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元スレ勇者「しょじょっていう持ち物を売れば儲かるらしい!」
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・・・
船員A「おおおうめぇええ!!」
船員B「新入りちゃんの刻んだたまねぎうめえええ!!」
料理長「それは俺が刻んだ」
船員C「うめぇええ新入りちゃんのさばいた魚うめぇえええ!!」
料理長「俺のよりか?」
船員D「うんめえええ」
料理長「ば、バカなそんなはず・・・うめえええ!!」
勇者「・・・・アハハ」
副船長「静かに食べなさいよぅ!! ほんと下品なんだから」
海賊「・・・!」ガタッ
船員A「どうした船長! おかわりか!?」
海賊「この人参を刻んだのはお前か・・・・・・?」
勇者「ひっ・・・ぃ!」
>>152
だれうま
だれうま
料理長「・・・」
海賊「お前かと聞いているんだ、この俺が」
勇者「ぁ、ぁ・・・わ、私です・・・ぁの・・・」
海賊「そうか・・・」スッ
勇者「・・・?」
海賊「聞いただけだ」ムシャリ
勇者「は、はぁ・・・・?」
船員A「・・・わぁびっくりしたなぁ。頭ぁ、新入りちゃん怯えちまってますぜ」
料理長「おいおいどうした新人いびりか?」
海賊「・・・・」
海賊(昨晩の恨みだ・・・)
副船長(小さい漢・・・)
>>155
どんな勇者も最初はlv1なんだよ
どんな勇者も最初はlv1なんだよ
昼
勇者「はぁ・・・疲れた」クテッ
副船長「大丈夫? 日中は日差しが強いから外で働くならちゃんと帽子かぶりなさい」
勇者「はい。洗濯物ほしおわりましたぁ」
副船長「あらそう」
船員A「み、みろよこれ・・・ハァハァ」
船員B「純白だぜぇ・・・くぅ~~」
船員C「触っていいのか? いや汚したら怒られるなせっかく洗濯したんだもんな」
船員A「俺らのきったねぇ下着の横にこんな可愛いのが干されてるなんて幸せだゼェ・・・」
勇者「・・・・」
海賊「だから中で干せっていったじゃねぇか」
勇者「別に気にしませんし」
勇者「外で干さなきゃ乾きませんし・・・」
船員A「なぁちょっとだけ触ってみねぇか?」
船員B「どんな生地だ? おお?」
船員C「やっべー気になって仕事なんねぇよ」
副船長「あらあたしの新しい下着になにか御用?」
船員A「さぁ仕事だ」
船員B「昼飯までに掃除おわらすか」
船員C「あーひさしぶりに心の底から気分悪くなった」
副船長「なによ失礼ね」
副船長「ま、これで大丈夫でしょ。履いてるところさえ見られなきゃ」
勇者「は、はいありがとうございます」
海賊「あんなちっこいのがお前の尻にハマるものか」
副船長「なによ!!!!! あんたもいつまでも白い布切れ一枚じろじろ見てんじゃないわよ!!!」
海賊「俺がいつジロジロみてたよ!!」
勇者「そうですよ! それに私気にしませんって! ・・・たぶん」
VIP保守間隔
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 40分以内
04:00-09:00 80分以内
09:00-17:00 40分以内
17:00-19:00 20分以内
19:00-00:00 15分以内
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 40分以内
04:00-09:00 80分以内
09:00-17:00 40分以内
17:00-19:00 20分以内
19:00-00:00 15分以内
・・・
海賊「さて、昼のミーティングだ」
勇者「みーてぃんぐってなんですか?」
副船長「次の航海予定の確認と打ち合せよ」
海賊「食べながらでいい。聞け」
船員A「なんですか? ミーティングなら先日いやっちゅうほど」
海賊「こっちの大地図を見てくれ」
海賊「俺たちいまむかってる海域はここ。わかるよな」
船員A「へい! お宝島めざして一直線です」
海賊「そう、その島に行く前に一度、ここの国に寄港しようかとおもう」ツンツン
船員A「えっ、どうしてですかい」
副船長(あなた・・・)
海賊「・・・まぁ、なんだ。女子も増えたということで生活必需品も少し買い足さなければならないからな」
船員A「なぁんだそんなことですか」
船員B「てっきりまた魔物狩りでもすんのかと」
勇者「!!(魔物狩り!?!?)」
