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    元スレキリコ「…IS学園?」

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    101 :

    ■一般人の認識
     
    ガンダム:安室とシャーがたたかう話
    エヴァ:パチンコ
    マクロス:歌う
    ギアス:知らん
    ボトムズ:アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの陣営は互いに軍を形成し、
    もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた。
    その“百年戦争”の末期、ギルガメス軍の一兵士だった主人公「キリコ・キュービィー」は、
    味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。
    作戦中、キリコは「素体」と呼ばれるギルガメス軍最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、
    町から町へ、星から星へと幾多の「戦場」を放浪する。
    その逃走と戦いの中で、陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生に関わる更なる謎の核心に迫っていく。

    102 = 5 :

    >>101
    オイwww

    103 = 76 :

    戦いは飽きたのさ

    104 :

    >>102
    消えろ新参

    105 = 94 :

    さだめとあれば

    106 = 39 :

    心を決める

    107 = 37 :

    そっとしておいてくれ

    108 = 83 :

    明日に

    109 = 1 :

    帰宅。今から投下します

    この学園に来た初日。千冬と尋問のような会話を繰り返した所にATは保管してある

    アレギュウムの赫い霍乱、グルフェーでの戦い、キリコの技術で一騎当千の働きを見せた「バーグラリードッグ」
    ギルガメス軍のスコープドッグをベースに、脚部には不整地走破用のソリ「トランプルリガー」

    軽量化した片手持ちの「ヘビーマシンガン」が二丁。
    右肩には七発入りの「ショルダーミサイルポッド」
    左肩には折り畳み式の「長距離砲ドロッパーズフォールディングガン」の装備を施されたカスタム機

    武装面の方では充実したラインナップと言える装備だった。

    凛として透き通った声が格納庫の静寂を破った。
    初めにこのATを見た千冬に姿がそこにあって、まるで歓迎でもしているかのようにキリコに呟いた

    千冬「学園初の男性入学者…まぁ、IS保持者でない所が一番の異端ではあるがな」

    キリコ「…ここにあるスクラップは使っていいのか?」

    千冬「ああ、好きにすればいい。元より使えなくなり廃棄された物ばかりだからな。」

    110 :

    ああつながる

    111 = 83 :

    ただの装備紹介でむせるわ

    113 = 1 :

    それだけ聞くと千冬から目を離しキリコは作業に取り掛かり始めた。
    武装面は問題ない、この期間内に新たな武装を取り付けるなど不可能だしこれ以上、機体に負荷を掛ける事は出来ない
    だとすれば、取り付けるべき装備は一つ。

    千冬「後は大丈夫そうだな。決闘が故、私はどちら側にも深く干渉はせんよ。」

    それではな、と小さく告げると作業を始めるキリコの傍から千冬は出口へと向かった
    キリコが黙々とスクラップを集める中、出口に着いた千冬が声を出す

    千冬「…何時まで、そこで見ているつもりだ篠ノ之。」

    「っ!あ、いえ……これは…」

    まるで物陰に隠れているような動作で千冬に声を掛けられた箒が姿を見せた。
    流石のキリコも声のする方向を見て、千冬と箒が対面する姿を確認するも、すぐさま元の作業の取り掛かった。

    114 = 95 :

    >>110
    今日ぐらい

    115 = 1 :

    千冬「気になるのか?奴の事が。…まぁ、部屋も同室と聞く、気にならん方がおかしいとは思うが」

    「い、いや!そうでは…ないと思いますが……ただ、同室者が陰で何をしているのか最低限確認しておきたいと思いまして…」

    千冬「行ってやれ。」

    「え?」

    千冬「行ってやれ、と言ったんだ。言い訳は聞かんぞ。何時までもそんな姿を取られると、何故だか妙にむず痒くなる」

    「……」ダダダッ

    116 = 1 :

    「はっ…はっ……お、おい!」

    キリコ「……」ガチャガチャ

    「その…部屋で言った事は私の方も言い過ぎだったと思う」
     「お前が決闘の時、無様に負ける姿を見るのは…お、同じ部屋の者として勘弁ならん」
     「…良ければ、私で良ければ、教えてやるし何か手伝ってやる」

