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元スレ岡部「俺が……ヒモ?」
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なんで…鈴羽が…ここにいるんだ!!?
11章
境界面上のシュタインズゲート
11章
境界面上のシュタインズゲート
>>658から
ブラウン管工房前
岡部「さてシスターブラウン、いや、綯よ」
綯「?」
岡部「お前はこれからそこで小さくなってるミスターブラウンに正直な気持ちを伝えてあげるんだ」
綯「うん」
岡部「ではな」
まゆり「オカリンは一緒に行かないのー?」
岡部「原因はどうあれ、もう俺は関係ないからな」
まゆり「そっか……やっぱりオカリンは優しいねぇー」
岡部「べっ、別に優しくなんてない、それに俺は鳳凰院凶真だ」
まゆり「えっへへー、それじゃあ帰ろうオカリン」
岡部「……ああ、帰るか」
ブラウン管工房前
岡部「さてシスターブラウン、いや、綯よ」
綯「?」
岡部「お前はこれからそこで小さくなってるミスターブラウンに正直な気持ちを伝えてあげるんだ」
綯「うん」
岡部「ではな」
まゆり「オカリンは一緒に行かないのー?」
岡部「原因はどうあれ、もう俺は関係ないからな」
まゆり「そっか……やっぱりオカリンは優しいねぇー」
岡部「べっ、別に優しくなんてない、それに俺は鳳凰院凶真だ」
まゆり「えっへへー、それじゃあ帰ろうオカリン」
岡部「……ああ、帰るか」
ラボ
岡部「戻ったぞ」
まゆり「トゥットゥルー☆ ただいま紅莉栖ちゃん」
紅莉栖「お帰りなさい、岡部、まゆり」
岡部「ふぅ、とりあえずドクペでも飲むか……」
紅莉栖「岡部?」
岡部「なんだ?」
まゆり「オカリン、まゆしぃはガッカリなのです」
岡部「え? は?」
紅莉栖「出掛ける前にしたのに、約束、忘れたの?」
まゆり「酷いよオカリン、紅莉栖ちゃんが可哀相だよ」
岡部「だからなんなのだ? 約束?」
紅莉栖「……ぐすっ」
岡部「ちょっ、だからなんなのだ!? く、紅莉栖!?」
岡部「戻ったぞ」
まゆり「トゥットゥルー☆ ただいま紅莉栖ちゃん」
紅莉栖「お帰りなさい、岡部、まゆり」
岡部「ふぅ、とりあえずドクペでも飲むか……」
紅莉栖「岡部?」
岡部「なんだ?」
まゆり「オカリン、まゆしぃはガッカリなのです」
岡部「え? は?」
紅莉栖「出掛ける前にしたのに、約束、忘れたの?」
まゆり「酷いよオカリン、紅莉栖ちゃんが可哀相だよ」
岡部「だからなんなのだ? 約束?」
紅莉栖「……ぐすっ」
岡部「ちょっ、だからなんなのだ!? く、紅莉栖!?」
紅莉栖「おかべぇ……昨日から岡部おかしいよぉ……」
岡部「……」
紅莉栖「なんだかいつもと違って、好きとか、愛してるとか、可愛いとか、何にも言ってくれないし」
岡部「……」
紅莉栖「キスだって下手になったし」
岡部「」
紅莉栖「距離感が合わないというかズレが、あるという、か?」
岡部「……紅莉栖?」
紅莉栖「距離感? ズレ? キス、態度……?」
岡部「なあ、紅莉栖?」
まゆり「紅莉栖ちゃん?」
紅莉栖「ちょっと待って、もしかして……岡部、ちょっと来て」
岡部「あ、ああ」
岡部「……」
紅莉栖「なんだかいつもと違って、好きとか、愛してるとか、可愛いとか、何にも言ってくれないし」
岡部「……」
紅莉栖「キスだって下手になったし」
岡部「」
紅莉栖「距離感が合わないというかズレが、あるという、か?」
岡部「……紅莉栖?」
紅莉栖「距離感? ズレ? キス、態度……?」
岡部「なあ、紅莉栖?」
まゆり「紅莉栖ちゃん?」
紅莉栖「ちょっと待って、もしかして……岡部、ちょっと来て」
岡部「あ、ああ」
ラボの屋上
紅莉栖「……」
岡部「……く、紅莉栖?」
紅莉栖「ねえ岡部、岡部が私にくれたプレゼント、なんでも良いから一つ言ってみて」
岡部「え……えっと……プレゼント?」
紅莉栖「……」
