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    元スレまどか「お餅が食べたい」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 93 :

    あ、存在が元に戻った…これがお約束のサービスカットってやつか!

    152 = 87 :

    ほむら『はぁ、なるほど。まどかがお餅ほしさに壊れた、と』

    さやか「そうなんだよう。あんたのお餅のせいで、もう普通のお餅じゃ満足できないみたいでさー」

    ほむら『もらい物だから、私のお餅って訳でもないんだけれど……』

    さやか「もう残ってたりしないよね?」

    ほむら『さすがに食べてしまったわよ。杏子が住み始めてから、部屋に食料品が残ってる方が珍しいのよね』

    杏子『あん? 何か余計なこと言ってねーか?』

    電話の向こうから遠い声がする。

    さやか「困ったなぁ。同じぐらい美味しいお餅の在処、知らない?」

    ほむら『分からないわね……。いつも貰ってるだけで、買ったことがないし……』

    さやか「ううん……」

    ほむら『……とりあえず、どうせ明日は休みだし、一人で困ってるなら集まりましょうか』

    さやか「頼むわー、もうあたしには相手するの限界です……」

    ほむら『マミにも暇かどうか聞いてみるから。その後で、私の家かマミの家かに集まりましょう』

    さやか「了解! サンキュー、ほむら!」

    153 :

    まどまど「お餅うにょーーーーーーーーーん!!」

    154 :

    まさかエロい方向に傾くとか・・・
    もち米とか買ってきて本格的に餅作り始めそうとか思ったんだが

    155 = 114 :

    うにょらー?

    156 = 93 :

    そういや、餅つきたがってる魔法少女がいたような…

    157 = 87 :

    ――マミホーム――

    さやか「どうですかマミさん……」

    ほむら「何かいい案は無いかしら……」

    マミ「うーん……」

    三角テーブルの三辺に座り、答えを模索する三人。

    さやか「ほむらのお餅、残ってはないですよね?」

    マミ「え、ええ。美味しかったから、お雑煮にしたり、ごまときなこで食べたりして……」

    さやか「……なら、美味しいお餅を売ってる場所は? 知りませんか」

    マミ「そうねぇ。知らないこともないけど……」

    さやか「え、どこですか?」

    マミ「ちょっと遠いけど、ほら、南の方に多摩村町ってあるでしょ」

    ほむら「ああ。見滝原や風見野と大きな市に囲まれながら、合併を避けてる孤高の町ね」

    マミ「あそこにあるお米屋さんが、毎年とてもおいしい杵つきの餅を売ってるのよ。
       行きつけの紅茶屋さんのご主人に教えて貰ったのだけれど……」

    さやか「それじゃあ、そこまで買いに行けば!」

    マミ「でも、正月限定よ。今はもう売ってないと思う」

    158 = 105 :

    ──────この感じ───まさかマミさんのおっぱいが──────

    159 = 93 :

    >>158
    ふらふらになっておっぱいおっぱいいってさまようまどかのイラスト思い出した

    160 = 139 :

    そして微妙なしこりを見つけなんとも言えない空気になるんですね

    161 = 87 :

    さやか「ダメかぁー……」

    杏子「そんなことより、ほれ、どーにはしへくれ……」

    まどか「………」フニフニ

    ソファでは、ぼーっと虚空を見つめる杏子の両頬を、まどかが一心不乱に揉んでいる。

    ほむら「何かそうしてると落ち着くみたいだから、しばらく我慢してて頂戴」

    杏子「そんなぁ……」

    まどか「やわらかーい………」モミモミ

    さやか「杏子にしては、よくそんなんされて我慢してるわね」

    杏子「なんかまどかの目が怖ぇんだよ、へいほうしはら何されるか……」

    まどか「素晴らしいよ杏子ちゃん。このほっぺたは国宝級のもちもちほっぺだよ」フニフニ

    杏子「ンな認定貰ってもうれひふねーよ……」

    ほむら「羨ましいわね……」

    杏子「なら代わっへくれ!」

    ほむら「代わりたくても代われないのよ、この身体じゃ……」

    162 :

