元スレまどか「ライダーシステム?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
まどか「それを使えばわたしなんかでも戦えますか?」
剣崎「そんな簡単な話じゃない。これは遊びじゃなく仕事なんだ」
まどか「でも……わたし……」
剣崎「え、ちょっと、泣くなよ」
まどか「わたしってドジばかりで……魔法少女になる契約だっていつも宙ぶらりんで……」
剣崎「わーっ! ストップ! ストーップ! わかったよわかりましたよ!」
まどか「…………」
剣崎「だけど俺だって、君がシステムの適合者としてどうなのかってことは分からないぞ」
剣崎「そういうのはBOARDの研究者に聞かないと」
まどか「お願いできますか?」
剣崎「まいったなあ……泣かれちゃどうしようもないよ」
まどか ペロ
2 :
よりによって剣か
3 :
ボドボドダー
4 :
わけがわからないよ
5 = 2 :
時々聞き取りにくいところがない剣崎くんなんて、、、
6 :
まどか カリス
さやか ブレイド
マミ ギャレン
杏子 レンゲル
武器的にこんな感じか、ほむらはタイムスカラベな
7 :
剣崎は人外になったけどみんなに覚えてもらっているからな
8 = 3 :
>>5
剣崎はまだ後半よくなるからいいけど・・・・橘さんはなぁwwwww
9 = 1 :
剣崎「……というわけなんだけど」
広瀬「剣崎くんバッカじゃないの?」
剣崎「な、なんで」
広瀬「あー、もうキミほんとお人よしというか馬鹿よね。女の涙にほいほい乗せられて」
剣崎「そんなの今さら言ってもしょうがないだろ! で、実際どうなんだよ」
広瀬「うーん……そりゃ理論上は融合係数が高ければライダーシステムを装着できるけど。でも女子中学生よ?」
剣崎「いや、でも睦月だって高校生だし」
広瀬「根暗でおどおどした中二病患者だろーと、彼はいちおう男の子よ。曲がりなりにもスポーツマンだし」
剣崎(ひでぇな)
広瀬「ま、詳しいことは調べてみないと分からないんじゃない? いっとくけど、あたしはそーゆーの専門外だから」
剣崎「じゃ、誰が」
広瀬「橘さん」
剣崎「…………」
10 = 1 :
広瀬「なによその沈黙。いや、言わなくても分かるけど」
剣崎「ところで橘さんは?」
広瀬「聞かないほうがいいと思うわよ?」
剣崎「どうして」
ドタドタ
(0M0)「ソコカ!」
【RAPID】 パパパパン
剣崎「うわっ! なにやってんですか橘さん!」
(0M0)「くそ、逃げ足の早い!」
11 = 1 :
剣崎「……本当にどうしたの」ヒソヒソ
広瀬「また騙されたのよ」ヒソヒソ
剣崎「また?」ヒソヒソ
広瀬「また」ヒソヒソ
剣崎「誰に?」ヒソヒソ
(0M0)「剣崎!」
剣崎「はい!」
(0M0)「QBを見なかったか!?」
剣崎「QBって……いや、見てませんけど」
(0M0)「いいか剣崎……やつはゴキブリだ!」
(0M0)「一匹見たら三十匹はいると思え!」
13 :
桐生「橘!バカになり過ぎだ!」
14 = 1 :
剣崎「……行っちゃった」
広瀬「騙されて悪の片棒活がされたんだって」
剣崎「あー……」
広瀬「なによ、事情知ってんの?」
剣崎「はあ、まあ、さっきのライダー希望の子」
広瀬「うん」
剣崎「そのQBってのに付きまとわれて魔法少女にされそうになってるんです」
広瀬「さーって、アンデッドサーチャーのバージョンアップでもしよーっと」
剣崎「流された……」
15 :
ヤバイ橘さんの行動がツボに
16 :
やっぱ橘さんは一流だなぁ
17 = 1 :
剣崎「広瀬さんも橘さんも頼れないならどうしたものか」
剣崎「始に相談してみるか」
~ 喫茶店 ハカランダ ~
剣崎「……というわけなんだ」
始「俺になんの関係がある」
剣崎「冷たいこと言うなよ。女の子が困ってるんだぞ」
始「知らないな」
剣崎「ちぇ……悪かったよ、他当たる」
カラカラ
始「剣崎」
剣崎「?」
始「問題は融合係数などという数値じゃない」
始「その少女に戦う意思があるかどうかだ。まずはそれを見極めろ」
剣崎「始……」ホロリ
「…………」ジーッ
18 = 1 :
ほむら「…………」ジーッ
ほむら(まどかの身辺を警護していたら妙な話に出くわしたわね)
ほむら(ライダーシステム?)
