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元スレさやか「恭介にあげようと思って作ったけど……どうしよう」
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翌日―――
PM6:00
恭介「っ……」ジッ
恭介「………さやか……っ……」ジッ
~~~
PM6:20
恭介「……………」ジッ
恭介「……………っ…」ジッ
~~~
PM6:40
恭介「……さやか……ぁ……っ」
恭介「……………っ……っ……………」ジッ
PM6:00
恭介「っ……」ジッ
恭介「………さやか……っ……」ジッ
~~~
PM6:20
恭介「……………」ジッ
恭介「……………っ…」ジッ
~~~
PM6:40
恭介「……さやか……ぁ……っ」
恭介「……………っ……っ……………」ジッ
ここまで期待を持たせて落としたら上條はまた二度とヴァイオリンの出来ない身体になるべき
荒んだ俺の心に春の様な清涼な風を感じさせるラストになってくれ!!
PM7:00
恭介(僕は……何を、やってるんだろう……)
恭介(……馬鹿なのは、僕のほうじゃないか……っ)
恭介(いくら幼馴染だからって、ああやって毎日のようにお見舞いに来てくれる人が、なんとも思っていないわけないのに……)
恭介(仁美さんみたいな美人な人に告白されて、悪い気はしなくて、それでも付き合うのだけは何故か避けてしまって……)
恭介(今は……僕も、自分の気持ち、はっきりとわかった……)
恭介(それを伝えたいんだから……早く来てくれよ、さやかっ……!)
恭介(僕は……何を、やってるんだろう……)
恭介(……馬鹿なのは、僕のほうじゃないか……っ)
恭介(いくら幼馴染だからって、ああやって毎日のようにお見舞いに来てくれる人が、なんとも思っていないわけないのに……)
恭介(仁美さんみたいな美人な人に告白されて、悪い気はしなくて、それでも付き合うのだけは何故か避けてしまって……)
恭介(今は……僕も、自分の気持ち、はっきりとわかった……)
恭介(それを伝えたいんだから……早く来てくれよ、さやかっ……!)
PM7:30
さやかの部屋―――
さやか「ン……あれ、あたし、いつの間にか寝ちゃってたんだ……」
さやか「今、何時だろ……確か、恭介との約束の時間は夕方の6時……」
さやか「………―――っ!!!!!!!?」
さやか「うわああああああああああ寝過ごしたあああああああああああああっっっ!!!!!!???」
さやか(マズイ、マズイ、マズイっ!!?)タッタッタッタッタッタ!
さやか(もう約束の時間から一時間半も経っちゃってるっっ!!)タッタッタッタッタッタ!
さやか(……でも……もう、さすがに、待ってないよね、恭介……)タッタッタ……スタスタスタ
さやか(……まぁ、一応公園までは行ってみよう……)トボトボトボ
さやかの部屋―――
さやか「ン……あれ、あたし、いつの間にか寝ちゃってたんだ……」
さやか「今、何時だろ……確か、恭介との約束の時間は夕方の6時……」
さやか「………―――っ!!!!!!!?」
さやか「うわああああああああああ寝過ごしたあああああああああああああっっっ!!!!!!???」
さやか(マズイ、マズイ、マズイっ!!?)タッタッタッタッタッタ!
さやか(もう約束の時間から一時間半も経っちゃってるっっ!!)タッタッタッタッタッタ!
