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    元スレ純一「…えっと、高橋先生?」

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    51 = 9 :

    高橋「そ、それはそうかもしれませんけど……君の手を、生徒の手を借りるのは…っ!」

    「じゃあ、これは僕のおせっかいです。先生」

    高橋「た、橘くん……」

    「だって見てられないんです。先生が靴を脱いで、足を引きずりながら歩いて行くのを。
       僕はそれをだまってみすごせるほど、空気を読めないやつではないですよ」

    高橋「…………」

    「先生、熱がひどくなる前に乗ってください。いち早く保健室に連れてってあげますから」

    高橋「……わ、わかりました。それじゃあお言葉に甘えて……っいしょ……」ごそっ…

    「…………」

    高橋「……その、重たくは無いかしら……?」

    「──全然、重たくなんかありません! むしろうれしいくらいです!」

    高橋「え? うれしい?」

    「あ、いえなんでもないです!それじゃあ行きますよ!しっかりつかまっててください!!」

    高橋「わ、わかりました……お願いするわね、橘くん……」

    (あ、吐息が耳に……いいっ!!)

    52 = 43 :

    いつもの橘さんだ

    53 = 10 :

    流石変態紳士

    54 = 9 :

    廊下

    高橋「…………」

    (うん、これはすごいなぁ。こんだけ近い距離で、むしろもう背中に感じる先生の体温が、もう僕に
       ちょくせつ流れこんでくるよ……すごい、すごいとしか言い用がない!)

    高橋「……こ、こんな姿は誰にも見られたくないわね……恥ずかしい限りよ…」

    「……だって仕方ないじゃないですか。怪我ですし、僕は足を引きずられてるほうが何か合ったのかって思いますよ?」

    高橋「……そうね。でも、放課後にこうやって教師と生徒が…ってのもねー……」

    「……えっと、それは先生の、妄想のやつですか?」

    高橋「い、一般的な世間の意見を述べただけです! あれは忘れなさいっていったでしょう!」

    「あはは。すみません…あっと、階段に入るんで揺れるかもしれませんが痛かったら言ってくださいね」

    高橋「え?あ、うん……わかったわ」

    「なるべくゆっくりと下りるんで……よいしょ、よいしょ…」

    高橋「……………」

    「けっこうゆっくり降りるのって大変だなぁ……先生、大丈夫ですか?」

    高橋「……うん、大丈夫よ。君もしっかりね」

    「はい!」

    55 :

    ディ・モールトいい

    56 = 19 :

    いいぞじつにいい

    58 = 9 :

    高橋「………………」

    「よいしょ……うんしょ……」

    高橋「──ねぇ、橘くん。君には妹さんがいるわよね」

    「え? ああ、二年にですか? いますよ可愛く無い奴が」

    高橋「こらっ。血の繋がった妹さんを悪く言わないの」

    「…だって本当のことなんですから。年を重ねるごとに、アイツ僕にかまってくるようになって…
       高校生になっても一緒に風呂に入ってこようとするんですよ」

    高橋「…そ、それはすごいわね…まさか一緒に入ってるのかしら…?」

    「まさか! ちゃんと追い返してますよ……そのあと僕の布団とかに潜り込んでますけどね」

    高橋「へぇー……だいぶなつかれてるのね。
       ──まぁ、今の君を見ていると…確かに、妹さん…美也さんの気持ちもわからないでもないけれど」

    「え? どうしてですか?」

    高橋「ふふっ、それは内緒です。とにかく家族は大切にしなさい。
       いつだって家族は一緒にいるものですから、大切にしておいて損はありませんからね」

    「よくわかりませんけど……先生も兄妹とかいるんですか?」

    高橋「先生のプライベートは秘密です」

    「ええー! そんなぁ!」

    59 = 9 :

    保健室前

    「──保健のせんせーい!いますかー!」

    高橋「…どうやらいないみたいね」

    「そうみたいですね……よし、行儀が悪いけど足でドアを開けて…」

    高橋「こら、ダメよ。先生が開けますから後ろを向きなさい」

    「わ、わかりました……お願いします」くるり

    高橋「──ん。いいですよ橘くん」

    「はい、失礼しまーす……鍵は開いてるから、どっかいってるのかなぁ」

    高橋「とりあえず、椅子かなにかに座らせてもらえるかしら?」

    「あ、はい。椅子椅子っと……あれ?椅子がない…?」

    高橋「え、本当ね……どうしてかしら?」

    「……仕方ないや。先生、とりあえずベットに腰かけてもらってもいいですか」

    高橋「……えっ?」

    「あ、いや…地べたに座るってのもあれですし…だめですかねやっぱ」

    高橋「い、いや……仕方ないわね、うん。こればっかりは

    60 = 24 :

