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    元スレ男「貞子!伽椰子!富江!ゆき!早く起きろ!」

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    101 = 1 :

    富江さん、目がマジですよ…

    意識が朦朧としてきた時、また貞子に助けられた

    「わ、私もゆきみたいに甘やかしなさいよ!」

    こいつ…ドSなのに甘えん坊だったのか…

    驚愕の事実にとまどいつつ

    甘やかすってどうやってだよ、と考えた末

    俺はとりあえず富江の頭を撫でてみた

    すると

    富江は俯いて黙り込んでしまった

    俺の手で触られたのがよほどショックだったらしい

    103 = 1 :

    「ごめん」

    富江は「は?」と言わんばかりの顔を俺に見せた

    「そ、そうだ!私本屋に行きたいな~」

    伽椰子が割って入って来た

    そして俺たちは、本屋に向かったわけさ

    聞けば、伽椰子は料理本が欲しいらしい

    実に伽椰子らしいと感心しつつ

    俺はエロ本コーナーに向かった

    104 = 35 :

    そうだ、貞子にマニキュアをプレゼントしよう

    105 = 72 :

    この男ゆがみねぇwwwwwwwwwwwwwww

    106 = 1 :

    人妻モノも飽きたなぁ

    俺は女子高生モノを手に取り、パラパラとページをめくって見てたんだ

    ふと

    後ろから妙な殺気を感じるんだ

    俺は振り返った

    するとそこには、貞子と伽椰子と富江とゆきがいたんだよね

    あ、俺死んだな

    って思ったのさ

    107 = 1 :

    「最低」

    貞子が俺に冷たい視線を突き刺してくる

    「変態」

    富江がまた人殺しのような眼で俺を睨む

    「へぇ…そういうが趣味だったんだ…」

    伽椰子が哀しげな瞳で俺を見つめる

    「クンニ…って何?」

    ゆきは知らなくていい事だよ

    と、俺は優しくゆきに言った

    108 :

    よしエミリーローズを出そう

    109 = 21 :

    ゆきちゃんは男ファミリーのオアシス

    110 = 1 :

    俺とて男である

    ゆえに、このような官能的な本を愛読するのは当然である

    俺は4人に力説したわけよ

    そしたらその場で貞子と伽椰子と富江にボコボコにされたってわけ

    「だいじょうぶ?」

    ゆきがそう言って絆創膏を張ってくれたんだ

    傷のないところに

    ゆきは天然なところが可愛いな、と思いつつ

    ゆきを撫でてやったわけよ

    そしたらまた貞子と伽椰子と富江が俺をボコボコにするわけよ

    111 = 1 :

    ああ…こいつら生理なんだな

    という結論に至り、俺は彼女たちの暴行を真摯に受け止めた

    殴られたり蹴られたりするのは、もともと嫌いではなかったからな

    そんでさ、その後皆でデパートの中にあるレストランに行ったんだ

    そしたら、レストランの店員が不思議なことを言い出すんだよ

    「お客様1名でいらっしゃいますか?」

    112 = 21 :

    間違いなく店員の嫉妬

    113 = 41 :

    見えてないのかよwww

    114 :

    アメリカ版のあの女の子がいい
    名前忘れた

    115 = 1 :

    ああ…。後ろにいる4人と俺とで勝手に区別しやがったな、この店員

    確かに俺みたいな奴が、女4人を連れて歩くなんて思わないかも知れないな

    「いえ、5人です」

    するとだ

    店員が頭に「?」を付けて俺をまじまじ見てくるわけよ

    俺、そんなにブサメンなのかなって思ってさ

    軽くショック受けてたんよ

    そしたら店員がまた不思議なことを口に出すわけ

    「4名様は、後でお越しになられるんですか?」

    116 :

    いいな

    117 = 1 :

    この人、俺をバカにしてるのかなって思ってさ

    「いや、後ろにいる4人を入れて5人です」

    って返したわけさ

    そしたら店員が固まっちゃってさ

    「いいから早く入ろうよ」

    って後ろから富江が急かすもんだから、仕方なく1名っていうことで入ったんだよ

    118 :

    ゆきだけなんのことなのかわからん

    119 :

    見えない設定はあんまりなぁ・・・・

    120 = 1 :

    それからも店員の嫌がらせは続いてさ

    水も一杯しか持ってこないわけ

    どう思う?ひどすぎでしょ

    でもまぁ、最近のバイト店員はこんなもんなのかなぁ、なんて思ってさ

    このままで日本の将来は大丈夫なんだろうか、なんて思いに耽ってたわけよ

    水は仕方ないから、皆で回し飲みすることになったんだけど

    何か知らんが皆、俺の後に飲みたがるわけよ

    121 = 1 :

    ああ、よっぽど喉渇いてたんだなぁ

    あとでジュースでも買ってやろうかと考えつつ

    俺と貞子と伽椰子は

    ゆきが頼んだオムライスに入ってるグリーンピースをせっせと取り除いていたのさ

    と言うのも、ゆきはグリーンピースが嫌いでさ

    取ってって言うもんだから、3人でこうして取り除いてるわけよ

    その間

    富江は不機嫌そうに窓の外を見ながら

    カキフライを食べていた

    122 = 1 :

