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    元スレ妹「そこにいたのお兄ちゃんだったんだ、私てっきり」

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    1 :

    「ジョニーデップかと思った」

    2 :

    「そんなに煽てるなよ、俺なんてせいぜい福山雅治さ」

    3 :

    いいかい、俺は今夜一晩のうちに銃で撃たれ街灯にぶつかり、しかも三回も盗難に出会ったんだぜ。


    もうたくさんだ

    4 :

    「お父さんかと思っちゃった」

    「……え?」

    「もう、ヒヤヒヤしちゃったよ」

    「お前……そこに、倒れているの、誰だ?」

    「誰って、何言っているのお兄ちゃん」

    「そこで血塗れになってんの、誰だって聞いてんだよ!」

    「やだなあ。忘れちゃったの?私たちを産んでくれた、大切なお母さんだよ♪」

    「う、あああ……」

    「だからお父さんじゃなくて良かったって言ったんだよ」

    「お兄ちゃんなら……私に免じて、このこと黙ってくれるもんね?」

    「うわああああああーッ!!!」

    5 = 4 :



    「……うああああっ……あ?」

    「眩しい、太陽……夢か」

    「くそっ、朝っぱらから最悪な夢見ちまった……」

    「お兄ちゃん朝だよーっ!ってわ、珍しい。ちゃんと起きてる!」

    「おう。おはよ」

    (こんな妹が、母さんを殺すわけないよな……)

    「早く一階に下りてきてっ。今日の朝ごはんは私が作ったの!」

    「お前が?母さんはどうしたんだよ」

    「え?」

    「え?」

    6 :

    続きはよ

    7 = 4 :

    「何の話?」

    「いや、だから……なんで母さんが、朝飯を作っていないんだ?」

    「え?」

    「お、おい」

    「何の話?」

    「…………」

    「お兄ちゃん?」

    「あ、いや……なんでもない。ご飯、食べようか」

    「も~、変なお兄ちゃんっ」

    8 :

    ミサワスレだと思った

    9 = 4 :

    「それでねっ、友達がその答え違うって言うの!」

    「ああ……」

    「いやいやこの子割り算も出来なくなったのかって、みんなで笑っちゃってさあー!」

    「……」

    「それでねそれでね……。あり、お兄ちゃんどうしたの?何か元気ない」

    「あっ、いや、別に」

    「もしかして、私とご飯食べてもつまんない?」

    「そんなことないよ」

    「そうっ。よかったあ~!でも悩んでいることがあったら、何でも言ってね!」

    10 = 4 :

    「それじゃ、お先に行ってきます!もう、高校生は遅くていいなぁ~」

    「はは……気をつけてな」

    「……よし、行ったか」

    「ふざけんなよ、一体何がどうなってんだ」

    「昨日のは夢じゃなかったのか?あいつが、母さんを殺し――」

    「……そんなわけないよな。そうだ、何かケンカしたのかも。だから朝だってあんな態度してたんだ」

    「とりあえず、父さんに確認してみよう」

    prrrrr prrrr

    「もしもし、父さん?」

    11 = 4 :

    『なんだ?こんな朝早く。学校はどうした』

    「あ、えっと、まだ家出てなくてさ。それで、母さんのことなんだけど」

    『ああ、母さんなあ。びっくりだよ、何も言わずに友達と旅行だなんて』

    「え?」

    『なんだ、妹から聞いてないのか?俺もあいつから聞いて……ったく、旅行くらい俺も目をつぶってやるのに』

    「旅行……そっか。旅行、ね」

    『どうした?』

    「ううん、それで、何泊だって言ってた?」

    『それが期間が決まっていないらしい。これも妹から聞いた話だが、相当ストレス溜まっていたのかなあ』

    「…………」

    『帰ってきたら、暖かく迎えてやろうな』

    「うん、そうだね」

    12 :

    ひいい

    13 = 4 :

    「それじゃ、切るよ」

    「…………」

    「いくら何でも信じられない。あの母さんが何も言わず旅行?温厚な母さんが?」

    「それも、妹だけに告げて行っちゃうなんて……」

    「もし、もしも昨日見たことが本当なら、俺だけじゃない。父さんだって危険だ」

    「情報を集めなきゃ。まずは妹の部屋に行って、調べてみよう」

    「なんか目ぼしい物が見つかればいいけど……」

    15 :

    怖いお

    16 = 4 :

    「ここか。そういや入るのは久々だな」

    「あいつ自分の部屋に入られるの嫌ってたし……しばらく見ない間に、女の子っぽくなったもんだ」

    「とりあえず引き出しを漁ろう。悪いとは思うけど、命を取られるよりマシなはず」

    「学校の教科書や、筆記用具……うーん、普通の物しか見当たらないな」

    「あっ。何だこれ、日記帳?」

    「そうだ、これに昨日のことや周辺のことが書いてあれば……」

    「よし、さっそく、」

    「お兄ちゃん?」

    18 :