    >>159
    どうぞ

    163 :

    ほむほっぺとほむふとももは至高だと思っていたがそうではないというのか

    164 = 87 :

    マミ「あ、鹿目さん、これはどうかしら?」ポイッ

    手元から、床にあったクッションを投げて渡す。

    まどか「これは……ビーズクッション?」フニッ

    揉みながら確かめる。

    マミ「ええ、佐倉さんのほっぺたには及ばないかも知れないけれど、さわり心地は悪くないでしょう?」

    まどか「うん………。確かに………」モミモミ

    マミ「ほら、佐倉さんも困ってるみたいだから、ね?」

    まどか「………分かりました、我慢します」フニフニ

    杏子「た、助かった……」ドサッ

    妙に緊張していたのか、疲れた身体をソファに横たえる杏子。

    マミ「うん。ふにふにもちもちした物を与えておけば、とりあえずは精神が安定するようね」

    さやか「ちゃんと日本語話してますしねー。ただ、根本的解決には至ってませんよね」

    マミ「そうね。どうしましょう……」

    さやか「うううーん………」

    165 = 87 :

    ほむら「………そろそろかしら」

    すっと、手を懐に入れて構える。

    さやか「ん?」

    ほむら「こういう展開になると、決まって首を突っ込まずには居られないアホが一匹―――」

    QB「どうやらお困りのようだね?」ヒョコッ

    ほむら「そこだッ!」ズバンッ

    QB「きゅいっ!?」ドゴッ

    その獣が現れた瞬間、ほむらの取り出したハリセンが唸り、
    キュゥべえは固い壁のシミになって息絶えた。

    杏子「手慣れてんなぁ……」

    マミ「ちゃんと言いつけ通り、部屋を傷つける銃器はやめてもらえたようで良かったわ」

    ほむら「ふぅ。インキュベーター専用ハリセンも手に馴染んできたわね。最近はちょっとご無沙汰だったけれど……」

    QB「まったく、まだ何も言って無いじゃないか」

    二匹目が現れる。

    ほむら「どうせ契約を期待して現れたんでしょう?」

    QB「まぁ否定はしないよ」

    166 = 139 :

    ベンチより脆い部屋なのか

    167 = 87 :

    ほむら「ならさっさと消えなさい。まどかにそんなことで契約はさせないわ」シッシッ

    まどか「でも、契約したらあのお餅……。食べ放題かぁ………」フニフニ

    とろんとした眼でつぶやくまどか。

    ほむら「えっ」

    QB「えっ」

    さやか「おいまどか!」

    一瞬、皆に緊張が走るが、

    まどか「………ウェヒヒ、冗談だよー。地球が終わったら、お餅食べられなくなっちゃうもん」

    まあ本気なわけではない。

    ほむら「ふぅ……」

    QB「チッ……」

    杏子「このまどかなら、マジで契約しかねねぇもんな……」

    さやか「ですよねー……」

    168 :

    ハリセン強すぎワロタ

    169 = 87 :

    マミ「それでキュゥべえ、せっかく久々に顔見せたなら、何か知恵を貸して頂戴」

    QB「知恵?」

    さやか「あんた人類については結構調べてんでしょ? おいしいお餅の入手方法、何かない?」

    QB「それがまどかの願いかい?」

    さやか「えー、こんなんでも契約要るの!?」

    QB「それが僕の仕事だからね」

    あまり役にたちそうではないようだ。

    ほむら「契約の代償は奇跡でしょう? あんまりにも契約取れないからって、ちょっと無理があるわよ」

    QB「け、契約の基本は取引さ。お互いに欲しい物があるなら、それを交換するのが当たり前じゃないか!」

    杏子「……もしかするとあんた、知らないだろ。お餅が何か」

    QB「………何を言っているんだい、杏子。僕は知らない訳じゃなくて、知りたいなら相応の対価をだね」

    さやか「そっかー、知らないなら仕方ないね。ああ、本当、お餅も知らないなんてキュゥべえって使えないんだなー」

    QB「だから知ってますー! あまり僕たちの高度文明を嘗めないでもらいたい!」

    ほむら「ならさっさと吐きなさい。洗いざらい、あなたの知っている餅に関する知識を吐き出して、
        自分の文明がいかに高度な物かを証明したらいいじゃない」

