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    元スレ男「一人で喫茶店ってのになんか憧れるんだよな……」

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    みんなの評価 : ★★
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    252 :

    追いついた面白いこういうの好き紫煙

    253 = 1 :


    数時間後

    店主「よっと」ガラララ

    「ハァ……ハァ……て、店主さん……す、すみません……」

    店主「おっ、ギリギリセーフってやつだな。見つかったのか?」

    「はい……なんとか」

    店主「……疲れたろう?中、入りなよ」

    「す、すみません……」

    店主「いいからいいから。謝ってばっかだとこっちまで申し訳なくなるからさ」

    「そ、そうですね……ありがとうございます」

    店主「……おう」ニカッ

    店主「ささ、入った入った!」グイグイ

    「あ、わ、ちょっと!」フラフラ

    255 = 119 :

    キモヲタの妄想SS寒いよ

    256 = 1 :

    店主「ふう……何飲む?」

    「じゃ、じゃあ麦茶を一杯」

    店主「遠慮してんの?酒とかもあるけど」

    「いえ、俺酒はやらないんで……それに、走った後だから麦茶が一番なんです」

    店主「そうかい。んじゃ、うんと冷たくしてあげるよ。氷たくさんいれてね」

    「助かります」

    店主「ふう……」

    「ん、なんかいい匂いしません?」クンクン

    店主「ああ、奥で少女が明日の仕込みしてんのさ。張り切ってたよ、少女のやつ」

    「そうなんですか……料理上手ですよね」

    店主「家の手伝いよくしてたんだって」

    「なんかそのレベル超えてるような気がするんですが……」

    店主「あははっ、私が散々鍛えたから」

    「あ、そうなんですか」

    店主「基礎ができてたのさ。そりゃ上達もはやいわけだ」

    258 :

    こんな店長いいな

    261 = 1 :

    店主「常連の中で、一番の古株って誰だと思う?」

    「えっ?……えーっと、爺さん、ですか?」

    店主「ブッブー、外れ」

    「え!? じゃあ……青年さんは一番の後輩って言ってたから、幼女ちゃん?」

    店主「それも外れ」

    「え? え?」

    店主「あははっ。正解は、少女さ。あいつは、元々客だったんだ」

    「へぇー!そうなんですか……」

    店主「まだこの店開いたばっかの頃だったかなあ……。朝店を開けるために行くと、扉の前に立ってんの。少女が。もうね、不気味だったよ」

    「ひ、一人でですか!?店が開く前から!?」

    店主「そうそう。ははっ、こえーだろ?」

    「な、なんでそんな……」

    265 = 110 :

    少女かわいい

    266 = 1 :

    店主「あー……駅前にある、結構賑わってる喫茶店知ってるか?」

    「ああ、はい。入ったことはないですけど……」

    店主「あそこ、少女の実家なのさ」

    「えっ!?」

    店主「コーヒーにこだわってるとかで、結構な固定客がついてる。立地条件もいいし、雰囲気も良い。
       一歩踏み入れれば駅前の喧騒から一転、森の中の切り株に座ってるような静けささ。
       一度だけ入ったことがあるけど、小鳥でも鳴いてんじゃねえかって、首を回したくらいさ」

    「すごいですね……」

    店主「そこの親父……まあ、少女の父親なんだけど、本当にこだわる厳しい人でね。
       少女の料理の技術とか、コーヒーの淹れ方に納得がいかなかったみたいでさ、少女を突き放しちゃったんだ。
       跡を継ぎたいならどっかで修行してこいって。まだ俺が教えるレベルじゃねえって。無責任な話さ」

    「それで毎朝……」

    店主「ま、お手軽なコーヒーを楽しむチェーン店が増えたからさ。喫茶店として構えてるような場所は、この街には少女の実家とここくらいしか無くてね。
       ここに来るしか無かったんだと思うよ」

    「そうなんですか……」

    267 = 1 :

    店主「そんなもんだから、少女はコーヒーを人に褒められるのが嬉しくてね」

    「あっ……」

    店主「父親に近づけたとか思うのかね。嬉しくてつい暴走しちゃうって、そんな裏話があんのさ」

    「へぇー……まだまだ俺、全然皆さんのこと知らないんですね」

    店主「私だってそうさ。ジジイがヨーロッパ好きだなんて、ついこの前知ったばかりだよ」

    「……あっ」

    店主「ん?……げっ」

    「その話……しないでって言ったはず」

    店主「あ、あはは……悪い。酒回っちゃってさ」

    「まかない抜き」

    店主「ちょ、それはどうなのよ!?」

    「まかない抜き」

    店主「ちょっとお!!」

    268 = 221 :

    クソッ

    269 :

    実際ほとんどの喫茶店はお爺ちゃんお婆ちゃんだけの憩いの場だけどな

    270 :

    だーれも入ってないような店主一人の喫茶店で一人パスタとデザートと紅茶飲むの好きなんだけど

    271 = 1 :


    「仕込みは終わったの?」

    「はい、終わりました」

    「明日のお昼、楽しみにしてるね」

    「は、はいっ……」

    店主「赤くなってら」

    「店主、お酒も没収するよ?」

    店主「冗談さ冗談。ははは……はぁ」

    店主「まかない抜きなら自分で作るしかねえなあ……」

    「こっちも冗談。もうできてるから、持ってくるね」

    店主「あ、ホント?良かったぁーさすがだね」

    「待ってて」

    店主「はいよ」

    272 :

    でも、入ってみるとそれぞれ個性があって悪くないよね

    273 = 133 :

    個人経営な喫茶店って結構高いんだよね

    274 = 254 :

    追いついたぜえええええええええ
    よく考えたら今はさるないから過疎ってなけりゃ支援って必要ないんだっけか

    275 = 272 :

    >>274
    最近でもたまに猿ったと言う人いるけどブラフなの?

