私的良スレ書庫
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元スレ鳴「ちゃんとセーブしてたんだね」
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小椋『って、特に目的があるわけじゃないの』
小椋『家にいるのが嫌だったというか……』
恒一『どうして?』
小椋『それは……まあ、気にしないでよ』
恒一『あぁ……なんか、ごめん』
なにか事情があるのだろう。
小椋『ううん。だから今は……散歩かな?』
恒一『そっか。じつはぼくも散歩中なんだ』
恒一『よかったら一緒にどうかな?』
小椋『いいの!?』
恒一『う、うん。退屈だったし……』
小椋『わ、私もちょうど退屈だったし、いいよ?』
恒一『あはは。ありがとう』
小椋と夜見山市内を歩き回った。
…………。
~自宅~
Pipipipi…
陽介『おう恒一か。暑いぞインドは』
恒一『他にいうことないの?』
陽介『そんなこといわれても、暑いものは暑い』
恒一『…もういいや。早く教えて』
陽介『はいはい』
好感度
見崎鳴 9/10
赤沢泉美 8/10
綾野彩 7/10
多々良恵 6/10
小椋由美 6/10
恒一『うん。ありがとう、お父さん』
明日からまた学校だ。
――――――
Pipipipi…
陽介『おう恒一か。暑いぞインドは』
恒一『他にいうことないの?』
陽介『そんなこといわれても、暑いものは暑い』
恒一『…もういいや。早く教えて』
陽介『はいはい』
好感度
見崎鳴 9/10
赤沢泉美 8/10
綾野彩 7/10
多々良恵 6/10
小椋由美 6/10
恒一『うん。ありがとう、お父さん』
明日からまた学校だ。
――――――
赤沢「また増えた…」
恒一「小椋さんで最後かな?」
勅使河原「だろうな。全部埋まったみたいだし」
望月「次の日から学校だね」
鳴「私を最優先で」
赤沢「勝手なこと言わない!」
――――――
―翌日―
夏休みまでもう少しだ。
みんなとは仲良くなれているような気がするけど、実際はどうなのだろう?
少し不安を抱えつつ登校した。
~昼休み~
誰と過ごそう?
1、鳴
2、赤沢
3、小椋
>>61
恒一『小椋さんって、どういう人が好みなの?』
小椋『――は?』
恒一『あんまりそういう話をしたことがなかったからね。ちょっと気になって…』
小椋『す、好きな人ってこと?』
恒一『好きな人って言うか、理想の人、かな?』
小椋『そ、そう……。そうねぇ……』チラッ
恒一『?』
小椋『え、ええっと、まずは――』
小椋『やさしい人』
小椋『あと、都会の人ってのもあこがれるかな…』
恒一『へえぇ?』
小椋『それで、あまり空気読まずにいろいろ質問してきたり』
小椋『責任感が強かったりするところも……好きだよ』
恒一『えっ』
小椋『ああっ――そうじゃなくて!』
小椋『ん…んん』コホンッ
小椋『とにかく、そんな人』
恒一『その幻想をぶち殺す!』
小椋『えっ』ビクッ
恒一『小椋さん、そんな人やめておきなよ』
小椋『ど、どうしてそんな言うの?』
恒一『そんな人いないよ』
小椋『はあ? 結構いると思うけど?』
恒一『いないよ!』
小椋『いるもん!』
恒一『たとえば?』
小椋『さ――』
恒一『さ?』
小椋『~~~っ、もういい!』
機嫌を損ねてしまったようだ…。
演劇部の見学に来た。
恒一『へえ、こんなに本格的な道具があるんだ』
赤沢『すごいでしょ?』
普段は目にすることのない衣装や道具がそこら中にある。
小椋『榊原くん?』
綾野『あれぇ? どうしてこういっちゃんが?』
恒一『あ、小椋さんに綾野さん』
赤沢『ちょっとね。私が見学してみないかって誘ったの』
綾野『おお、じゃあこのまま入部?』
恒一『いや、流石にそれは。もう三年生だし…』
赤沢『そんなの気にしなくていいわよ』
小椋『そうだよ』
恒一『ううん。やっぱりここを乱すようなことはしたくないから、遠慮しておくよ』
赤沢『そう。ま、期待はしてなかったけど』
綾野『えー』
赤沢『じゃあ今日は飽きるまで見学していってね』
恒一『うん、そうさせてもらうよ』
練習が終わるまで演劇部の見学をした。
~下校~
恒一『すごいね三人とも。まるで別人だったよ』
赤沢『別の人物にならなきゃいけないからね。あれくらいは当然』
小椋『でも、今日の泉美はちょっとやりすぎだったよ』
綾野『こういっちゃんの前だからはりきっちゃったかな?』
赤沢『そ、そんなわけないっ。いつも通りだった』
綾野『そうですか』ニヤニヤ
赤沢『そうよ』
恒一『あはは…。――そういえば、綾野さん、前にそんなこと言ってたね』
綾野『え? ……ああ、あの時か。そうだったね』
赤沢『?』
小椋『?』
綾野『そうだ。ずっと言わなきゃ、って思ってたんだけど……今、言っておくね』
綾野が回り込んできた。
綾野『こういっちゃん、あの時、助けてくれてありがとう』
綾野からお礼を言われた。
ガラスが倒れてきたときのことだろう。
恒一『ううん。綾野さんが無事でよかったよ』
綾野『こういっちゃん……』
綾野『えへへ。――ありがとっ』
赤沢『……』
小椋『……』
そのまま4人で下校した。
~自宅~
恒一『お父さん、もうこの会話カットでいいよ』
陽介『……』
好感度
見崎鳴 9/10
赤沢泉美 8/10
綾野彩 8/10
多々良恵 6/10
小椋由美 6/10
恒一『ありがとうお父さん』
~教室~
多々良『榊原くんは、どんな女性がタイプなんですか?』
恒一『好きなタイプかぁ』
恒一(って、昨日ぼくが小椋さんにした質問じゃないか…)
……。
教室が静まり返っているような気がする…。
多々良『どんなことでもいいんです。教えてくれませんか?』
恒一『そ、そうだなあ…』
1、少し照れながら微笑む
2、小柄で色の白い子かな
3、強気で胸の大きい子かな
>>94
恒一『小柄で色の白い子かな』
鳴『』ガタッ
多々良『そ、そうですか…』
多々良の表情が翳った気がする。
恒一『うん…』
多々良『そうなんだ…』
少し気まずく昼休みを過ごした。
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