のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,236人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ兄「妹が冷たい」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 先輩 + - + - 後輩 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    104 = 75 :

     会長がこれほど積極的だったなんて。
     これからはこども会長なんて言えない。

    「会長……」

    「何か問題でみょ?」

     噛んだ。
     だいぶ無理しているようだった。

    「どしたんですか急に」

    「こうしたかったんです」

    「またインターネットですか?」

    「そうじゃありません……私は……」

     ぽふっと俺の胸にもたれかかる。
     鼓動が早くなるのを感じた。

    105 :

    ふう・・・

    106 = 92 :

    くそったれ

    107 = 75 :

    「貴方の鼓動を感じます」

    「まぁ、寄りかかってますし」

    「とてもドキドキしています」

    「……」

    「緊張しているのですか?」

     くるりと振り返って尋ねる。

    「そりゃ、俺だって男ですからね」

     そっぽを向いてぶっきらぼうに答えた。
     自分でも顔が赤くなっているのが分かった。

    「そうですか」

    108 :

    おもしろい

    110 = 75 :

    「……」

    「……」

     無言が続く。
     遠くのほうで誰かの声が聞こえた。

     あれは誰の声だろう。
     風の音を聞き間違えただけかもしれない。

    「ふぅ……はぁ……ふぅ」

     会長はゆっくり深呼吸を繰り返している。
     それからコホンと咳払いをして――

    「私は貴方のことが好きです」

     告白された。

    112 = 50 :

    もちろん会長√だよな!

    114 :

    うっ・・・ふう・・・

    115 = 108 :

    告白のしかたが孔明

    116 = 108 :

    告白のしかたが孔明

    119 = 101 :

    悶え死ぬ

    120 :

    ハーレム√一直線

    121 :

    両方共切り捨てられなきゃいいけど
    なあなあな解決とか

    122 :

    妹ルートで

    124 = 75 :

     最初はからかわれているんだと思った。

    「……」

     だけど、その考えはすぐに消えた。
     会長の顔は真剣そのものだったから。

    「もう一度言います。私は貴方のことが大好きです」

     大が付いてしまった。

    「頼れる後輩としてではなく、異性として貴方のことが好きです」

    「……ど、どうも」

     緊張してうまい返しが思い浮かばない。
     こんなかっこ悪い自分の何処に惚れる要素があるんだろう。

    127 :

    早く続きを頼む

    128 = 75 :

    「貴方は私のことをどう思っているんですか?」

     当然の疑問だと思う。
     ここは男らしくビシっと答えなければいけない。

    「あ、えと、はい……」

    「それじゃ分かりません」

     会長は体を向き直し、俺を正面に捉える。

     俺は軽いパニック状態に陥っていた。
     情けない。

    「俺はその……」

    「はい?」

     真っ直ぐ俺を見つめる瞳。
     逃げるように視線が泳ぐ。

    「ハッキリ答えてくれるまで、今日は帰しません」

     両手でガッチリと頭をホールドされた。
     これじゃ逃げられない。

    129 :

    こども会長ぺろぺろ

    130 = 108 :

    マッスルバスター?パイルドライバー?

    131 :

    ダメだ。待てん

    132 = 121 :

    まあわざわざわけだしどちらも無碍に扱うことはないでしょうと信じてる

    137 = 23 :

    138 :

    「一昨日からずっと冷たいままなんだ







    目も開けないし」

    139 = 131 :

    保守してやるから早くしろ

    140 = 75 :

    「……私がこども会長だからですか」

     目尻にはうっすらと涙が浮かんでいてる。

    「見た目が子供っぽいから」

    「会長?」

    「異性としては見れないのでしょう」

     俯いて、静かに泣き始めた。

    141 :

    ドピュ

    142 :

    会長ははかせで想像してる

    143 = 65 :

    こども会長って字面的にはこども店長っぽくてなんとも

    144 :

    なんすかね?俺と同じ奴いるかな?って確認したいの?再生厨の方は

    145 = 75 :

     気がつくと会長を抱きしめていた。
     会長が愛おしかったのか、泣き顔を見たくなかっただけなのか。

    「は、離してください。同情はいりません」

     きっと両方違う。
     俺も会長のことが――

    「俺も大好きです」

     大好きなんだ。

    146 = 141 :

    ごくり

    148 = 83 :

    僕はくりむちゃん!

    150 = 75 :

    「う、嘘です!私が可哀相だからとその場しのぎの嘘を……!」

    「嘘じゃありません。俺は一人の女の子として会長が好きです」

     抱きしめる腕に力をこめる。

    「愛らしい小動物としか思っていないのでしょう!」

    「正直に言えば、そんな風に思ったこともあります」

    「やっぱり!」

    「俺、会長と話すのが大好きです」

    「……」

    「一緒にいるだけで胸があったかくなって、もっと話していたい、一緒にいたいと思っていました」

    「……ぅう」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 先輩 + - + - 後輩 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について