔王「言ったじゃないですか」
魔王「本当なら私だって、魔王なんてなりたくなかった」
魔王「でも、なってしまった以上、自分の意志ではその座から逃げることは出来ないのです」
魔王「もしかしたら、今この世界で一番勇者の助けを求めているのは、魔王である私なのかもしれませんね」
勇者「自分が死んでも良くて、どうなっても良いから、俺に勝って欲しいと」
勇者「それが魔王の言う言葉なのか?」
魔王「言ったじゃないですか」
魔王「本当なら私だって、魔王なんてなりたくなかった」
魔王「でも、なってしまった以上、自分の意志ではその座から逃げることは出来ないのです」
魔王「もしかしたら、今この世界で一番勇者の助けを求めているのは、魔王である私なのかもしれませんね」
魔王「でも、今まで多くの勇者が居たものの」
魔王「私を救ってくれた勇者は未だにいませんでした」
勇者「そして全部お前が殺したんだろ」
魔王「……結果的には、そうなってしまいますね」
魔王「でも、それが私がこれ以上嫌われる理由にはならないのですから」
勇者「……」
魔王「如何ですか?」
魔王「明日、私を倒すつもりになったでしょうか」
魔王「私を救ってくれた勇者は未だにいませんでした」
勇者「そして全部お前が殺したんだろ」
魔王「……結果的には、そうなってしまいますね」
魔王「でも、それが私がこれ以上嫌われる理由にはならないのですから」
勇者「……」
魔王「如何ですか?」
魔王「明日、私を倒すつもりになったでしょうか」
勇者「分かった」
勇者「明日お前を倒す」
勇者「でも、別にお前を救うためじゃない」
勇者「そもそも目的がどうであれ、勇者の俺は魔王のお前を倒さなければならないんだ」
勇者「何も変わることはない」
魔王「……そうでも、ありません」
勇者「どういうことだ」
魔王「……眠くなってきました」
魔王「私はこれで失礼します」
魔王「明日の朝、決着をつけましょう」
魔王「お休みなさい、勇者」
勇者「明日お前を倒す」
勇者「でも、別にお前を救うためじゃない」
勇者「そもそも目的がどうであれ、勇者の俺は魔王のお前を倒さなければならないんだ」
勇者「何も変わることはない」
魔王「……そうでも、ありません」
勇者「どういうことだ」
魔王「……眠くなってきました」
魔王「私はこれで失礼します」
魔王「明日の朝、決着をつけましょう」
魔王「お休みなさい、勇者」
次の日、魔王城の玉座の前
戦士「魔王!」
僧侶「昨日は良くしていただきありがたく思いますが」
盗賊「それはそれ、これはこれよね」
勇者「人々のために、お前には死んでもらう!」
魔王「…いいでしょう」
魔王「私は、魔王として全力であなたたちを相手します」
魔王「ですが、その前に……」
魔王「そろそろ昨夜夕飯に入れたものが効いてくる頃合いです」
戦士「魔王!」
僧侶「昨日は良くしていただきありがたく思いますが」
盗賊「それはそれ、これはこれよね」
勇者「人々のために、お前には死んでもらう!」
魔王「…いいでしょう」
魔王「私は、魔王として全力であなたたちを相手します」
魔王「ですが、その前に……」
魔王「そろそろ昨夜夕飯に入れたものが効いてくる頃合いです」
戦士「なっ!」
魔王「ふふっ、まさかこうも易易引っかかったももらえるとは思いませんでした」
戦士「貴様、何をしたんだ!」
僧侶「!!」
勇者「僧侶、どうした」
僧侶「か、体が、なんか……うっ」
魔王「痛いのは最初だけです。。でも、直ぐ楽になるでしょう」
盗賊「うっ、これは……やばいわね」
戦士「っ、魔王てめぇー!!」
魔王「おっと」
戦士「くっ!強い」
魔王「そして、あなたもそろそろ薬効が回って来ましたね?」
戦士「!!くっ」
勇者「魔王……何をした」ハァ…ハァ……
魔王「…ふふっ」
魔王「ふふっ、まさかこうも易易引っかかったももらえるとは思いませんでした」
戦士「貴様、何をしたんだ!」
僧侶「!!」
勇者「僧侶、どうした」
僧侶「か、体が、なんか……うっ」
魔王「痛いのは最初だけです。。でも、直ぐ楽になるでしょう」
盗賊「うっ、これは……やばいわね」
戦士「っ、魔王てめぇー!!」
魔王「おっと」
戦士「くっ!強い」
魔王「そして、あなたもそろそろ薬効が回って来ましたね?」
戦士「!!くっ」
勇者「魔王……何をした」ハァ…ハァ……
魔王「…ふふっ」
