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    元スレP「美希がアイドルを辞めてもう1ヶ月か…」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - アイドルマスター + - 美希 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    星井美希
    スタイル抜群、スポーツ万能、歌もダンスもそつなくこなす天賦の才能に溢れたスーパーアイドル

    彼女が突然アイドルを辞めてから1ヶ月が過ぎようとしていたある日
    1通のメールがきた



    from 美希

    『あいたい』

    2 :

    3 :

    支援

    4 :

    はえーな

    6 :

    つづけたまえ

    7 :

    なんか恋空を思い出す

    8 :

    ほぅ…期待

    10 :

    完走頼むよ

    11 :

    かまわん続けろ

    13 :

    会いたくて震える

    14 = 1 :

    たった4文字の文面に、俺は驚きを隠せなかった
    美希からメールが来るとは…

    その後何度かメールを交わし、俺は次の日曜に美希の家へ行くことに決めた


    ………


    美希の家は高台の上に建っていた
    外からは風化を感じさせない様な綺麗な一戸建ての家


    15 :

    家の庭では、美希が父親とともに植木を整えていた
    日差しの下で健やかに笑う彼女…

    それは俺が芸能界で彼女をプロデュースしていた時には見たことがない類のものだった



    会ってはいけない
    そう思い、踵を返す

    電車の中で、美希に一通のメールを送った

    『さようなら、お疲れ様』

    16 = 1 :

    インターホンを押す
    しばらくすると、玄関から一人の女性が出たきた

    年は、二十歳くらいだろうか?
    顔立ちがどことなく美希と似通っていて、かなりの美人だ

    もしかして、この人は美希が前に何度か話していたお姉さんだろうか

    会釈をし、軽く挨拶を済ませて、美希の部屋まで案内してもらう

    18 = 1 :

    美希のお姉さんはどこか物憂げな眼差しで俺を一瞥した後、会釈して去っていった

    美希の部屋
    木製のドアには『MIKI』という丸っこいアルファベットと星のマークがかかれたプレートが下がっている

    俺は緊張しながら、ドアを軽くノックした
    返事はない

    「…入るぞ」

    ドアノブに手をかけると、それはあっさりと回った

    19 :

    会いたくて会いたくて

    20 :

    毛虫はスペックは凄いんだろうが深い付き合いがしたいかというとNOだな 精神的に幼すぎて彼女にもましてや結婚なんて絶対無理
    セフレなら大歓迎

    21 = 1 :

    部屋の中はカーテンが閉め切られていて、少し薄暗く、空気が澱んでいるように感じた

    ふと横を見ると、ベッドの上に美希が座っていた
    彼女はイヤホンを耳にさして目を閉じていた
    俺の存在に気付くと、彼女は顔をこちらに向けてイヤホンを外し、おもむろに口を開いた


    「…………ぁ………ぃ………」


    声にならない声

    胸が痛くなった

    22 :

    良い感じなのに書くの遅い

    24 = 1 :

    今から2ヶ月前

    ボイストレーニングの最中に、美希は突然声が出なくなった

    医者は、精神的なストレスによる一時的な失声症ではないか、と言った

    俺は困惑した
    美希の声が出なくなったという事実もそうだが、何よりそれに対する原因が全く思い当たらなかったからだ

    彼女はいつも元気に、明るく歌って踊って…見る者を魅了していた
    そして何より彼女自身が積極的にアイドルとしての活動を楽しんでいた

    25 :

    支援

    26 :

    スレタイがものすごく倒産

    27 = 25 :

    書きためはなしなのか?

    29 = 1 :

    当たり前の話だが、アイドル活動をするに当たって、声が出せないというのは致命的だ

    俺はなんとかして美希の声を取り戻すために色々模索した

    他の仕事をこなしながら、必死に方法を考えた

    考えて、考えて、考え抜いた



    ……けど、駄目だった。

    あらゆる方法を試しても、美希の声は戻らなかった

    30 :

    何か読みにくいな
    気取った書き方と言うか何というか

    31 = 25 :

    まぁ、完結までまってみよう。

    32 :

    続けたまえ

    34 = 25 :

    誰か書いてあげて

    35 = 1 :

    そうこうしているうちに1ヶ月が過ぎた

    ふと携帯を見ると、美希からのメールが来ていた


    from 美希

    いろいろありがとう、ハニー
    でも、もういいの
    ミキ、アイドルやめる


    俺はそのとき自分の情けなさと絶望感で胸が苦しくなった
    携帯の画面の文字が涙で歪んでいた

    37 = 1 :

    そして今

    目の前にいる少女は、かつての姿と大きく違っていた

    髪の毛は恐らく手入れしていないのだろう…ぼさぼさで
    頬は蒼白く、少しやせこけている
    そして瞳には生気が感じられない


    魂が抜けているような…まるで、人形のような感じだ

    38 :

    いいぞ

    39 = 1 :

    そして美希は携帯を取り出して打ち始めた

    ポケットにしまっている俺の携帯が震える


    from 美希

    ひさしぶりだね、ハニー☆
    ミキ、すごくさびしかったの


    声を出せなくなってから、美希はメールで俺と会話するようになっていた
    正直、メールよりも手で文字を書いたほうが早いと思うが…まぁ彼女なりに思うところがあるのだろう

    40 = 1 :

    「そうだな。俺も美希に会えて…うれしいよ」

    その言葉は、自分でとても空虚なものに思えた


    そして気付いた

    美希の左手首に包帯が巻かれていることに



    カチカチ

    ピロリン



    from 美希

    どうしたの?
    これ、気になる?



    「いや…」

    俺は包帯から目を逸らして、言った

    41 :

    マリオネットの心、か

    42 :

    ミキミキを幸せにするSSが少ないのはなぜか

    43 :

    良いのに如何せん書くのが遅い

    45 = 1 :

    美希はしばらく自分の左手首を眺めていたが、やがてゆっくりと包帯を解き始めた

    怖かった

    できるならずっと目を逸らしたかった

    だが、それは何かズルイことのように思えた



    しゅるしゅる……



    手首にはたくさんの切り傷があった
    恐怖と同時に、気持ち悪さがこみ上げてきた

    ………どうしてこんなことになってしまったんだろう?

    46 = 1 :

    ちょっとでかける
    すまそん

    47 :

    48 = 22 :

    ただでさえ遅いのに…

    49 :

    最近は書きためなしが流行りなのか…

    50 :

    ハニーはよ


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