    QB「………はぁ、仕方ないな。少しぐらいなら、僕の君たちとは比べものにならない知性を見せてあげてもいいだろう」フン

    170 :

    久しぶりに正統派ssをみた気がする

    171 = 87 :

    さやか「はーい、本日のゲストは、遠い星からやってきた天才営業マン、キュゥべえさんです。こんにちはー」

    QB「やあ、こんにちは」

    さやか「では早速、お聞きしたいんですが……。美味しいお餅が手に入る方法、何かご存じ有りません?」

    QB「うん。まず、君たちの言うおいしいお餅って言うのは、良質なもち米が100%で、
      それをしっかりと杵でついた、そういう普通のお餅のことだろう?」

    まどか「そう! それだよ! 混ぜ物もない、ちゃんとした材料を使って、
        そしてごくごく当たり前に杵でついて作ってくれるだけで良いの!」ガバッ

    途端に上体を起こし、会話にかじりついてくる。

    さやか「うぉう、急に饒舌になったな、まどか……」

    QB「それなら、そういう作り方をしているお店で買えばいいだけの話じゃないか」

    マミ「え、でも……。お正月以外、なかなか売っていないんじゃない?」

    QB「うん。杵でつくのは結構大変な作業になるから、正月限定で売ってる場合が多いみたいだね。
      まあ普通に市販されているパック餅も、機械で杵につかせてるんだけど……」

    まどか「へ、そうなの? あんなに頼りない食感をしてるのに……」

    QB「多分、原材料の米が大量生産向きの安価な物であるとか。あとはついたあとの機械行程のためか、
      若干柔らかくつききってしまいがちな傾向はあるようだね」

    まどか「そうなんだ……」

    172 = 87 :

    QB「ともかく、杵つきの美味しいお餅が食べたいなら、年中杵でついて手作りしているお店に行けばいいんだよ。
      そういうお店なら、つきたてを食べることも可能だよ」

    まどか「それはズバリ……?」

    QB「和菓子屋さんだよ」

    さやか「和菓子屋さん……?」

    QB「そう。ほら、たとえば大福なんかは、柔らかくついたお餅を使っているし、
      おはぎや、桜餅なんか、もち米を使うお菓子には事欠かないだろう?」

    杏子「ああー。確かに……」

    QB「それでけっこう、毎日杵でお餅をついているお店はあるようだよ。ほとんどお餅専門店みたいな所もあるし」

    マミ「へぇー……」

    さやか「何か、意外と役に立ってるわね、キュゥべえ」

    QB「そうだろう? どうだい、僕を見直したんじゃないかな! そうにちがいない!」フリフリ

    興奮しているのか、尻尾が上下左右にあらぶっている。

    ほむら「……でも、この近くに、そんな和菓子屋さんはあるのかしら?」

    QB「………うん、ちょっとそこまでは分からないかな。遠いところならあるんだけどね」

    ほむら「なーんだ。やっぱり役立たずじゃない、インキュベーター」ハァ…

    173 :

    腹の減るスレだ

    174 = 87 :

    さやか「期待させといてこれかー……」

    まどか「そんなのって無いよ……。あんまりだよ……」

    マミ「肝心なところでダメね……」

    杏子「どうする? 和菓子屋探すかい? 報酬のみたらし団子次第ではあたしが……」

    QB「ま、まだ話は終わりじゃないんだ! ちゃんと最後まで聞こうね!」ダンダン

    前足で床を叩き、注意を集める。

    ほむら「何よ、もう出番は終わりよ。帰るのが面倒なら、その個体は処理してあげましょうか?」サッ

    QB「落ち着こう暁美ほむら。そのハリセンは仕舞った方がいい」

    まどか「まだ何かあるの?」

    QB「うん。そもそもまどか、君はそういうお店で買った餅を食べたとして、満足できる保証があるかな?」

    まどか「………え?」

    さやか「……? どういうこと?」

    ほむら「また訳の分からないことを言い出したわね……」

    175 :

