元スレ小鳥「765プロの社長の音無小鳥です」P「765プロ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
1 :
かなり久しぶりに書くの
2 = 1 :
765プロ事務所
小鳥「春香ちゃん、私、銀行行ってくるわね」
春香「は~い。小鳥さんが帰って来たらお仕事いってきます」
小鳥「うん、頑張って」
春香「はい!!今は私が一生懸命頑張って765プロを支えないとですから!!」
小鳥「ここも…寂しくなったわね」
春香「小鳥さん、そんな事言わずに頑張りましょ?」
小鳥「ええ…じゃあ、行くわね」
春香「いってらっしゃ~い」
バタン…
3 = 1 :
春香「今は…私一人になっちゃったけど頑張らなくちゃ」
春香「でも、ちょっと寂しいかも…」
移動中
小鳥「はあ…今月の支払いも厳しいわ…」
テクテク
小鳥「社長から事務所を任されて半年…私だけじゃ無理なのよ…」
テクテク
小鳥「来月はお家賃と光熱費と生活費は出るのかしら…」
テクテク…
小鳥「はあ…鬱だ…」
コケッ
小鳥「あっ!?」
ぽてん…
4 :
アイマスとか全然わかりません。モバマスならやったことあるよ。
読んだことあるのは、4コマと、プチマスをチラッと立ち読み……
後はまったく知りませんでした。
おかしいところ、沢山あったと思います。ごめんなさいね。
ほんのネタスレとして数レスで終わらせるつもりが、だらだらだらだら……
オチも……うーん。微妙でしたね。無理に終わらせてしまいました。
以前、SS深夜VIPでSSを書いた時は、書き溜めしてたにもかかわらず、続きを考えられずに放置……
(ちなみに、けいおんのSSです。)
今回は即興でしたが、無事に完結させられました。
レスが色々つくのが楽しかったです。つきあってくれて、どうもありがとう。
またSSを書くかもしれないので、そのときはよろしくね。
5 :
ほう
6 = 1 :
小鳥「いたたた…転けちゃった…」
小鳥「私はもう天にも見捨てられてしまった可哀想な小鳥なのね…ぴよぴよ」
子供「ママー、あれなぁに?」
ママ「しっ!見ちゃいけません!!」
小鳥「はあ…痛いぴよ…」
P「君、大丈夫か?」
小鳥「へっ!?私…ですか?」
P「ああ、そうだ。君の事だ」
小鳥「はい…大丈夫です」
P「手を貸そうか」
小鳥「あ…ありがとうございます」
7 :
あるかも知れない未来のお話
8 = 1 :
P「怪我は無いか?」
小鳥「はい、少し擦りむいただけですから…」
小鳥(何か根暗そうな人ね…でも顔はなかなかどうして…)
ジロジロ
P「ん?俺の顔がどうかしたのか?」
小鳥「えっ!?あっ、いや…その…」
P「?」
小鳥「あの…お礼にお茶でもいかがですか?」
P「お茶?」
小鳥(ぎゃおぉぉん!!これじゃまるでナンパじゃないの!!)
P「ちょうど喉が乾いていたところだ。有難く頂こう」
小鳥「は、はい…じゃあ、
あのお店にでも…」
P「わかった」
9 = 1 :
喫茶店内
小鳥「先程はありがとうございました」
P「ただの気まぐれだ。気にするな」
小鳥「あの、私…こう言うものです」
P「名刺…765プロ?」
小鳥「はい、765プロの社長の音無小鳥です」
P「そうか、君の様な若い女性が社長とは驚いた」
小鳥「え?あなたは…」
P「今年で30のつまらん男だ」
小鳥「私より年上…」
P「そうか…」
10 = 1 :
小鳥「あの、お仕事は?」
P「フリーの音楽プロデューサーをしている」
小鳥「音楽プロデューサー…」
P「ああ、その他にも色々と手掛けてはいるが大体はそんな感じだ」
小鳥「そうなんですか…あの…」
P「何だ?」
小鳥「少しだけ…お話を聞いて頂いてもいいでしょうか?」
P「ああ、別に構わない」
小鳥「それでは…」
11 = 1 :
30分後
