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元スレカイジ「ライアーゲーム……?」

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みんなの評価 : ★★★
タグ : - 赤城 + - アカギ + - カイジ + - デモンズ + - ヒカリ + - ライアーゲーム + - 両津 + - 古泉 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

カイジ「なんで俺はいつも食い物にされちまうんだっ……!」

---一週間前

カイジ「くそっ…!また負けだっ…!」

高校を出て三年……
定職にはつかず、金を手に入れればしょぼい酒と博打に明け暮れる毎日……

気が付けば底辺っ…!
金も愛もない人生っ…!

しかしこんな状況にありながら、カイジの考えが変わることはないっ…!

カイジ「ぱぁっと一億円でも手に入ればな……」
クズっ……!
正真正銘のクズっ……!

2 :

アカギでやってくれよ

3 :

ざわ・・・

4 :

機体

5 :

秋山あたりに搾られるカイジ期待
後覚醒カイジがヨコヤフルボッコも期待

6 = 1 :

ガンガン
「郵便で―す」

カイジ「郵便っ……?」

カイジ(……!小包っ……!)

カイジ「送り主は……」
カイジ「LGT事務局…?」パサッ

『伊藤開司さま

おめでとうございます
あなたはこのたび10万分の1の確率をくぐりぬけ見事 LIAR GAME TOURNAMENTにETRYされました

※LIAR GAME TOURNAMEMTに参加される場合のみこの箱をお開けください』

8 = 1 :

>>7
ENTRYの間違い

9 = 1 :

カイジ「馬鹿馬鹿しいっ…!
何が10万分の1だっ……!常套文句っ……!この手の詐欺のっ……!」

カイジ「でも見てやろうじゃねぇかっ……!
この中に何が入ってるかくらいはっ…!」

カイジ、開示っ……!

カイジ「これはっ……!」

圧巻っ…!
一億円の札の束に、カイジ圧巻っ…!

10 :

秋山「フクナガ お前本当に1UPキノコか?」

12 :

ここでカイジ、即警察へ通報っ…!

13 = 1 :

『LIAR GAME 参加 ありがとうございました
この箱を開封したことであなたは正式に
LIAR GAME 参加の意思を表明したことになります
ENTRY取り消しはもうできません
同封の一億円は LIAR GAME一回戦でのあなたの持ち金(マネー)となります
大切に保管くださいませ』

カイジ「ライアーゲーム……?」
それ以上の言葉出ずっ……
それもそのはずっ……!
なぜならカイジは高を括っていたっ……!
こんなもの遊びだろうとっ……!
冗談だろうとっ……!
しかし目の前に詰まれた一億円……!
これによりカイジはもはや正常な思考を失っていたっ……!

14 = 1 :

カイジ「いやっ…!この札は偽物っ……!
本物そっくりに出来ちゃいるがっ……巧妙な偽物っ……!
あるっ……!その可能性も十分にっ……!」
カイジ「……!まだ手紙がっ……!」


『ここでライアーゲーム一回戦のルールについて簡単に説明します

――といっても難しいルールは一切ありません
ただ対戦相手から「マネー」を取り合うだけのゲームです
いかなる手段を使っても構いません
対戦相手からマネーを奪ってください
これは双方同意のゲームですからマネーを奪う行為自体に何ら犯罪性は問われません
ご安心を』

15 = 1 :

『対戦は一対一
あなたの対戦相手は追ってこちらからご連絡します
対戦相手が決まったら30日間がゲーム期間です
30日後のゲーム終了時点で所有するマネーの多い方が勝者です
ゲーム終了後事務局がマネーを回収に参ります
その時に回収するのはゲーム開始時に二人に渡されたマネー
BGL00369KKからBGL10368KKの番号のついた一億円
回収に参った当局局員にその場で速やかにマネーを返却下さい
もしあなたが相手のマネーを奪うことに成功していれば当然 余剰金が発生しますがそれはそのままあなたの賞金となります
つまり今回の対戦であなたは最高で一億円の賞金を手にする事ができるのです
しかし逆にマネーを減らした場合 借金をしてでも不足分のマネーを弁償していただきます』

カイジ「……」
カイジ、絶句っ……!

