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元スレ弟「壁から手が出てる…」
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手「……」
弟「な、なんだよこれ」
手「……」
弟「気のせいとかじゃ、ないよな」
手「……」ピクッ
弟「!?」
手「」バタバタバタ!!
弟「うっ、うわあああああああ!」
弟「な、なんだよこれ」
手「……」
弟「気のせいとかじゃ、ないよな」
手「……」ピクッ
弟「!?」
手「」バタバタバタ!!
弟「うっ、うわあああああああ!」
手「」バタバタ!
弟「ぁ…あ、…ぁ」ガタガタ
手「………」
弟「…?」
手「」グキグキグキッ
弟「っぎやあああああああああああ!!」
姉「うるせえええええええええええ!!!」ドンッ
弟「ひっ!」
手「ビクッ」
弟「ぁ…あ、…ぁ」ガタガタ
手「………」
弟「…?」
手「」グキグキグキッ
弟「っぎやあああああああああああ!!」
姉「うるせえええええええええええ!!!」ドンッ
弟「ひっ!」
手「ビクッ」
姉「もう、こんな時間に隣でギャーギャーうるさいよ!」ガチャ
弟「……ぁ…、ね…」ガクガク
姉「なによ」
弟「か…かべ…!かべ…!」
姉「かべ?壁がどうかしたの?」
弟「そこ…いる…!手…!」
姉「て?」
手「………」ブラーン
姉「………ぁ」
弟「……ぁ…、ね…」ガクガク
姉「なによ」
弟「か…かべ…!かべ…!」
姉「かべ?壁がどうかしたの?」
弟「そこ…いる…!手…!」
姉「て?」
手「………」ブラーン
姉「………ぁ」
姉「か…壁から……手が…」
弟「…ぁ、ぁ……!」ガクガク
手「」グキッグキッ!
姉「…!」
姉「ぁ……」
弟「…ね、…ねえちゃ……!」
姉「ぁ……、ぁ、」
姉「あんただったのねっ!!」クワッ
手「!?」ビクンッ
弟「…ぁ、ぁ……!」ガクガク
手「」グキッグキッ!
姉「…!」
姉「ぁ……」
弟「…ね、…ねえちゃ……!」
姉「ぁ……、ぁ、」
姉「あんただったのねっ!!」クワッ
手「!?」ビクンッ
姉「あたしの睡眠を妨害するやつはあんただったのね…!」
弟「え?」
姉「弟くんの部屋の壁から声がしてたのよ」
弟「こ…声?」
姉「そうよ、なんか詰まったような声。むー、むーって」
弟「」←腰抜けた
弟「え?」
姉「弟くんの部屋の壁から声がしてたのよ」
弟「こ…声?」
姉「そうよ、なんか詰まったような声。むー、むーって」
弟「」←腰抜けた
姉「それのおかげでこっちは気になって全っ然眠れなかったのよ」
姉「だけど、その声の主が今分かったわ」
弟「そ…それって」
姉「そう、この手よ」
手「!?」ジタバタ
姉「だけど、その声の主が今分かったわ」
弟「そ…それって」
姉「そう、この手よ」
手「!?」ジタバタ
弟「それは分かったけどさ、これ…どうすんの?」
手「……」ブラーン
姉「そうねぇ…」
姉「ま、とりあえずこの手の主が見てみたいわね」
弟「えっ?まさか…!?」
姉「この手を引っ張ってみる」
弟「あわばばばばばば」ガクガク
手「……」ブラーン
姉「そうねぇ…」
姉「ま、とりあえずこの手の主が見てみたいわね」
弟「えっ?まさか…!?」
姉「この手を引っ張ってみる」
弟「あわばばばばばば」ガクガク
姉「どうしてこんなことしてるのかとか、目的も知りたいしね」
弟「しりたくないしりたくない」
姉「本人が出てきたらこういうことを二度としないよう教えなきゃ!」
弟「やめて、やめてやめてやめて」
弟「しりたくないしりたくない」
姉「本人が出てきたらこういうことを二度としないよう教えなきゃ!」
弟「やめて、やめてやめてやめて」
弟「姉ちゃんそれはやばいよ!」
