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元スレのび太「キャスター」ドラえもん「何だい?」

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タグ : - Fate + - のびた + - キャスター + - クロスオーバー + - ドラえもん + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

スネ夫「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公」

静香「降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」

のび太「みたせ みたせ  みたせ みたせ  みたせ
    伸びよ。伸びよ。伸びよ。伸びよ。伸びよ」

「繰り返すつどに五度。
  ただ、満たされる刻を破却する」

英才「    セット
   ――――Anfang」

静香「――――告げる。
  汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
  聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば…応えよ!」

「誓いを此処に。
  我は常世総ての悪と成る者、
  我は常世総ての善を敷く者…」

「されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。
汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者」

??「三大の言霊を纏う七天、
  抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

2 :

のび太「キャスター」
ドラえもん「もう2カートンめだよいい加減やめなよ」

3 :

なんか気になる支援

4 :

>>2
キャスターは軽いから問題ナッシング

5 = 3 :

あぁ煙草か今気づいたわ

6 = 1 :

のび太「行って来ます」

今は8時。いつもならパンをくわえて走って行く時間帯だろう。

たま子「急ぎなさいね」

嫌だ。そんな気力はないし走り出すような気分じゃない。

考え事をしていたら30分も遅れて学校に着いた。

先生「野比は…また遅刻か、立っていろ」

のび太「はい」

生徒の過半数が僕を滑稽そうに見て後ろ指を指して嗤う。
関係ない話だ。気にするのも気分が悪い。

スネ夫「おい、のび太…」

廊下に向かう途中に骨皮に声をかけられたけど返事をする気力すらない。

8 :

きたい

9 = 4 :

――今夜も月が綺麗――だ――

10 = 1 :

何度呼ばれても廊下で呆けていたら、放課後になっていた。
途中で何度も3人に声をかけられたらしいが聞こえてすらいなかった。

のび太「もう学校にすら行きたくない」

明日から休んでしまおう。
もう僕を叱ってくれるやつはもう居ないんだ。
どうにでもなるさ。

のび太「図書室…誰も居ないな」

ここ数日、僕は放課後に誰もいない図書室で本を読むことにしている。
ただでさえ知識が足りないんだ、彼も居ないからこのままでは知恵遅れになってしまう。

12 = 8 :

キャスターは霊体化してるのか?

13 :

――それは、稲妻のような切っ先だった

14 = 4 :

ノビの助ェ~~

15 = 1 :

いつも司書室の奥に眠っている普段生徒は読めない本ばかり僕は読んでいる。
司書室って言っても教師は億劫がってロクに管理もしないのだ。
なんせ図書委員もいない程にここの図書室は寂れていた。
僕が管理役を申し出たらあっさりと許可がでた。

のび太「ここの倉庫にある本、まだ手をつけてないや」

オカルト系の本が眠っているって言われている倉庫だ。
彼が居なくなってから僕はこんな眉唾モノの気持ちの悪い本は一切手をつけなくなった。

のび太「自分から自分の視野を狭めるのは些か滑稽だな、暇つぶしに読んでみるか」

何より知識を増やすことが目的だ。
読まない手はないだろう。

17 :

のび太視点の語り良いな
絶望ノートおぬぬめ

18 = 13 :

>>1の英才って出来杉くん?

20 = 4 :

ノビの助冷静にドジやるなww

21 = 1 :

「へえ、君もそういうのには興味があったんだ」
倉庫の鍵を開けようとした時、後ろから聞きなれた鬱陶しい声が聞こえる。
気障ったらしく鼓膜の中まで舐めまわすような甘ったるい声だ。
いや、そう聞こえるのは僕の僻み根性の所為だろう。

のび太「英才君か、何か用なの」

尤も、彼を僻む原因はここ最近で無くなってしまったが。」

英才「いやあ何でもないんだけどね、君がいつもここの部屋にくるもんで気になってたのさ」

のび太「そうなんだ。悪いけどここは関係者以外は立ち入り禁止だから出て行ってくれるかな?」

英才「そう言うなよ、君が友人を失ったって聞いて慰めのひとつでもしてやろうと」

のび太「出て行けよ」

英才「…っ、他人の好意を踏みにじるのは感心しないが、傷を抉るのはよそう、じゃあね野比君」

のび太「…」

23 = 1 :