    キリコ「……」

    「…迷惑なら、もうお前に干渉などしないが―――」

    キリコ「助かる」

    「あっ…ほ、本当か!?」パァァ

    キリコ「その部品を取ってくれ」

    「あ、ああ!任せろ!」


    ――――――――――

    ――――――

    ―――

    117 = 1 :

    それから数日が流れ

    ―――決闘・月曜日―――――

    格納庫に佇むA“バーグラリードッグ・ターボカスタム”に仕上がったキリコの新たな機体に箒は呟く

    「この機体じゃここまでぐらいしか機動力は上げられない」
     「最初はISで無いと聞いて驚いたが…運良く、ISの運動機能を向上させる装置を取り付けれた」
     「恐らく、今まで以上に抜群の機動力が出せるが操縦性が少し犠牲になっている」

    キリコ「十分だ」

    「ぁ…そ、そうか…なら別に構わないんだがな…」

    傍らでもじもじしている箒を余所にキリコは思った
    再びAT(これ)に乗って戦う日が来たのかと……
    既に会場は観客で賑わい、箒の横には千冬の姿が在った。

    千冬「準備しろキリコ、そろそろ開幕だ」

    千冬の言葉に促される様に頭部のハッチを開け乗り込んでいく
    以前、ウドの町で行われたバトリングの香りを思い出しながら順調にATを作動させていく。
    そして今、沈黙を破り鉄の装甲騎兵が産声を上げ、起動した

    118 = 70 :

    むせる

    119 = 1 :

    セシリア「よくぞ、逃げずに来ましたわね。芯だけは腐っていらっしゃらない様子で。」

    自信満々と言った様子で既に宙へ浮いたセシリアが告げる
    キリコのATが会場へ姿を現した途端、ほぼ全員が驚愕しその騎兵を見るも
    直ぐに受け入れられたのか、再び熱狂の渦へと舞い戻った。

    キリコ「……」

    その言葉に対しても無言なキリコに呆れたようにセシリアが呟く

    セシリア「そう…語る事は何もなくて…残念ですわ。それなら…」

    ディスプレイに映る敵機の詳細。
    ――搭乗者 セシリア・オルコット
    ――敵機  ブルー・ティアーズ
    ―――遠距離特化型の射撃タイプ

    セシリア「お別れですわね!」

    セシリアの放った一発が開幕の合図となった。

    121 = 1 :

    その速度は目を疑うものだった。
    セシリアの持つライフルから発射された蒼の閃光。
    その着弾点に居るキリコを狙い打とうとしたそのものであり、一切の躊躇なく光弾が向かう。
    しかし、開幕と同時に終わるわけにもいかない。
    ATの機動力、スクラップから組み立てたISの補助機能をフル活動させ、高威力のレーザーを避けた

    ――――

    ―――

    キリコ「……」

    二撃…三撃…
    始まって数分と満たないのに高火力のレーザーを連射するブルー・ティアーズ。
    それに比例するようにキリコは防戦一方。まだ武装の面を一度も使っては無かったのだ。

    かくゆうセシリアも、何度も、何度も、空中から狙いを定めて撃つも――当たらない。
    中間的な試合を繰り広げる一方。先にセシリアの我慢が切れた

    123 :

    セシリアボコすリョナ展開クルー?

    124 = 1 :

    セシリア「このブルー・ティアーズによくここまで善戦しましたわね」
         その反応速度と言い、中々のものですわ…」

    キリコは返答することなく、肩のショルダーミサイルを発射した。
    煙を残し、三発発射されたミサイルがセシリアにぶつかる瞬間――

    セシリア「ですが…これで、終わりですわね!」

    キリコ「…!」

    真横から、レーザービームによる攻撃を受けた。
    完全な奇襲。キリコ自身も予想しなかった攻撃がATを襲った。
    見れば、セシリアの周囲に装甲が付き従い、ライフル上の構造を取っていた