姉「どうして?」
弟「どうしてって…その手があるところから詰まったような声が出てたんだろ?」
姉「そうよ?」
弟「つまり、その手のあるじは苦しんでるってことじゃん」
姉「そうね。で?」
弟「だから!つまりこの霊は邪念が強いってことなんじゃないの!?」
姉「さあどうかしら。あたしこの手の物はよく見るけど、これ
そんなに怖くないわよ?」チラッ
手「!」ピクッ
姉「ほらwさっきからピクピク反応してかわいいし♪」
弟「ねーよ!」
姉「どうして?」
弟「どうしてって…その手があるところから詰まったような声が出てたんだろ?」
姉「そうよ?」
弟「つまり、その手のあるじは苦しんでるってことじゃん」
姉「そうね。で?」
弟「だから!つまりこの霊は邪念が強いってことなんじゃないの!?」
姉「さあどうかしら。あたしこの手の物はよく見るけど、これ
そんなに怖くないわよ?」チラッ
手「!」ピクッ
姉「ほらwさっきからピクピク反応してかわいいし♪」
弟「ねーよ!」
姉「ここで問答していても始まらないわ。怖いのなら弟くんはあっち見てなさい」
弟「えぇぇ」
姉「その間にさっさと話しつけて帰ってもらうから、ね?」
弟「うう、分かった」クルリ
姉「準備はいい?」
弟「いっ、いつでも…!」
弟「えぇぇ」
姉「その間にさっさと話しつけて帰ってもらうから、ね?」
弟「うう、分かった」クルリ
姉「準備はいい?」
弟「いっ、いつでも…!」
姉「よし、じゃあ行くわよ」
弟「……」ゴクリ
姉「んっ、よいしょっと!」グイ
幽霊巫女「きゃっ!」
弟「Σ(゚Д゚;!」
弟「……」ゴクリ
姉「んっ、よいしょっと!」グイ
幽霊巫女「きゃっ!」
弟「Σ(゚Д゚;!」
幽霊巫女「いたた…おしりが……」
弟「(;゙゚'ω゚')」
姉「ついに正体を現したわね!…って」
幽霊巫女「ぁ………」
姉「………」
弟「………」
姉弟「巫女!?」
幽霊巫女「あっ…はい。はじめまして、巫女といいます」ペコリ
弟「………」
姉「………」ポカーン
弟「(;゙゚'ω゚')」
姉「ついに正体を現したわね!…って」
幽霊巫女「ぁ………」
姉「………」
弟「………」
姉弟「巫女!?」
幽霊巫女「あっ…はい。はじめまして、巫女といいます」ペコリ
弟「………」
姉「………」ポカーン
巫女「あ、あの、助けていただき本当にありがとうございます」
弟「あ…ああ。いえ、とんでもない」
姉「あんたはなにもしてないでしょう」ポカ
弟「いたっ」
巫女「ぁ…あの、えと」
姉「ごめんなさいね、うちの弟くん怖いの苦手で」
巫女「い、いえとんでもないです!私の方こそ驚かせてしまって」
弟「あ…ああ。いえ、とんでもない」
姉「あんたはなにもしてないでしょう」ポカ
弟「いたっ」
巫女「ぁ…あの、えと」
姉「ごめんなさいね、うちの弟くん怖いの苦手で」
巫女「い、いえとんでもないです!私の方こそ驚かせてしまって」
姉「まあ壁から手が出てたら誰でも驚くわよね~」
姉「あたし慣れてるけど」
弟「お、おれはこういうのはじめてなんだ!仕方ないだろ!」
巫女「あぅ…驚かせてしまって本当に申し訳ありませんでした…」
弟「いや、思ってたのと全然違ったからいいけどさ」
姉「あたし慣れてるけど」
弟「お、おれはこういうのはじめてなんだ!仕方ないだろ!」
巫女「あぅ…驚かせてしまって本当に申し訳ありませんでした…」
弟「いや、思ってたのと全然違ったからいいけどさ」
姉「ふんふん。悪いやつだったら蹴り飛ばそうと思ってたんだけど、
ちがうみたいだしよかったよかった」
弟「け、蹴り飛ばすって」
巫女「あわわ…」
姉「ところで。巫女ちゃん、だっけ?ちょっと聞きたいことが
あるんだけど」
巫女「は、はい。なんなりと」
