元スレ男「一人で喫茶店ってのになんか憧れるんだよな……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
401 = 375 :
いきなりなんだwww
402 = 1 :
店主「えっ!?お、おい!?」
親父「いけねっ……歳とって涙もろくなっちまったんだよ」フキフキ
店主「ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待て!!な、なんだ!?なんなんだ!?」
親父「あのなぁ、お前なぁ、よそで修行してこいっつって本当に他所行く娘がどこにいるんだよぉ!!
お父さん悪いよ!?全部お父さんが悪い!!うん!!でも寂しいだろうがよぉぉぉ!!!」
店主「まてまてまてまて!!!お、お前親父の偽物か!?」
親父「あああああ!!ついに娘が俺の顔を忘れちまってるううう!!!あああ!!!」
店主「いや、いやいや!!覚えてる!!覚えてるよ!!!」
男(え、なにこれ……)
親父「お前なぁ!!!何この店!!お父さんの後継ぎ一切無視してすごいいい店作ってるじゃん!!!
たまんねえ!!たまんねえよ俺ぁ!!!」
店主「お、おう……いや……えっ?」
親父「嬉しいのに悲しいよお前!!どうすりゃいいんだよ!!どんな気持ちでここ来たと思ってんだよぉ!!」
店主「し、知るかよ!!」
親父「泣き笑いながらだよおおお!!!職質2回も受けたぞ!!!」
店主「ま、まじかよ!?」
403 :
おいww
405 :
これは予想外
406 = 110 :
わろた
407 :
なにこれェ…
412 = 1 :
親父「他所で働いてこいって言ったら『ここでがんばるから、一生懸命やるから教えて下さい!』みたいになると思ったんだよおおお!!」
親父「お前、店開くなよおおお!!!」
店主「えぇぇっ!?」
親父「全部……全部シャイな俺が悪かったんだ……ごめんな、ごめんなぁぁ」ポロポロ
店主「な、泣くなって!!っつうかシャイどころか鬼だったぞ!?」
親父「お前があんまり可愛いもんだからつい意地悪したくなって……」
店主「はぁぁぁ!?」
親父「ごめん!!ほんとごめん!!でももうお父さん歳とったから!!自分に素直になれるようになったから!!
後はキッカケだけだったんだから!!そんな時に本が送られて来て何これイェーイ行くしかね~っしょ!!って感じだったんだから!!」
店主「訳わかんねえ……」
少女「私が一番訳わかりませんよ……」
男(あ、俺も……)
413 = 254 :
どうすんだよこれ・・・www
414 :
本気で小説にしてほしいと思ったのは俺だけか?
415 :
本気で小説にして欲しい
416 :
>>61
割れ厨だろ
そういうの意味ないから
>>130,400
笑えねーよカス
417 :
店主「な、なんか……もう……全部、訳わかんねえ……」グッタリ
男「だ、大丈夫ですか!?」
店主「少女……胃薬頼む。
……ったくどれだけ私が気を張ってたか……今日は来るかも、今日こそ来るかもと毎日毎日……」
親父「すまない」
男(厳格な感じに戻ってる!?)