    キリコ「あれは……」

    初めて見る武装にキリコは声を漏らした。
    まるで一つ一つが意思を持っているかのように浮遊していた

    先ほどの奇襲もあれの仕業、と見れば間違いないだろう。

    だが、アストラギウスに居た時にはあんな兵器は見た事がなかった。
    これが現最強と謳われる兵器か、などと納得しながら再び攻撃態勢を取った

    125 = 1 :

    セシリア「終わりと…申したはずですけれど!」

    再び、自由自在に動くブルー・ティアーズがキリコを襲う
    二丁ヘビーマシンガンで追撃するキリコであるが、状況は劣勢でもあった

    セシリアは空中、キリコは地上

    空で動く事の出来ないキリコはどうしても地上で応戦することになるが、それがハンデでもあった
    戦場で空中を取られることは負けに近い。
    空中の方が全てを見渡せるからだ。この場合、まさにこの状況が物語っていた

    キリコ「ふぉ…!」

    ブルー・ティアーズの射撃がキリコを襲った。
    マシンガンで応戦し接近するブルー・ティアーズを撃墜しようと限界があった。

    今の攻撃で片足の脚部が損傷した。
    これからは今までの機動力で地を走る事は難しいだろう。

    126 = 37 :

    むせ

    127 = 21 :

    ブースタンドはまだかね

    128 = 1 :

    その隙を見逃さないセシリアは流石専用機持ちの代表と言った所か。
    辛そうに地を走るATに止めをささんと言わんばかりにブルー・ティアーズが襲う
    鈍い音を立て、何度も攻撃を受ける姿にセシリアは見下しながら言う

    セシリア「まるで犬のように逃げ惑う姿…滑稽ですわね。さぁ、これにてフィナ…―――っ!?」

    ドゴンッ!! と、砲撃を受けた。
    何が起きたのか一瞬理解に苦しむセシリアはその光景を見てさらに驚愕した
    “ブルー・ティアーズの攻撃を受けながら、左肩に装着したドロッパーズフォールディングガンで狙い打つキリコの姿がいた”

    キリコ「……」

    キリコの読みは正解した。
    あの無人に動く兵器が簡単に扱えるわけがない。

    それが証拠に、ブルー・ティアーズを展開している間、ライフルのスターライトmkIIIを使ってこなかった。

    セシリアはこの無人兵器に意識を傾けているのではないかと…
    しかし、より恐ろしいのが攻撃を食らう覚悟を持ちながら実行に移したキリコか。

    セシリア「そ、そんな…馬鹿な事があって、堪りますの…!」

    警戒していなかった攻撃を受けたセシリアは続く二撃、三撃を受け地上へ落下した
    まるで翼を捥がれた鳥のように落下しながらも華麗に地上へ降り立ったセシリアにキリコはATを発進させた。

    129 = 33 :

    アームパンチでトドメか
    魅せるね

    130 = 1 :

    実況室にて千冬と共にキリコの動きを観察する箒が声を出す。

    「よしっ、凄いぞ…!あの状況で、あんな事が出来るなんて…」

    千冬「……」

    片足を損傷したとはいえ、鉄の騎兵は唸り声を上げついにセシリアの近距離まで到達した
    ガンナーにとってこの距離まで攻められる事は敗北を意味するだろう。
    キリコはヘビーマシンガンを構え、こちらを睨むセシリアにとどめを刺そうと撃った。

    セシリア「――かかりましたわね!」

    近距離で発砲される刹那、腰に装着された装備がキリコを襲った
    最後まで温存していたブルー・ティアーズの武器――レーザービームとは異な二つのミサイル。
    至近距離ではセシリア諸ともだが効果はあった

    キリコ「ぐ…!」

    手に構えた二丁のヘビーマシンガンは大破し、ATの片腕が捥げた
    その瞬間、展開したブルー・ティアーズを高速で仕舞い、セシリアはライフルを構えた――。
    誰もがこの瞬間、セシリアの勝利を確信した

    131 :

    絶対防御がなかったらミンチになってたな……

    132 = 17 :