何か居た気がしたが、すぐ忘れてしまった。
ここ最近司書室にこもりっぱなしで中学レベルの学業までは出来るようになっていた。
テストなんてあんな紙切れで他人の成績を決めつけようだなんてくだらないにも程がある。
英才っていう子が1位だったな。今では僕が1位なんだけど。

のび太「思った通り眉唾モノしか無いな。でも読んでおくか」

今のところここの本を読みつくすことしか生きがいがない。読むしかないだろう。

のび太「…?一つ外国の文字で書かれた本があるな」

今までの知識を総動員して読むが、理解出来た文字は「魔術」の2文字だけだった。

のび太「興味ないけど読んでおくか」

そういって本を開いた瞬間、

24 = 1 :

>>18
そうだよwwwwwwwwwwんぐぐぐぐぐぐwwwwwwwww

>>22
ピッタリでクソワローンwwwwwwwwあっはあああああんwwwwwwwwwwwwwwwww

25 :

うるせぇ

26 :

スネオはワカメ臭しかしないな

27 = 1 :

のび太「…!?」

本の左右のページ全てに黒い手形が覆いかぶさる。
ついに手形だけでそのページは真っ黒になってしまった。
聞き覚えのない重い声が聞きなれない言葉を延々と語っている。

手が、僕を引きずり込もうとする。
冗談ではない、生きる価値こそ僕には無いが死ぬ理由もない。

のび太「くっ…」

南無三、僕は身体を鍛えてはいなかった。
頭でっかちになるくらいなら体を鍛えればよかったのだ。

その時、炸裂音とともに本が元に戻ってしまった。

のび太「…何だ?」

先生「野比君にはこの本はまだ早いな」

のび太「せ、先生…?」

28 = 4 :

先生時臣かよ

29 = 1 :

この教師が何をしたのかは分からない。
少なくとも命を救ってくれたのだ、感謝するしかないだろう。

のび太「危ない所をありがとうございました」

先生「気にするな。今日の事は誰にも話すな」

のび太「…?はい」

どういうことだろうか。
尤も、あんな危険物を学校に置いてあることが知れたらPTA連中が黙ってはいるまい。

のび太「…危険物…」

あの本は何だったんだろうか。
ふと足元に目をやると、一番下の段にまた見慣れぬ単語の字が書かれた本がある。
また危険物ではあるまいな、と思いつつ警戒心より好奇心が勝り、本を手に取る。

今度理解できた文字は『願望』『器』だけ。ただ著者と思しき人物の名前は蒼崎、と漢字で刻まれていた。

30 = 1 :

お腹いたいwwwwwwwwwwwwうんち出ひゃうのおっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あががっがあwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

31 = 1 :

本に目を通すと、異国の文字の筈がスルスルと頭に内容が入っていく。

のび太「聖杯…戦争…?」

内容は、聖杯によって選ばれた7人の魔術師が聖杯とやらを巡って争うというとんでもない内容だ。

のび太「こんなもの信じられる訳が…!」

信じられない。
ならば先程の恐ろしい本は?
それを打ち破った先生は?

のび太「…」

32 = 4 :

俺は風呂に入るけど誰かが保守してくれるやろww

33 = 1 :

>>32
そ の 考 え が 甘 い の だ

34 = 4 :

>>33
いやぁ アンタがウンコ従ってるからよォ

35 = 1 :

そういえば、家の倉にパパがかき集めた眉唾な本があった筈だ。
あの中なら何か見つけられるかもしれない。
待て、焦るな。聖杯戦争は何年かに1度行われるイベントだった。
次の聖杯戦争は…

のび太「はははっ……… なんて、こと」

今日じゃないか。

http://www.youtube.com/watch?v=Mlu8Ce2PP_8

36 = 1 :