親父「しかし、ここのお店の噂は閉塞的なことだけでな、味の文句なんかは一つも聞かなかったよ。
だから俺は心の中で『入る勇気無くて愚痴ってるだけじゃねーかバーカ』と思っていたぞ」
店主「それもどうだよ……というか私店開いてから一度だけ親父の店行ったことあんだけど……」
親父「知ってる……厨房に隠れてた」
店主「なにしてんだよ!!」
親父「急に娘が来たから」
店主「いやいやいやいや!!……はぁ、もう怒る気力も残ってねえよ……」
419 :
日またいじゃったな
420 :
親父wwwwwwwwwwwwwwww
421 = 417 :
老人「親子の絆に水を指すようで悪いんじゃが」
店主「なにが絆だジジイ!!」
老人「お主が親御さんをここに連れて来た目的とはなんだったのじゃ?」
親父「ご老人、とても良い質問です。私も気になってました」
店主「知らずに来たのかよ!!」
店主「はぁ……私は、今となっちゃ恥ずかしいけどよ、親父に認められたくてこの店開いたんだよ」
親父「うっ……」ポロポロ
幼女「おじちゃん泣くの早いよー」
店主「でさ、こんな良い本を書いてくれてさ」
青年「うっ……」ポロポロ
少女(あっ、めんどくさいな)
422 :
少女ちゃん酷いっす
424 = 417 :
店主「やっと親父にこの店に来てもらっても大丈夫だってくらい、ここに自信を持てたんだよ。
これ以上の店は、私じゃ作れねえぞってとこまでな。だから、本を送ったんだ。
見に来てくれって意味でな」
親父「娘ぇ……」ボロボロ
店主「あー、もう、んだよ全くよお」
親父「お前、立派に育ってくれたなあ…….ありがとよぉ……こんなお父さんなのに……」
店主「自覚はあるんだな。まだ救われたよ」
親父「確かに俺の店を継いで貰えないのは悲しいけど、お前が丹精こめて、必死になって作り上げた店だ……。
それがどれくらい大切かってのは、俺が一番よく理解してやれる。
時に自分を犠牲にしてまで店を守らなくちゃいけねえ時だってあるんだ」
店主「……」
親父「だから俺は、お前を誇りに思うよ。こんな立派な店を作り上げたお前を」
店主「……ああ、そうかい。嬉しいよ。こんな親父だけど、目標には、変わりねえからさ」
親父「……良い子だぁ……あああ……あれうちの娘なんですうう……」ボロボロ
男「え!?いや、知ってます!!」
425 :
明日の昼まで残っていますように
429 :
演者のせいで駄作になる予感
433 = 417 :
親父「はぁー……お父さん泣き疲れたよ」
店主「私はもっと疲れたよ……」
親父「そうだ、俺の店でここを宣伝してもいいか?」
店主「ん、あー……どうすっかな。皆はどう思う?
親父の店、繁盛してるから、新規のお客さんは増えると思んだけど」
老人「ぜひお願いするべきじゃ!……と、言いたいところじゃけど、これはお主に任せるよ。
店のことでもあるが、親子のことでもあるからの」
幼女「うん、私も爺ちゃんとおんなじ」
青年「僕も同じかな」
男「俺もです」
少女「私も、料理さえ作れれば」
店主「そっか……んじゃ、遠慮するよ。隠れ家って響きが好きでさ、見つけた人だけ楽しんでって方が、性に合ってるんだ」
親父「そうか……そうだな。それがポリシーだもんな。わかったよ。ただ、俺はここの常連になるけどね」
店主「えっ」
434 :
俺「えっ」
435 :
うわおやじめんどくさかわいい
436 :
オヤジwwwwww
437 :
俺にはわかるこのおやじはイケメン
438 :
なぜかおやじが豊川悦司で再生されるwwwww
439 = 417 :
ーーーーーーーー
ーーーー
ー
後日・喫茶店
少女「男くん、今度の日曜だけど……」
男「うん、ちゃんと空けてあるよ。誘ってくれてありがとう。
女の子とデートなんて初めてすぎて、なにをどうしていいやら……」
少女「私も。飛びきりのお弁当作るから」
男「期待してるよ。って言っても、おいしいことはわかりきってるけど」
老人「じゃから!そこは段落を変えてじゃな!博之の心情を……」
青年「いや!!ここは曲げない!!小説家としてのポリシーだ!!」
老人「聞き分けならんやつじゃな!!」
青年「そっちこそ!!」
店主「おーい、宿題進んでるか?」
幼女「んー、おじちゃん中々教えるのうまいよー」
親父「ずっと娘に宿題教える妄想してたからな!!はっはっは!!」
店主「ったくよぉ……ま、騒がしくても平和でいいけどよ……」
いつまでも変わらず、このままの形で喫茶店は続く。
……オレンヂの日を繰り返しながら。
終わり
440 = 431 :
いつからか青年が 相葉弘樹 に見えてきた
支援
442 :
おわた
443 = 417 :
かなり疲れた……保守と支援に感謝してる
ありがとうございました
444 = 419 :
面白かったよー
おつ
446 = 422 :
えっ
447 :
お疲れ様
448 :
乙
おもしろかった
449 = 431 :
あ、終わったわ
乙。面白かったと思うよ
450 :
>>299
声出して笑った
みんなの評価 : ★★
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