    麻耶ちゃんと裡沙ちゃん
    2人ともかわいすぎるぞ…

    61 = 57 :

    わくわく

    62 = 19 :

    いい

    63 = 9 :

    ベット前
    「──それじゃあ、どうぞ」

    高橋「う、うん……ありがとう橘くん……」とすっ…

    「ふぅー……とりあえずはよし、っと」

    高橋「……………」

    「……ん? どうかしましたか先生?」

    高橋「う、ううん……どうもしてないわ。と、とりあえず…ここまでありがとう、橘くん。疲れたでしょう?」

    「あ、いえ。全然大丈夫でしたよ、先生とっても軽くて暖かかったので」

    高橋「…最後の言葉は、必要だったのかしら?」

    「あ、あはは……そ、それよりも…勝手に湿布を取り出してもいいですかね。
       ある場所はわかってるんで」

    高橋「それはいけません。って言いたいところですけど、今は仕方ないわね……君も早く帰りたいでしょうし」

    「そんなことはないですよ。とりあえず、持ってきますね。まっててください」すたすた…

    高橋「わかりました。お願いするわね」

    高橋「……ふぅ」

    高橋(──なんだか、すごい展開になってしまったわね…もう、私のバカ…。
       生徒に助けてもらって、ましてやおぶってもらうなんて……教育人生で一番の恥だわ…)

    65 :

    いけ
    そのまま押し倒せ

    67 = 9 :

    高橋「もっとしっかりしなきゃ…こんなんじゃ、婚期もまた遅れちゃうわ…」

    『──えっと、これじゃなくて……』

    高橋「…………」ひょい

    「……うんと、ここにはバンソーコーで…これは消毒液…」

    高橋(………あの子も、すごく気が利く子なのよね。こうやって私を運んでくれたし…
       さっきの課題の収集だって、私が頼んだらすぐにやってくれたことだったし……)

    高橋(ちょっと抜けてると言うか。頼りない雰囲気を感じる所があったけれど…
       こうやって改めて見て、考えると……もしかしたら、彼はすごく──)

    「先生、ありましたよ?」

    高橋「いい──……って、ひゃう!?」

    「……えっと、先生?」

    高橋「あ、ごめんなさい…! ちょっと考え事をしてて……そ、それで湿布はあったのかしらっ?」

    「あ、はい。ちゃんとありましたよ! これでいいですよね?」ぺろっ

    高橋「う、うん。いいですよ、それでかまいません」

    「ああ、よかった。それじゃあ貼ってあげますね」

    68 = 19 :

    すごくいい

    69 = 9 :

    高橋「え、それは先生が自分でやります!」

    「だめですよ! この湿布を貼るのって、難しいんですよ!
       市販のやつとは違って、一度くっついたら中々離れないやつでして…クセモノなんです!」

    高橋「え、えらく詳しいのね……?」

    「薫のやつ……棚町からよく痛めつけられてますから。よく使わせてもらってるんですよ、ほら」ぺろん

    高橋「……や、やっぱりこれは自分で……!」

    「もう遅いですよ。はがしてしまいましたし、ここで先生に渡したら粘着力が落ちてダメになっちゃいますよ」

    高橋「……う、ううっ……!」

    「とりあえずは、先生。その……す、ストッキング、を脱いでもらったら……」

    高橋「っ~~~……わ、わかりました…っ!……ぬ、脱ぎますから…ちょっと待ってなさい…!」

    「は、はい…!」

    高橋「……どうしてこんなことに……ちょっと脱ぎにくいわね……よいしょ…」すすすっ…

    純一 じぃー

    高橋「……こら。なにをそんなに見ているんですか」

    「えっ!? あ、すみません!!」くるっ

    70 = 64 :

    はや

    71 = 57 :

    息子がストッキングに反応したよ

    72 = 9 :

    高橋「………。とりあえず、そのまま後ろを向いて、待ってなさい!」

    「わかりました!」

    高橋(……や、やっぱり高校生ね…。関心しかけたけれど、生徒は生徒子供は子供
       それにあの真剣な眼差しは、使い所を間違ってる感じは橘くんっぽいけど…)いそいそ…

    「…………」ドキドキ…

    高橋「……橘くん、いまちょっとこっちを見ようとはしませんでした?」

    「き、きのせいですよ!!」

    高橋(……はぁ。とりあえずは、さっさと脱いで貼ってもらおうっと……
       …よいしょっと。やっぱり座りながらだと、ストッキングは脱ぎにくいわね──)すっ……ごろん

    高橋「きゃっ……!」

    「え、先生!? そうかしましたか……ぶっ!?」くるっ

    (振り返ったら、そこにはM字開脚してる先生…!? これは夢なのか!?)