    カスタム機とはいえATでISと渡り合うキリコマジ異能生存体

    133 = 1 :

    「キ、キリコっ!」

    画面に映る無残に攻撃を受けたATを見て箒が叫。
    セシリアがライフルにチャージを溜め、放とうとトリガーを引いた瞬間――。

    キリコ「……」

    キリコが乗るATの片腕がうねり、セシリアの方へパンチを出した
    ただの殴打なら何も問題は無い。ただの殴打であれば――

    セシリア「っ!…あ、がっ!?」

    パンチを火薬の爆発力で杭打ち機のように叩きつける「アームパンチ」が炸裂した
    近距離であるが故、トリガーを引くコンマ一秒の差を乗り越え、強烈な衝撃がセシリアを襲った

    134 = 33 :

    機体の性能差で言えば電動アシスト付き自転車でスポーツカーとゼロヨン勝負するようなものだな

    135 = 66 :

    ISの性能がどの程度のもんなのかわかりにくい

    136 :

    戦闘機と戦車くらいの差じゃないの

    137 :

    棺桶と何か

    138 :

    マクロスとバルキリーくらい違うの?

    139 = 1 :

    鈍い音を響かせ、セシリアのISがついに起動を停止した。
    その間を縫うようにアナウンサーの声が会場に響いた

    「試合終了!―――勝者、キリコ・キュービィー!」

    お互いに最後の攻防が終わり、大地に立ったのはキリコだった。
    ブルー・ティアーズのミサイルを受けるも次の攻撃に転じたキリコの勝利だった。
    そして、これまで数多の戦場を繰り広げてきた場数の差もあっただろう。

    キリコ「……」

    セシリアの様子を見る限りアームパンチの一撃を受けて気絶しているようだった。
    あの威力を受ければ当然だろうか、すぐさま待機していた保険医が駆け寄りセシリアを運び始めた。

    会場全体を包み込む大歓声。
    中破したATに最後まで乗り続け、発進したカタパルトへ戻って行った。

    140 = 66 :

    つまりISも戦力的にはスパロボに居てもおかしくないってことかしら

    141 = 131 :

    衝撃のアルベルトみたいな扱いになるだろ→サイズ比

    142 = 1 :

    カタパルト、格納庫へ戻ると既に待機していた千冬、真耶、箒がいた

    千冬「やるじゃないか、おめでとう。」

    「凄いですよ、おめでとうございますキリコ君!」

    「…ま、まぁ無事に帰ってこれてなによりだ。」

    頭部のハッチを開け三人から感謝の言葉を受けたキリコだがいつも通りの様子で流した。
    勝利の余韻浸る事などなかった。ただ敵を倒した。それだけだった。

    千冬「ATの方は損傷が激しいようだが…それはこちらでなんとかしよう。今日はゆっくり休むといい」

    「良かったな、キリコ!」

    片腕がもげ、片足の脚部が融解し、その他損傷多数。
    出撃前とは打って変わったATの方を向いて千冬はそう呟くと、キリコは格納庫から出て行った
    置いて行かれたように慌てて箒も彼の後を追った

    143 :

    >>132
    アウストラル銀河はああ見えて半端ない技術力持ってるしな
    過去のもの含め全部投入すればテスタロッサみたいな化物が出来る世界だし

    144 :

    スパロボじゃギアスのカレンとキリコ仲良かった気がしたな

    145 = 95 :

    >>143アストラギウス銀河な

    147 = 1 :

    書き溜めが切れた。もう続けれる自信がない…
    飯落ち兼何とか続きを書き溜めてきます。

    正直直ぐに終わるだろうと思ったけどこんなにきついとは思わなんだ…
    戦闘描写とかその他色々むちゃくちゃなんですが支援してくれた方、ありがとうございます

    148 = 66 :

    >>141
    一応テッカマンやオーガンは2m程度だけどな・・・
    そいつらはそもそも人間じゃないけどソルテッカマンなんてパワードスーツだし

    149 :

    >>147

    150 = 131 :

    >>147
    乙乙


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