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元スレ女戦士「え?勇者って童貞なのか?」
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女戦士「心なしか、鎧も重いような気がするよ」ガシャッ
女戦士「………夜は静かだな」ホゥッ…
女戦士(空、星がいっぱいだ……)
女戦士「……ぷはっ」
女戦士「詩人かよ」
女戦士「……やっぱ私のガラじゃないや。今日はさっさと寝よ――ん?」
女戦士「おや、あれは……」
女戦士「………夜は静かだな」ホゥッ…
女戦士(空、星がいっぱいだ……)
女戦士「……ぷはっ」
女戦士「詩人かよ」
女戦士「……やっぱ私のガラじゃないや。今日はさっさと寝よ――ん?」
女戦士「おや、あれは……」
女戦士「おーい」
武道家「む?」
武道家「女戦士か。どうした、こんな夜中に」
女戦士「ん?や、ちょっと眠れなくて」
武道家「珍しいな。熊より剛胆なお前が」
女戦士「おうおう…なかなか言うじゃない」
女戦士「ていうか、そーいうあんたは何してるのさ」
武道家「見た通り、座禅だが」
女戦士「座禅てね」
武道家「夜中はいい。音が澄んでいる…クンフーを練るによい時間だ」
武道家「む?」
武道家「女戦士か。どうした、こんな夜中に」
女戦士「ん?や、ちょっと眠れなくて」
武道家「珍しいな。熊より剛胆なお前が」
女戦士「おうおう…なかなか言うじゃない」
女戦士「ていうか、そーいうあんたは何してるのさ」
武道家「見た通り、座禅だが」
女戦士「座禅てね」
武道家「夜中はいい。音が澄んでいる…クンフーを練るによい時間だ」
女戦士「クンフーね。何が楽しいやら…」
武道家「カカカ。苦楽で道を修めるものではないよ」
女戦士「ごもっとも」
武道家「さて、それで、何か悩み事か女戦士よ」
女戦士「えー?んー、まあなんというか…」
武道家「ほう?やや子ではないか」
女戦士「えっ」
武道家「そうか、お前も母になるか」カカカ
女戦士「な、なんでわかったの」
武道家「周天めぐれば気のひとつやふたつ、見極めるなど容易きこと」
武道家「ほれ、実に愛らしく小さな気がぬしの腹で動いておるわ」カカカ
武道家「カカカ。苦楽で道を修めるものではないよ」
女戦士「ごもっとも」
武道家「さて、それで、何か悩み事か女戦士よ」
女戦士「えー?んー、まあなんというか…」
武道家「ほう?やや子ではないか」
女戦士「えっ」
武道家「そうか、お前も母になるか」カカカ
女戦士「な、なんでわかったの」
武道家「周天めぐれば気のひとつやふたつ、見極めるなど容易きこと」
武道家「ほれ、実に愛らしく小さな気がぬしの腹で動いておるわ」カカカ
女戦士「流石というか、変態の域だね」
武道家「カカカ。道に通じていると言え…しかし、そうか。ふうむ、お前が母親か……」
武道家「似合わんな!」カカカ
女戦士「悪かったなー」
武道家「なに、口が達者なだけだ。すまんな……さてさて」ヨッ
武道家「……うむ。実に体が軽い」
武道家「…で、お前は何を悩む」
女戦士「ん~…」
武道家「まあ、単純明快なお前のことだ。どうせ冒険の途中だからと悩んでいるのだろう」
女戦士「は~いはい。大当たりですがなにか?」
武道家「カカカ。道に通じていると言え…しかし、そうか。ふうむ、お前が母親か……」
武道家「似合わんな!」カカカ
女戦士「悪かったなー」
武道家「なに、口が達者なだけだ。すまんな……さてさて」ヨッ
武道家「……うむ。実に体が軽い」
武道家「…で、お前は何を悩む」
女戦士「ん~…」
武道家「まあ、単純明快なお前のことだ。どうせ冒険の途中だからと悩んでいるのだろう」
女戦士「は~いはい。大当たりですがなにか?」
武道家「うむ。ならば、答えは出ているな」
武道家「産め、育てよ。子はいいぞ」
女戦士「そう単純ならねえ」
武道家「カカカ。また単純だな。自身が戦力だから、とそう思っているのか」
女戦士「そうだけど当てられると腹立つかも」
武道家「産め、育てよ。子はいいぞ」
女戦士「そう単純ならねえ」
武道家「カカカ。また単純だな。自身が戦力だから、とそう思っているのか」
女戦士「そうだけど当てられると腹立つかも」
女戦士「…選択肢がないのくらいわかってるよ」
女戦士「産むのは決めてるからさ」
