のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,687人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ女戦士「え?勇者って童貞なのか?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 勇者 + - 女戦士 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    51 = 3 :

    勇者(チャンスは今夜だけ…しかし逆を言えば『今夜』は全てチャンス)

    勇者(でも…今のぼくじゃ力が足りない…)

    勇者(けど!諦めちゃいけないんだ!)

    勇者(好きな人との未来のために!!)

    勇者(女神ルビス…どうかぼくに…)

    勇者(安全日を打ち砕く力を……!!)

    勇者 は 強く 強く 祈った!
    ………
    ……

    52 :

    方向性変わって来てワロタ

    53 = 3 :

    ~天界~

    ルビス「ふんふふ~ん♪」キラキラーン

    精霊「ルビス様、ご機嫌ですね」

    ルビス「あら?うふふ、やはりわかるかしら……ほら見て、天界花が咲いたの」キラキラーン

    精霊「ほぉ、これはまた…実に美しいですね」

    ルビス「ええ。この花は、生きとし生けるモノ全てを護る天界の花。人の願いを叶える素敵なお花…」

    精霊「千年に一度だけ咲く伝説の花…。ルビスの加護とも」

    54 :

    ふぅ

    55 = 3 :

    ルビス「これを勇者に届けましょう。きっと魔王討伐の役にたってくれるわ」

    精霊「私がお届けしますか?」

    ルビス「いえ。こっそりと渡しておくわ。どうぐぶくろに入れましょう」

    ルビス「うふふ、えい♪」ポンッ♪

    精霊「転送の魔法。ふむ、もう勇者に届いてるはずですね」

    ルビス「ええ。彼が私にも聞こえるほどに強く願うとき、きっと力を貸してくれることでしょう」

    ルビス「願わくば、勇者のいく道を照らす道標にならんことを……」pray

    56 = 3 :

    精霊「……やはりルビス様はお美しい」

    ルビス「あらあら?お世辞を言ってもご褒美は出ないわよ?」ウフフ

    精霊「いえ、本当のことです…私もまた、貴女様と共に世界の護り手でありたいと願います」

    ルビス「ええ。お願いね。信頼しているわ、精霊」

    精霊「ありがたきお言葉」

    57 = 3 :

    そのとき 地上 より 強い 願い が 届いた !

    精霊「ん?」

    ルビス「あら?」

    勇者≪好きな人との未来のために…!≫

    ルビス「これは…」

    精霊「未来…」

    ルビス「ええ。聞こえたわ…早くも、美しい声と願いが」

    勇者≪女神ルビスよ、どうか……≫

    ルビス「ええ!聞こえるわ勇者!」

    58 :

    ルビスさんやっちまったなぁ……

    59 = 30 :

    そのとき不思議なことが起こった

    60 :

    つまらん

    61 = 3 :

    ルビス「ルビスの加護よ!我が声に応え、力強き心に――」

    ルビス「祝福を!」パアァ
    勇者≪安全日を打ち砕く力を……!!≫パアァ


    ルビス「」

    精霊「」

    62 :

    あー

    63 = 3 :

    精霊「こ、これはなんという……!勇者め!」

    精霊「ルビス様!私は少し地上に降りてきゃつに説教を…」

    ルビス「」

    精霊「…ルビス様?」

    ルビス「」

    精霊「ルビス様!?」

    精霊「いかん、意識を失っておられる!!誰か!誰かあああああ!!!」

    ………
    ……

    64 = 3 :

    ~地上~

    勇者(……)スピー

    戦士(気持ちよさそうに眠ってんなあ…)ナデナデ

    戦士(つうか結局あのあと10回以上出したぞこいつ…どんだけだよ)ナデナデ

    戦士(腰が痛い)

    戦士(……結婚、か)

    戦士(まあ、本当に子供が出来たらな。勇者)

    戦士(でも、悪いけど…それだけはないんだ)

    戦士(なぜって?)

    戦士(魔物に弄ばれた後遺症でさ。二度と子供は作れないって言われてる)

    戦士(……だから、賭けは私の勝ち)

    67 = 3 :

    戦士(まー、でも本当に久しぶりだったなあ…)

    戦士(つか魔物以外とは……初めてだったし)タハハ

    戦士(……)

    戦士(想い出作りのつもりだったんだけど)

    戦士(なんでまた……よりにもよって『勇者様』に惚れちゃうかな)ハァ

    戦士(…お前は勇者。その血筋は受け継がれるべきで…だから私じゃ…)

    戦士(『無理』なんだ)

    戦士(……)

    68 = 3 :

    勇者「…」スピー

    戦士「…ふふっ」チュッ

    戦士「だけど、今だけは……な。いいよね勇者」

    戦士「お前の横で…寝ても……さ……」スッ――

    戦士「……」スゥスゥ

    勇者「……」スゥスゥ

    ―――
    ――

    69 = 30 :

    予想以上にいい話になりそうな件

    70 :

    面白いじゃん

    71 = 3 :

    僧侶「おめでたですね」

    戦士「おい」

    僧侶「まあ~…なんというか、旅の途中でやらかしましたねえ」

    戦士「え、ていうか、まじで?」

    僧侶「こんな嘘つきませんよ…」

    72 :

    うむ

    73 = 3 :

    僧侶「で。父親は誰なんですか」

    戦士「いや~、それはちょっと…」

    僧侶「深く詮索はしませんが、しかし…うーむ」

    戦士「な、なに?」

    僧侶「……いえ」

    僧侶(以前に状態を見せてもらったときと、まるで違う……完全に『治っている』)

    僧侶(あれほどボロボロだった機能が……なぜだ?)

