元スレすずは「オカリンおいたん!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
53 :
>>6
言うよ
54 = 45 :
ダル「まゆ氏、久しぶり~」
まゆり「久しぶりだねぇダルくん。元気そうでよったよぉ」
ダル「まゆ氏こそお変わりなく…つーか」
すずは「?…まゆねぇたん」ギュッ
ダル「オカリンといい、まゆ氏といい…なぜ鈴羽が俺よりなつくのか。傷つくわー」
紅莉栖(地味に一番傷ついてますが何か?)
紅莉栖「私、鈴羽ちゃんに何かしたかな……」
すずは「おいたん、まゆねぇたん。ちゅー!」
紅莉栖「」
ダル「うほっ。こいつはとんでもねえぜ」
55 = 37 :
SSに責任なんて感じなくてぉk
自由にやるんだ
58 = 45 :
紅莉栖「なによう…私が何をしたって言うのよ」
ダル「紅莉栖が隅っこでイジけ始めた。だが俺の家だ」
ゆき「なんで紅莉栖さんにはなつかないんでしょう……?」
ダル「紅莉栖さ、うちの鈴羽になにかしたんじゃね」
紅莉栖「するわけないでしょ。だいたい前回会ったのって、生まれてすぐじゃない」
紅莉栖「なのにこの扱いの差!」
まゆり「折り紙、折り紙~♪はい、できた」
すずは「きゃっきゃっ!」
紅莉栖「………」
岡部(なんて無意味なリーディング・シュタイナー)
59 :
すずはかわゆす
60 = 56 :
落ちてはいけない
61 = 56 :
>>1が眠いなら、続きかいてみてもいいでしょうか?
面白くないかもしれないけど
63 :
萎えさんとも仲よさそうだな
64 = 53 :
>>61
いいんじゃね?
65 = 56 :
なおも鈴羽が、これでもかと俺やまゆりにじゃれついてくる。
そして、紅莉栖はなぜか、さっきからしゅんとしたままだ。
岡部「おいクリスティーナ、どうしたというのだ」
紅莉栖「えっ?」
岡部「久しぶりにラボメンがこれだけ揃ったというのに――」
岡部「さっきから随分と浮かない顔をしているではないか?」
66 = 56 :
紅莉栖「そ、そんなこと無いけど?」
岡部「……そうか?」
紅莉栖「そうよ」
言い捨てると、紅莉栖は仏頂面でプイとそっぽを向いてしまった。
なんだこいつは。
……しかし。
浮かない顔をしている――。
それはどうやら、俺の思い過ごしだったようである。
67 = 56 :
すずは「今度はおいたん!だっこして、だっこ!」
まゆりとひとしきりじゃれ終えた鈴羽が、今度は俺に向かって
トトト、と駆け寄ってきた。
岡部「おいおい鈴羽、家の中で走ると危ない―――」
そして俺が、鈴羽に対して注意を促そうとした時だった。
星来「メールだよ~、ぼけなす♪」
俺のケータイがメールの着信を知らせてくる。
68 = 56 :
まゆり「オカリンオカリン、ケータイ鳴ってるよ?」
岡部「うむ、なんだろうな?」
言いながらケータイを取り出すとダルが吹き出した。
ダル「うはー、オカリンの着メロ星来たんかお」
岡部「知らん」
まゆりが勝手に設定をいじったのだ
69 = 56 :
ダルが“知らんとかないわ”とか言ってくるが、とりあえずはメールだ。
岡部「もしかしたら、仕事のメールかもしれん」
メールの受信フォルダを開く。
岡部「ええと――」
岡部「――っ!」
そして、
メールの送信元を見た瞬間、
俺は思わず絶句していた。
70 = 56 :
紅莉栖「どうしたのよ?」
岡部「……え?」
文字通り真っ青になった俺の顔を、紅莉栖が覗き込むように窺ってくる。
岡部「あ、あ、いや。 な、なんでもない」
ダル「そういう割に、顔面ブルーレイな件について」
ダル「どしたん?ひょっとして会社つぶれたん?」
サラッと恐ろしいことを言う。
72 = 56 :
岡部「そうではない! 大丈夫……だと思う」
ダル「そっかそっか、でもマジで大丈夫か? なんか怖いものでも見たような顔してるけど」
怖いものか。
たしかに見た。
これは俺にとって、怖いもの以外のなにものでもない。
岡部「やはり会社からだった。ちょっと電話してくる」
73 = 56 :
そう言って俺は一人、マンションの部屋を出た。
……会社からのメールというのは、ウソである。
廊下の壁に背をもたれ、俺はのろのろと座り込んだ。
改めてケータイを取り出してみる。
受信フォルダの中。
今しがた着信したメール。
その、送信者のアドレス。
『sg-epk@jtk93.x29.jp』
74 :
ゆきって誰や…
75 = 56 :
岡部「勘弁……してくれよ」
かつて俺は、このアドレスからメールを受信したことがあった。
岡部「Dメール……なのか?」
あれは、世界が第三次世界大戦に突入するのを防ぐために、
未来の俺が送り付けてきたものだった。
今回もメールの本文はない。
代わりに、やはりムービーデータが添付されていた。
76 :
>>7
おれ、もうVIPも卒業だわ。