のび太「パパ、倉の鍵、貸してくれるかな」

のび助「いいが…、何に使うんだ」

のび太「パパの魔術本、借りる」

のび助「…!!」

パパは目に見えて狼狽している。
恐らく今日が聖杯騒動だってことを知ってるからだろう。

のび助「駄目だ、あれは貸せない」

のび太「なんでさ」

のび助「とにかく駄目だ、今日はもう家に出ずじっとしていろ、学校にも行くな」

のび太「…『聖杯戦争』」

のび助「…!」

のび太「『魔術」

のび助「お前…」

のび太「『願望機』

のび助「…」

37 = 1 :

のび助「どこで知った?」

のび太「学校の図書室」

のび助「くそ、なんて学校だ」

のび太「パパはそれに参戦するわけ?」

のび助「…」

のび太「答えろよ」

のび助「…ああ」

のび太「莫迦莫迦しいにも程がある。
前々から妄想癖があると思ってたら完璧なパラノイアに成り下がったか」

のび太「と言いたい所なんだけどさ」

のび助「…?」

のび太「僕をそれに参加させてくれ」

のび助「駄目だ、危険すぎる」

39 = 1 :

のび太「いいだろ、別に僕が死のうとあんたには関係ないんだ」

のび助「だが」

のび太「あんた、僕を器にするつもりだったんだろ?」

のび助「!!」

のび太「書斎、漁らせてもらったよ」

のび助「くっ…」

のび太「あんたは僕を人間とすら思ってなかったんだってね?」

のび太「だから別に死んだっていいだろ」

のび太「いや困るか。器がなくなったら困るもんね」

のび助「貴様…!」
    一番    二番     三番
のび助「Das Erste Die Sekunde Der dritte…!
    全投影      解放
   Allesprojection  Befreiung!」

クソ、なんてエキサイトな高速詠唱だ!

41 = 1 :

     我が盾
のび太「ICH Ein Schild…!
  高速
Hohe Geschwindigkeit
 防御
Verteidigung
一刻も早く
Sobald möglich…!」

のび太「子供相手に大人げないんじゃないか、パパ!!」

こちらもすぐに対抗し、エキサイトな高速詠唱を開始する。
…?
ここで違和感。
僕はどこでこんな呪文じみたことを習ったんだ?

のび助「証拠すら残さない。感づかれる前に塵芥と成り果てろ」

のび太「くっ…!!」

43 :

本当に小学生かよ……ww

44 = 1 :

次々と訳のわからない剣や槍やら武器がたくさん飛んでくる。
あんな化け物じみた名武器を次々再現するなんてパパは立派な魔術師どころか、
あれじゃ、化け物だ。

待て、
これはどこで得た知識だ。
いつ誰から教わった。
思いだせ、
思いだせ、
思いだせ。

のび助『いいかのび太、お前は回路は立派なんだ。ただ魔力の出し方が下手だ」

のび太『そんなあ、僕はどうしたらパパみたいになれるの?」

のび助『そうだなあ、パパは相手をやっつける時はやっつけたイメージをするな』

のび太『いめーじ?」

のび助『考えるってことさ』

46 = 8 :

まさかの固有結界かよ

48 = 1 :

のび助『パパはな、武器を投影するときは知りえた知識の中からイメージを引きずり出すんだ」

のび太『?』

のび助『記憶をこの場に表現するのさ、例えばほら』

のび助が場に魔力を込める。すると

のび太『わあ、花だ!』

のび助『こんな具合にね、ほらのび太も何か出してごらん』

のび太『うーん…』

その時自分は大した知識は持ってなかったから、
絵本にあった『アーサーのでんせつ』の格好良い剣を出そうとしたんだっけ。

のび太『えい…!…?う、うわ、あ!!うわあああ!!』

出そうとしたら制御できないくらいの魔力が魔術回路に注がれて意識を失ったんだっけ。

のび助『これは………なんてこった』

残念ながら記憶しているのはここまでだった。

50 = 1 :

>>46
ネタバレするけどのび太は固有結界なんてたいしたもん持ってないよ
ただバケモンみたいに投影がウマすぎるだけ
もはや歴史から直接コピーしてるレベル


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