元スレまどか「ほむらお姉ちゃん!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
1 :
ほむら「鹿目さん…鹿目さんっ…」
まどか「」
ほむら「目を…目を開けてよ…」
ほむら「鹿目さん……!」
まどか「」
ほむら「うっ…うぅ……」
ほむら「なんで…なんでまた……」
2 :
まどか「ホムラアア・・・・・・・・・・・・・・・ホムラアアアアアアア・・・・・・・・・・・!!!!!」
ほむら「ぎゃああああああああああああああああ」
3 = 1 :
ほむら「…でも、本当にそんなことができるのかな」
ほむら「私なんかが…鹿目さんを助けることなんて…」
ほむら「…結局、私はいつも鹿目さんに助けられてばっかりで……」
ほむら「私が鹿目さんを助けたことなんて…」
ほむら「…」フルフル
ほむら「…とにかく、時間を巻き戻さなきゃ」
ほむら「待っててね、鹿目さん…!」
4 = 1 :
ほむら「……」パチッ
ほむら「今度こそ…って…えっ?」
ほむら「えっ?あれっ?ここ…どこ?」キョロキョロ
ほむら「び、病院じゃない…なんで?何時もなら病院で目が覚めるのに…」
ほむら「ここはどこなの…?こ、公園?」
ほむら「公園だ…見覚えがあるもん、学校の近くの公園だよ」
ほむら「じゃあ、ここは見滝原…なんだよね?」
5 = 1 :
ほむら「…でも、どうしてこんな」
ほむら「もしかして…魔力が弱って来てるのかもしれない…」
ほむら「どうしよう…やっぱり私が弱いからなの?」
ほむら「私が…もっと強ければ…」ポロポロ
ほむら「っ…」ゴシゴシ
ほむら「ダメだよ…泣いちゃいけないよ…」
ほむら「私が…私が鹿目さんを助けるんだから」
6 = 1 :
ほむら「……」キッ
ほむら「今は…夕方かな、時間もいつもと違うみたい」
ほむら「日付もわからないし、とりあえずお家に帰ろうかな」
ほむホーム?
ほむら「あれ…私のじゃない?場所も番号も合ってるよ?」
ほむら「え?なんで?なんで私のお家がないの…?」
ガチャ
ほむら「あっ…」
7 :
見てるから続けろよ
8 = 1 :
「あれ?君、どうしたの?家になにか用?」
ほむら「えっ?あっ?えっと…その……」
「?」
ほむら「あっ、あのっ!」
「うん」
ほむら「ここの近くに、暁美って人が住んでいませんか?」
「暁美?名字が?」
ほむら「は、はい」
「うーん、知らないなぁ」
ほむら「あっ…」
9 :
つまりどういうことだってばよ
10 :
>>9
過去
11 = 1 :
「ごめんね、ここには長く住んでるけど、暁美さんは知らないわ」
ほむら「…そ、そうですか…失礼しました…」ペコッ
「はーい」
ほむら「……」トボトボ
ほむら「なんで私のお家がないの…?ここは本当に見滝原なの…?」
ほむら「どうしよう…とりあえず、さっきの公園に戻ろう」
12 :
妹攻めはアリだとおもいます
13 = 1 :
公園
ほむら「はぁ…どうしたらいいの?こりじゃあ学校にも行けないよ」
ほむら「鹿目さんを助けなきゃいけないのに…」
ほむら「鹿目さん…」
女の子A「や、やめてよ!あぶないよっ!」
女の子B「だ、だいじょーぶ…あたしが取ってあげるからね」
ほむら「…小学生かな、何をしてるんだろ」
ほむら「木に上ってる?危ないよ…」
14 = 1 :
A「お、落ちちゃうよ?あぶないからやめてよぉ」
B「だいじょーぶ、だいじょーぶ…うわぁっ」ズルッ
A「さやかちゃんっ!」
ほむら「あっ、危ないっ!」タタッ
B「きゃぁぁぁっ!」
A「さやかちゃん…うわぁぁん」
B「…あれ?」
15 = 1 :
ほむら「…だ、大丈夫?怪我してない?」
B「は、はい…」
ほむら「よかったぁ」ホッ
ほむら(時間を止められなかったら間に合わなかったよ)
B「あ、あのっ!助けてくれてありがと!」
ほむら「うん、でも危ないから木に上っちゃダメだよ?」
B「…うん」
A「うわぁぁぁん」
16 = 1 :
ほむら「…あれ?」
ほむら(この子たち…どこかで…?)