    276 = 142 :

    >>275
    そうだね

    277 = 1 :

    店主「ふう……ああ見えてたまに気が強いんだよね……誰に似たんだか」

    (店主さんしかいないような……)

    店主「……」ジトッ

    「あ、あはは……」

    店主「なんか考えてることが聞こえてきたようなきがしたよ」

    「き、気のせいですよ、きっと!あはは!」

    店主「男って、顔に出やすいんだよねえ」

    「えっ!? 初めて言われましたけど……」

    店主「そうなの? 一番最初に来た日、私の胸しか見てなかったでしょ?
       もうバレバレよ」

    「うわあああやめてください!!すみません!!すみません!!」

    店主「あっはは!!冗談だよ冗談!!」バンバン

    「……悪酔いしすぎ」

    279 = 110 :

    少女がヤキモキ妬いてるシーン下さい

    280 = 1 :


    「はい、まかない」ゴトッ

    店主「おー、カツ丼!いいね!」

    「……」ゴクリ

    店主「いただきます!」

    「……あ、じゃ、じゃあ俺はそろそろ帰りますね。お茶ありがとうございました」

    店主「ん、もう帰んの?」

    「あはは、まかない見たらお腹空いちゃって……。お金ここに置いときますね、お話もおもしろかったです」

    店主「いいよいいよ。全部こっちが好きにやったことだからさ」

    「では……あの、また明日のお昼に」

    店主「はいよー」

    カランコロンカラン

    281 = 269 :

    喫茶店ですう煙草ってなんであんなにうまいんだろう

    282 = 1 :

    店主「んっ……」モグモグ

    店主「やっぱうまいねー」

    「……店主」

    店主「んー?」モグモグ

    「……本当のこと教えて欲しいんだけど」

    店主「」ピタッ

    「……」

    店主「……なんのことさ?」

    「誤魔化すの下手だよね。私より、あの人のこと、気になってるんじゃない?」

    店主「……」

    店主「まさか。ないない、安心しなって。
       周り見えなくなって、周りの女が皆ライバルみたいに見えちゃうのは分かるけどさ」

    「じゃあなんであんな話したの?」

    店主「……」

    283 :

    喫茶店でちょっと高いタバコを吸うが
    大抵不味いハズレタバコ
    結局いつも吸ってる奴になる

    285 = 226 :

    きたな

    286 = 133 :

    >>283
    封を開けて時間たつと葉が乾燥するし、香りも飛ぶよ
    封を開けてすぐならハズレかも知れんけど

    287 :

    結局男がモテモテなのか…
    くそおおおおうわああああああぐわあああああああくろこだいいいいいん
    保守

    288 = 1 :

    「私……ただ料理が上手にできるようになりたくて、ここで働かせて貰ってるだけなんだけど」

    「お店の前で待ってたのは本当だけど……駅前の喫茶店は、店主の実家でしょ?
       父親に認めてもらうために、このお店開いたんだよね?」

    店主「……」

    「お爺さんにあの人を婿にどうって言われた時も、焦って私を使ったよね。
       自分の家庭の事情話すのも、怖くて私を使ったよね」

    店主「……悪い。酔っててさ」

    「謝ってほしくなんてないよ。本当のことを教えて欲しいだけ」

    店主「……」

    「"今は好きじゃないことくらいわかってるよ。ただ、それくらい認めたらどうだ?"」

    店主「……ははっ……敵わないな。まだまだ子どものくせに」

    「心は大人だよ。店主より」

    店主「そうかい」

    289 = 226 :

    おお・・・

    290 :

    これなんて俺得展開

    291 = 254 :

    男が留年してなければ年の差9~5くらいかね

    292 = 269 :

    恋愛感情なんて持ち出しちゃ居場所的な意味なくなるじゃん…

    293 = 1 :

    店主「……はぁー……」グッタリ

    店主「なんか疲れた。ははっ」

    「マッサージならしてあげるよ」

    店主「嫌だよ。少女のマッサージ、くすぐったいだけだし」

    「……がんばってるもん」

    店主「……」

    「……」

    店主「……ほんと、顔にでるんだよ、男」

    「……」

    店主「おいしい時は本当においしそうで、小説家の本読んだ時なんか見たか?心の底からつまらなそうだったろ」

    「そのあと、ドブだもんね」

    店主「なんか……羨ましいんだよな、そういうところが。私なんて、常に怒ったような顔してる親父を見て育ったからさ。
       新鮮というか。……気になるんだよなぁ……」

    「……そっか」

    店主「……うん」

    297 = 1 :

    「好きになったらどうすんの?」

    店主「ん……伝えない、と思う。うん」

    「……どうして?」

    店主「……男がこの店に求めてるのは、そういうんじゃないからさ。ほら、居心地、悪くなっちまうだろ?
       どうしても……。私としては、店のことも、好きでいて欲しいからさ。
       私が告白したら、きっともう、店に来ないよ、男は。どっちかなんだ。
       だから、私は譲る気満々なんだけど?」ニヤッ

    「なにそれ、ずるいよ」

    店主「諦められるうちに諦めたいのさ。まだまだ全然、好きなんて感じじゃないからさ」

    店主「いい顔をするやつさ、男は」

    「……ふーん」

    店主「少女は? 案外もう好きなんじゃないの?」ニヤニヤ

    「さ、着替えて帰ろっと」

    店主「おい!!」

    298 :

    大人やで

    300 = 226 :

    まだまだ
    恋愛持ち込みそうなフラグを立てといての主人公が鈍感で発展せず終了みたいなルートだこれは


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