姉「どうしてコイツの部屋の壁に埋まってたの?」
ちがうみたいだしよかったよかった」
弟「け、蹴り飛ばすって」
巫女「あわわ…」
姉「ところで。巫女ちゃん、だっけ?ちょっと聞きたいことが
あるんだけど」
巫女「は、はい。なんなりと」
姉「どうしてコイツの部屋の壁に埋まってたの?」
巫女「それは、ええと…宛もなくふらふらと彷徨っていたら
いつの間にかあそこに引っかかってました」
弟「引っかかる?幽霊なのに?」
巫女「はい」
姉「………」
姉「ぶっっ!!」
巫女「!?」
姉「幽霊でもどっかに引っかかることってあるのねwくひひww」
巫女「///」
弟「おいちょっと姉ちゃん、巫女さんに失礼だろ!」
姉「ひーーっwwwひーーっwww」ゲラゲラ
いつの間にかあそこに引っかかってました」
弟「引っかかる?幽霊なのに?」
巫女「はい」
姉「………」
姉「ぶっっ!!」
巫女「!?」
姉「幽霊でもどっかに引っかかることってあるのねwくひひww」
巫女「///」
弟「おいちょっと姉ちゃん、巫女さんに失礼だろ!」
姉「ひーーっwwwひーーっwww」ゲラゲラ
弟「ごめんね巫女さん。うちの姉ちゃん、遠慮がなくて…」
巫女「いいえ。私こんな姿ですし、遠慮がないほうが嬉しいです」
弟「そ、そっか」
巫女「はい。それにこういう形でお二人とお話できてとても嬉しいです」
弟「? というと?」
巫女「私、壁に引っかかる前からこのおうちに住まわせてもらっていて。
いつかおはなししたいなって思ってたんです…!」
巫女「職業柄、清掃は得意なのでお掃除すれば気づいてくれるかもって
思って庭掃除とかしてたんですけど…」
弟「…誰もきづかなかったと」
巫女「はい。でもお姉さんは薄々気付いておられたみたいですね」
姉「かwwwwwべwwwwwないわwwwwww」
弟「にしたって遠慮なさすぎ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
巫女「いいえ。私こんな姿ですし、遠慮がないほうが嬉しいです」
弟「そ、そっか」
巫女「はい。それにこういう形でお二人とお話できてとても嬉しいです」
弟「? というと?」
巫女「私、壁に引っかかる前からこのおうちに住まわせてもらっていて。
いつかおはなししたいなって思ってたんです…!」
巫女「職業柄、清掃は得意なのでお掃除すれば気づいてくれるかもって
思って庭掃除とかしてたんですけど…」
弟「…誰もきづかなかったと」
巫女「はい。でもお姉さんは薄々気付いておられたみたいですね」
姉「かwwwwwべwwwwwないわwwwwww」
弟「にしたって遠慮なさすぎ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
姉「さってと。騒音の謎も解けたわけだし、あたしもう寝るわ」
巫女「お騒がせして本当に申し訳ありませんでした…」
姉「いいのいいの。それじゃあおやすみ~」バタン
弟「…行っちゃった」
姉「さってと。騒音の謎も解けたわけだし、あたしもう寝るわ」
巫女「お騒がせして本当に申し訳ありませんでした…」
姉「いいのいいの。それじゃあおやすみ~」バタン
弟「…行っちゃった」
弟「………」
巫女「………」
弟「…えと、俺ももう寝るから」
巫女「え?あ、はい…!おやすみなさい…!」
弟「う、うん」モゾモゾ
弟「……………」
弟(明日にはどっかに行ってるだろう…)
巫女「………」
弟「…えと、俺ももう寝るから」
巫女「え?あ、はい…!おやすみなさい…!」
弟「う、うん」モゾモゾ
弟「……………」
弟(明日にはどっかに行ってるだろう…)
朝
弟「おはよう姉ちゃん」
姉「おはよー」
弟「ごはんはどっちにする?パン?」
姉「コメー」