僧侶のLvが99になりました。能力値が倍になりました。
盗賊のLvが99になりました。能力値が倍になりました。
戦士のLvが99になりました。能力値が倍になりました。
勇者のLvが99になりました。能力値が倍になりました。
四人「!!!」
魔王「……これで良いでしょう」
盗賊のLvが99になりました。能力値が倍になりました。
戦士のLvが99になりました。能力値が倍になりました。
勇者のLvが99になりました。能力値が倍になりました。
四人「!!!」
魔王「……これで良いでしょう」
勇者「これは……」
戦士「おい、どういうことだ!」
魔王「見ての通りです」
魔王「効果は遅く出ますが、きっちり効果が出る薬を調合させて頂きました」
魔王「これであなたたちは全力、いえそれ以上の力で私と戦えます」
僧侶「どういうつもりですか?」
勇者「魔王…まさか」
戦士「おい、どういうことだ!」
魔王「見ての通りです」
魔王「効果は遅く出ますが、きっちり効果が出る薬を調合させて頂きました」
魔王「これであなたたちは全力、いえそれ以上の力で私と戦えます」
僧侶「どういうつもりですか?」
勇者「魔王…まさか」
勇者「これがお前の望みなのか」
勇者「これがお前が自分を救う方法だというのか?」
魔王「……あなたにはわかりません」
魔王「魔王というものがどれ程辛いものか」
魔王「そして、あなたたちと私の力の差がどれほどのものなのか」
魔王「今までの倍の力を得たら、あなたたちが楽勝に私に勝てるとでも思うのですか?」メラ
盗賊「キャーッ!」
戦士「盗賊!?」
魔王「…全力でかかってきてください」
魔王「人々を、そして私を救って見せなさい、勇者」
勇者「これがお前が自分を救う方法だというのか?」
魔王「……あなたにはわかりません」
魔王「魔王というものがどれ程辛いものか」
魔王「そして、あなたたちと私の力の差がどれほどのものなのか」
魔王「今までの倍の力を得たら、あなたたちが楽勝に私に勝てるとでも思うのですか?」メラ
盗賊「キャーッ!」
戦士「盗賊!?」
魔王「…全力でかかってきてください」
魔王「人々を、そして私を救って見せなさい、勇者」
それから、どれだけ長く戦ったのだろうか。
勇者「…はぁ……はぁ…」
勇者「おい、僧侶、回復を…!」
勇者「…僧侶!」
僧侶「」
勇者「戦士!盗賊!」
戦士「」
盗賊「」
皆……倒されてしまった。
勇者「…俺だけか」
魔王「そのようですね……」
そして、目の前には、悲しそうな目で俺を見つめる魔王の姿が居た。
勇者「…はぁ……はぁ…」
勇者「おい、僧侶、回復を…!」
勇者「…僧侶!」
僧侶「」
勇者「戦士!盗賊!」
戦士「」
盗賊「」
皆……倒されてしまった。
勇者「…俺だけか」
魔王「そのようですね……」
そして、目の前には、悲しそうな目で俺を見つめる魔王の姿が居た。
魔力があふれている今の私のメラゾーマが押し負ける!?同じメラゾーマなのに!?
→それはメラゾーマではありません。メラです。
が擬音のせいで浮かんでしまったww
→それはメラゾーマではありません。メラです。
が擬音のせいで浮かんでしまったww
勇者「…まだだ…まだ、やれる!」
魔王「……」キカナイ
勇者「…何故だ」
魔王「…私が強すぎるからです」
魔王「いくらいつもの倍以上の力が出せたとしても、あなたたちは私に負けた」
魔王「あなたたちと私じゃそれ程の差があったのです」
勇者「そんな……」
勇者「こんなのだったら…」
勇者「何故俺にあんなことを言った!」
勇者「何のためにあんな耳を煩わせること言った」
勇者「何のために俺たちを全力に戦わせた!」
魔王「……」キカナイ
勇者「…何故だ」
魔王「…私が強すぎるからです」
魔王「いくらいつもの倍以上の力が出せたとしても、あなたたちは私に負けた」
魔王「あなたたちと私じゃそれ程の差があったのです」
勇者「そんな……」
勇者「こんなのだったら…」
勇者「何故俺にあんなことを言った!」
勇者「何のためにあんな耳を煩わせること言った」
勇者「何のために俺たちを全力に戦わせた!」
魔王「……私にはこうすることしか出来ませんでした」
勇者「なら何のために俺にあんなこと言ったんだ!」
魔王「あなたにわかって欲しかったのです」
魔王「確かにこの結果は、私たちが交わった話はこの結果を変えることは出来ませんでした」
