元スレ初春「定温保存じゃなくて、性感保存……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
ある日、初春飾利は自宅である学生寮でくぐもった声を上げ身をよじらせていた。
初春「はあ、はあ……」
初春「んっ!!あんっ!!」
初春(わたし、まだ中1なのに毎晩こんな事ばかりして)
初春(みんなが知ったら軽蔑されますよね……)
初春(でも……)
初春「きもちよくて指が止まりませんっ」
初春「あっ、今日もそろそろイッちゃ――」
少女が絶頂に達しようとした瞬間。
プルルルルルルル。と携帯電話の着信音が響く。
今日仕事中に思いついたのでちょっとSS書きます。
書き溜めする時間も無かったので、遅いですが順々投下してまいります。
設定、流れもあんまり深く考えていませんので矛盾があっても悪しからず。
よろしければお付き合いください。
2 :
それじゃあパンツ脱ぐね
3 :
早くしろ
4 :
ふぅ…
6 :
お前は仕事中に何考えてんだよ…
夜は冷え込むからはよ!!
9 = 1 :
初春「……電話……佐天さんからだ。でなきゃ……」
少女は手を伸ばし携帯電話を取ろうとする。
初春「あっ、右手は汚れちゃってるから、左手でっと……」
ピッと機械音を立てて電話に応対する。
内容が有って無いような会話を10数分した後少女は電話を置く。
初春「もう、佐天さんったらこんな時間に~」
初春「まあ、佐天さんらしいって言えばそうかな」
ちょっと不満を口にし、ポツリと
初春「でも、せっかくいきそうだったのにな……」
先ほどの行為を思い出し言った。
初春「女の子ってこういうとき不便ですよね」
初春「女子の性的快感は連続させないと最後までなかなかいかないですもん」
初春「って私なに一人で恥ずかしい事言ってるんでしょう」
初春「…………とりあえず、続きしよっかな」
そうして少女は再び自慰行為に励もうとその右手を秘部に近づける。
そしてそれが触れた瞬間。
10 :
佐天さんとやらを毒牙にかけろ はよ
11 = 1 :
少女の身体にまるで電流が走ったような刺激が訪れた。
その刺激は波となり全身を駆け巡る。
初春「ん!!!あああっ!!」
少女は思わず声をあげその波に身を任せる。
小さな身体は、快感という電流を受け何度も何度も仰け反った。
そして、数秒後。
波は収まったのか少女は身体をぐったりとさせため息をつく。
ため息、といっても先ほどの余韻がまだ体に残っている所為か、荒い呼吸も混じる。
初春「はあ……はあっ――」
初春「い、一体……何が??」
そう言いながら、自分の右手を視界に捕らえ眺めた。
初春「軽く触っただけ……でしたよね?」
と少女は少し考えてから、またおそるおそるその手を秘部に近づける。
またその指が触れる。
だが今度は何も身体に変化は起こらなかった。
むしろ、先ほど絶頂に達してしまったばかりなので、すこしくすぐったい。
だからその手をすぐに離す。
12 = 2 :
ふむ
13 = 1 :
初春「いったい何がどうなっているんでしょう?」
考えながらふと視線を部屋内に巡らせる。
可愛らしい時計が目に映り時間を少女に知らせた。
初春「あ、いけません!もうこんな時間!!」
初春「早く寝ないと――」
そうして少女は自慰行為の余韻もそこそこに、身体を休めた。
翌朝。
少女は普段どおりに目を覚まし朝食を食べ、学校へ行った。
いつもどおり授業をこなし、友人と雑談。気付けば放課後へと、あっという間に時間が流れていた。
その後も、昨晩の出来事など全く考えないまま風紀委員の当番を済ませ帰宅した。
初春「晩御飯のお片づけも終わりましたし、明日の用意もしました」
初春「あとは、……お、おな……にーして寝るだけです」
別に宣言する必要もないのに、顔を真っ赤にしながら独り言を呟く。
そして毎晩の日課をこなすべく、その手を秘部へ。
初春「昨日は、触っただけでいっちゃったけど……今日はどうでしょう……」