ほむら(いや、似てるだけ?)
B「ちょっと、泣かないでよ。あたしは大丈夫だよ」
A「えっ?…あっ、ほんとだ…」
A「うぅ…」ゴシゴシ
A「えへへ、よかった」ニコッ
18 :
幼女まどかだと?
19 :
魔力弱まるどころかみなぎってる
20 = 1 :
ほむら(可愛いなぁ)クスッ
ほむら(この子、鹿目さんと似てるよ)
ほむら(鹿目さん…元気かな…?)
B「このお姉ちゃんが助けてくれたんだよ」
A「あ、ありがとうございます…」
ほむら「お友だちが無事でよかったね」
A「うんっ!」
B「お姉ちゃんがいなかったら、あたし…怪我してたよ」
21 = 1 :
ほむら「どうして木に上ったりなんかしたの?」
A「あっ…それは…」
B「この子の風船が木に引っ掛かっちゃって、あたしが取ろうとしたんだよ」
ほむら「風船?」
B「ほらっ、あそこに」
ほむら「あっ、ほんとだ…」
B「でも、やっぱり危なかったかな…」
A「…うん、もう良いよ。わたし、風船諦めるから…」
22 = 9 :
時間戻しすぎちゃったパターンか
23 = 1 :
B「うーん…取れそうなんだけどなぁ」
A「危ないよぉ」
B「よーし!あと一回だけやってみる!」
A「えっ?」
ほむら「あっ、だ、ダメだよ?危ないから…」
B「でもぉ…」
ほむら「…わ、私が取ってあげるから」
B「ほんとっ?」
ほむら「うん、だから待っててね」
24 = 1 :
B「やったぁ!」
A「ありがとう、お姉ちゃん」
ほむら「ふふっ」
ほむら(このくらいなら私にだってできるよね?)
ほむら「…よ、よーし」
ほむら「んしょ…んしょっ…」
ほむら「きゃっ?」ズルッ
A「あっ!」
ほむら「いったぁ…っ」
A「お姉ちゃん…」
25 = 18 :
ほむぅ
26 :
ほむほむ
27 = 1 :
B「お姉ちゃん、大丈夫?」
ほむら「あはは…うん、大丈夫だよ」
ほむら(カッコ悪いとこ見せちゃったな…)
ほむら「もう一回…」
ほむら「きゃぁ!」ズルッ
B「また落ちちゃった」
ほむら「いやっ?」ズルッ
A「お、お姉ちゃん…」
ほむら「ほむぅ!」ズルッ
B「…大丈夫?」
ほむら「あぅぅ…」
28 = 1 :
ほむら(もう…なんでこんなことも出来ないの…?)
ほむら(こんなんじゃ…鹿目さんを助けるだなんてとても…)
ほむら(私…魔法少女になっても弱いままだよ…)
A「あ、あの…お姉ちゃん」
ほむら「…なに?」
A「わ、わたし諦めるから…その…もういいよ」
ほむら「……」
29 :
様子見
30 = 1 :
ほむら(この子にまで気を使わせて…私は…)
A「ありがとう、お姉ちゃん」
ほむら「…!」
ほむら(ダメだよ!せめてこの子にだけでも…!)
ほむら「…ううん、今度こそ取ってあげるからね」
A「あっ…」
ほむら「今度こそ…!」
B「もうちょっと!もうちょっとだよ!」
ほむら「…えいっ」パシッ
B「やったぁ!取れたよ!」
31 = 1 :
A「うんっ!ありがとう、お姉ちゃん!」
ほむら「ふふっ、今から降りるね?」
ほむら(よかった…こんな私でも少しは役に立てたんだね)
A「やったよ、さやかちゃん!」
B「よかったね、まどか!」
ほむら「えっ?」
ほむら(まどか…?)
ほむら「あっ!」ズルッ
33 = 1 :
B「うわっ?」
A「お姉ちゃんっ?」
ほむら「いたた…はい、風船」
A「あ、ありがと…」
B「大丈夫なの?怪我は?」
ほむら「ちょっと擦りむいちゃったかな?」
ほむら(このくらいなら魔法で治せるから大丈夫かな)
ほむら(それよりも…今、まどかとさやかって言わなかった…?)
