元スレＰ「美希がアイドルを辞めてもう1ヶ月か…」
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251 = 241 :
………
食べ終わった食器を廊下に置いた
やっぱり全部食べられなかった…ごめんなさい、なの
ノートパソコンを起動して、DVDを入れる
ミキのライブのときの映像がいっぱい詰まってるの
…
……
キラキラしてて、可愛くて、かっこよくて…自分でも惚れ惚れするの！
…
……
252 = 236 :
ストーリーはいいと思うけど
遅い
253 = 241 :
声、ほんとうに戻るのかな
初めのころは、すぐに治るって思ってた
でも、1週間たっても、1ヶ月たっても、2ヶ月たっても…まだ出てこないまま
もしこのままずーっとだったらと思うと
不安で頭がおかしくなりそう…
254 :
よしこい
255 = 241 :
おねがい…おねがいだから…
全部、元に戻して…
こんなにつらいの、たえられないよ…
256 = 241 :
～～～～～
次の日曜も、そのまた次の日曜も、俺は美希の家を訪れた
何か買って持っていってあげようかなとも思ったが、何を買っても今の美希は喜ばないような気がした
美希の部屋では、二人で音楽を聴いている時間が多い
机の上で雑誌が開いている
そのページにはアイドルだった頃の美希のグラビア写真が載っていた
258 = 241 :
ｶﾁｶﾁ
ﾋﾟﾛﾘﾝ
from 美希
その制服姿のミキ、すっごくカワイイでしょ！
ハニーは、どう？
「ああ、よく似合っていて可愛いと思うよ」
そう答えると、彼女は悲しそうな目をして微笑んだ
260 = 241 :
………
訪れるたびに、美希の姿は弱弱しいものになっていった
美希を優しく抱きしめてあげればこの問題は解決するのか？
慰めの言葉をかけ続ければ声は出るようになるのか？
頭に色々な考えが浮かんでも、俺は何も実行できない
卑怯だと自分でも思う
けれど、結局どうすればいいのかわからず、答えが出せなかった
262 = 241 :
………
事務所の窓から外を見ると、雪がちらついていた
今日は都内はかなり冷え込みそうな感じだ
コーヒーを啜っていると、メールが届いた
美希からだった
from 美希
『かんかんかんかん』
263 = 241 :
……何だろうこれは？
首をかしげていると、すぐにまた美希からメールが来た
from 美希
『かんかんかんかんかんかんかんかん』
またしても意味の分からない文面
もしかして、なにかふざけて遊んでいるのだろうか
しばらくして、またメールがきた
264 :
あかん
265 :
嫌な予感しかしない
266 = 241 :
from 美希
『ばいばい、ハニー』
267 = 223 :
うわああああああ
268 :
ばいばい
269 :
ばんさんかん
270 :
かんかんかん
271 = 241 :
その瞬間、俺は得体の知れない寒気を感じた
「ど、どうしたんですか？いきなり立ち上がって…」
「悪い、急な用事が出来た！」
「え？ちょ、ちょっと！プロデューサー！？」
律子の声を背中にして、俺は事務所を飛び出した
272 = 236 :
おれは電車を許さない
274 :
ばいばいのとこでﾘｱﾙにメール来てビビった件
275 = 161 :
かなーしーみの
276 = 241 :
タクシーを拾う
行き先は、美希の家
頭の中が不安でいっぱいになる
美希は、自分の命を絶とうとしてるんじゃないか、と
どうしてこんなことに…いや、今はそんなことを考えてる場合じゃない
美希が自殺を考えているなら、なんとしてでも止めないといけない
277 :
最終話
『 轢 殺 』
278 :
ふ美希り
279 = 161 :
むこうーえと
280 = 274 :
ﾗﾌﾞ｢ﾐｷﾃｨがﾌﾟﾘｷｭｱやめてもう一ヶ月かぁ｣
281 = 241 :
美希の携帯に電話をかける
彼女の声がきけないのがわかっているのに、ほとんど無意識でそうしていた
『おかけになった電話番号は、電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないため、かかりません』
くそっ！！
どうすれば…メールを入れようか？いや、電源が切られていたら意味がない
283 = 161 :
僕はーもういらなーいよ
284 = 241 :
そうだ！美希の家にかければ…
プルルルルルル
『…はい。星井です』
美希のお姉さんの声だ
「すみません！765プロの者ですが…えっと、み、美希は」
『少し前に外へ出かけましたけど…散歩してくるって言ってました』
「え…」
286 = 162 :
やっときたか
287 = 241 :
美希は今、家に居ないのか？
美希は…いったいどこへ行ったんだ！？
『あの、もしもし？もしも─────』
俺は頭を抱えた。
どうやって彼女を探せばいい？
考えろ…何か方法はある…きっとある…
288 = 161 :
温もりもーあしたもー
289 = 241 :
すまそ
またちょっと出かけてくる
ウィ
290 :
>>289
おい
291 = 194 :
>>289
お前美希が危ない状況なのわかってる？
はよ助けんといかんのに出かける？
よく考えろ
292 :
いやいやｗｗｗ
293 :
かんかんかんって踏切かよ
295 = 236 :
その時だった
？？「あらぁ～プロデューサーさん」
P「あずささん....」
くそっなんでこんなときに
巨乳魔神が....
あずさ「美希ちゃんなんてほっといて
こっちでいっしょに遊びましょう」
P「そっすねwww」
297 = 277 :
>>293
晩餐館の焼き肉のタレだよ。
こいつ高校生だろ。
だからどうしたって話だけど。
299 = 161 :
おい、悲しみの向こうへを聞きながら楽しみにしていたのに
300 = 292 :
ずっと保守してる人はしんどそうだなｗこれ
みんなの評価 : ★★★
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