    でたああああああああああああああ

    19 = 4 :

    「え?」

    「お兄ちゃん――何してるの」

    「あっ、いやっ、お、お前なんでここに!学校はどうしたんだよ!」

    「教科書忘れたから、取りに来たんだけど。お兄ちゃんこそ、私の部屋に入って何してるの」

    「いや、これは……ほら、貸してた漫画本、読みたくなっちゃって」

    「ふうん。いいけど、早くしないと遅刻するよ」

    「あっ、ああ、そうだな!よし、学校に行こう!」

    「お兄ちゃん」

    「……なんだ?」

    「ううん、いってらっしゃい」

    20 = 4 :

    「はあ、はあ、はあ……!」

    「くそっ、慌てて飛び出してきちまった」

    「何であいつ、あのタイミングで……本当に忘れ物か?」

    「でも、へへ。おかげで日記帳は手に入れられた」

    「家にいるよりも、学校の方が安全かもしれないな」

    「今から行っても遅刻か……まあ、いいや。友達に相談してみよう」

    「妹は……うん、ついてきてないな」

    「急ごう!」

    「……」

    21 = 4 :

    「よし、到着」

    「すみません、遅刻しましたー」

    先生「まったく。早く席に着きなさい」

    「はい、すみませーん」

    友達「お前が遅刻なんて珍しいな」

    「……まあ、ちょっとな」

    友達「でも羨ましいぜ~。俺も妹が欲しかったあ」

    「なんだよ。藪から棒に」

    友達「えっ、だってお前、妹と登校してきたじゃん」

    「…………」

    「え?」

    22 = 4 :

    友達「あれ、違うの?」

    「あ、いや……本当に?」

    友達「ああ。お前が校門入ったとき、手ぇ振ってたし。そういやお前振り向きもしなかったけど、ありゃひどくないか?」

    「…………」

    友達「なんだよ?」

    「いや……ほら、授業中だぜ。教師に当てられても知らないぞ」

    友達「へいへいっ。変なやつだな」

    「…………」

    「……読んでみよう」

    24 :

    かなりこええぇぇぇぇ
    そしてwktk

    26 = 4 :

    8月1日
    今日もお母さんにぶたれた。信じられない。

    「母さんが暴力……?そんなまさか」

    8月2日
    お兄ちゃんもお父さんも、まるで気づいてくれない。みんなお母さんに騙されてる。

    「…………」

    8月3日
    最低な女だ。あの女に、お兄ちゃんもお父さんも。おかしい、こんなのはおかしい。

    8月4日
    駄目だ。もうこの家族は終わりだ。みんな騙されてる。私のことなんか誰も見てくれない。

    8月5日
    おわりだおわり。おわりおわりおわりおわり

    27 :

    パンツ脱ぐ必要はなさそうだな

    28 :

    エロいれてくださいおながいします

    30 = 4 :

    8月6日
    あああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああああああああ

    8月7日
    死ね。みんな死ね。いや、私が終わらせる。みんな終わらせてあげる
    おわりだおわりだおわりだやったやったもうくるしまずにすむんだやった

    8月8日
    きょうはおかあさんのめいにち

    「何だよ……これ」

    「え……あ?どういうことだ……」

    「うわ、うわあああああ!!」

    先生「どうした!」

    「あ……ああ、あああ……す、すみません」

    先生「大丈夫か?顔色悪いぞ」

    「ちょっと……保健室、行ってきます」

    31 = 4 :

    「はっ、はっ、はっ」

    「動悸が激しいままだ……気分が悪い」

    「昨日のことは、見間違いなんかじゃなかったんだ。夢でもない」

    「俺が友達と遊んで帰って、家に入ったら……暗い部屋に、妹と……」

    「う、あああ。あああああ」

    「俺は気絶したのか?それで自分の部屋にまで、そうなのか?」

    「わかんねえ。何もわかんねえよ。俺殺されちゃうのか?妹に?」

    「ああ、うあああああああああ!」

    友達「おい!」

    32 = 4 :

    「え……お前、どうして……」

    友達「様子がおかしかったから、嘘ついて抜け出してきたんだ」

    友達「どうしたんだよ。保健室に行くんじゃなかったのか?こんな階段でへたりこんで……」

    「た、たすけてくれ」

    友達「え?」

    「俺、殺されるかもしれない……助けてくれ!妹に殺されるかもしれないんだ!」

    友達「落ち着け!……屋上に行こう。そこで話を聞かせろ」

    「ああ……くそっ、震えがとまんねえよお……」

    33 = 15 :

    うああああああああああああああ!