ほむら(それがまどかにとって有益なのか害悪なのか……まずはそこを見極めなくちゃ)
19 :
剣崎「とは言ったものの……どうやって見極めればいいんだ?」
剣崎「ただ質問しただけじゃ意味ないだろうし……」
橘「答えは簡単だ」
剣崎「うわっ! どこから湧いてきたんですか!?」
橘「人をQBみたいに言うな!」
剣崎「す、すいません」
剣崎「それで、どうすれば?」
橘「テストを課す」
20 = 19 :
剣崎「おお」
橘「それを通じ、ライダーが生半可な気持ちでは務まらないことを思い知らせればいい」
橘「もとより女子中学生には過酷なシロモノだ。諦めさせるに越したことはないだろう」
剣崎「さすが橘さん!」
剣崎「……で、もしテストをクリアしちゃったら?」
橘「…………」
橘「立派な戦士になるだろう」
剣崎(……橘さんってそういうところ烏丸所長譲りですよね。最終的に無責任なところとか)
21 :
始が助言したのってやっぱりロr
22 :
始はアバネちゃん一筋だゾ
23 :
そう解釈しちまったぜ
24 = 19 :
ほむら(……どうやら、彼らはまどかになにかしらの負荷を与えるつもりね)
ほむら(だとすると、排除すべき……)
ほむら(いえ、待って)
ほむら(あっちの男はQBを目の敵にしている)
ほむら(ということは……彼らの側に置いておいたほうが安全ということ?)
ほむら(少なくとも、ワルプルギスの夜対策の時間稼ぎにはなるかもしれない)
25 :
睦月でもかなり苦労してたのに女子中学生にアレをやらせるのか……
26 = 19 :
- 翌朝 -
まどか「お、おはようございまーす……」
剣崎「や、おはよう」
まどか「あの、そちらの人は……?」
剣崎「紹介するよ。俺の先輩の橘さんだ」
まどか「は、はじめまして……」
橘「挨拶はいい!」
まどか ビクッ
橘「君、ここがどこだか分かるか?」
まどか「え、と……バ、バババッティングセンター……です」
まどか(いきなり怒鳴られた……)
橘「ならば、ここでなにをするか分かるな?」
まどか「はい…………え?」
まどか「分かりません……」
27 :
まどか「まどマギのSS書いてる人、読んでる人集まれ!」
まどか「皆、どんなSSが読みたいの?」
QB「魔法少女は産む機械」
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」 まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
トレイン「魔法少女?」
ブリジット「魔法少女?」
ブリジット「学園都市……?」
マミ「獣姦って気持ち悪い」 QB「顔殴るぞ!」
で誰かスレ建てて下さい…
28 = 19 :
橘「説明しよう。向こうのピッチングマシーンから飛び出るボールには、それぞれ違った数字が書いてある。それを読み取るんだ」
まどか「え……どうやって!」
橘「自分の目で。動体視力の訓練だ」
まどか「む……」
橘「無理なら諦めるんだな」
まどか「や、やります! やらせてください!」
剣崎(お、いい気魄じゃないか)
橘「では開始だ。手始めに130㌔/sからだ」
29 = 19 :
バシュ ズドン!
