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    元スレ京子「無人島漂流記!」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ゆるゆり + - 結京 + - 結京まり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    152 :

    一瞬だけ登場した綾乃が不憫だ
    これならいっそ出てこなかったほうが……

    153 = 1 :

    京子「よし、みんな、エサのうにゅうにゅは持ったね?」ミミズ

    結衣「うん、持ったけど……京子、何処行くのさ?」

    京子「ちょっと穴場探してくる!」

    結衣「気をつけろよ?危ない場所とかに行っちゃ駄目だからな?」

    京子「まっかせて!」

    結衣「大丈夫かなあ……」

    まり「おねーちゃん、うにゅうにゅ、どうやって針につけるの?」

    結衣「あー、その辺は私に任せて?私はまりちゃんの近くで釣ってるから」

    まり「うん!」

    154 = 1 :

    京子「さてと、この岩場の影とかが怪しいんだよな……」

    京子「んー……」


    パシャパシャ


    京子「うお、驚くほど沢山いるっ……」

    京子「よし、優勝は私で決定だっ」

    京子「ひょいっと」シュッ


    ポチャンッ


    京子「~♪」


    ピーンッ

    155 = 1 :

    京子「ふぃーっしゅっ!」クイッ


    パシャーンッ


    京子「つ、釣れた!正直、釘を曲げただけの針で釣れるか不安だったけど釣れた!」

    京子「ほ、ほら、結衣!まりちゃん!釣れたよ!」


    シーンッ


    京子「あ、そっか、2人は側にいないんだった……」


    バタンバタン


    京子「おっと、お魚さんお魚さん……」

    京子「岩で囲って作ったイケスに入れてあげるね」ポチャンッ

    156 = 1 :

    京子「よーし、どんどん釣るぞー!」

    京子「早速、二匹目げっと!ほら、まりちゃん見てみて、さっきのよりおっきい!」


    シーンッ


    京子「三匹目、きたけど、引きが強くてあげられないっ!結衣、手伝って!」


    シーンッ


    京子「……なんだろ、空しい……」

    157 = 1 :

    結衣(京子、大丈夫かなあ、寂しがって無いといいけど……)

    まり「おねーちゃん、釣らないの?」

    結衣「うん、釣りはまりちゃんに任せるね、私はちょっと、コレを弄ってるよ」

    まり「むせんき?」

    結衣「うん……」

    結衣(定期的に電波届くか試してるけど、成功しない……)

    結衣(今日は成功してくれるといいんだけど……あんまり連続でやると電池がなくならないか心配だな)

    結衣(とりあえず、10分だけ試してみよう)

    158 = 1 :


    ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァ


    結衣「駄目か……いや、周波数を合わせれば……」クルクル


    ザァァァァァソウサクタイガァァァァァァァァ


    結衣「……!?」

    結衣「今何か声が……」クルクル


    ≪ザザザッ……未発見者達の捜索を続行……ザザザッ……日本人少女……ザザザザザツ……≫

    159 = 1 :

    結衣「声だ、声が聞こえる……」

    結衣「こ、こっちの声も届くのかな!?」

    結衣「わ、私は、船見結衣!聞こえますか!」


    ≪ザザッ……ゆ、先輩……結衣ちゃ……ザザザザッ≫


    結衣「え、この声、ちなつちゃんとあかり!?」


    ≪ザザザザッ……結衣先輩!聞こえ……ザザザザッ≫


    結衣「ち、ちなつちゃん!私と京子とまりちゃんは、無事だから!他の子は、どうなった!?」


    ≪ザザザッ……結衣ちゃん、生徒会のみんなも保護され……ザザッ……まりちゃんの両親も無事……ザザザザッ≫


    結衣「ぶ、無事なの!?みんな無事なの!?」

    161 = 1 :

    ≪ザザザッ……京子ちゃ……まり……間に合わ……死んじゃ……ザザザザザッ≫


    結衣「ちなつちゃん!?あかり!?」


    ≪ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ≫


    結衣「だ、だめだ、電波、届かなくなった……」

    結衣「け、けど、私たちが生きてるって事は、伝えられたよね」

    結衣「なら、待ってれば、救助に来てくれるはず……」

    結衣「よ、良かった……」ホッ

    162 = 1 :

    まり「おねーちゃーん!つれたー!」

    結衣「あ、うん、今行くよ、まりちゃん!」

    結衣(みんな、生きてるって判った)

    結衣(京子、きっと喜ぶだろうな……)

    結衣(表面上は明るくしてるけど、ずっと気にしてたみたいだし)

    結衣(本当に、良かった……)

    163 = 152 :

    ホラーだったのか

    164 = 1 :