さやか(……でも……もう、さすがに、待ってないよね、恭介……)タッタッタ……スタスタスタ
さやか(……まぁ、一応公園までは行ってみよう……)トボトボトボ
PM8:00
公園―――
さやか(もう、真っ暗になっちゃってる……)
さやか(恭介は……当然、待ってるわけ、ないよね……)
さやか(ベンチにも人影、ないし……)
さやか(あたしって、ホントに救いようのないバカ……)
さやか「……っ、グスッ……ヒック……」
さやか(帰ろう……これで、今度こそあたしの初恋は終わったんだ……)クル
恭介「……あ……」
さやか「……え?恭……介……?」
公園―――
さやか(もう、真っ暗になっちゃってる……)
さやか(恭介は……当然、待ってるわけ、ないよね……)
さやか(ベンチにも人影、ないし……)
さやか(あたしって、ホントに救いようのないバカ……)
さやか「……っ、グスッ……ヒック……」
さやか(帰ろう……これで、今度こそあたしの初恋は終わったんだ……)クル
恭介「……あ……」
さやか「……え?恭……介……?」
恭介「……来てくれたんだ、さやか」
さやか「そんな……え、だって……もう、約束してた時間から二時間も経ってるのに……」
恭介「うん、そうだね。ちょっと寒くなってきたから、暖かい物を買いに行ってたんだ」
恭介「さやかが姿を見せるまで、ここにいようって決めてたから」
さやか「あ……ご、ごめん恭介っ!」ガバッ
恭介「え?」
さやか「あ、あたし、恭介との約束あるの覚えてたのに、寝過ごして、それで、それでっ……!」
恭介「ああ、なんだ、そんなことか」
恭介「よかったよ、さやかと入れ違いにならなくって」
さやか「恭、介……?」
恭介「とりあえず、ベンチに座ろっか?立ちっぱなしじゃ、疲れるでしょ?」
さやか「……う、うん…」
さやか「そんな……え、だって……もう、約束してた時間から二時間も経ってるのに……」
恭介「うん、そうだね。ちょっと寒くなってきたから、暖かい物を買いに行ってたんだ」
恭介「さやかが姿を見せるまで、ここにいようって決めてたから」
さやか「あ……ご、ごめん恭介っ!」ガバッ
恭介「え?」
さやか「あ、あたし、恭介との約束あるの覚えてたのに、寝過ごして、それで、それでっ……!」
恭介「ああ、なんだ、そんなことか」
恭介「よかったよ、さやかと入れ違いにならなくって」
さやか「恭、介……?」
恭介「とりあえず、ベンチに座ろっか?立ちっぱなしじゃ、疲れるでしょ?」
さやか「……う、うん…」
恭介「はい、ホットココア。温まるよ?」
さやか「あ、ありがとう……」
恭介「……それで、さ。昨日の、さやかへの返事、なんだけど……さ」
さやか「っ……」
恭介「……色々と、考えたよ。さやかのこと、仁美さんのこと、その他にも色々のこと……」
恭介「さやかは、さ。いつから……その、僕の事を好いてくれてたのかな?」
さやか「……そんなの、覚えてない」
さやか「ヴァイオリンを弾いてる恭介を側で見てて、カッコいいなぁ……って思ったことだけは、覚えてる……」
恭介「……入院中は、僕もさやかに酷い事言っちゃったよね…」
恭介「今までずっと謝ることできなかったよね。……ごめん」
さやか「そんなっ!あれは、あたしが悪いんだからっ……!」
恭介「それでも、ゴメン」
さやか「……それ、は、昨日の答え……なの?」
さやか「あ、ありがとう……」
恭介「……それで、さ。昨日の、さやかへの返事、なんだけど……さ」
さやか「っ……」
恭介「……色々と、考えたよ。さやかのこと、仁美さんのこと、その他にも色々のこと……」
恭介「さやかは、さ。いつから……その、僕の事を好いてくれてたのかな?」
さやか「……そんなの、覚えてない」
さやか「ヴァイオリンを弾いてる恭介を側で見てて、カッコいいなぁ……って思ったことだけは、覚えてる……」
恭介「……入院中は、僕もさやかに酷い事言っちゃったよね…」
恭介「今までずっと謝ることできなかったよね。……ごめん」
さやか「そんなっ!あれは、あたしが悪いんだからっ……!」
恭介「それでも、ゴメン」
さやか「……それ、は、昨日の答え……なの?」
ぐっはああああああぁぁぁぁぁぁぁ
はい死んだ!!俺死んだよ!!
はい死んだ!!俺死んだよ!!