弟「わかった。ちょっとまってて」
姉「アンタ、昨日は良く眠れた?」
弟「えっ、ああ。良く眠れたけど。なんで?」
姉「おかしいなー」
弟「おはよう姉ちゃん」
姉「おはよー」
弟「ごはんはどっちにする?パン?」
姉「コメー」
弟「わかった。ちょっとまってて」
姉「アンタ、昨日は良く眠れた?」
弟「えっ、ああ。良く眠れたけど。なんで?」
姉「おかしいなー」
姉「あのあとあたし自分の部屋に戻ったじゃん」
弟「うん」
姉「そのあと布団かぶってぐっすり眠ったのよ。そこまではいいんだけど」
弟「うん」
姉「深夜になったら今度は廊下をバタバタ走る音に目を覚ましたわけ」
弟「ふーん」
弟「うん」
姉「そのあと布団かぶってぐっすり眠ったのよ。そこまではいいんだけど」
弟「うん」
姉「深夜になったら今度は廊下をバタバタ走る音に目を覚ましたわけ」
弟「ふーん」
姉「あんたじゃないでしょうね」
弟「ち、違うよ!」
姉「うーん…、じゃあみこっちかしら」
弟「それはないと思うよ。あのあとどこかに行っちゃったみたいだし」
姉「なにいってんの。庭でお掃除してるじゃない」
巫女「~♪」
弟「(゚д゚)」
弟「ち、違うよ!」
姉「うーん…、じゃあみこっちかしら」
弟「それはないと思うよ。あのあとどこかに行っちゃったみたいだし」
姉「なにいってんの。庭でお掃除してるじゃない」
巫女「~♪」
弟「(゚д゚)」
弟「なんだ、いたんだ…」
姉「なになに?美人な幽霊がいてくれて嬉しいの?w」
弟「べ、べつに!?いたってどうってことないし!」
姉「(・∀・)ニヤニヤ」
姉「ま、それは置いといて。問題は廊下走りの正体よ」
弟「巫女さんとはまた別のお化けかな」
姉「そうかもしれないわね」
弟「うちってそういうのを寄せるものでもあるのかな…」
姉「あっ、そういえばうちに霊媒師みたいな人が来たことあったわよね」
弟「ああ、来たね。ニ三回くらい」
姉「なになに?美人な幽霊がいてくれて嬉しいの?w」
弟「べ、べつに!?いたってどうってことないし!」
姉「(・∀・)ニヤニヤ」
姉「ま、それは置いといて。問題は廊下走りの正体よ」
弟「巫女さんとはまた別のお化けかな」
姉「そうかもしれないわね」
弟「うちってそういうのを寄せるものでもあるのかな…」
姉「あっ、そういえばうちに霊媒師みたいな人が来たことあったわよね」
弟「ああ、来たね。ニ三回くらい」
弟「すごい顔していきなり入ってきたからびっくりした」
姉「あの時さぁ、霊媒師の人なんか訴えてたわよね」
弟「あぁ、あなたの家に祀ってあるものはちゃんと管理しないと祟られるだの何だの
って言ってたね。お稲荷さんだったかな」
姉「そうそれそれ!裏の庭にあるあれよ~」
弟「お稲荷さんの祟りはすごいんだってねー。最近はちゃんと管理してないなー…………」
弟「………」
姉「………」
弟「……………」
弟「そ…それだ」ガクガク
姉「あの時さぁ、霊媒師の人なんか訴えてたわよね」
弟「あぁ、あなたの家に祀ってあるものはちゃんと管理しないと祟られるだの何だの
って言ってたね。お稲荷さんだったかな」
姉「そうそれそれ!裏の庭にあるあれよ~」
弟「お稲荷さんの祟りはすごいんだってねー。最近はちゃんと管理してないなー…………」
弟「………」
姉「………」
弟「……………」
弟「そ…それだ」ガクガク
巫女「お二方!」ガラッ
弟「なっ、なに?」
巫女「裏に祀られている稲荷の神の祠が大変なことになってます!
なんだか物凄く怒っています!」
姉「あはは、やっぱりか」
弟「…もう帰りたい」
巫女「普通ならあんなことには…いったい祠に何をしたんです!」
姉「何も」
弟「なっ、なに?」
巫女「裏に祀られている稲荷の神の祠が大変なことになってます!