    きゅっぷいきゅっぷい

    176 = 93 :

    このべぇはんは役に立ちそうやな

    177 = 87 :

    QB「杵でついたお餅だからと言って、全てが同じ味になる訳じゃない。
      材料によっても、つき方によってもまるで違ってくるし、
      それは機械づきのパック餅が美味しく感じられない、という事でも証明されていると思わないかい?」

    まどか「それは………うん。そう、かな」

    QB「だとしたら、まどかが美味しいと思えるお餅は、まどか自身にしか分からないわけだ。
      仮に和菓子屋を巡って餅を買い歩いたとしても、本当に自分が満足できる味に出会うには、
      結構な長旅を経ることになる可能性が高いだろう」

    さやか「うーん……。たしかに、まどかのこの拘りようを見ると……」

    マミ「一理ある、わね……?」

    まどか「あう……」

    QB「つまり、これはもう! その求める味を身体で知っている君が、僕と契約」

    ほむら「はいアウトー」バシッ!

    二匹目もご臨終。

    QB「……じゃなくて! えーと」ヒョコッ

    さやか「復活早いな」

    まどか (キュゥべえがお餅だったら、無限に食べられるのになぁ……)

    QB「ともかく、自分が満足できる味は、自分しか知らない。
      だったら、もう自分で餅をつくしかないよ。それが最善にして最短だ!」

    178 = 87 :

    マミ「………」

    さやか「………」

    五人に深い沈黙が降りる。

    QB「……? あ、あれ? どうしたんだい、僕の指摘した真理がそんなにショックだったのかな?」

    ほむら「長々と語っておいて……」

    杏子「着地点そこかよ……?」

    まどか「自分でお餅がつけたら、わたしこんなに苦しんでないよ……!」

    QB「いや、だって、ホントの事だし……」

    ほむら「まず、何処に杵と臼があるのよ?」

    QB「買えばいいじゃないか。小さめの木臼なら、杵とセットで十万円もあれば買えるはずだよ」

    さやか「じゅっ……」

    マミ「十万!?」

    杏子「あれそんなするのかよ!?」

    QB「おや? 鹿目まどかぐらいの収入がある家庭なら、購入はそう難しくないと思ったんだけど……」

    まどか「ちょっ、突然わたしのおうちの懐事情に踏み込むのはやめて!!」

    179 = 175 :

    きゅっぷいきゅっぷい

    180 :

    娘がいきなり臼と杵がほしいって言ったらびっくりだな

    181 = 87 :

    QB「じゃあ、石臼なら7万円ぐらいで買えると思うよ。ただ、餅が冷めやすいのが難点で……」

    杏子「全然たけーよ、何言ってんだ……」

    マミ「そもそも、鹿目さんに、あんな重い杵を持ってつくようなマネは難しいんじゃないかしら……」

    杏子「だよなぁ。子供用の借りてやった時でも、素の体力だとかなりしんどかったぞ?」

    QB「契やk………いや、うん、そうだね。たしかにそれはあるかもしれない」

    まどか「ううん………」

    さやか「キュゥべえの知性とやらもこんなもんですかねー……」

    ほむら「ろくでもない知性だったわね」

    QB「き、君たちも少しは協力的になったらどうだい? 僕は最適解を提示してあげたじゃないか!」

    ほむら「私たちが求めてるのは、最適解じゃなくて現実解なの。それすらも分かってなかったの?」

    QB「くっ……! 何でこんなに負けた気がするんだろう……!」

    ほむら「実際負けたからよ」

    QB「………」プイッ

    なんだかんだで非難囂々のキュゥべえは、絨毯に突っ伏し、不機嫌そうに顔を背けてしまった。

    マミ「ううーん……」

    182 :

    思わず餅食っちまった…

    183 = 87 :