その手が秘部に達する。
しかし少女の身体に訪れたのは昨晩のような快感でなく、普段どおりのそれであった。
16 = 1 :
初春「あれ、今日はなんとも無いですね……」
初春「あ、でも……んっ!!普通にきもちいっ、いいです……」
少女は右手で秘部をやさしくなぞりながら左手で、その成長途中の控えめな乳房を刺激する。
始めは服の上から、そしてその刺激に慣れたら、下着の上。
さらには直にと少女はだんだんと性感を高めていく。
初春「ん!!あっ、あん…………んああっ」
初春「ふああ、い……や…………ん」
初春(あ、今日もそろそろいき……ま――)
とそのとき、昨晩と同じく少女の絶頂は妨げられた。
不良A「れgbぁいすdvh;あうえgh!!!」
不良B「vせういrgfはlうぃえうgls!!!!」
どうやら外でスキルアウトか何かが揉めているらしい。
初春「……もう……放って置くわけにもいきませんね……」
乳房をいじっていた手を携帯電話に伸ばし、少女は慣れた手つきで警備員に通報する。
数分後、警備委員が到着したのか、あたりは再び静かな住宅街に戻った。
初春「さて。これでようやく続きができます~」
先ほどまでと同じように、少女は横になりその身体を快感へ導くべく行為を再開する。
17 = 10 :
ジャッジメントの牛乳先輩が可愛い…
18 :
警備委員てなんだよ
19 :
オナニーせんでも西葛西の彼氏とヤったらええや無いか
21 = 1 :
また指が秘部に到達する。やはりその時であった。
初春「ああああああああっ!!!!」
昨日と同じ快感の波が再び少女の身体を駆け巡る。
初春「えっ!?なんで今日も?――んん~~っ!!あああ」
自分の身体に何が起こっているのか考えようとするも考えるよりも先に
脳が快感の電流に支配される。
その身体を何度も震わせながら少女はそれに没頭する。
初春「ああっ!!きもちいい……ですっ!!んっ」
――――――――
絶頂に達して数分が経過しただろうか。
少女は自分の体のことを考え始める。ようやくそこまで頭が落ち着いた。
初春「昨日と一緒で気持ちよかったです~~」
初春「じゃ、なくて!!なんで昨日と同じことになっちゃったんでしょう……?」
初春「そういえば、昨日も佐天さんからの電話でいきそうな時に中断させられて……今日も……」
初春「いや、でもまさかそんなことあるわけ……」
少女は必死に他の可能性を模索する。しかし導き出された結果は変わらなかった。
初春「定温保存じゃなくて、性感保存……?」
22 = 10 :
身近な女の子篭絡する展開まだか
23 :
そうそう俺は黒子が好きなんよ
24 = 3 :
黒子まだぁ?
25 = 1 :
数日経って。とある街角。
少女は自分の能力を確認するために、あれから何度か自分の身体で実験を行っていた。
自慰行為をし、絶頂に達する前にその手を放し、時間を置いてから同じ手で触れる。
時間や触れる手などをいろいろと変えてみた結果。いくつかはっきりと分かる事が出てきた。
初春「あれから分かった事。それはこの2つ」
実験結果のメモを見ながら呟く。
①接触部は同じ部分で無ければ効果がない。
初春「それまで中指でクリちゃんを触っていたのなら、中断後も中指でクリじゃないといけないんですよね~~なんか難しい」
②時間制限は30分
初春「30分立つと、快感が0に戻ってしまうところまで分かりましたけど」
初春「………………」
初春「正直。この能力の使い道ってなにかあるんでしょうか?」
初春「定温保存も役に立つのか立たないのか分からない能力でしたけど、これも……はあ」
とため息をつきながらがくりと肩を落とす。その後ろから声がかけられた。
声が耳に入るのと同時に
少女は下半身、主にスカートのあたりに風を感じた。
「うーいーはーーーーるーーーー!!!」
26 = 10 :
佐天さんが最初の雌奴隷…犠牲者か
27 :
いいスレを開いたものだ
28 = 1 :