34 = 1 :
A「お、お姉ちゃん…わたし、絆創膏持ってるから…その…」
ほむら「…じゃあお願いしちゃおうかな」
A「う、うんっ…だ、大丈夫?」
ほむら「うん、ありがとう…ねえ、お名前聞いてもいいかな?」
ほむら(まさかとは思うけど…)
まどか「いいよ、わたしの名前はまどかだよ」
ほむら「!?」
ほむら(うそ…?本当に…?)
35 :
何回目のループ後のほむら?これ
36 = 1 :
ほむら「か、鹿目…さん…?」
ほむら(鹿目さん…!)
まどか「えっ?そ、そうだけど…なんで名字がわかったの?」
B「あれ?そうだね、なんでだろ」
ほむら「鹿目さんっ!鹿目さんっ!」ギュッ
まどか「あわわっ」
ほむら(そっか…やっぱりこの子が鹿目さんだったんだ!)
B「まどか、もしかしてお姉ちゃんと友達なの?」
まどか「ち、違うよ?」
37 = 1 :
ほむら「ね、じゃああなたは美樹さん?」
さやか「へっ?う、うん…あたしは美樹さやかだけど…」
さやか「お姉ちゃん、なんであたしとまどかの名字がわかったの?」
ほむら「えっ?あっ…」
まどか「お姉ちゃん…?」
ほむら(うっかりしてた…そうだよね、変だよね?)
ほむら「あっ…えぇと…その…」
さやか「あ!もしかしてお姉ちゃん名前だけで名字が当てられるの?」
39 = 1 :
ほむら「ん?」
さやか「占いする人が名前だけで名字当てるやつテレビでやってたんだ」
さやか「だからお姉ちゃんもそうなんでしょ?」
まどか「そうなの?凄いなぁ」
ほむら「えっ?あぁ…あはは」
ほむら(参ったなぁ…どうすればいいんだろ…)
ほむら(私、占いなんてできないし…)
ほむら(うーん…)
40 = 29 :
家が無いほむらは野宿するしかないの
41 :
これは期待せざるを得ない
42 = 1 :
さやか「このお姉ちゃんは凄い人なんだよ!」
まどか「うん、そうかもね」
ほむら(…嘘じゃなきゃいいよね?)
ほむら「え、えっとね?お姉ちゃんは占い屋さんじゃないよ」
さやか「えぇー?なーんだ、違うのか」
まどか「そ、そうだよね…」
ほむら「で、でもね?お姉ちゃんは魔法が使えるんだよ?」
さやか「えっ?ほんとに?」
まどか「お姉ちゃんは魔法使いさんなの?」
43 = 29 :
実は俺も魔法使いなんだ
45 = 1 :
ほむら「そ、そうだよ!」
ほむら(嘘じゃない…よね?)
さやか「ねぇねぇ!どんな魔法が使えるの?」
まどか「見たいなぁ」
ほむら「うーん…それじゃあ、この手を見て?」
まどか「うん」
さやか「うん」
ほむら「今は何もないけど…こうすると…」
46 :
>>43
その…きっといつかいい人に巡り合えるさ…な?
47 = 26 :
ほむほむ!
48 = 1 :
ほむら(時間停止)
ほむら「ふぅ…なんだか騙してるみたいでダメかな?」
ほむら「でも、嬉しそうに見てくれてるし…」
ほむら「このお花…一本くらい抜いてもいいよね?」
ほむら「これでよし…」
ほむら(解除)
ほむら「ほら、お花があるでしょ?」
まどか「うわぁ…!」
さやか「わっ!凄い凄い!」
49 = 1 :
まどか「お姉ちゃんは本物の魔法使いさんなんだね!」
ほむら「う、うん」
さやか「凄いなぁ!もっと見せ…」プルル
さやか「あっ、ママから電話だ。ちょっと待ってて」
まどか「うん」
ほむら「……」
ほむら(鹿目さんも美樹さんも小さくて可愛いなぁ、小学生だもんね)
ほむら(それにしても…なんで数年前に来ちゃったんだろう)
ほむら(何時もはあの一ヶ月間しか時間を巻き戻せなかったのに…)
まどか「お姉ちゃん、お姉ちゃん」
ほむら「うん?」
50 = 41 :
まどかさんの過去改変でこれから先の時間軸じゃほむらちゃんは昔近所の公園で出合った魔法使いのお姉さんになるのか…
ほむぅぅぅ…ほむっほむっ
みんなの評価 : ★★★×5
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