元スレ小鳥「765プロ宛てに卓球台が届くんですか?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
52 = 4 :
貴音「状況から察するに、先に始めていた三人の中では、
美希が最も手練れているとお見受けしましたが」
美希「あ、すごーい貴音、良く分かったの。さっすがー」
春香「分からないもん!千早ちゃんがまだやってないもん!」
千早「わ、私!?」
伊織「ずっとあんた達二人でやってたって訳ね……」
春香「うっ…!」ギクッ
53 = 4 :
春香「と、とにかく!まだ千早ちゃんと美希との勝ち負けが決まってないんだから!
美希もいい加減なこと言わないで!」
千早「いや、春香、私は……」
春香「お願い千早ちゃん!私の仇を取って!」
千早「いや、私、美希には勝てないと思うわ……卓球やったこと無いから」
春香「え、えぇぇぇぇぇっ!?」ズコー
54 = 4 :
美希「ミキもあまりやったことないけどねー。ま、いいんじゃない?無理にやらなくても」
千早「やるにしても、美希みたいに強い人とはやりたくないわ。春香ならまだしも」
春香「う……千早ちゃんそれどういう意味?」
千早「!……い、いや、違うの。そうじゃなくて、その……」
千早「春香とやるのなら、私、何でも……」
55 = 21 :
あら千早ちゃん素直
56 :
おい響はどうした
卓球といったら響だろ
57 = 4 :
春香「う~ん、私ヘトヘトで……やよい、パス」ヒョイッ
やよい「はわっ!私ですかぁ!?」ハッシ!
千早「……!」
千早「美希、代わってもらえるかしら」
美希「いいよー、はい」スッ
やよい「あっ、千早さん」
千早「サーブは高槻さんからでいいわ」
やよい「お願いしますぅ」ガルーン
千早(かわいい……)
58 = 4 :
春香「勝負するなら11点先取ねー。やよい、サーブの打ち方分かるー?」
やよい「大丈夫ですぅ、町内会の練習風景も弟達が見てましたからー」
伊織「弟達って、あんたは見たことあんの?」
やよい「見てないけど、弟から良く聞いてたから大丈夫ー」
あずさ「あらあら~、すごいのねぇ~、うふふ」
伊織(何がすごいのよ!)
59 = 4 :
雪歩「春香ちゃん。響ちゃんや、亜美ちゃんと真美ちゃんは?」
真「そうだよ!卓球と言えば響だろ!」
貴音「響は、今日は動物番組の収録があると…」
春香「そうそう、プロデューサーさんも同伴してるんだって」
春香「で、亜美と真美は律子さんとCM撮影って」
あずさ「あら、そうなの~。ちょっと合流が遅くなっちゃうわねぇ~」
60 = 21 :
響……
61 = 4 :
やよい「それじゃあ千早さん、行きますよー」
千早「えぇ、いいわよ」
やよい「ん~、えい!」カカンッ カンッ
千早「…くっ!」コンッ
やよい「はわっ!」ビシィッ
千早「あ、ごめんなさい……」
春香「すごい、千早ちゃん!今のなかなか良いコースだったよー」
真「コートのあんな端っこに返せるなんて……」
62 :
まさかの千早無想クルー?
63 = 4 :
やよい「うぅ………」
千早「ご、ごめんなさい、高槻さん……狙ったわけじゃないの」
やよい「いえいえ、いいんです!じゃあ、えい!」カカンッ カンッ
千早「…くっ!」コンッ
やよい「はわっ!」ビシィッ
64 = 4 :
~10分後~
やよい 2 - 11 千早
やよい「うぅ……ごめんなさい、千早さん。ラリーが続かなかったですぅ……」シュン
千早「違うの高槻さん、悪いのは私よ。悉く嫌な所に返しちゃって……
ご、ごめんなさい、ね?」アタフタ
65 = 4 :
春香「ビギナーズラックってあるんだねー」
美希「春香より全然強いんじゃないかな~、千早さん」
春香「ムカッ!」
千早「私のは本当にたまたまなの。美希達の鋭い玉を返せる自信は無いわ」