    まどか「……? マミさん?」

    さやか「どうかしました?」

    何やら顎に手を添えて難しげな顔のマミを見る。

    マミ「あ、いえ……。ちらっと記憶しているだけなのだけれど、ホームベーカリーって分かる?」

    杏子「ホームベーカリー?」

    ほむら「名前の印象しか無いけれど、おうちでパンが作れる機械よね? 電器屋で見掛けたような気がするわ」

    マミ「そうそう。材料を入れてボタンを押すと、勝手に生地をこねてくれて、発酵も管理してくれて。
       気づいたらパンが焼き上がってるっていう、魔法みたいな機械よ」

    さやか「へぇー。便利そうですねー」

    マミ「うん。一度気になって、パンフレットを貰ってきたことがあるんだけれど、
       私は自分で手間暇かけて作るのが好きなのであって、楽しく無さそうだなと思ってやめたのね」

    杏子「それがどうしたんだ? 今はパンじゃなくて、餅の話だろ?」

    マミ「ええ。ただ、機種によっては、ホームベーカリーなのに餅がつける機械があった気がするの」

    さやか「え? 家庭用の餅つき機ってことですか?」

    マミ「そうよ。パンだけでなくお餅もできる! とかなんとか書いてあったような……」

    まどか「そんなものがあるんですか……?」

    184 = 100 :

    ほーむセンターでバイトしてた時、石臼運ぶの3人がかりだったわ

    185 = 180 :

    >>182
    俺は耐える・・・耐えるんだ・・・ 餅の誘惑には負けんぞ

    186 = 87 :

    ほむら「インキュベーター?」

    QB「……なんだい?」

    ほむら「ホームベーカリーに関する知識を披露なさい」

    QB「またかい!? 結局君たちは、情報を引き出しておいて最後にはこき下ろすんだろう?」

    ほむら「知らないなら良いわ」

    QB「………家庭で使用できる、餅つき機能つきのホームベーカリーが存在することは確かだよ。
      ただ詳しいことは僕もよく知らないね……」

    さやか「何だ、今度は普通に知らないのか」

    ほむら「ダメね」

    QB「し、仕方ないじゃないか! 餅のつけるホームベーカリーなんて最新情報過ぎるよ!」ドタドタ

    四本の足を暴れさせて抗議を示す。

    マミ「……そうかしら? 何年も前から有るような」

    QB「十年二十年なんて僕達にとっては最近すぎるんだよ!」バンバン!

    杏子「それはそっちの都合だし、役に立たないことに変わりはねーな」

    QB「ううう、今日はいつもにも増して扱いが酷い……!」

    187 = 175 :

    きゅっぷい……

    188 = 93 :

    がんばれべぇさん…

    189 = 100 :

    うちのばあちゃんは毎年機械で餅作ってるなそういえば

    190 = 87 :

    マミ「うーん……」

    さやか「いろいろ案は出たものの……」

    ほむら「決定的と言える結論は得られなかったわね……」

    杏子「和菓子屋とかホームベーカリーとか、まあ調べてみてもいいけど……って感じだな」

    四人、また集まった当初のような悩ましい顔をつきあわせる。

    まどか「………」

    その中でまどかは、固い決意を秘めたような難しい顔をしていた。

    ほむら「……まどか?」

    杏子「どーかしたか? クッションじゃ満足できなくなったか?」

    まどか「あ、ううん。その……今日は、みんな、わたしのわがままに付き合ってくれて。ありがとね?」

    さやか「ん? そんなの気にするなって!」

    ほむら「まどかの為なら、このくらい何てことはないわ」

    杏子「困ったときに助け合うのが友達だろ?」

    マミ「それを見守るのが先輩の役目!」

    まどか「……えへへ。本当に、ありがとう」

    191 = 170 :

    >>189
    家もじーさんが作ってるな。機械でだけど、これがなかなか

    192 = 93 :

    ホームベーカリーでのつきたてもなかなか。

    おれは、白い力うどんを発掘したので食ってくる

    193 = 87 :