岡部「……その、紅莉栖よ、お前に言わなければならないことがあるんだ」
紅莉栖「リーディングシュタイナー、だっけ? それのこと?」
岡部「知っているのか!?」
紅莉栖「Dメールね……」
岡部「ああ!」
紅莉栖「そっか、そういうことね……ちょっと考えさせて」
岡部「わかった」
紅莉栖「……」
紅莉栖「……」
岡部「……く、紅莉栖?」
紅莉栖「ねえ岡部、岡部が私にくれたプレゼント、なんでも良いから一つ言ってみて」
岡部「え……えっと……プレゼント?」
紅莉栖「……」
岡部「……その、紅莉栖よ、お前に言わなければならないことがあるんだ」
紅莉栖「リーディングシュタイナー、だっけ? それのこと?」
岡部「知っているのか!?」
紅莉栖「Dメールね……」
岡部「ああ!」
紅莉栖「そっか、そういうことね……ちょっと考えさせて」
岡部「わかった」
紅莉栖「……」
紅莉栖「オーケー、要するにα世界とβ世界があったとして、二つは大雑把には同じ世界、それで細部ではあちこち違うと」
紅莉栖「α世界のα岡部はDメールによってβ世界のβ岡部になった」
紅莉栖「今、私がいるβ世界の岡部は、岡部にとってはそのままα岡部で、β人類にとっては一昨日まではβ岡部、一昨日からはα岡部になるのね」
岡部「うむ、そんな感じだろうか」
紅莉栖「……つまり」
ぎゅっ
岡部「く、紅莉栖?」
紅莉栖「えへへ、大好きだよ……倫太郎」
岡部「なっ! ええと……その……」
紅莉栖「ふふっ、何の耐性もない可愛い岡部なのね」
岡部「き、貴様は真面目な話をしているときにっ!」
紅莉栖「おっかべぇー!」
ぎゅううう!
岡部「おっ、おい紅莉栖!?」
紅莉栖「α世界のα岡部はDメールによってβ世界のβ岡部になった」
紅莉栖「今、私がいるβ世界の岡部は、岡部にとってはそのままα岡部で、β人類にとっては一昨日まではβ岡部、一昨日からはα岡部になるのね」
岡部「うむ、そんな感じだろうか」
紅莉栖「……つまり」
ぎゅっ
岡部「く、紅莉栖?」
紅莉栖「えへへ、大好きだよ……倫太郎」
岡部「なっ! ええと……その……」
紅莉栖「ふふっ、何の耐性もない可愛い岡部なのね」
岡部「き、貴様は真面目な話をしているときにっ!」
紅莉栖「おっかべぇー!」
ぎゅううう!
岡部「おっ、おい紅莉栖!?」
岡部「ゴホン、とにかく」
紅莉栖「ええ」
岡部「元の世界線に戻るなら何故ここに来たのかを考えねばならんのだ」
紅莉栖「ねえ、一つ聞きたいんだけど」
岡部「なんだ?」
紅莉栖「この世界線で生きていくって言うのはダメなの?」
岡部「え?」
紅莉栖「岡部が言ってたことを考えると、まゆりが死なない世界線で、なおかつ私も死なない世界線って、この世界線は当てはまらない?」
岡部「……」
紅莉栖「そりゃあキスが下手なのは残念だけど岡部は岡部だし」
岡部「」
紅莉栖「私は、今の岡部が好きよ、岡部さえ良ければ、ずっとこのままで良いんじゃないかしら?」
岡部「……」
紅莉栖「ええ」
岡部「元の世界線に戻るなら何故ここに来たのかを考えねばならんのだ」
紅莉栖「ねえ、一つ聞きたいんだけど」
岡部「なんだ?」
紅莉栖「この世界線で生きていくって言うのはダメなの?」
岡部「え?」
紅莉栖「岡部が言ってたことを考えると、まゆりが死なない世界線で、なおかつ私も死なない世界線って、この世界線は当てはまらない?」
岡部「……」
紅莉栖「そりゃあキスが下手なのは残念だけど岡部は岡部だし」
岡部「」
紅莉栖「私は、今の岡部が好きよ、岡部さえ良ければ、ずっとこのままで良いんじゃないかしら?」
岡部「……」
岡部(とりあえず紅莉栖に先にラボに戻ってもらった)
岡部(思えばまゆりも死なない、紅莉栖も死なない、この世界線はなんなのだ?)
岡部(でも鈴羽はいたな、つまりタイムマシンはいずれ出来る)
岡部(しかし、鈴羽がこの時代の俺を手込めにするなどと言っていたし、それだけの理由で来たのだとしたら、未来も平和なんじゃないだろうか?)