千早(高槻さんもあまり上手くなかったけど……)
美希「褒められると、ミキ照れちゃうの、えへへ」
春香「もういい!次、やりたい人!」
67 = 4 :
伊織「やよい、私が代わるわ。ラケットを渡しなさい」
やよい「あ、伊織ちゃん」スッ
貴音「真と雪歩は二人でやるのが良いでしょう?ここは、わたくしが参りましょう」スッ
雪歩「あ、うん、あの………ありがとうございます、四条さん」
真「おー、お嬢様対決だ!頑張れー!」
68 = 4 :
伊織「貴音……ふん、勝負よ!」
貴音「ふふ、お手柔らかに」ニコッ
伊織「私のサーブよ、覚悟しなさい貴音!」
伊織「やぁ!」カカンッ カンッ
貴音「あら」スカッ コロコロ…
伊織「なっ!?」
あずさ「あらあら~」
春香「あちゃー……まったくの素人だね、貴音さんは」
千早(一緒に練習しようかしら)
69 = 4 :
伊織「ちょっとあんた!今の何よ!?」
貴音「玉を空振りしたまでのこと」キリッ
伊織「よくもそんな腕で私に挑む気になったわね!」
貴音「申し訳ありません。なにぶん、経験が無いものですので」
伊織「えぇぇっ!?」
貴音「よろしければ水瀬伊織、るーるなどをお教えいただけると嬉しいのですが」
伊織「ちょっ、えぇぇぇぇっ!?」
70 :
>ちょっ、えぇぇぇぇっ⁈
でなんかワロタ
71 = 4 :
~5分後~
伊織「とにかく、来たボールをラケットで返せばいいのよ!分かったわね!?」
貴音「はい。感謝致します、水瀬伊織」
春香「うーん、本当に分かってるのかなぁ、心配だなぁ」
雪歩「四条さんは、ちょっとその……疎い部分はあるけど、飲み込みは早いから……」
やよい「そうですよ、きっとちゃんとできますぅー!」
72 = 21 :
貴音さん流石です
73 = 4 :
伊織「それじゃあ改めていくわよ、覚悟しなさい貴音!」
伊織「やぁ!」カカンッ カンッ
貴音「フッ!」カァンッ
伊織「なっ!?」ズビシィッ!
あずさ「あらあら~」
春香「す、すごい……まるで見えなかった」
やよい「わ、私とは異次元のレベルですぅー」
美希「むぅ……!」
74 :
いおりんのデコにズビシィッ!
75 = 4 :
伊織「ちょ、ちょっとあんた!今の何よ!?」
貴音「高みを目指す者として、この程度の嗜みは当然のことです」キリッ
伊織「!!………言ってくれんじゃないのよ!」
伊織「ちょっと下手に出てりゃいい気になって!いいわよ!
水瀬家英才教育の真髄を見せてあげるわ!!」
76 = 21 :
なにやら熱い展開になってる?
77 = 4 :
~5分後~
伊織 1 - 11 貴音
伊織「ま、負けた……完膚無きまでに……」ガクッ
貴音「とても楽しい時間でした。やはり、すぽぉつは良いものですね」
真「すごいよ貴音!ボクもワクワクしてくるなぁ!」
千早(やっぱり、私と高槻さんの試合はレベルが低かったようね)
78 = 4 :
春香「勝てる!これなら、美希にも!」
美希「ミキを目の仇にする理由がわからないの!」
春香「自分の胸に聞いてみたら~?」
美希「そうだよね~、春香の小っさい胸に聞いても分からないの~」
春香「胸は大きさだけじゃないし~。美希は馬鹿なの~」ムカムカ
美希「ミキに6連敗してた春香よりはマシだと思うな~」ピクピク
79 = 70 :
お姫ちん強い
80 = 4 :
春香・美希「………………」ドドドドドドドドドド
雪歩「あ、あのぅ……二人とも仲良く、ね?」ソワソワ…
あずさ「そうよぉ~、大きさなんて関係ないわよぅ~」ドタプーン
雪歩(あずささんが言っても説得力がないですぅ~……) ヒィーン…
千早(………くっ!)
81 = 21 :
春香さん怖いよ
82 = 4 :
貴音「さて、わたくし達も交代しましょうか」
伊織「そうね……こんなの、面白くもなんともないわ」
伊織「でもいい!?勘違いしないでよ!私の教え方が上手だったんだからね!