    京子「ふー……何匹つれたかな、えっと、わん、つー、さん、しー……」

    京子「10匹か」

    京子「こ、これだけ釣れば楽勝だよね」

    京子「楽勝だから、そろそろ結衣たちと合流してあげよっかなあ」

    京子「きっと、向こうも寂しがってるはずだからね!」

    京子「もう、結衣もまりちゃんも、私が居ないと駄目なんだから!」

    166 = 1 :

    京子「ゆ、ゆいぃ!まりちゃーん!」トテトテトテ

    結衣「おー、まりちゃん、また釣ったのかぁ、凄いなあ」

    まり「えへへへ」ニパ

    京子「うわ……」

    京子「ウニだらけやんけ!」

    結衣「あ、京子、おかえり」

    京子「え、このウニ、どうしたの?」

    結衣「まりちゃんが釣った」

    京子「……え?」

    京子「ウニを?」

    167 = 149 :

    なんかの間違い…

    168 = 1 :

    まり「おねーちゃーん、また釣れたよ~!」

    結衣「まりちゃん、針をウニの針に絡めて上手く釣り上げるんだよ」

    結衣「これなら、エサつけなくていいから、楽だよね」

    結衣「もう30匹くらい釣ってるから、これはまりちゃんが優勝かな?」

    京子「え、ええー、けど、ウニは魚じゃないじゃん」

    結衣「京子、ルール説明のとき、なんて言ったか覚えてる?」


    『日没までに一番多くの獲物をゲットした人が勝ち!』


    結衣「魚限定とは、言って無い!」ズビシ

    京子「し、しまった……」ガク

    170 = 1 :

    結衣「京子、そんなに休日欲しかったの?言ってくれれば、休ませてあげたのに……」

    京子「ち、違うよっ!私は別にお休みなんか……」

    結衣「え、じゃあ、なに?」

    京子「い、言いたくない……」

    結衣「言わないと、今日の晩御飯、京子だけ一品減らすけど」

    京子「ひどいっ」

    結衣「まったく……私は京子が何を望んでても受け入れるからさ、ほら、聞かせて?」

    171 = 36 :

    まりちゃんテクい

    172 = 1 :

    京子「う、うう、あのね、普段から結衣には料理とかで頑張ってもらってるから……」

    京子「私がお休みゲットして、それを結衣にプレゼントしてあげよっかなって……」

    結衣「きょ、京子……」

    京子「///」

    結衣「きょうこぉっ!」ガバッ

    京子「ひゃぅっ///」

    結衣「京子可愛い!そういう気使いしてくれる京子が本当に可愛い大好き!」ギューッ

    京子「ゆ、ゆい、最近、愛情表現にクールさがなくなってるよっ///」

    173 = 144 :

    ええなあ

    174 = 1 :

    結衣「あ、それと、京子……」スリスリ

    京子「な、なに///」

    結衣「さっき、無線が通じた」

    京子「……え」

    結衣「みんな、無事だったよ、あかりも、ちなつちゃんも、綾乃達も、まりちゃんの両親も」

    京子「ほ、ほんと……?」

    結衣「うん、本当」

    京子「そ、そっか……良かった……」ギュッ

    京子「ゆい、よかった、よかったよぉ……」ウルッ

    結衣「うん、良かったね……」ナデナデ

    175 = 1 :

    京子「わ、わたし、ずっと、不安で、不安で」ヒック

    結衣「ん、時々、夜、うなされてたもんね……」ナデナデ

    結衣「けど、もう、大丈夫だから、みんな、無事だから」

    京子「う、うん……」グスン

    結衣「きっと、もうすぐ、この島にも救助に来てくれるよ……」

    京子「……」

    結衣「京子……?」

    京子「うん、そうだね、きっと、来てくれるよね」

    結衣「うん……」

    176 = 1 :

    結衣「という訳で、優勝はまりちゃん!」

    まり「うわーい!」バンザーイ

    京子「おめでとう!まりちゃん!」

    まり「えへへへ」ニパ

    結衣「まりちゃん、明日はゆっくり休んでね?」

    まり「んーん」フルフル

    結衣「まりちゃん?」

    まり「あのね、お休み、ゆいおねーちゃんと、きょうこおねーちゃんにあげる!」

    結衣「……!」

    京子「……!」

    177 :

    ………

    178 = 1 :

    まり「おねえちゃんたち、いつも、いっぱい頑張ってるから、お休みあげたいな」ニコ

    結衣「まりちゃん……」ギュッ

    京子「まりちゃん……」ギュッ

    まり「おねえちゃんたち、くすぐったいっ」

    結衣「ありがとうね、まりちゃん、明日は、みんなでお休み、しよう?」

    京子「そうだね……今日はいっぱい魚とウニが取れたし……明日くらい、何もしなくても困らないから」

    まり「うに!」

    京子「うん!今日の夜と明日は、ウニパーティーだ!」

    まり「うにーーー!!!」

    179 = 1 :