少女のスカートが後ろから勢い良く捲られる。
布が風になびく音を周囲に響かせながら、同時に周囲の視線もそこに集まっていく。
「お。いいもん見たぜ!!今日は珍しく幸運だぜ」
などと通行人が次々に口にしている中。
ようやく少女に声をかけた人物が言葉を続ける。
「いやー、今日は青と白のストライプかー」
初春「さ、佐天さん!!!こんなところで……」
初春「もう。やめてくださいよ~~!!」
顔を真っ赤にし頬っぺたを膨らませ初春は佐天に話しかける。今にも飛び掛りそうな勢いだ。
そんな初春を軽くあしらいながら
佐天「いちいち細かい事気にしたら、すぐ老けちゃうよー」佐天は笑って言った。
初春「それ原因つくった佐天さんが言えた台詞じゃありません!!」
佐天「ゴメンゴメンっ!!ジュースでもおごるからさ」
その言葉に初春はピクリと反応し佐天のほうを見る。
初春「ついでにクレープもです!!いちごがいっぱい入った甘~~いのがいいです!!」
そうして二人はいつものクレープ屋に向かっていった。
30 = 1 :
佐天「とほほー、結構高かったなー」
初春「ふ~んだ。ちょっとはこれで懲りてください」
初春が手に持っているのはイチゴ生クリームスペシャル。
その名に恥じず、大量のイチゴをはじめ女の子のすきなトッピングが所狭しと施されている。
一方の佐天が持っているのは、プレーンカスタード。
言わずもがな、初春のものを買った所為で財布事情が悪くなったようだ。
クレープを食べながら雑談していた2人だったが、ふと佐天が話題を転換する。
佐天「ところで初春?」
初春「はい、なんですか佐天さん?」
佐天「さっき、『カイカン』がどうのこうのってなにか独り事言ってたみたいだけど、あれなに?」
初春「!!!!!!!」
佐天「えっ?どうしたのそんな慌てた顔して!!??」
初春(ま、まさか聞かれていたなんて……どうごまかしましょう)
初春「か……開館まだかなーって…………映画館の……」
佐天「………………」
初春(う~~。怪しまれてますよこれ~)
佐天「………………」
31 :
サテンサン!
33 :
佐天「もうお昼過ぎなのに何言ってるの?」
初春「………………」
佐天「黙ってちゃわかんないよー初春?」
初春(どうしましょうどうしましょうどうしましょう)
初春(何か他の話題を振らないと…………あ、そうだ!!)
初春「ところで佐天さん、うちの学年の例の新しい能力開発主任の先生どう思います??」
佐天「え?急になによ??別にどうも思わないけど」
初春「え?あ、あ……そうですか?前に『かっこいいなー』って言ってませんでしたっけ?」
佐天「そんなこと言ってないって。どうしたのよ?」
初春「あははは、あれアケミさんだったかな~?あははははは」
佐天「ねえ、さっきから変だよ?なにかあったの初春???」
初春「べべべ別に何も無いですって~、嫌だな~佐天さんってば」
佐天「うーん…………」
初春「そんな変な目で人を見ないで下さいよ~、他に何か話題無いんですか??」
佐天「何も無いならいいんだけどさ……話題かー、うーん……あ、そうだ」
佐天「初春とあたし、仲良くなって長い事経つけどさ、そろそろ初春の能力教えてよ?」
34 = 33 :
もう地の文書くのめんどくさいので
書きたい所以外、次から効果音でごまかして適当に書きます。
35 :
ズギャーン!
ドババババ!
ぷちっぷちっ
きゃる~ん☆
……勝った! 完!
36 :
効果音は控えめにな
37 = 32 :
エロは多めにね
38 = 33 :
初春「!!!!!!」ビクっ
初春(能力なんて。なんてタイムリーな……)
初春(って私が話のきっかけ作ってましたね……どうしましょう)
佐天「ねえ初春ってばー、そろそろ教えてくれてもいいでしょー?」
初春「は、はい……でもレベル低いから恥ずかしいんで……」
初春(引き下がってくれるかな、佐天さん)
佐天「なんでそういうこというの!!!!」
初春(えっ?)