まどか(……数字どころかボールも見えなかった)
橘「どうした。数字を答えろ」
まどか(え、どうしようどうしよう)
まどか「さ……3!」
橘「デタラメを言うな」スッ
橘「これは5だ」
剣崎「橘さん」
橘「なんだ?」
剣崎「3です」
橘「!?」
橘「なに……!? まさか、いや……しかしこれは確かに……」
30 :
やっぱり橘さんじゃ駄目だwwww
31 = 19 :
ほむら(……なにやら昭和じみた世界ね)
ほむら(でも、まどかの言う数字が正解)
ほむら(なぜなら、わたしがその数字にすり替えるから)
32 = 19 :
橘「や……やるじゃないか。ならば140㌔/sだ」
ズバン!
まどか「6!」
橘「1!」
橘「…………」
橘「150㌔/s!」
ズバン!
まどか「4!」
橘「5!」
橘「……………………」
橘「剣崎、悪いが後を頼む……」
剣崎「た、橘さん?」
橘「俺はもうダメかも知れない……」
34 = 25 :
橘さんの心が折れちゃう!
35 :
心もボドボドダー
36 = 19 :
まどか(もしかして……わたしって才能アリ?)
まどか(よーし、頑張るぞ!)
まどか「剣崎さん♪ 次はどうすればいいんですかっ」
剣崎「うーん……じゃあ、次は打つほうで」
まどか「バッティングですか?」
剣崎「ああ。見えてるだけじゃダメさ。それを打ち返すパワーがないと」
まどか(そ、それはちょっと怖いかも……)
剣崎「やめるかい?」
まどか「や、やります!」
ほむら(……バッティングか)
ほむら(それは難度が高そうね。さて、どうしたものか)
37 = 23 :
た、橘さん‥
38 = 19 :
剣崎「構えかたはこう……」
まどか「は、はい」
剣崎「もうちょっと脇を締めて」
まどか「あ、はい」
剣崎「よし、それで思いっきり振るんだ」
まどか「ひゃ、ひゃい」
剣崎「慣れるまでは遅めでいくよ。80㌔/sくらいで」
まどか「お願いします」
シュパッ
まどか「えいっ!」
ほむら カチッ
ほむら「……どうしようもないわね、これは」
ほむら「タイミングも合ってないし、ボールとは見当違いの方にバットが動いてる」
39 = 19 :
ほむら「ちょっと大掛かりにいくしかないわ……」
ほむら「まどかの身体の向きをずらして……と」
ムニムニ
ほむら「柔らかくても不可抗力不可抗力……」
モミモミ
ほむら「不可抗力不可抗力……」
ほむら「こんなものかしら。ジャストミートコース」
ほむら「さて」
ほむら「…………」
プニプニ
ほむら「これも不可抗力」
カチッ
40 :
泣いた
41 = 19 :
カキーン!
剣崎「おおー、飛んだなぁ」
まどか「え? ええ? ホントですか?」
剣崎(だが、なにか不自然だな)
剣崎(うーん……思い過ごしか?)
剣崎「よし、もうちょっと球速あげてみようか」
ほむら(……まだやるの? まったく時間を止めるぶん疲れるだけなのだけど)ニマー
42 = 19 :
~ 数十分後 ~
まどか「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
剣崎「すごいな君。大リーグでも通用するんじゃないか?」
まどか「ど、ども……」
まどか「でも、つか、れ、ました……」
剣崎「あれだけバカスカ打って疲れただけってのもすごいぞ」
ほむら(……まったくだわ)ハァハァ
ほむら(調子に乗って打たせすぎた……ああクラクラする)
ほむら(頼むからしばらくは休憩しててよ)ハァハァ
ジー
ほむら(……? 今、誰かの視線を感じたような)
ほむら(……ダメだわ、頭が回らない)
ジー
│V::>)ジー
43 :
>>9
うるせーんだよゆとりニコニコで死んでろ
44 :
ブレイドとか俺得支援
46 = 25 :
そういや後半の剣崎って(範囲は限定されるけど)時間操れるよな
47 = 22 :
やはり・・・ロリコンか
48 :
>>46
時間停止中は攻撃できないけどな
まあロイヤルストレートフラッシュとか当たる直前に解除すればいいけど
49 = 44 :
>>48
お前のIDにブレイドみたい
50 = 22 :
>>48
本当だ、羨ましい
みんなの評価 : ○
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