16 = 1 :

カイジ「つまり俺が相手のマネーを全て奪えば俺には一億の利益っ……!」
カイジ「しかし逆にマネーをすべて取られれば……一億の借金っ……!」

カイジ「しかしまだ単なる悪戯の線もっ……!
いや…おそらくこれは現実っ……!札束も本物っ……!」

長考っ……!
長考の末に出した結論は……

カイジ「警察だっ……!」

17 :

ルル、カイジ、月、秋山のやつの続き?

18 :

俺もそう思った

19 = 1 :

カイジ「いやまてっ……!
警察に行ってどうなるっ……?
そもそも俺はまだあってないじゃないかっ……!詐欺にっ……!」

屁理屈を述べてはいるが、つまるところ目が眩んだのだっ……!
一億という金額にっ……!

カイジ「これはチャンスっ……!
このぐうたらな毎日を抜け出すチャンスっ……!」

20 = 1 :

>>17
ごめん違う人

21 :

ほほう、とりあえず支援といこうか・・・

22 = 1 :

結局カイジの導き出した結論は『見』……!

カイジ「対戦相手が決まるまで様子を見ようっ……!」

しかしそうなると困るのは一億円の隠し場所っ……!

カイジ「銀行っ……いや、家だっ……!
家に隠して、俺が24時間張り付くっ……!
それが一番安全っ……」

カイジは一億円を押し入れの奥へとしまった……

23 :

かまわん続けようか

25 = 2 :

っ……!をつければカイジっぽくなると思ってない?
だいたいあってるけど

26 = 1 :

無論、頼れる友人や知人などおらずっ……

カイジ「………」
押し入れの前に一日中座り込む日々っ……
外出といえば近くのコンビニへの食料調達程度っ……!

そんなある日――

カタン
カイジ「!」
カイジ「きたっ……!手紙っ……!ライアーゲーム事務局っ……!」

『お待たせしました
ライアーゲームトーナメント一回戦の相手が決定しました
あなたの相手は次のプレイヤーです」

カイジ「相手はっ…」
カイジ「フクナガ…ユウジ……」

27 = 5 :

福永かよwwwwwwww

29 = 2 :

これはカイジ負け決定wwwwwwwwwwww

31 :

いきなりかよwwwwwwwwwwwww

32 :


キノコはもっと後であるべき

33 = 1 :

※フクナガはドラマバージョンのキャラでお送りします

カイジ「他に詳しく情報が載っている…生年月日や、住所までっ……」

しかしカイジ、ここでも『見』……!

カイジ「つまり俺の情報も相手に伝わってるってことだっ……!
まだ得体の知れないこのゲーム……まずは様子見っ……!
相手が動くのを待つっ……!」

コンコン
「伊藤さ~ん、いる~?」

カイジ「!」

34 :

いきなりキノコかよ

35 = 1 :

カイジ(声の主はおそらくフクナガという男っ……!
もう動いてきたかっ……!)
カイジ(どうする…いや、ここはまず出よう)

カイジ「はい…」ガチャ
フクナガ「お、伊藤カイジ君で間違いない?」
カイジ「ああ…、あんたは…フクナガ…かっ…?」
フクナガ「ピンポォーン!!大正解!!」

36 = 1 :

カイジ「目的はなんだっ……!
まさか力ずくでぶんどろうって気かっ……?」
フクナガ「そんなわけないじゃああああん!
実は俺、このゲームの必勝法を見つけちゃったんだ!」
カイジ「必勝法……?」
フクナガ「うん、とりあえず立ち話もなんだから近くのファミレスにでもいかない?」

カイジ、ここで疑心を抱くっ……!
カイジ(おそらく俺を誘い出す口実っ……!
俺が留守の間に奴の仲間が家に入り、一億円を奪うに違いないっ……!)
カイジ(しかし、おそらく虚言とはいえこいつの言う必勝法っ……!聞く価値はあるっ……!)