魔王「でも、それでもわかって欲しかったのです」
魔王「私のこの苦しみを」
魔王「何度勇者たちを戦っても」
魔王「あなたたちは一度も私と戦いたくないとは言ってくれなかったじゃないですか」
勇者「なら何のために俺にあんなこと言ったんだ!」
魔王「あなたにわかって欲しかったのです」
魔王「確かにこの結果は、私たちが交わった話はこの結果を変えることは出来ませんでした」
魔王「でも、それでもわかって欲しかったのです」
魔王「私のこの苦しみを」
魔王「何度勇者たちを戦っても」
魔王「あなたたちは一度も私と戦いたくないとは言ってくれなかったじゃないですか」
×魔王「何度勇者たちを戦っても」
○魔王「何度勇者たちと戦っても」
○魔王「何度勇者たちと戦っても」
魔王「それでも期待していたんです」
魔王「いつかは私を救ってくれる勇者が現れてくれるって」
魔王「私にを倒してくれる勇者が現れるって」
魔王「そう待ち続けたのです」
魔王「でも、いつもあなたたちは弱かった」
勇者「……」
魔王「いつかは私を救ってくれる勇者が現れてくれるって」
魔王「私にを倒してくれる勇者が現れるって」
魔王「そう待ち続けたのです」
魔王「でも、いつもあなたたちは弱かった」
勇者「……」
>>136 眠くなってきたから誤字が増えてる、ごめん
魔王「……さあ、あなたで最後です」
魔王「あなたが死んだら、また新しい勇者が来るでしょう」
魔王「それまで…私はまた待たなければなりません」
魔王「人々の罵倒と憎悪の言葉を受けながら」
魔王「人々の敵、魔王として…」
魔王「私にはまた悪夢のような日々が待っています」
魔王「でも、まだ諦めてはいません」
魔王「いつか私を救ってくれる勇者が現れると思います」
魔王「あなたが死んだら、また新しい勇者が来るでしょう」
魔王「それまで…私はまた待たなければなりません」
魔王「人々の罵倒と憎悪の言葉を受けながら」
魔王「人々の敵、魔王として…」
魔王「私にはまた悪夢のような日々が待っています」
魔王「でも、まだ諦めてはいません」
魔王「いつか私を救ってくれる勇者が現れると思います」
勇者「そうやって待ち続けるのか」
勇者「ただお前を倒してくれる勇者を…」
勇者「一人で」
魔王「………」
勇者「…悪かったな、助けてやれなくて」
魔王「結構です。あなたが謝る理由なんてありません」
勇者「暇つぶしの相手になってやろう」
勇者「ただお前を倒してくれる勇者を…」
勇者「一人で」
魔王「………」
勇者「…悪かったな、助けてやれなくて」
魔王「結構です。あなたが謝る理由なんてありません」
勇者「暇つぶしの相手になってやろう」
ぶっちゃけお前ら戦いで勝ったら好きにしてよくて、
戦わないでお友達ならって言われたらどうするよ
戦わないでお友達ならって言われたらどうするよ
勇者「次の勇者が現れるまで」
勇者「いや、そもそも次に現れる勇者がお前の相手になれるやつかどうかも怪しい」
勇者「お前に一々虚妄な期待を抱かせるぐらいなら」
勇者「俺の手で試してやる」
魔王「……本当ですか?」
魔王「このまま死なないで私の側に、居てくれるのですか?」
勇者「…俺はお前に倒されたんだ」
勇者「俺を殺すも良し。食っても良し。奴隷にしても良し」
勇者「お前の自由にすれば良い」
魔王「…後悔、しませんか」
勇者「俺が後悔すべき所があるとしたら」
勇者「この城に乗り込む前にお前に勝てるほどの力を溜めて来なかったことだけだ」
勇者「いや、そもそも次に現れる勇者がお前の相手になれるやつかどうかも怪しい」
勇者「お前に一々虚妄な期待を抱かせるぐらいなら」
勇者「俺の手で試してやる」
魔王「……本当ですか?」
魔王「このまま死なないで私の側に、居てくれるのですか?」
勇者「…俺はお前に倒されたんだ」
勇者「俺を殺すも良し。食っても良し。奴隷にしても良し」
勇者「お前の自由にすれば良い」
魔王「…後悔、しませんか」
勇者「俺が後悔すべき所があるとしたら」
勇者「この城に乗り込む前にお前に勝てるほどの力を溜めて来なかったことだけだ」
基本的にこの人のSSってハッピー成分少ないよね
あと、日本語についてはあまり突っ込んでやるな
支援
あと、日本語についてはあまり突っ込んでやるな
支援
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