    まどか「でも、その……。これ以上は、自分で何とかしないといけないかな、って……」

    杏子「自分で?」

    まどか「うん。いろいろアイデアが出て……。個人的にはホームベーカリーが気になってるけど、
        どれを選ぶにしても、それを決めて実行しなきゃいけないのは私だし……」

    ほむら「それは……」

    マミ「……まあ、そうね。仮に臼と杵を買うにしても、和菓子屋でお餅を買うにしても、
       そのお金を出すのは鹿目さん自身だものね」

    まどか「はい……」

    マミ「でも、手伝える事があったら言って頂戴ね?」

    まどか「えっと、それは……」

    杏子「マジで杵と臼買うんなら、あたしがつくぞ!」

    ほむら「あのお餅を作った親戚の人に聞きたいことがあるとか、取り次いだり出来るわよ?」

    さやか「あたしは……えーっと……。うん、何かできるよ。きっと何か!」

    まどか「………わかりました。何かあったら、みんなよろしくね!」

    194 = 87 :

    さやか「それじゃ、今日のところは解散かなー?」

    マミ「そうね。じゃ、いつも通り、ケーキでティータイムにしましょっか」

    杏子「おっしゃ、待ってたぜ!」

    ほむら「いいわね。今日は何のケーキかしら」

    マミ「ふっふっふ。見てのお楽しみよ。……鹿目さんも食べられるわよね?」

    まどか「え、あ、はい! 是非! 別に体調が悪いわけではないんで……」

    マミ「それもそうね」

    QB「ところで、僕の分はあるのかな?」

    マミ「有るわけが……と、言いたいところだけれど、ちゃんとあるわよ」

    QB「本当かい!? これは協力した甲斐があるってものだね」フリフリ

    マミ「それじゃちょっと待っててね。暁美さん、ちょっとお手伝いおねがい」

    ほむら「了解」

    まどか「あ、マミさん! ビーズクッションはちょっと貸してくれませんか? 気に入っちゃって……」フニフニ

    マミ「え、あー、そのくらいなら。しばらく貸しておいてあげるわ」

    マミ (おひるね用の枕が無くなっちゃったわね……)

    195 = 99 :

    餅つき機市販されてるような…

    196 :

    熱い膨らみ…白いモノ…求め、むしゃぶりつくJC…

    197 = 175 :

    きゅっぷいきゅっぷい

    198 = 87 :

    ――その日の夜――

    鹿目家の一室。静かな部屋の中で、まどかが一人、真剣な顔で液晶画面とにらめっこをしている。
    ビーズクッションを抱いたまま、中指一本打法のわりには、かなりの速度でキーボードを叩いている。

    カタタッ… カチッ…

    まどか「うーん……」

    まどか (ホームベーカリーの機能というより、『餅つき機』という一つのジャンルでも販売されているんだね……)

    まどか (価格は1万円から2万円程度。さすがに実物の杵と臼には手が届かないけど、
        このくらいなら今年のお年玉でなんとかならないこともない……)

    まどか (餅をつくだけじゃなくて、もち米の段階から蒸してつくところまでちゃんとできるんだ……) コリコリ

    まどか (……ただし、家庭用に限って言えば『つく』というよりは『こねる』。
        家庭用では実際に杵を振り下ろしてつくわけじゃなく、羽がこねるだけだから、
        完全な杵つき餅ほどの味が実現できるわけではない……? 煮溶けやすい……) カタタッ

    まどか (それでもつきたてが食べられるし、市販のパック餅よりはよほど良い、か……。
        このぐらいが落としどころなのかなぁ……) カチッ

    まどか (できることなら杵付きがいいけれど、現実的じゃない。妥協? ……ううん。挑戦だよ)

    まどか (……もち米も大事なんだ。もち米の種類と蒸し加減でも味はかなり変わる)

    まどか (よし……!)

    まどか「これは、挑戦する価値アリ、だね……!」

    199 = 100 :

    ってか、あんな理不尽に説教されたのにここまで協力してくれるさやかちゃんさすがだ

    200 = 196 :

    「今日の仁美ちゃん、さやかちゃんみたいだよ」みたいに結構毒吐く子だからね
    慣れてるんだよ


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