武道家「うむ。実によい心がけだな」カカカ
女戦士「ただそれで「はい冒険やめます」ってのもね」
女戦士「……結局、整理つかないだけなんだよ。色々」
武道家「ふむ。まあ、グダグタ言ってるが、ようするに」
武道家「お前が戦力外でも問題なくなればいいわけだな!」カカカ
女戦士「おい」
女戦士「産むのは決めてるからさ」
武道家「うむ。実によい心がけだな」カカカ
女戦士「ただそれで「はい冒険やめます」ってのもね」
女戦士「……結局、整理つかないだけなんだよ。色々」
武道家「ふむ。まあ、グダグタ言ってるが、ようするに」
武道家「お前が戦力外でも問題なくなればいいわけだな!」カカカ
女戦士「おい」
武道家「冗談だ。察するに自身の我が儘だろう?」
武道家「子は産みたいが無責任に冒険を放り出したくないと」
女戦士「……うん」
武道家「うむ。言ってやる言ってやる」カカカ
武道家「ただの馬鹿だ」
女戦士「うぐっ」
武道家「子をなした時点で冒険に対して責任もクソもあるか」
武道家「ハッキリ言ってやろう!無責任だ!」カカカ
女戦士「おぅおぅ…」
武道家「子は産みたいが無責任に冒険を放り出したくないと」
女戦士「……うん」
武道家「うむ。言ってやる言ってやる」カカカ
武道家「ただの馬鹿だ」
女戦士「うぐっ」
武道家「子をなした時点で冒険に対して責任もクソもあるか」
武道家「ハッキリ言ってやろう!無責任だ!」カカカ
女戦士「おぅおぅ…」
>>124
おら商人
おら商人
女戦士「だから、それはわかってるって」
武道家「いいや。わかっていないな」
武道家「わかっているならば、すぐに勇者のもとへ行き」
武道家「お前の子が出来たゆえ、旅をやめると言えばよい」
武道家「産むと決めているのであれば、選択肢はそのひとつ
武道家「それが出来ぬはただの優柔不断。自己防衛の下らん詭弁よ」
女戦士「……ぬう」
女戦士「え?ていうか何で知ってるの?父親が勇者って」
武道家「全部僧侶に聞いた」
女戦士「気っていったのに……」
武道家「いいや。わかっていないな」
武道家「わかっているならば、すぐに勇者のもとへ行き」
武道家「お前の子が出来たゆえ、旅をやめると言えばよい」
武道家「産むと決めているのであれば、選択肢はそのひとつ
武道家「それが出来ぬはただの優柔不断。自己防衛の下らん詭弁よ」
女戦士「……ぬう」
女戦士「え?ていうか何で知ってるの?父親が勇者って」
武道家「全部僧侶に聞いた」
女戦士「気っていったのに……」
武道家「カカカ!さてさて、ならばもはや語るも時間の無駄でしかない」
武道家「明日、勇者のもとへ行き全て伝えよ」
女戦士「……」
武道家「なに、心配するな。我ら三人、魔王などに遅れはとらぬ」
武道家「安心して静養するがよい」カカカ
女戦士「………」
武道家「ま、とりあえず今日はもう遅い。寝るがいい…夜更かしは子にもよくない」
女戦士「……うん」
武道家「カカカ!羞恥に悶えろ!無責任にもほどがあるとな!」カカカ
女戦士「はいはい……おやすみ」
武道家「うむ。よい夢をな」
武道家「明日、勇者のもとへ行き全て伝えよ」
女戦士「……」
武道家「なに、心配するな。我ら三人、魔王などに遅れはとらぬ」
武道家「安心して静養するがよい」カカカ
女戦士「………」
武道家「ま、とりあえず今日はもう遅い。寝るがいい…夜更かしは子にもよくない」
女戦士「……うん」
武道家「カカカ!羞恥に悶えろ!無責任にもほどがあるとな!」カカカ
女戦士「はいはい……おやすみ」
武道家「うむ。よい夢をな」
女戦士(うだうだ悩んでも……仕方ないか)
女戦士「明日、勇者のとこに行くかな」ンッー
女戦士「……」ドキドキ
―――
――
―
――カン、カン、カン…
女戦士「むーっ、………む?…ふあ……」
女戦士「ん…なんの騒ぎだろ……と?」
――カン、カン、カン――
女戦士「………」
女戦士「……警鐘?」
女戦士「明日、勇者のとこに行くかな」ンッー
女戦士「……」ドキドキ
―――
――
―
――カン、カン、カン…
女戦士「むーっ、………む?…ふあ……」
女戦士「ん…なんの騒ぎだろ……と?」
――カン、カン、カン――
女戦士「………」
女戦士「……警鐘?」
女戦士「……」
女戦士「あれ?ここ、宿屋じゃない…」
女戦士「なんか、見覚えあるよーな…」
――やめて!
女戦士「……?声…」
――やめてよ!