佐天「あたしなんてレベル0なんだよ!?初春はっ……グスン……能力あるんだから…………いいじゃん……」ホロホロ
初春(あ!!!私とした事が、なんてことを……)
初春「ごめんなさい佐天さん!!私、佐天さんの気持ちも考えずに最低な事を……」
佐天「……えっぐ……じゃあ、能力……教えてくれるの??」
初春(とりあえず『定温保存』のほうを伝えればいいですよね……っていうか本当のは教えられませんし)
初春「はい、分かりました。教えちゃいます」
佐天「やったー、わーーい!!」バンザイ、手から何かポロリ
39 :
サンテンサ!
40 = 32 :
無邪気な佐天さん可愛いなぁ
41 = 33 :
初春「佐天さん何か落ちましたよ――って、目薬?」
初春「は!!まさか佐天さん、さっきの涙は……」
佐天「……ばれちゃったかー、てへっ!!」
初春「てへっ!じゃないですよ!!もう!!」
佐天「でも教えてくれるよね、能力?初春は一度言ったことはきちんと守るもんねー」ニヤニヤ
初春「う~~、ずるいですよ、佐天さん」
初春「でも、仕方ないですね。えっと、私の能力は――」
~初春の説明タイム(定温保存の方)~
佐天「なるほどーそんな能力だったのねー」
初春「あんまり使い道ないんですけどね……」
佐天「そうかなー、そんなことないと――あ、あれは!!」
石焼き芋屋「いしやーーーーーきいもーーーーー。おいも、おいも、おいもだよーーーーー」
佐天「初春!!今こそその能力を使うときだよ!!」
42 :
自分の手で触れられないと能力が使えないというかなしみ
43 :
最近初春のよさに気が付いた
45 = 33 :
初春「っていいますと?」
佐天「ふふーん!!あ、おじさーーーん!!すみませーーーん!!!」すたこら
初春「あ、佐天さん待って~」
石焼屋「おじょうちゃんたち、いくつ欲しいの??」
佐天「一つずつでいいよね、初春!?おじさん、2つくださいっ!!」
初春「ちょっと、佐天さん私要りませんよ。クレープ食べたばかりですし」
佐天「何言ってるの?あたしだってお腹いっぱいだよ」
初春「じゃあなんで??」
佐天「初春の能力見たいから」
初春「!!!!!!!」
佐天「うちに持って帰って一緒に食べようよ」
初春(どどどどどどど、どうしましょう~どうにかしないと)
初春「そういえば佐天さんお金ないんじゃ?」
佐天「ふふふー。石焼き芋2つくらいならまだ買えるのだよ」
石焼屋「はい、お待ちー。ありがとうね、おじょうちゃんたち」
初春「…………」
46 :
サーマルハンドの方は残ってるのか
初春デュアルスキルじゃん
47 = 32 :
初春佐天さん持って帰ってぺろぺろしたい
48 = 33 :
帰り道。
佐天「ふふーん。楽しみだなー」
初春「…………そ、そうですね」
佐天「この寒いのに、家に帰ったらあったかーい石焼芋が食べられるなんて」キラキラ
佐天「初春さまさまだよー」
初春「…………」
初春(どうしましょう、本当にこれはまずいです)
初春(一か八かで焼き芋持ってみましたが『性感保存』に目覚めてから『定温保存』は消えちゃったみたいです……)
初春(こうしてる間にもこの寒さでどんどん冷えていってます)
初春(どうにか起死回生の一手を考えないと……)
佐天「ねー、どうしたの初春?また黙っちゃって?」
初春「別になんでもないですよ、ははは~」
佐天「ほんと?」ジロジロ
初春「ほんとうですってー」
佐天「ならいいけど……っと、とうちゃーく!!」
初春(はっ!!結局何も思いつかないまま佐天さん家に着いちゃった)
49 :
すたこら
50 = 6 :
やっぱ消えたのか
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