カイジ「話なら中でしよう、あがれ」

37 = 1 :

フクナガ「そんじゃ、おじゃましま~す」

フクナガを自宅へ……
しかし敵を城内へ侵入させた主は気が気じゃないっ……

カイジ「………」チラチラ
フクナガ「………」

カイジ「で、何だよ必勝法って」
フクナガ「それなんだけどさぁ~、カイジ君、このゲームって変だと思わない?」
カイジ「変……?そんなのあたりまえだろうがっ……!」

38 = 31 :

見事に脳内再生される

39 :

確かにキノコの登場には早すぎるが、これで掴みはばっちりだな

41 :

SとMの流れをカイジと秋山でやるのかどうか

42 = 1 :

フクナガ「そういうことじゃなくて、このゲームのシステムだよ
いいかい、今ゲームの上で動いてるお金は2億円
そこで仮に、カイジ君の持ち金がある日5000万になってたとしたらどう思う?」
カイジ「そりゃあお前がとったに決まってるっ……俺から5000万っ……!」
フクナガ「そう、そこが実に巧妙……
でも実際、その5000万を事務局がとったとしたらどうたろう?
そのお金はゲームのステージから消え、ゲーム上で動くお金は一億5000万となる……」
カイジ「……!」
フクナガ「でもゲーム終了後事務局はきっちり2億円回収する
もうわかったかいカイジ君、これは巧妙に仕組まれた詐欺なんだ、事務局が得をするためのね」
カイジ「……!」
カイジ、納得っ……!

43 :

このカイジバカだ・・・

44 :

せめて・・・せめてこの時気づいていたら・・・!

45 :

はぁ…でも、よく考えたら当たり前っていうか…

46 = 1 :

カイジ「ぐっ……!騙されてたのか俺達はっ……!」
フクナガ「そう思うのはまだ早いよ
この詐欺はプレーヤー二人に全く面識がない状態で初めて成立する
俺はそれに気付いたから、こうしてすぐにカイジ君に会いにきたわけ」
カイジ「でも…どうすればっ……」
フクナガ「簡単なことだよ、俺達が奪い合いをしなきゃいいだけの話さ
30日後に今ある2億円をそっくりそのまま事務局に返してやればいいじゃない
お互い得はしないけど損もしない、でもこれって事務局側にすれば完全に敗北だよね?」
カイジ「のったっ……!その作戦、のったっ……!」

47 = 1 :

フクナガ「それに見たところ、君はそこの押し入れに一億円を隠してるみたいだしね」
カイジ「!?」
フクナガ「ファミレスへの誘いを断ったのは金の隠し場所であるこの家を離れたくなかったから
実際家に入ってからのカイジは挙動不審で、時折その押し入れをうかがってたしね」
カイジ「……」カァァ~
フクナガ「でも安心して、さっき言った通りお金の取り合いはしないから」
カイジ「ああっ…」
フクナガ「それで30日間このお金をどこに隠すかだけど」
カイジ「やっぱり銀行が……」
フクナガ「銀行?ダメダメ」

48 = 1 :

カイジ「なんで?」
フクナガ「銀行にもすでに事務局の手先が回ってるかもしれないし、銀行は確実に安全とはいえない」
カイジ「じゃあどこへ……」
フクナガ「…あんまり大きな声では言えないんだけど、俺の知り合いが個人銀行を経営してるんだ
俺はそこに預けるけど……カイジ君は?」
カイジ「………」
カイジ、長考っ……!

49 = 5 :

このカイジだめだ
いやカイジは常にだめだな

50 :

この誘いはやばいだろ・・・


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