小鳥「…と言う感じです」
P「なるほど…経営が立ち行かなくなり、前任のプロデューサー2人は転職、運営の手が回らずに事務所の経済状況は火の車…と言うことか」
小鳥「はい…このままだと来月はお家賃も払えないかもしれません…ぐすん」
小鳥(もう聞いてもらえるなら誰でもいいわ…)
P「俺は先程の事だが、大きなプロジェクトを終わらせてきた所だ」
小鳥「そう…ですか」
12 = 1 :
P「だから暫くの間は休暇を取ろうと考えていたのだが」
小鳥「はあ…そうですか…」
小鳥(いいなぁ…お金に余裕があるのね…)
P「ここで会ったのも何かの縁だ。少し俺に任せてみないか?」
小鳥「へ?任せる?」
P「俺の気まぐれに付き合わせて悪いが、少し興味を持ってしまってな」
小鳥「でも…お金…無いです」
P「払えるようになってからで良い」
13 = 1 :
久しぶりにVIP来たけど結構緩やかになってるね。
これならゆったり書けそう
14 = 1 :
書き溜め終わったからここから本気で書くね
15 :
期待してる
16 = 1 :
小鳥「本当に…良いんですか?」
P「俺にとっても学ぶ所が多そうだからな」
小鳥(この人の事を信用していいのかは分からない…でも…)
小鳥「それでは…事務所に行きませんか?」
P「ああ、よろしく頼む」
小鳥(このままだとどうせダメになっちゃうんだ…だから…)
17 = 5 :
サルよけ④
18 = 1 :
事務所 入口
小鳥「あの、さっきは奢って貰っちゃって…」
P「いや、俺も喉が乾いていたから気にするな」
小鳥「はい…」
小鳥(良かった…なけなしの千円が飛ばなくて…)
小鳥「それでは…どうぞ」
ガチャ…
春香「お帰りなさい!!…って、お客様ですか?」
小鳥「あのね春香ちゃん、この方が今日から765プロでプロデューサーをやってくれる事になったの」
春香「えっ!?新しいプロデューサーさんですか!?」
P「君は…所属のタレントさんか?」
春香「はい…アイドルの天海春香です!!」
19 :
お、お、俺も小鳥社長の所で働かせてください!
21 = 1 :
P(元気な子だな…俺はついていけるだろうか)
春香(何か暗そう…目つきも鋭いなぁ…怖い人なのかな…)
P「アイドルは手掛けた事が無いのだが、是非よろしく頼む」
春香「あのっ!こちらこそよろしくお願いします!!」ペコリ
P(素直そうないい子じゃないか…顔も悪くない)
P「天海は…これから仕事があるのか?」
春香「春香って呼んでください。天海って言われるの…変な感じですから」
P「それじゃあ…春香はこれから仕事なのか?」
春香「はい!!良かったらご一緒しませんか?」
P「ああ、そうさせて貰おう」
22 :
千早は出ないのか…
23 :
ちーたんが出るならほす
24 = 1 :
春香「それじゃ…小鳥さん!!いってきます!!」
小鳥「いってらっしゃい、春香ちゃん」
P「それでは…行ってくる」
小鳥「はい…よろしくお願いします」
バタン…
小鳥「…こんな大変な事、他人に頼むなんて虫が良すぎるのは分かってるけれど…」
小鳥「私達を助けてください…プロデューサーさん」
25 :
>>19
顔が駄目
不採用
26 = 1 :
千早は…ほぼメインの予定だよ
27 = 1 :
夜
春香「お疲れ様です!!プロデューサーさん!!」
P「ああ、お疲れ様。君はラジオのレギュラーを持っているんだな」
春香「はい!!これ以外はあんまりお仕事無いんですけどね」
P「それはあまりよろしくないな」
春香「えへへ…だからプロデューサーさんにお仕事いっぱい取ってもらうんです」
P「そうか…そのためにも明日は歌やダンスも見せて貰わないとな」
春香「はい!!明日は暇ですからバッチリお見せしちゃいます!!」
P「暇なのも…いただけないな…」
28 = 22 :
ならば ほ だ!