77 :
>>74
原作やることを強くおススメする
78 = 56 :
俺は、メールに添付されていた動画の内容に愕然とした。
愕然として、しばらくその場から動くことが出来なかった。
いやな汗が額に滲み、ポタポタと地面に落ちる。
岡部「ダル! ダルよ!」
ダル「なんぞ? 大丈夫だったん?」
俺は部屋に入るや否や、ダルを呼んだ。
一同がポカンとした顔で見てくるが、今はそんなことを気にしている暇などない。
79 = 57 :
このアドレスって、シュタインズゲートエル・プサイ・コングルゥの略なんだな。
80 :
がんばってくれ
81 :
>>74
俺の嫁
82 = 56 :
岡部「ちょっと話がある!」
ダル「え? うわっ、ちょっ!」
すずは「おいたん!どこいくの? すずもいくー!」
ダルの首根っこを掴んで部屋から連れ出そうとしたところで、鈴羽が
行く手を遮ってくる。
岡部「……っ!」
83 = 56 :
俺は、鈴羽の。
その目を真っ直ぐ見られなかった。
すべてあのメールのせいだ。
なんとかして鈴羽をいなし、俺はようやくの思いでダルと二人で廊下に出た。
ダル「どうしたんだよオカリン。さっきから本当に様子が変なのだぜ?」
岡部「ああ、とんでもない事が起こったのだ……こいつを見ろ」
ダルに液晶側を向けてケータイを突き出す。
84 = 56 :
岡部「このメールアドレスに見覚えは?」
ダル「へ?」
ダルはケータイ画面に向いて目を細めた後、首を振った。
“知らね”と言ったその顔は、ウソをついているようには見えない。
となれば――――いたずらではないということか……くそっ。
岡部「こいつは……Dメールだ。未来から届いた」
ダル「えっ!?」
飛び上がらんばかりに驚く。
85 = 56 :
ダル「Dメールって確か……未来ガジェット8号機が持ってた機能っしょ」
岡部「そうだ」
ダル「だったらおかしくね? あれはオカリンが壊しちゃったじゃん」
岡部「そうだが……実際にこうして未来からメールが届いたのだ」
87 = 56 :
長文が書き込めないのって、忍法帖レベルのせい?
88 :
ようやく追いついた!
支援
90 = 56 :
未来からメールが来るということ。
それは他ならぬ、電話レンジ(仮)がこの先の未来において再び生み出された
ということだ。
岡部「とりあえず未来から来たメールだということを踏まえて、添付されていたムービーを見てほしい」
ダル「わかった。にわかには信じらんねーけど」
91 = 56 :
岡部?「初めまして、いや、これで二度目になるか。岡部倫太郎、いや……過去の俺よ」
ケータイ画面の中に暗い部屋が映し出されている。喋っている人物の顔ははっきりと確認できない。
岡部?「今日はお前に、残念な通告をしなくてはならない」
ダル「なんぞ? こいつオカリンかお?」
岡部「黙って聞いていろ!」
93 = 56 :
岡部?「お前は今頃さぞかし怯えているだろう。なにせ、これがDメールだからな」
岡部?「だが、そんなに構えることはない。今回お前にやってもらうことは簡単だ」
岡部?「そうして、お前には再び未来を変えてもらわなければならない」
岡部?「その意味、お前ならわかるだろう?」
さっぱりわからん。
94 = 81 :
特に意味はない
95 = 56 :
岡部?「おっと、話がそれてしまったわ……こほん、しまったな」
ダル「ん? このオカリンなんかしゃべり方おかしくね?」
いや、しらん。未来の事だ。
岡部?「要点を言う。残念な通告についてだが――」
96 = 56 :
岡部?「お前は鈴羽と必要以上に仲良くしてはいけない。以上だ」
ダル「はあ?」
隣でダルがぽかんとした。俺も最初に見たとき、ダルと同じ反応をしたわけだが。
岡部?「いいか? 絶対にするなよ。わかったなコルァ」
ダル「……」
ダルは開いた口が塞がらない、といった顔をした。
97 :
あれ?これくりs・・・すまない誰か着たようだ
98 = 56 :
岡部「まだだダル。まだ恐ろしい続きがあるのだ。耳をかっぽじってよく聞け!」
ダル「う、うん……」
岡部?「その約束を守れなかったとき、世界は第三次世界大戦に突入し」
岡部?「その後、SERNによるディストピア構築が成されるであろう」
ダル「そんな無茶な」
99 :
これは牧瀬氏以外の誰かだな^^
100 = 56 :
岡部?「まあ? 約束を守ればいいだけの話だから、難しいことでもあるまい?」
岡部?「頼んだぞ、岡部倫太郎。世界の運命は貴様の肩にかかっているといっても過言ではない」
岡部?「そのことをよく理解してほしい。ではな……フゥーハハは――ゲホッけほっ」
未来の俺が盛大に咳き込んだところでムービーは再生を止めた。
みんなの評価 : ★★
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