バレンタインの翌日の話だから
今日の7時にこの出来事がこの世界のどこかで!
今日の7時にこの出来事がこの世界のどこかで!
恭介「っ……それ、は……」
さやか「いいんだよ、わかってる。恭介は、そういう奴だよ」
さやか「そんな恭介だからこそ……あたしは、好きになったんだし」
恭介「………」
さやか「……もう、顔あげてよ、恭介」
恭介「さやか……?」
さやか「うん!すっきりしたっ!」
さやか「やっぱり、初恋は実らないね!」
恭介「………違うんだよ、さやか」
さやか「……え?」
さやか「いいんだよ、わかってる。恭介は、そういう奴だよ」
さやか「そんな恭介だからこそ……あたしは、好きになったんだし」
恭介「………」
さやか「……もう、顔あげてよ、恭介」
恭介「さやか……?」
さやか「うん!すっきりしたっ!」
さやか「やっぱり、初恋は実らないね!」
恭介「………違うんだよ、さやか」
さやか「……え?」
>>127
今から見滝原市行ってくるわ
今から見滝原市行ってくるわ
さやかから恭介への想いってのは色々あるんだろうな、恋愛以外に、
今まで一緒だった人がどんどん自分から離れていく、寂しい。とか
今まで一緒だった人がどんどん自分から離れていく、寂しい。とか
恭介「今のゴメンは、その……今まで、キミの気持ちに気付いてあげられなくて、ってことなんだ」
さやか「…………」
恭介「そして、今から出す答えは……正真正銘、昨日の、さやかの気持ちへの、答え」
さやか「っ……」
恭介「正直なところ、今でもはっきりとした答えは出てないんだ」
恭介「でも……さやかが、僕から離れていくことを想像しようと思ったら……出来なかった」
恭介「考えてみたら、それが当たり前なんだよね」
恭介「僕のそばには……いつも、さやかがいてくれたから」
恭介「そして、もしホントに離れてしまったら……」
恭介「それは多分、もう僕じゃない。僕から、大切な何かが欠けてしまった、僕の形をした何かなんだ」
さやか「…………」
恭介「そして、今から出す答えは……正真正銘、昨日の、さやかの気持ちへの、答え」
さやか「っ……」
恭介「正直なところ、今でもはっきりとした答えは出てないんだ」
恭介「でも……さやかが、僕から離れていくことを想像しようと思ったら……出来なかった」
恭介「考えてみたら、それが当たり前なんだよね」
恭介「僕のそばには……いつも、さやかがいてくれたから」
恭介「そして、もしホントに離れてしまったら……」
恭介「それは多分、もう僕じゃない。僕から、大切な何かが欠けてしまった、僕の形をした何かなんだ」
さやか「……恭介……」
恭介「だから、その……」
恭介「さやかさえよければ、なんだけど……」
恭介「これからも、僕の側に、いて欲しい」
恭介「僕が、僕であり続ける為には、キミが側にいてくれなきゃダメなんだ」
恭介「そして、キミが側に居続けることが幼馴染としての形じゃなく、恋人としての形を望むんなら……」
恭介「僕は、それに答えたい、って、そう思う」
さやか「………」
恭介「こんな曖昧な答えしか出せなくって、ゴメン。これが、僕の正直な気持ち」
さやか「えっと、それじゃ……」
恭介「色々と、さやかには寂しい思いをさせることもあるかもしれないけれど……」
恭介「それでも、ずっと僕の側にいてくれますか?」
恭介「だから、その……」
恭介「さやかさえよければ、なんだけど……」
恭介「これからも、僕の側に、いて欲しい」
恭介「僕が、僕であり続ける為には、キミが側にいてくれなきゃダメなんだ」
恭介「そして、キミが側に居続けることが幼馴染としての形じゃなく、恋人としての形を望むんなら……」
恭介「僕は、それに答えたい、って、そう思う」
さやか「………」