    34 = 4 :

    「……っていう、わけで……」

    友達「お前も、お前の母親同様、殺されるかもしれないのか」

    「ああ……俺、怖くて。どうしようもなくて」

    友達「そりゃ、目の前で母親がそんなになってるの見たら、誰でもそうなるさ」

    「俺、どうしたらいいのかな……」

    友達「とにかく家に帰るのはまずいだろ。父親は無事なんだな?なら連絡を取って……」

    「もし、もう殺されてたら!」

    友達「大丈夫だ!会社に行ってんなら、誰かが止めてくれる」

    友達「それに、人殺しって言っても、相手は女子中学生だ。いざとなりゃ何とでもなる」

    友達「ひとまずは……証拠を集めるのが、先決だろ」

    35 = 4 :

    友達「んでも心配だなあ」

    「え?」

    友達「いや、お前のことももちろんだけどよ、俺の妹、お前んとこと仲良かったじゃん」

    「あ、ああ……そうだよ!危ない!」

    友達「だから落ち着けって。少なくとも学校の中じゃ平気だ」

    友達「それに、日記を見せてもらった限り、ターゲットは家族に向けられてる。下手なアクションは取らない方がいい」

    「そう、だな……。でも、もう付き合わないようにした方が」

    友達「その辺は上手くやっとくよ。なに、自慢の妹だ。今まで何度も俺を救ってくれたし」

    「……俺は、どうしようか」

    友達「今日はうちの家に来い。父親は、何とかして家に帰らないようにしてもらえ」

    36 = 4 :

    放課後

    友達「まあ上がってくれよ」

    「ああ、さんきゅ」

    友達「そういや妹さんには帰らないこと伝えたのか?」

    「いや、まだ……夜になったら、メールしとくよ」

    友達「おう。それがいい」

    「なに?お兄ちゃんお泊りでもするの?」

    「ああ、今日は友達の家に泊まって――え?」

    友達「っ!!」

    38 :

    prrrrrprrrrrをぺろろろろろペろろろろろと読んでしまった

    39 = 4 :

    「お、お前……なんでここに」

    「お邪魔してます」

    友達「……どういうことだ?」

    「どうも何も、私が友達を家に呼んでたらおかしい?」

    友達「ああ、遊びに来てたのか」

    「…………」

    「どしたのお兄ちゃんっ。カラスが豆鉄砲くらったような顔して!」

    「もう、それを言うなら鳩でしょ?」

    「あれえ、間違えちった~!」

    40 :

    >>38
    仲間がいた

    41 = 27 :

    妹イターーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

    42 = 4 :

    「そーだっ!せっかく四人集まったんだし、みんなで遊ぼうよ!」

    「え?」

    「あ、それいいかも。いいでしょ、兄ちゃん」

    友達「……駄目だ」

    「どーしてっ?」

    「お、俺と友達は大事な話があって」

    友達「Hなビデオの鑑賞会をするからだ」

    「やー、サイテー!」

    「えっ……なんで?」

    友達「言ったろ。本人がいるんだ。自分が気づいたことも、俺に話したことも伝わらない方がいい」

    友達「そういうわけで、俺の部屋いくから。入ってくんなよ!」

    「入ったら何されるかわかんないし!いいよ、二人で遊んでよっ」

    「……うん。そうだね」

    43 = 15 :

    妹怖いおっおっお

    44 :

    好きだ

    45 = 4 :

    「大丈夫なのか?」

    友達「妹のことか。大丈夫だって。何かあったら俺がくい止める」

    「……一階に、いるんだよな」

    友達「冷静になれ。俺たちの目的は証拠を集めて警察に訴えることだ」

    「でも、あいつが母さんを……!」

    友達「日記を見た限りじゃ、あの子もひどい仕打ちにあってたんじゃないのか?」

    「……わからない。俺の前では、本当に優しい母さんだったから……」

    友達「何にせよ、人殺しは駄目だ。で、どうする?お前の家に行くか?」

    「証拠……。うん、行ってみよう」

    46 :

    おいついた
    支援

    47 = 15 :

    怖いいいいいい無茶しないで兄

    49 = 4 :

    「あれ?お兄ちゃんたちどこ行くの?」

    「やっぱり、俺んちに行くことにするよ……」

    「なによ。来たばっかじゃない」

    友達「一階にお前らがいたんじゃ、おちおちDVDも見られねえよ」

    「やー、きもっ。けがらわしー」

    「……あの、」

    友達「うん?」

    「何をしに行くんですか?」

    友達「何って……言ったろ。DVD鑑賞だよ」

    「へえ……。見つかるといいですね」

    友達「え?」

    「うちのお兄ちゃんもそういうの隠しているので。あはは」

    50 = 40 :

    こぇぇぇぇwww

    支援だわ


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