    ああ…こいつ本当はカキ食べれないのに

    背伸びしてカキフライ頼みやがったな

    まぁ、早く大人になりたいお年頃だもんな

    そして俺たちはレストランを後にして

    帰宅したのだった

    123 :

    救急隊員は皆霊感強かったんだな
    万人に平等な医療を提供するためにもこれからは医療スタッフには一定以上の霊感が必須だな

    125 = 1 :

    その日の夜なんだけどさ、成り行きで怖い話大会やろうってことになったんだよ


    貞子「じゃあ、まずは私から行くわね」

    「お、おう」

    ゆき「ゴクッ」

    貞子「これは、私が知り合いから聞いた話なんだけどね…」

    貞子「ある一家が、古い一戸建ての家に引越ししたんだって」

    貞子「だけどその家に住んでからね…怪奇現象が次々に起きるようになったらしいの…」

    126 :

    富江ってそんなにやばいのか

    127 = 1 :

    富江「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    「うおおお…怖えぇ…」

    ゆき「ふぇぇ…」

    貞子「どう?怖いでしょ?」

    伽椰子「……何か聞いたことのあるような話ね」

    貞子「何、いちゃもんつける気?」

    伽椰子「別にそう言う訳じゃないけど…」

    貞子「ならアンタが話してみなさいよ」


    伽椰子「これはね…ある美しい少女と、その美貌に取り付かれた男たちの話よ…」

    128 = 72 :

    こいつら、しれっと自分の話を使ってやがる……!!!

    129 = 1 :

    貞子「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

    「マジ怖いなその話…」

    ゆき「ふぇぇ…」

    伽椰子「でもこの話ね、実際にあった事みたいよ?もしかしたら今も誰かが犠牲に…」

    富江「……あんまりピンと来ないわね」

    伽椰子「そーかな?」


    富江「次は私よ!」

    富江「これはね…ある小学生たちが、遊園地のお化け屋敷に行った時の話よ」

    富江「男の子二人と、目の見えない女の子、大人しい女の子と、その妹の5人で行ったらしいの…」

    130 = 78 :

    ほの暗い水の底からの子はいないのか
    あとナナシノゲエムの子
    マニアックすぎるか

    131 :

    戦慄迷宮とラビットホラーはがっかりだった

    132 = 1 :

    伽椰子「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

    貞子「んー…そんな怖くないわよね、その話」

    (…何か身に覚えのある話だな)

    ゆき「ふぇぇ…その女の子、何か私みたい…」

    富江「何か反応悪いわねぇ…」

    「ゆき、お前も話してみるか?」

    ゆき「うん」


    ゆき「これはね、ある男が友達からビデオテープを渡された事から始まるお話なんだけどね」

    133 :

    奇異太郎さん!

    134 = 21 :

    隣に座ってる奴のことだろwww

    135 = 72 :

    あっ、違った、自分のじゃなくて隣の奴の話だ!
    なんで知ってんだこいつらwwwwwwwwwww

    136 = 1 :

    「ぎゃああぁぁぁぁ!」

    伽椰子「怖っ!何でテレビから出て来るわけ?」

    富江「予想外のオチだったわね…正直私もビビっちゃったわ」

    貞子「……う~ん…なーんかその話、私知ってるのよねぇ」

    「そんなに有名な話なのか?」

    ゆき「うん、結構有名らしいよ」

    「へぇ」

    貞子「ん~…その話どっかで…どこだったかなぁ…」

    137 = 72 :

    気付けよこいつらwwwwww

    138 = 66 :

    自分達の存在忘れてやがるこいつら…

    139 = 21 :

    お前だ

    140 = 51 :

    でもそんな伽倻子たんも可愛い

    141 = 1 :

    それから数日後のことである

    俺が夜道を歩いていると、背後に何か気配を感じたんだ

    何だろうと思って振り返ると

    女の人が立ってるんだよ

    その女はでかいマスクをしてて

    ただこっちをじっと見つめてくるんだ

    143 :

    この男はタフだな

    144 = 91 :

    古典的なのでてきよった

    145 = 72 :

    >>143
    ふふ、男に神経なんてものがあるのならね……。

    146 = 1 :

    「あの…何か御用ですか?」

    ただ見つめられるのは恥ずかしいから、俺が沈黙を破ったわけよ

    「わたしきれい?」

    藪から棒である

    こんな夜にそんな事、俺に聞くなと思いつつ

    あ、でかいマスクはもしかして口を整形したからなのかな

    と考えたのさ

    147 = 70 :

    たまごっちをじっと見つめてくるんだ

    148 = 1 :

    親から貰った大事な顔を整形するなんて恥を知れ

    と、説教してやりたかったが、早く家に帰りたかったので

    「はい、とても綺麗ですよ」

    と適当に言ったんよ

    そしたらその女がさ、つけてたマスクを取り始めたんだよ

    「これでもかー!!」

    俺はゾッとしたね

    149 :

    ちょっと明日呪怨あたり借りてくる

    150 = 1 :

    口が異常にでかいんだよ。耳の近くまで裂けてるわけよ

    それを見て俺は一発で理解したね

    ああ…、整形に失敗したな

    かわいそうに…

    だから懇願するように私は綺麗かなんて聞いたんだな…

    「はい、それでも貴女はとても綺麗ですよ」

    それがせめてもの言葉であった

    嘘は方便って言うしな


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