女戦士「……」
――やめて、お願い…
女戦士「…!?」ハッ
――いやっ!!
女戦士「あれ?ここ、宿屋じゃない…」
女戦士「なんか、見覚えあるよーな…」
――やめて!
女戦士「……?声…」
――やめてよ!
女戦士「……」
――やめて、お願い…
女戦士「…!?」ハッ
――いやっ!!
?『やめて!』
『キヒッ…』
――あれは…
女戦士『やめて…お願い、触らないで………やめて…!』
『キヒヒ…キヒッ』ヌヂュ
女戦士『ひっ――や、だ…やだ!いやあ!!』
――やめて
『キヒヒヒヒヒヒヒ』
女戦士『いやあ…がっ……ぁ……』
――やめて!!
『キヒッ…』
――あれは…
女戦士『やめて…お願い、触らないで………やめて…!』
『キヒヒ…キヒッ』ヌヂュ
女戦士『ひっ――や、だ…やだ!いやあ!!』
――やめて
『キヒヒヒヒヒヒヒ』
女戦士『いやあ…がっ……ぁ……』
――やめて!!
女戦士「――やめて!」ガバッ!
女戦士「……」ハァハァ…
女戦士「…なんで、こんな夢……」
女戦士「………」ギュッ
女戦士「――うっ」ウプッ
女戦士(……気持ち悪い………)ウッ…
女戦士「……」ハァハァ…
女戦士「…なんで、こんな夢……」
女戦士「………」ギュッ
女戦士「――うっ」ウプッ
女戦士(……気持ち悪い………)ウッ…
女戦士「………」フラフラ
女戦士「…はぁ。最悪の夢見たな……」
女戦士(割りきったつもりだったけど…)
女戦士(トラウマ。あるよね、やっぱり)トテトテ
勇者「女戦士さ~ん」
女戦士「……あ、勇者(気まずいな…)」
勇者「もう。朝から宿屋にいないから、心配したんですよ」
女戦士「ごめんごめん。ちょっと気分転換にね」
勇者「…大丈夫ですか?」
女戦士「へーきへーき。あはは」
勇者「…ならいいんですけど」
女戦士「…はぁ。最悪の夢見たな……」
女戦士(割りきったつもりだったけど…)
女戦士(トラウマ。あるよね、やっぱり)トテトテ
勇者「女戦士さ~ん」
女戦士「……あ、勇者(気まずいな…)」
勇者「もう。朝から宿屋にいないから、心配したんですよ」
女戦士「ごめんごめん。ちょっと気分転換にね」
勇者「…大丈夫ですか?」
女戦士「へーきへーき。あはは」
勇者「…ならいいんですけど」
女戦士「……」ドキドキ
女戦士(これは…完全に言うタイミングだよね)ドキドキ
勇者「?」
女戦士(……あんな夢さえ見なければなあ)ハァ
女戦士(子供出来たっていったら、結婚するって言い出すよね絶対)
女戦士(……私でいいものかどうか…うーん…)
勇者「?」
女戦士(これは…完全に言うタイミングだよね)ドキドキ
勇者「?」
女戦士(……あんな夢さえ見なければなあ)ハァ
女戦士(子供出来たっていったら、結婚するって言い出すよね絶対)
女戦士(……私でいいものかどうか…うーん…)
勇者「?」
女戦士「……ね、勇者」
勇者「はい?」
女戦士「あ~……その、さ…ちょっと相談があるというか」
勇者「はい」
女戦士「……僧侶からは聞いてないよね?」
勇者「なにをですか?」
女戦士(聞いてないねー、これは)
勇者「はい?」
女戦士「あ~……その、さ…ちょっと相談があるというか」
勇者「はい」
女戦士「……僧侶からは聞いてないよね?」
勇者「なにをですか?」
女戦士(聞いてないねー、これは)
女戦士(でも、決めてるんだよね。もう…うん)
女戦士(今さらだろ)ドキドキ
勇者「あの…僧侶さんがどうかしたんですか?」
女戦士「ん、いや、それは忘れて。……で、本題なんだけど」
勇者「はい」
女戦士「…子供できた」
勇者「はい?」
女戦士「いや、はい?じゃなくて」
勇者「――えっ///あ、もしかして///」
女戦士「うん……はい、そういうことです(わー、思ってたより恥ずかしいな)」
女戦士(今さらだろ)ドキドキ
勇者「あの…僧侶さんがどうかしたんですか?」
女戦士「ん、いや、それは忘れて。……で、本題なんだけど」
勇者「はい」
女戦士「…子供できた」
勇者「はい?」
女戦士「いや、はい?じゃなくて」
勇者「――えっ///あ、もしかして///」
女戦士「うん……はい、そういうことです(わー、思ってたより恥ずかしいな)」
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