なんだか物凄く怒っています!」
姉「あはは、やっぱりか」
弟「…もう帰りたい」
巫女「普通ならあんなことには…いったい祠に何をしたんです!」
姉「何も」
巫女「お二人とも何もしていないんですか?」
弟「う、うん。何も」
姉「…そうよ?」
巫女「で、でも何もしていないならどうしてあんなに怒っているのかしら……」
弟「わはははははは…」
弟「う、うん。何も」
姉「…そうよ?」
巫女「で、でも何もしていないならどうしてあんなに怒っているのかしら……」
弟「わはははははは…」
巫女「お二人とも、本当に何もしていないんですね?」
弟「うん…ていうかその…」
姉「あ、あはははははは」
巫女「?」
弟「あの…実を言うとね…」
姉「あたしたち、祠には『本当に何もしていない』の」
巫女「………」
巫女「ええぇぇぇっ!?」
弟「うん…ていうかその…」
姉「あ、あはははははは」
巫女「?」
弟「あの…実を言うとね…」
姉「あたしたち、祠には『本当に何もしていない』の」
巫女「………」
巫女「ええぇぇぇっ!?」
巫女「お、お供え!お供えくらいはなさっていますよね…!」
姉「全然」
巫女「それでしたら周りのお掃除くr
姉「全く」
巫女「」クラッ
姉「全然」
巫女「それでしたら周りのお掃除くr
姉「全く」
巫女「」クラッ
弟「巫女さん…?えと、なんかヤバイのかな?」
巫女「ヤバいも何もこのおうちはおしまいです…!」
姉「なん…ですって…?」
弟「」
巫女「稲荷の神はとても強い力を持つ神様です。善しにも悪しにも
与える影響は大きいんです」
巫女「その為、世間一般では祟りが恐ろしい神様として認知されていますが…」
弟「ど、どういったことをするとお稲荷さんは怒るの…?」
巫女「稲荷の神さまへの接し方がいいかげんな場合です」
巫女「ヤバいも何もこのおうちはおしまいです…!」
姉「なん…ですって…?」
弟「」
巫女「稲荷の神はとても強い力を持つ神様です。善しにも悪しにも
与える影響は大きいんです」
巫女「その為、世間一般では祟りが恐ろしい神様として認知されていますが…」
弟「ど、どういったことをするとお稲荷さんは怒るの…?」
巫女「稲荷の神さまへの接し方がいいかげんな場合です」
巫女「祟りが恐ろしいとされるのは力が強いが故です。清廉とした心と
態度で臨めば大きな福を与えて下さいます」
姉「…あたしら特になんとも思ってなかったわね」
弟「やっぱり怒ってる…?」
巫女「それはもう物凄く」
態度で臨めば大きな福を与えて下さいます」
姉「…あたしら特になんとも思ってなかったわね」
弟「やっぱり怒ってる…?」
巫女「それはもう物凄く」
姉「一体どうすればいいのかしら…」
弟「や、やっぱり謝りに行くのが一番じゃないかな。許してくれるか
どうか分かんないけど…」
巫女「私も謝るのが一番だと思います」
巫女「それに、このまま放っておくと何が起きるかわかりません…」
弟「だよね。…よし、それじゃあ謝りに行こう」
姉「大丈夫かしら…?」
弟「わかんないけど、とりあえず謝っておこうよ」
姉「う…うん」
弟「や、やっぱり謝りに行くのが一番じゃないかな。許してくれるか
どうか分かんないけど…」
巫女「私も謝るのが一番だと思います」
巫女「それに、このまま放っておくと何が起きるかわかりません…」
弟「だよね。…よし、それじゃあ謝りに行こう」
姉「大丈夫かしら…?」
弟「わかんないけど、とりあえず謝っておこうよ」
姉「う…うん」
家の庭
弟「そういうわけで祠の前に来たけど」
姉「…うえっ」
弟「わっ、姉ちゃんどうしたの!?」
姉「…やばい。これ、ほんとにやばいよ…」
弟「ええっ、なにが?」
姉「なんか…変なモノがそこら中を漂ってるの……」
巫女「…どうやらお稲荷さまは周りの良く無いものを片端から
集めているようです」
弟「そ、それって」
巫女「死者の魂から不運の靄まですべてです」
弟「」
弟「そういうわけで祠の前に来たけど」
姉「…うえっ」
弟「わっ、姉ちゃんどうしたの!?」
姉「…やばい。これ、ほんとにやばいよ…」
弟「ええっ、なにが?」
姉「なんか…変なモノがそこら中を漂ってるの……」
巫女「…どうやらお稲荷さまは周りの良く無いものを片端から
集めているようです」
弟「そ、それって」
巫女「死者の魂から不運の靄まですべてです」
弟「」
弟「とりあえずどうすればいいんだ…」
巫女「私がお稲荷さまを呼びます」
巫女「それをお稲荷さまが承諾なさってくれたのなら、おそとに
出てきて下さるはずです」
巫女「出てこられたら弟さんと姉さん、お二人から謝罪の意を
お伝え下さい」
姉「わ、分かったわ」
巫女「私がお稲荷さまを呼びます」
巫女「それをお稲荷さまが承諾なさってくれたのなら、おそとに
出てきて下さるはずです」
巫女「出てこられたら弟さんと姉さん、お二人から謝罪の意を
お伝え下さい」
姉「わ、分かったわ」
巫女「謝罪は言葉を選ぶことより、心が大切ですからね」
弟「う…うん」
巫女「それでは、いきますよ」
弟(いったいどんな儀式を………)
巫女「あのー…すみません、お忙しいところ申し訳ないのですが…」
弟「案外普通だった」
弟「う…うん」
巫女「それでは、いきますよ」
弟(いったいどんな儀式を………)
巫女「あのー…すみません、お忙しいところ申し訳ないのですが…」
弟「案外普通だった」
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