恭介「こんな曖昧な答えしか出せなくって、ゴメン。これが、僕の正直な気持ち」
さやか「えっと、それじゃ……」
恭介「色々と、さやかには寂しい思いをさせることもあるかもしれないけれど……」
恭介「それでも、ずっと僕の側にいてくれますか?」
さやか「っ、恭介ぇっ!」ガバッ
恭介「うわっ、と、っと……」ヨロヨロ
さやか「恭介、恭介ぇっ……!」ポロポロ
恭介「……はは、さやかはいつから泣き虫になったのさ?」
さやか「だっで……だっでぇっ……」ポロポロ
恭介「ずっと、キミの気持ちに気付いてあげられなくって、ごめんね、さやか」ギュッ
さやか「っ……」
恭介「今から、僕とさやかは恋人同士……ってことで、いいかな?」
さやか「うん……うんっ……!」ギュゥゥゥ
恭介「うわっ、と、っと……」ヨロヨロ
さやか「恭介、恭介ぇっ……!」ポロポロ
恭介「……はは、さやかはいつから泣き虫になったのさ?」
さやか「だっで……だっでぇっ……」ポロポロ
恭介「ずっと、キミの気持ちに気付いてあげられなくって、ごめんね、さやか」ギュッ
さやか「っ……」
恭介「今から、僕とさやかは恋人同士……ってことで、いいかな?」
さやか「うん……うんっ……!」ギュゥゥゥ
ほむら(……ずっと、こうして張り込み続けていた甲斐があったわね)
杏子(ったく、さやかも恭介の野郎もうじうじとしやがって……何回飛び出して行こうと思ったことか)
まどか(よかった、ホントによかったよ、さやかちゃんっ……!)
マミ(うらやましいわ……)
ほむら「えっ」
杏子「えっ」
まどか「えっ」
マミ(な、なによみんなして?わたしだって、ああいう普通の恋にあこがれるわよっ?)
杏子(ったく、さやかも恭介の野郎もうじうじとしやがって……何回飛び出して行こうと思ったことか)
まどか(よかった、ホントによかったよ、さやかちゃんっ……!)
マミ(うらやましいわ……)
ほむら「えっ」
杏子「えっ」
まどか「えっ」
マミ(な、なによみんなして?わたしだって、ああいう普通の恋にあこがれるわよっ?)
さやか「……」ゴシゴシ
恭介「落ち着いた、さやか?」
さやか「う、うん……ごめん」
恭介「さやかが謝ることなんて何もないよ」
さやか「………」
恭介「あ、そう言えば。昨日、家に帰ってさやかからの手紙、改めて見たけどさ」
さやか「手紙……?あっ!?」
恭介「なんであんな文になったの?正直、ちょっと笑っちゃったよ」
さやか「あ、ああいや、あれはその、なんて言うか……そ、そうっ!友達と一緒に考えてると、ああいう文になっちゃったってだけだよ、うんっ!」
恭介「あはは、でも、さやからしい文だな、とは思ったよ」
さやか「あ、あの手紙のことは、もう忘れて……ゴニョゴニョ」
恭介「そういうわけにはいかないよ。あの手紙は、今の僕とさやかを繋いでくれた、大切なものになっちゃったからね」
さやか「ううっ……」
恭介「落ち着いた、さやか?」
さやか「う、うん……ごめん」
恭介「さやかが謝ることなんて何もないよ」
さやか「………」
恭介「あ、そう言えば。昨日、家に帰ってさやかからの手紙、改めて見たけどさ」
さやか「手紙……?あっ!?」
恭介「なんであんな文になったの?正直、ちょっと笑っちゃったよ」
さやか「あ、ああいや、あれはその、なんて言うか……そ、そうっ!友達と一緒に考えてると、ああいう文になっちゃったってだけだよ、うんっ!」
恭介「あはは、でも、さやからしい文だな、とは思ったよ」
さやか「あ、あの手紙のことは、もう忘れて……ゴニョゴニョ」
恭介「そういうわけにはいかないよ。あの手紙は、今の僕とさやかを繋いでくれた、大切なものになっちゃったからね」
さやか「ううっ……」
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