    74 = 58 :

    しかしそこへ魔物が

    75 = 70 :

    魔王がくる

    76 :

    何だかんだ言ってルビス様仕事したのか

    77 = 3 :

    僧侶「……女戦士さん。ここ最近、何か強力な……何か、回復呪文か何かを受けましたか?」

    戦士「記憶にはないなあ……」

    僧侶「となると、ますます神のご加護かもしれませんね」アーメン

    僧侶「とにかく、おめでとうございます」

    戦士「うん……」

    僧侶「?あまり嬉しそうじゃありませんね」

    78 = 3 :

    戦士「うん…というか実感わかないとゆーかなんというか」

    僧侶「母親になるんですよ?実感がないとは困りますね」

    戦士「いや、だってさあ……」

    戦士「私だよ?」

    戦士「子供できないって言われて…それを受けいれて生きてたし」

    戦士「それがいざ『子供できました』ってなあ…ね?」

    僧侶「ふむ。ま、わからないでもありませんが」

    79 :

    10回以上したのに女はアヘらず平気なんだな

    81 = 3 :

    戦士「それに……ぶっちゃけ冒険のこともあるだろ?」

    僧侶「ええ。それについては無責任と言わざるをえませんね」

    戦士「いま妊娠は、えーと…」

    僧侶「3ヶ月です」

    戦士「……魔王の城まであと少しってとこまで来てな……」

    僧侶「残念ですが、離脱してもらう以外にありませんね」

    僧侶「正直、たった今知っただけでもキモが冷えましたよ。今までそんな身重の体で戦っていたなんて」

    戦士「面目ない…」

    83 = 3 :

    僧侶「とにかく貴女には抜けてもらうことになるのでしょうが…」

    僧侶「勇者にはなんと言うつもりで?」

    戦士「いやホントどうしよう結婚の約束とか私のガラでも――っとと」

    戦士「……引っ掻けたな」

    僧侶「だとは思ってましたから。全く二人とも、若いのはいいことですが時期や立場をわきまえてもらわないと」

    戦士「これに関しては私が悪いから、勇者は怒らないでやってよ」タハハ

    85 = 3 :

    僧侶「さてさて。となれば勇者に言う必要がありますね」

    僧侶「なにせ父親なわけですし」

    戦士「うむむ…やっぱそうなる?」

    僧侶「お二方がどのような関係であれ、とりあえずは今後の方針がありますから」

    戦士「……だよね」ハァ

    戦士(あのときは結婚なんて言ってくれたけど……)

    戦士(ホントはどうなのかな…やっぱり実感わかないや)フゥ

    僧侶「私から言いますか?」

    戦士「…んにゃ。自分で言うよ。そんくらいの責任感はあるからさ」

    僧侶「重畳なこと」

    87 :

    これは

    女戦士、村待機
    →そこに魔王の指示により魔物の大群が!
    →女戦士、奮戦するも及ばず!
    →N☆T☆R

    フラグですね、わかります

    88 = 3 :

    僧侶「……では、勇者のもとへいきなさい」

    戦士「え?いま?」

    僧侶「それはそうです。しばらく冒険がてら様子見しましょうなんて妊婦に言えると思いますか」

    僧侶「子を成したからにはそれに伴う責任を……もちろん、勇者にも相応のね」

    僧侶「それを話あうのは貴女がたです」

    戦士「ですよねー」

    僧侶「ただ老婆心で一言だけ言うならば…」

    89 :

    僧侶は男だろ?

    90 :

    しえん

    92 = 3 :

    僧侶「……貴女が何より大切にすべきはお腹の子です」

    僧侶「それをお忘れなく。と、先ほどはああ言いましたがね」

    僧侶「どうせ貴女の気分が悪いからとこの村でこうして診ているのです」

    僧侶「二、三日は考えてもいいでしょう」

    戦士「…うん」

    僧侶「私からは以上ですが、ほかに何か聞きたいことはありますか」

    戦士「……特には」

    僧侶「そうですか」

    ――なら自分でよく考えることですね――

    93 = 30 :

    僧侶さんがここで活躍するとは

    94 = 3 :

    ―――
    ――


    ~宿屋~

    戦士「……」ボーッ

    戦士(……子供か…)サスサス

    戦士(しかも、勇者の……)

    戦士(……そっかー…)

    戦士(お母さんになるのかな、私……)バフッ

    戦士(……実感わかないなー!)モガモガジタバタ

    戦士(……)ハァ

    95 = 84 :

    久しぶり僧侶らしい発言をしている僧侶を見た気がする

    96 :

    フラグにしか見えないんだが

    97 = 3 :

    戦士(でも今は…冒険の旅の途中)

    戦士(私だってでっかい戦力さ…そんなの自覚してるよ)

    戦士(だから抜けるわけにはいかない)

    戦士(けど、僧侶が言うことだって……)

    僧侶『お腹の子を何より大切にすべきです』

    戦士(……)グッ

    戦士(どうする?どうすりゃいいのさ)

    戦士(…無責任だな、私……)ハァ

    戦士「…ちょっと、外に涼みに行こうかな」

    98 :

    非処女にこんな使い方があったなんて

    99 :

    しえん


    ←前へ 1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 勇者 + - 女戦士 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について