感謝しなさいよ、貴音!」
貴音「えぇ、わたくしもそう思います。感謝致します、伊織」ニコッ
伊織「ふ、ふん……何よ、心にも思ってないくせに」
83 = 4 :
真「伊織、次ボク達にやらせてよ!」
伊織「いいわよ、ホラ」スッ
真「へへっ、やーりぃ!ほら、雪歩早く!」
雪歩「うん。でも……」モジモジ
あずさ「?……うふふ、いいのよ遠慮しなくって~」
あずさ「私の分まで楽しんでらっしゃい」
雪歩「あずささん……」
貴音「さぁ、萩原雪歩」スッ
雪歩「四条さん……うん」
84 = 4 :
真「サーブはボクからで良いかい、雪歩?」
雪歩「うん、いいよ。でも、あの、えぇと……」モジモジ
真「大丈夫、優しくするからさ」
雪歩「う、うん……お願いね、真ちゃん」
コソコソ…
小鳥(真ちゃんに優しくされる雪歩ちゃん………………ハァハァ)ジュルリ
85 = 4 :
真「それじゃ……それっ」カカンッ カンッ
雪歩「ひ、ひぃっ!」コツン コロコロ…
真「惜しい惜しい!当たってるよ!」
雪歩「真ちゃん、やっぱり私……」ジワ…
真「諦めちゃダメだ!ボールを良く見て!」
雪歩「うぅ……真ちゃぁん……」
真「大丈夫、取りにくい玉でも良いよ!ボクがちゃんと返すから!」
雪歩「うっ……うん…」
86 :
ヴぁ?かっか!
87 :
雪歩は可愛いなぁ!!
88 = 21 :
真もかわいいなぁ!!!
89 = 4 :
真「いくよー、おりゃっ」カカンッ カンッ
雪歩「ひぅっ!」コツン
真「おっ!」カンッ
雪歩「ひぃん」コンッ
真「そう!いい感じ!」カンッ
雪歩「ひっ!」コンッ コロコロ…
真「その感じだよ、雪歩!」
雪歩「うん……ちょっと分かってきたかも」
貴音「飲み込みが早いですね、萩原雪歩」
伊織(あんたが言うな!)
90 = 18 :
これは小鳥さんと一緒に眺めてたい光景
92 = 4 :
貴音「卓球には、斯様な楽しみ方もあるのですね。」
貴音「らりぃ、と申すものでしょうか……実に趣き深いすぽぉつです」
春香「そうそう!ラリーを続けるのも楽しいよね!」
春香「そこ、約一名分かってないけどねー。ねー美希?」
美希「ねー春香?」
春香「ムキャー!!」ドタバタ
千早「春香、おとなしくしなさい」
93 :
響が帰ってくるなり他人のフォームとか握り方に文句つけ始めて微妙な空気になる展開まだ?
94 = 4 :
真「それじゃあ、今度は雪歩のサーブだよ」ヒョイッ
雪歩「ひぃっ!わ、私!?」ハッシ!
真「そうそう!大丈夫、ボクのやった通りにやってみて」
雪歩「う、うん………えぇと、えいっ!」カカンッ カンッ
真「うぉっ!なかなか……!」コンッ
雪歩「わわっ!」カンッ
真「ごめん、ちょっと強かった!」コンッ
95 = 18 :
響はそこまで空気読めない子じゃないはず
96 = 4 :
雪歩「いいの、ふぁ!」カンッ
真「よし!」コンッ
雪歩「うっ」カンッ
真「よっ」コンッ
雪歩「ひっ」カンッ
真「よいしょ」コンッ
雪歩「ひぁ」カンッ
真「はっ!」コンッ
雪歩「ひん」カンッ
真「おっ」コンッ
雪歩「ふぇ」カンッ
真「これは」コンッ
雪歩「えいっ」カンッ
真「いいぞ!」コンッ
97 = 4 :
雪歩「本当!?」カンッ
真「いいリズム!」コンッ
雪歩「ふわっ!」カンッ
真「焦らない!」コンッ
雪歩「ご、ごめん」カンッ
真「そうだ!」ティン!
雪歩「えっ?」カンッ
真「スマッシュだ、雪歩!」コンッ
雪歩「す、スマッシュぅ!?」カンッ
真「打って!」コンッ
雪歩「そんな…」カンッ
真「さぁ!」コンッ
98 = 4 :
やよい「うっうー、二人ともすごい続いてますぅー!」
千早(本当は、私も高槻さんとああいう風にやりたかったな……)
貴音「素晴らしいらりぃです。さぁ、雪歩、わたくし達にもすまっしゅを見せて下さい」
あずさ「いいわねぇ~、雪歩ちゃんのビシィ~っていうの、見たいわぁ~」
99 = 21 :
みんないい子だなぁ
100 = 4 :
雪歩「む、無理だよぅ…」カンッ
真「やる前から諦めないで!」コンッ
雪歩「そ、そんなぁ…」カンッ
真「大丈夫!ホラッ!」コンッ
雪歩「うぅ…」カンッ
真「じゃあ、ボクが合図するよ!」コンッ
雪歩「あ、合図…?」カンッ
真「1、2、3、ハイッ!で打つんだ!」コンッ
雪歩「う、うん…」カンッ
みんなの評価 : ★★
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