    高橋「え、ちょ、だ、だめっ……!!みるのやめなさい…!!」ばっ!

    「……それに…ま、まさかの白……ハッ!?」

    高橋「っ~~ッ!!」

    「す、すみません……!! なんかもうすみませんでした先生!!」くるっ

    73 = 19 :

    駄目だ…眠……

    75 = 43 :

    睡眠は甘え

    76 = 9 :

    高橋「……………」

    「ぼ、僕は何も見てません! 大丈夫です! ゆっくりと続けてください!!」

    高橋「……ぐす………」

    「………え…?先生…?」

    高橋「……もう、だめだわ…もう、ぐすっ……」ごろごろ…

    「せ、先生…? え、ちょ、もしかして……な、泣いてるんですか…?」

    高橋「もう、教員失格よ……こんなにも馬鹿な事をして…ひっく…なにもかもだめだめ…!」ぐるぐる…

    「せ、先生ー…? ちょっと一回振り返りますよ…?」くる…

    高橋「……くすん……」

    (──おお、大きな春巻きがある……中身は先生か…ちょっと味が気になる、じゃなくて!)

    高橋「………………」

    「……た、高橋先生…その、ちょっと落ち込みすぎですって。きにしすぎですよ!」

    高橋「……………」

    「……あのその…じ、実は影でちょっと見えなかったんですよ……!
       あのーほら、ここちょっと暗いじゃないですか! それでうまい具合に……」

    77 = 65 :

    ここで抱きしめてやれよ

    78 = 9 :

    高橋「…………白っていった」

    「……い、いいましたね。はい…みえてました。ごめんなさい…」

    高橋「……………」

    (ど、どうしよう……どうやら先生は落ち込んでるみたいだ。
       それもそうだよなぁ…さっきから先生、いいところ全くなかったし…ここに来て爆発したんだろうな…)

    (……というか、それよりも…包まった毛布の先から見えてる足に…
       …脱ぎかけのストッキングが引っかかってるという状況は目に悪いよ……!)

    「──先生、高橋先生…僕はもう、何も言えませんけど…とりあえずは湿布を貼りましょう?」

    高橋「……………」

    「………じゃあ、勝手に貼らせて頂きますよ?いいんですね?」

    高橋「……………」

    「じゃ、じゃあ──ストッキング、脱がしますよ……?」すすっ…

    「………」どきどき…

    「──はい、脱がしました。後で怒っても、ちゃんと僕は了承を得てからやったって言いますからね?」

    「……それじゃ、貼りますよ」ぺた

    高橋「……っ……」

    81 = 55 :

    すばらしいつづけたまえ

    82 = 9 :

    (き、綺麗な足だなぁ……これが脚線美っていうやつか。
       いつも足がきれいだなって、授業中ずっと見てたけど……これだけの距離で見つめられるなんて…僕は幸せものだよ)

    高橋「…………」

    (足首とかすらっとして、くるぶしのでっぱりはいい形をしてる…指先にある爪は綺麗に整ってるし…
       小指がちっちゃくて可愛いなぁ……くんくん…えっ!? なんで良い匂いがするんだろう!?)

    高橋「…………」

    (こ、これはけっして……匂いフェチとかじゃなくて、本当に良い匂いがする……今はちょっと湿布臭くなっちゃったけど。
       すごい! 大人の女性ってすごい!)

    高橋「………」

    「──これでよし。ちゃんと貼りましたけど……この位置で大丈夫でしたか?」

    高橋「………」もぞもぞ

    (今のは頷いたのかな…? そう受け取っておこう、うん)

    「……よし、これでいいかな……」

    高橋「………」

    「………」

    (よく、ないよなぁ……どうしようかな本当に…)

    83 = 43 :

    自然に匂い嗅ぐとか大将スゲーわ

    84 = 65 :

    はよ
    はよ押し倒せ
    さっきぽさっきぽだけでいいから

    85 = 9 :

    (──というか、今日の高橋先生は…ちょっとおかしい、気がする。
       今もそうだけど……課題を収集したのを持ってきた時だって、雰囲気がおかしかったし…)

    (先生はいつだって気丈で、かっこいい人だって僕のイメージはある。。
       いくら失敗が続いたからって…ここまで落ち込むことは無いと思うしなぁ)

    高橋「…………」

    (でも、今の先生も……ちょっと新鮮で、いいと思う。
       たぶんこんなふうに落ち込むことを知ってるのは……もしかして学校で僕だけなのかも。まさかね!)