岡部(……)
…………
……
岡部(思えばまゆりも死なない、紅莉栖も死なない、この世界線はなんなのだ?)
岡部(でも鈴羽はいたな、つまりタイムマシンはいずれ出来る)
岡部(しかし、鈴羽がこの時代の俺を手込めにするなどと言っていたし、それだけの理由で来たのだとしたら、未来も平和なんじゃないだろうか?)
岡部(……)
…………
……
数日後、ラボ
紅莉栖「おかべぇ……大好きだよおかべぇ……」
スリスリ
萌郁「岡部くん……」
なでなで
フェイリス「きょうま、きょうまぁ!」
ぎゅううう
ルカ「凶真さん……」
ぎゅっ
まゆり「えっへへー、オカリンはもてもてだねぇー」
岡部「……流石にちょっと暑いがな」
紅莉栖「おかべぇ……大好きだよおかべぇ……」
スリスリ
萌郁「岡部くん……」
なでなで
フェイリス「きょうま、きょうまぁ!」
ぎゅううう
ルカ「凶真さん……」
ぎゅっ
まゆり「えっへへー、オカリンはもてもてだねぇー」
岡部「……流石にちょっと暑いがな」
柳林神社
ルカ「稽古はやめる? じょ、冗談ですよね?」
岡部「本気だ」
ルカ「そんな……ボクは、もういらないんですか?」
岡部「そうじゃない、ルカ子は大切なラボメンなのだ、あんなことはしなくてもよいのだ」
ルカ「ラボメン……」
岡部「だから、その……これからは少し甘えさせてやっても良いぞ、いつでもラボに来るといい」
ルカ「……は、はいっ!」
フェイリス「ニャニャッ! 凶真!? あの部屋はいらないってどういうことニャ!?」
岡部「そのままの意味だ、二人の愛の巣なんてところに収まる気はない」
フェイリス「にゃあ……」
岡部「お前もか。勘違いするな、フェイリスが嫌いなわけでも不要というわけでもない」
フェイリス「えっ?」
岡部「俺は少しばかり欲張りでな、特定の人物を選べないのだ。だからお前が嫌じゃなければ、ラボに来るといい」
フェイリス「ラボ……ニャ?」
岡部「ああ、いつでも歓迎しよう」
萌郁「……ラボメン?」
岡部「ああ、お前の居場所は金を払って作るものじゃない、既にあるのだ」
萌郁「……」
岡部「だから、これからは携帯でだけではなく、キスだけではなく、ラボでの関係を築くように」
萌郁「でも……私……」
岡部「口下手でもいい、無理に喋れとは言わない、何も言わなくてもただそこにいるだけで流れる空気を感じて欲しいのだ」
萌郁「……」
岡部「来れたら来い、居心地が良ければ居るといい。ただ、ラボにはラボメンのお前の居場所も用意されているということを忘れないでくれ」
萌郁「……ありがとう」
ラボ
紅莉栖「おかべぇ、おかべぇ……」
萌郁「岡部くん」
フェイリス「きょうまぁっ!」
ルカ「凶真さん……」
まゆり「オカリーン、えっへへー☆」
岡部(これはなかなか凄まじい状況だな)
岡部(だが、悪くない)
岡部(少なくとも今のところはなんの問題もない、ならば今を生きよう、このラボメン達と共に)
岡部(これが、シュタインズゲートの選択だよ)
おしまい
紅莉栖「おかべぇ、おかべぇ……」
萌郁「岡部くん」
フェイリス「きょうまぁっ!」
ルカ「凶真さん……」
まゆり「オカリーン、えっへへー☆」
岡部(これはなかなか凄まじい状況だな)
岡部(だが、悪くない)
岡部(少なくとも今のところはなんの問題もない、ならば今を生きよう、このラボメン達と共に)
岡部(これが、シュタインズゲートの選択だよ)
おしまい
とりあえずね、一応1だけど毎日少しずつは書いてたよ
何故か保守されまくって長続きはしたけど全然書いてない俺はゲルになればいい
最初はただヒモリンって浮かんだから突発的に書いた、今は反省している
何故か保守されまくって長続きはしたけど全然書いてない俺はゲルになればいい
最初はただヒモリンって浮かんだから突発的に書いた、今は反省している
>>1乙
とりあえず考えてもそれっぽいのが浮かばなかったから適当に最初に浮かんだ一夫多妻のレディーキラーって恥ずかしいタイトルでも晒しとくよ
クソッ
一瞬岡村に見えてスレ開いたら違うし終わってるし…
クソッ
一瞬岡村に見えてスレ開いたら違うし終わってるし…
クソッ
やっと終わったか>>1乙
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