    ~夜~

    結衣「ふー……沢山食べた……」ゴロン

    京子「流石にもう食べられない……」ゴロン

    まり「うに……」ムクリ

    京子「ん?まりちゃん、何処行くの?」

    まり「おとーいれー」

    京子「そっか……もう暗いし、私もついて行ってあげるね」

    まり「きょうこおねーちゃん、ありがとー」

    結衣「2人で大丈夫?私も行こうか?」

    京子「へいきへいき」

    181 = 1 :

    まり「すっきりした……」

    京子「まりちゃん」

    まり「んに?」

    京子「もうすぐさ、救助隊の人たちが迎えに来るんだって」

    まり「……?」

    京子「私達、その時が来たら、もう帰らないといけない」

    まり「……!」

    182 = 23 :

    予感はしてたがホラーか……

    183 :

    嫌だ…

    185 = 1 :

    まり「……ゆいおねえちゃん、怒るかな……」

    京子「うん、怒るかもね……」

    京子「けど、きっと結衣なら、許してくれるよ」

    まり「……うん」

    京子「まりちゃん、そんな不安そうな顔しないで」ナデナデ

    まり「……」ウルッ

    京子「大丈夫、私が一緒に、いてあげるから……」

    まり「うん……」グスン

    187 = 36 :

    なるほど……

    188 = 141 :

    なんか仕組んでんのか?

    189 = 1 :

    京子「ただいまっ」

    結衣「おかえり……って、まりちゃん、どうしたの?」

    まり「な、なんでもないよ」ゴシゴシ

    結衣「泣いてた、の?」

    京子「うん、まりちゃん、ちょっと寂しくなっちゃったみたいでさ」

    結衣「そ、そっか……」

    結衣「まりちゃん?」

    まり「んに」

    結衣「大丈夫、もうすぐ、寂しくなくなるからね、皆が迎えに来てくれるから……」

    まり「……うん」

    190 = 1 :

    結衣「よし、まりちゃんはいい子だね……」ナデナデ

    まり「……」

    京子「……じゃ、今日はそろそろ、寝ようか?」

    結衣「うん、そうだね」

    結衣「ほら、まりちゃん、おいで?抱っこして寝てあげるから」

    まり「ん……」ギュッ

    結衣「よしよし」ギュッ

    結衣「おやすみ、まりちゃん、京子……」

    京子「おやすみ……」

    まり「おやすみなさい……」

    191 = 1 :

    5:『物語』

    ~数日後の夜~

    ~テント内~


    まり「きょうこおねーちゃん!今日も、お話聞かせて?」

    結衣「うん、私も聞きたいな、昨日のロボットの話は、面白かった」

    京子「よーし、じゃあ、今日は何の話にしようかなぁ……」

    まり「どきどき!」

    京子「よし、じゃあ今日は、とっても優しい吸血鬼さんのお話をしてあげよう!」

    ………

    ……

    193 = 1 :

    京子「こうして、三人は幸せに暮らしましたとさ……めでたしめでたし」

    まり「……よか、た」zzz

    結衣「まりちゃん、寝ちゃったみたいだね」

    京子「うん……おやすみ、まりちゃん」

    まり「……」zzz

    京子「さて、私達もそろそろ寝ようか?」

    結衣「うん……」

    195 = 1 :

    京子「……」

    結衣「……」

    京子「結衣、寝られないの?」

    結衣「うん……」

    結衣「こないだ無線が繋がってから、もう何日もたった……そろそろ、迎えが来るんじゃないかって思うと」

    結衣「ちょっと気が高ぶっちゃって、ね」

    京子「そっか……」

    196 = 1 :

    京子「しようがないなあ、結衣は……遠足前の子供みたい」クスクス

    結衣「う、うるさい///」

    京子「じゃあ、結衣が眠くなるまで、私がもう一つ、お話を聞かせてあげるよ」

    結衣「うん、ありがと……」

    京子「じゃあ、とある少女と無人島のお話……」

    結衣「え……?」

    197 :

    どうなるどうなる

    198 = 1 :

    ある所に、三人の女の子がいました

    ある日、旅行に出かけた三人は、船の事故にあい、無人島に流れ着いてしまいました

    色々と苦労をした三人ですが、なんとか力を合わせて頑張りました

    そうしてるうちに、助けの船が島に辿り着きます

    女の子達は大喜び

    けれど、船の人たちは、不思議がりました

    彼らが助けに来たのは、女の子一人だけだったからです

    「そんな訳無いじゃない」

    そう呟いて、少女は残る二人が居る方を振り向きました

    しかし、そこには誰も居なかったのです

    誰も、いなかったのです

    何故ならば


    結衣「やめて」

    199 = 1 :

    結衣「京子、そういう話は、やめて」

    京子「……ごめん」

    結衣「もう、恐いじゃない、そういうの」

    京子「うん……そうだね」

    結衣「……」

    京子「……」

    200 = 141 :

    京子も結衣も・・・ああ


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