    (──でも、それが本当にぼくだけが知っている事だったのなら……僕だけが先生の悩みを知っているのだったら…
       ここは、どうにか僕がするべきところなんだろうか…?)

    「…………」

    高橋「…………」

    「……よいしょっと」ぎしっ

    高橋「っ………」

    「えっと、ちょっとベットの端を借りますよ先生……あ、座るだけですからね!」

    高橋「…………」

    「その、高橋先生……すこし聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」

    86 = 9 :

    高橋「…………」

    「……いいってことにしますね。それじゃあ聞きますけど……先生」

    「──高橋先生って、今は付き合っている人はいるんですか?」

    高橋「…………」もぞっ!

    (あ。はんのうした……)

    高橋「………いない」

    「……へ、あ! そうなんですか……へぇ、てっきり僕はいると思ってましたよ」

    高橋「………うそ」

    「え?なにがですか?」

    高橋「……わたしの独り言を、教室での独り言」

    「え? あー…あれですか。確かにきいてましたけど、それでもやっぱり聞いてみたかったんですよ」

    高橋「……どうして」

    「うーん…どうしてっていわれてもあれですけど…とにかく、先生の口から聞いたほうが──」

    高橋「……ううん、そういうことじゃないの」

    高橋「──どうして、付き合ってる人がいないか聞いたのかって話よ」

    87 :

    なにこれドキドキする

    88 = 65 :

    先生が乙女すぎてかわいいwww

    89 = 9 :

    「……それはもちろん、先生のことが気になったからですよ。はい」

    高橋「気になったから? 君は私の恋愛事情を知りたかったの?」

    「当たり前じゃないですか! 誰だって気になりますよ、高橋先生が誰と付き合ってるかとか!」

    高橋「……そう」

    「もちろん僕だって、誰よりも気になりますよ!」

    高橋「っ……だれよりも、なの?」

    「自他ともに認めるほどにですね!……あ、これは自分で行ったらダメか。
       で、でも…先生がその……悩んでたらすっごく気にします僕!」

    高橋「…………」

    「それと、今日の先生は……ちょっとおかしいっていうか。
       僕の事に対して、ちょっとおしゃべりっていうか…今の先生だって、普段とは違いすぎてドキドキしっぱなしです」

    高橋「…………」

    「──その、なにかお悩みがあるんでしたら……僕でよかったら、聞きますよ?
       僕みたいな奴が出来ることって限られますけど、出来る限りのことならやってみせます!」

    高橋「………」こそっ…

    (あ。顔だけ出てきた…)

    90 = 9 :

    うんこいってくる
    すぐもどる

    91 = 23 :

    なにこのかわいいサラサー



    嫁に来いよ麻耶

    92 :

    麻耶ちゃん先生がやっぱり一番やで

    95 = 9 :

    でなかった
    うんこまんいうなこら
    今から書く

    98 = 23 :

    >>96
    おせーよ

    99 = 9 :

    高橋「……聞いて、くれるの?」

    「あ、はい! もちろんです!僕にできることだったら…なんだってしますよ?」

    高橋「……なんだって…してくれるの?」

    「無論です! がんばりますよ!」

    高橋「……………」

    (も、もう一押しか…? もう先生の性格がわかんなくなってきてるけど、これでいいっぽいし最後までつき通そう!)

    「──なんだっていってください。なんだって相談してください。
       一度だけでいいですから。先生だからって、生徒だからっていう境目をなくしてみてください」

    「僕も先生だからなんて思わないで……一人の人間として、一人の女性として話をききますから。
       どうか素直なままの気持ちを、僕にぶつけてみてくださいよ」

    「そうしたらもしかしたら、先生の悩みを解決することができるかもしれませんしね」

    高橋「……たちばな、くん……」

    高橋「………一人の、女性として……生徒じゃなくて、先生じゃなくて……?」

    「そうですよ! それならなんだって言えるってもんじゃないですか!」

    (よ、よし……っ! 話を聞いてくれてるみたいだぞ……これで先生もだいぶ、悩み事を吐き出しやすくなったんじゃないか!?)

    100 :

    この純一できすぎwwww


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