船員C「おいおい新入りちゃんがびっくりしてんじゃねぇか大丈夫か?」
勇者「は、はい」
海賊「魔物はそうだな・・・いたらついでに潰しておこう」
船員A「へい」
勇者(魔物を狩るんだ・・・)
海賊「怖気付いたか?」
勇者「いいえ! 戦います!」
船員C「おいおい新入りちゃんそんな細腕じゃ危ないぜ」
船員D「俺たちが守りますよ」
勇者「私だって戦えます! だって私は!」
海賊「あ、おい」
勇者「あー・・・えっと、元剣士ですから!」
船員A「へー」
勇者「!!(魔物狩り!?!?)」
船員C「おいおい新入りちゃんがびっくりしてんじゃねぇか大丈夫か?」
勇者「は、はい」
海賊「魔物はそうだな・・・いたらついでに潰しておこう」
船員A「へい」
勇者(魔物を狩るんだ・・・)
海賊「怖気付いたか?」
勇者「いいえ! 戦います!」
船員C「おいおい新入りちゃんそんな細腕じゃ危ないぜ」
船員D「俺たちが守りますよ」
勇者「私だって戦えます! だって私は!」
海賊「あ、おい」
勇者「あー・・・えっと、元剣士ですから!」
船員A「へー」
海賊「そう、こいつは戦力にもなる。だから大金はたいて買ったんだ」
船員A「というのは建前で~?」
海賊「うるさい! 本音だ」
勇者「私強いんですよ!」
船員A「う・・・うん・・・わー強そう」
勇者「・・・・」ムスッ
海賊「そうだな・・・力試しにちょうどいい相手がおでましだ」
【クラーケンが現れた】
勇者「うわっ!!」
海賊「海ではまぁまぁ強い化物だが・・・やれそうか?」
船員A「クラーケンを狩れたら副船長レベルですぜ!!」
勇者「やれます!」
副船長「みせてもらうわね!」
勇者「い、いくぞー!」
船員C「がんばれよー」
勇者「ぃ、いくぞー!!!」
海賊「・・・早く行け」
勇者「でも船長、届きません」
クラーケン「wwwwww」シュルルッ
勇者「うあっ!」
副船長「あっ、捕まってるわぁ・・・んもぅ、ドン臭い子ねぇ」
クラーケン「wwwww」ネチョネチョ
勇者「きゃあああっ!! なにこれー!!!」
海賊「・・・・」
勇者「せんちょおー! 眉間おさえてないで助けてくださいいぃぃいい!!」
海賊「なぁ俺はどうしたらいい」
副船長「あたしが行くぅ?」
勇者「いやーーーきもちわるいっ!!いやーーー!」
クラーケン「wwwww」チュルルル
勇者「ひゃああっ!! いやああ!!!」
船員A「めちゃくちゃ叫んでますけど・・・」
海賊「・・・・」
船員B「おおおそこだっ! そこをめくってくれぇえ!!」
船員C「もうちょい下! もうちょい下をヌルって!!」
勇者「いやー! いやー! ぎゃー!! うえええー」
勇者「じゅるじゅる気持ち悪いよぉ!!!! やだー!!」
チュルッ にゅるっ じゅるる・・・
海賊「仕方がない。俺が一気に片を」
勇者「もうっ・・・・いい加減にしてよーーー!!!!」ピシャッ
【勇者は体から巨大ないかづちを解き放った】
海賊「!!」
船員A「うおっ、まぶしっ」
副船長「ちょっとなんなのよコレ!」
勇者「あぅう・・・また出ちゃった・・・」
クラーケン「 」
海賊「・・・やはり、そうなのか・・・」
勇者「うぅ・・・船長さんたち大丈夫でした?」
海賊「腰を抜かした奴はいるが大丈夫だ」
副船長「あなた・・・いまのは何!?」
勇者「イライラやもやもやがたまると時々こうなっちゃうんです・・・」
勇者「魔力はすっからかんになっちゃうんですけどね」
副船長「!」
料理長「なるほど・・・そりゃとんでもない爆弾を」
船長「全くだな・・・」
>>179
おまおれ
おまおれ
勇者「イカの方、ごめんなさい」
クラーケン「 」
船員A「すげぇ・・・! すげぇよ下っ端ちゃん! いや、姉御!」
勇者「姉御!?」
船員B「みたか今の! あんな魔法つかえるの大魔導師か勇者か賢者くらいだぜ」
船員C「あんた一体なにもんなんだ」
勇者「・・・・む、村娘です。あ、剣士の」
船員A「あのバカでかいイカが一撃でまるこげだぜ! こんなのみたことねぇ」
海賊「・・・・・・」
勇者「・・・・船長、あの、倒しましたけど・・・」
海賊「そうだな・・・・よくやった。お前の実力はわかった」
勇者「実力っていうか・・・その・・・体質っていうか」
海賊「あぁ・・・・もどって休め」
勇者「え・・・ぁじゃあそうさせてもらいます。思ったよりこれ体力も魔力も・・・」
海賊「そうだろうな」
副船長(ちょっと、船長)ツンツン
海賊「わかっている。あとで部屋にこい。料理長もだ」
料理長「うい」