29 = 1 :
春香「でも、今日一日ご一緒して分かった事があります」
P「何だ?」
春香「プロデューサーさん、根暗っぽいし目つきも怖いけれど…優しくていい人だと思いました」
P「俺が…か?」
春香「はい!!ちょっと無愛想ですけど」
P「無愛想なのは勘弁してくれ。これは生まれつきだからな」
春香「はい!!これからもよろしくお願いしますね!!プロデューサーさん!!」
P「こちらこそ歳が離れていて色々と大変だとは思うがよろしく頼む」
30 = 1 :
春香「え?プロデューサーさんってそんなにおじさんなんですか?」
P「30だ。君からすれば立派なオヤジだよ」
春香「そうなんですか…見た目はそう見えないんですけど」
P「今時の30はこんなものだ」
春香「へえ…」
春香(でも…かっこいいかも…)
春香「えへへ…」
P「どうかしたのか?」
春香「い~えっ!!何にもないですよ~っ!!」
P(今時の女の子はよくわからん…)
31 :
このプロデューサーのCVはジョージだな
32 = 1 :
10分待って
ちょっとまとめる
33 = 23 :
千早は…ほぼメインの予定だよ
全力で支援してやるよ
34 :
ピヨピヨ
小鳥さんには幸せになって欲しいわ
35 = 1 :
翌日 レッスン場
春香「あの…どうでしたか?」
P「うん、歌はあんまり上手くないな」
春香「はっきり言われると凹みます…」
P「だが、しっかり前に出る良い声だと思う。これからいくらでも伸ばせるから心配は無用だ」
春香「本当ですか!?」
P「ああ、ダンスも悪くない。ルックスも俺が見る限りはなかなかだと思う」
春香「私、可愛いですか?」
P「ああ、そうだな」
36 = 1 :
春香「ちゃんと『可愛い』って言ってください!!」
P「な、何故だ?」
春香「可愛いって言ってください!!早く!!」
P(何だこの子は…)
春香「言わないと…泣きますよ?」
P「はあ…春香、君はその…可愛い…よ」
春香「…はい、ありがとうございます」
P(女はよくわからん…)
37 = 1 :
春香「あの、プロデューサーさんは逃げませんか?」
P「逃げる?何から?」
春香「765プロには…本当はもっといっぱいアイドルがいるんです」
P「社長から聞いている。今は君しか動いていないらしいが」
春香「前のプロデューサーさん、そしてもう一人のプロデューサーさんの律子さんは…ウチがヤバくなる前にさっさと転職しちゃいました」
P「まあ、正しい判断だな」
38 = 1 :
春香「でも…でも…頑張れば…みんなで頑張れば…どうにか出来たかも知れなかったのに…」
P「その人たちにも生活がある。無理を言ってはいけない」
春香「じゃあ…プロデューサーさんも逃げちゃいますか?」
P「俺が…か?」
春香「今も十分厳しい状況です…これからもっと酷くなるかも知れません」
P「…」
春香「そうなった時…やっぱりあのお二人みたいに…私の前から居なくなっちゃいますか?」
39 :
律子……
40 = 1 :
P「春香…君は…」
春香「もしそうなら…私の心が壊れちゃう前に…ここから…出て行って…ください…」
P(この子は…明るく振舞っていても本当は不安で…でも、それを押し殺して…)
春香「今なら私もあまり…傷つかなくて…良いですから…えへへ…」
P「その二人は…真っ当な人間で、世渡りの上手い器用な人達だったんだろう」
春香「え?」
41 = 1 :
P「だから、こう言った状況の時に、すぐに違う道を選ぶ事が出来た。それを絶対に責めてはいけない」
春香「はい…」
P「俺は…つまらん男だ」
春香「そんな事…」
P「俺は、この道でしか食う手段を知らん。その上こんな不器用な男だ」
春香「でも…優しいです」
P「他の仕事なんて俺にはとても無理だ。俺には最初から逃げ道なんて何処にも無い」
42 = 1 :
春香「プロデューサーさん…」
P「俺がやるからには失敗はあり得ないが、君がもし不安を感じているのであれば約束をしよう」
春香「約束?」
P「ああ、俺は何があっても君から逃げない。万が一、駄目な時は…一緒に死んでやるから安心して仕事に励め」
春香「プロデューサーさん…」
43 :
はえーな
44 = 22 :
ふむ
45 = 1 :
P「もうこの話は終わりだ。そろそろ…」
ぎゅ…
春香「プロデューサーさん…」
P「どうした?離れ…」
春香「私…私、心も…身体も…全部…全部プロデューサーさんに預けます…全部です…」
P「春香…」
春香「だから…私の事、捨てたら絶対に許しません」
P「好きにするといい。俺が君の事を裏切る真似をした時は…したいようにしろ」
46 = 1 :
イメージ固まってるから早いよ
でも長くなりそうだ
48 = 20 :
律子ェ
49 = 1 :
春香「はい…えへへ…刺しちゃうかも」
P「物騒な話だ…」
春香「でも、私もその分いっぱい頑張ります…だから…守ってくださいね?」
P「わかった。約束だ」
春香「えへへ…約束ですよ。約束…」
P(まあ、何とかなるだろう)
春香「あと…このまま少し…泣かせてください…」
P「…わかった」
春香「…ぐすっ…プロデューサーさん…ふぇぇぇぇん…」
P「春香…」
春香「不安だった…怖かったよぉ…」
P「もう大丈夫だ…あとは俺に任せてくれ」
春香「プロデューサーさん…プロデューサーさぁん…」
P(明日から…本腰を入れるか)
50 = 20 :
支
みんなの評価 : ★★★×5
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