船員A「この三人が集まるってことは・・・」
船員B「特別会議だ・・・」
船員C「ということは新入りちゃん・・・も、もしかして一気に昇格ですかい!?」
海賊「さぁな。片付けがおわったら通常航海にもどせ。なお進路はさっき言った街とする」
船員A「了解!」
船員B「イカもう食えそうだな」
船員C「食おうぜ」
船員A「じゃあ俺吸盤な」
船員B「えっ俺もほしい」
部屋
勇者「zzzz・・・」
副船長「あたし、まさかとは思ったのよ」
料理長「俺は気づかなかったが。いまので確信したし、お前の行動に徳信もいった」
海賊「・・・・」
副船長「生きていたのね」
海賊「まぁもはや間違いはない」
料理長「おかしな事考えてやいないだろうな」
海賊「おかしな事だと・・・バカを言え」
副船長「ちょっと! あなたの口からはっきり言いなさいよ! あたしまだ納得はいってないんだから」
海賊「昨日一緒に風呂に入った時、背中のなつかしいアザを見た。もう、15年ほど前になる」
勇者「zzzz」
海賊「こいつは、俺たちの姫の娘だ」
副船長「姫・・・! いやっ、うそでしょ・・」
料理長「嘘もなにも、姫様と体質までそっくりだ」
副船長「放電現象・・・懐かしいわ。あんたよく黒焦げにされてたわよね」
副船長「姫の自慢の騎士様」
海賊「・・・昔話だ。俺たちはもう騎士団ではなく、ただの海賊、そうだろう?」
副船長「でもあんた未練たらったらよ」
料理長「女を買ったと聞いたときは、ついに吹っ切れたのかと思ったが」
海賊「・・・」
料理長「めぐり合わせかもしれないな」
料理長「そうかそうか」
海賊「目元が・・・よく似ている」
海賊「競売で顔を見た時、もしやと思った」
勇者「zzzz」
海賊「でも、なかなか信じることなんて」
副船長「無理しなくていいのよ。この娘はこの娘だわ」
勇者「んー・・・なに・・・? どうしました?」ムクリ
副船長「起きて平気なのか?」
勇者「平気って?」
副船長「姫は記憶では丸一日寝こんでいたからな」
海賊「おいよせ」
副船長「教えてやらないのか?」
勇者「なにをですか?」
副船長「幼いころの記憶ってある?」
勇者「えっと・・・あんまり・・・」
勇者「気づいたら・・・北の国の王様の元で働いていました」
海賊「北の国・・・そう言ってたな」
料理長「母上の記憶は!?」ガタッ
勇者「えっ、え? あ・・・ないですけど」
勇者「・・・なんだか、たくましい腕によく抱かれたことは覚えてます」
海賊「そうか・・・・」
勇者「母のこと、しってるんですか・・・?」
副船長「よく、よく知ってるわ・・・」ジワッ
副船長「あの人・・・すっごく優しくてね・・・いつもいつも私たちのこと気遣って」
勇者「えっと・・・海賊の船員たちがどうして母のことを」
海賊「感傷に浸るのはよせ」
副船長「教えてあげてもいいじゃないケチ!」
料理長「じゃああとはお前のほうから頼むぞ」
副船長「あら、どこいくの?」
料理長「夕飯はごちそうだな。仕込みをしてくる」
海賊「お、おい」
料理長「母上の記憶は!?」ガタッ
勇者「えっ、え? あ・・・ないですけど」
勇者「・・・なんだか、たくましい腕によく抱かれたことは覚えてます」
海賊「そうか・・・・」
勇者「母のこと、しってるんですか・・・?」
副船長「よく、よく知ってるわ・・・」ジワッ
副船長「あの人・・・すっごく優しくてね・・・いつもいつも私たちのこと気遣って」
勇者「えっと・・・海賊の船員たちがどうして母のことを」
海賊「感傷に浸るのはよせ」
副船長「教えてあげてもいいじゃないケチ!」
料理長「じゃああとはお前のほうから頼むぞ」
副船長「あら、どこいくの?」
料理長「夕飯はごちそうだな。仕込みをしてくる」
海賊「お、おい」
副船長「あたしも、仕事もどらなきゃ」
海賊「誰にも言うなよ」
副船長「そんなの当然でしょ」
海賊「あぁ」
バタン
勇者「・・・・? あの、それで母のキャッ!」
ギュウウウッ
海賊「・・・・」
勇者「せ、せせ、船長!? 船長ぉ!?」
勇者「船長ぉー・・・どうしたんですか苦しいですよ」パシパシ
海賊「国は魔物の手によって滅んだが・・・王家の血は生きていた・・・」
海賊「それだけで・・・俺は、俺はまだ戦える」
勇者「船長・・・泣いてるの・・・?」
海賊「バカやろう! 海の漢がなくわけねぇだろ。潮風が・・・目に・・」
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