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    元スレ唯「変な線と点が見える」

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    151 = 118 :

    別にSS速報行っても、俺はお前を書く機械扱いし続けるよ

    152 :

    「知らない。興味が無い」

    「ああん、残念」

    「それで本題だ」

    「お前はお前が殺される前にあの死の塊を殺せ」

    「……えっ?」

    「カンタンな事だろ。あいつらは元から死んでるんだ。殺すことにためらいなんてないだろう」

    「で、でも殺すって、私は」

    「殺せないなら死ぬだけだよ、おまえ。私はお前と全く同じ状況だったけど、
    ためらいもせずにソイツを殺したよ」

    「…」

    「どっちみちあの石、数日で壊れるぞ?それまでに覚悟しとけってコト」

    「それと、最後に聞いておく」

    「な、何?」

    「そのぬいぐるみ、どこで売ってた」

    153 = 1 :

    『憂に持ってきてもらったんだけど、なんでも人気で、あと1個しか残ってないって」

    「――――っ!!」

    どうしてそれを早く言わないのか、急がなければすぐくじは尽きる。

    「うおおおおおおおおお!!」

    「!?」

    学生、だろうか。
    常人にしては圧倒的な速さでコンビニへ駆け込む女学生がいる。

    「…っ」

    だが、そんな瑣末なコトは関係ない。
    あの女学生が音速ならば、
    こっちは神速をもって凌駕する―――!

    結果として、コンビニの前で衝突した。

    「あいてて…」

    「くっ…」

    154 = 1 :

    目がかゆ
          うま

    155 :

    支援するから働け

    157 = 1 :

    158 = 1 :

    ごめん、焦って間違えた。

    律の登場に伴ってドゥンドゥン世界が絡まってくけどいいのかな
    って書こうとしたんだ
    ――――――――――――――――――――――――――――――――
    刹那、2人同時に鬼の剣幕で入店

    店員「ラシャs…ヒッ」

    2人同時にくじを取り、

    「コレを下さい!!」

    店員「は、はい…くじ1回300円ですね、お預かりします。」

    結果は、
    律が4等、ネコアルク印ステッカー。

    式が1等、セイバーライオンであった。

    「くっ…」

    「……」ホクホク

    「あ、無我夢中で気がつかなかったけど、さっきぶつかってごめん」

    「…ん?ああ、気にしなくていいよ、じゃ」

    「うぐう…唯へのお土産にしようと思ったんだけどなぁ」

    159 :

    ド田舎が好きなのは分かったから落ち着け

    160 = 1 :

    「今、『唯』と?」

    「うん、知り合いなの?」

    「ついさっき知り合ったばかり。オマエも知り合い?」

    「うん、付き合いが長いんだよね……ってことはお見舞い?感心感心」

    「いや違う。それよりこのぬいぐるみはもうアイツは持ってる。それじゃあ」

    「なんだ、持ってたのか…それよりお見舞い、お見舞い」

    161 = 1 :

    >>159
    戯け、言ってはならぬことを言ったな

    162 = 159 :

    ふひwww律スキーでしたかwwwww残念ですなwwwwwww


    さあ駄レスするより投下したまえ

    164 = 1 :

    「おいっすー!唯ー!」

    「おおうりっちゃんお久しゅう!」

    「大丈夫か?つい最近学校に来てたのに入院なんて、かなり心配してたぞ皆」

    「えへへ…ごめんちゃい」

    「澪なんてもう『唯に何があったんだ』って泣きそうだったし」

    「手に取るように分かるねえ」

    「それはそうと、クールな着物少女が唯の事をしってるような感じだったけど、
    唯に着もの姿の友人なんていたっけ?」

    「ああ、式ちゃんね」

    「しき?」

    「うん、お世話になってるお医者さんの親戚。このぬいぐるみをすっごく気に入っててね」

    「がおー」

    「か、可愛いな」

    166 = 159 :

    過疎やなあ
    支援

    167 = 1 :

    「で、今回は大事な話があるんだよ」

    「ゴクリ」

    「梓が、行方不明だ」

    「……えっ?」

    「一週間前から姿を確認してない。あいつ、唯が休んだ当日からずっと行方が知れないままだ」

    「い、今も…なの?」

    「ああ。警察が捜索してるんだがなかなか…いずれ見つかると思うんだけど」

    「そうなんだ…こうしちゃいられないね、私も早く元気になって探さないと!」

    「ああ、その意気だ。頑張ってくれよ」

    168 :

    梓がさっちん役か……ご愁傷様

    169 :

    贔屓しだしたらおしまだな

    170 = 1 :

    ごめんちょっと腹ん中でエクスカリバー乱発されてるみたいに痛い

    ちょっと便所に籠る

    172 = 168 :

    携帯で頑張れ

    173 = 1 :

    りっちゃんが去った後、また憂が来てくれた。
    アニメを見て笑いつつ、他愛のない話をしていた。

    そして、憂が去った後。
    深夜。またあの時間が―――

    ガタン。

    「―――っ!?」

    石が、
    たったの2日で、砕け散って、る。

    足音が きこえる

    「っ!!」

    動く死体、死の塊は一瞬で私を壁際に追いつめて首を絞める。

    「あっ……ギっ」

    覚悟を決める。
    なんとか無理矢理メガネを外す。

    死の塊の「死」を視る――――!

    174 = 1 :

    幸いポケットには用心のために入れておいた憂から借りたカッターナイフがある。
    線を、「死」を断ち切る。

    死体「ーーーーーーーーーーー!!!」

    首を絞めていた腕が断ち切られる。一度解放される。

    死体「ーーーーーーーー!!」

    隙。
    死体が渾身の力をもって殴りかかる。
    それをかろうじて回避するが、

    「――――っ!!」

    肩をかすめた。そのまま床に倒される。

    「死」の気配。
    ここで、死ぬのか。

    175 = 1 :

    忘れていたはずの、記憶が。

    『―――、――――でね、お姉ちゃん』

    『う、憂…?』

    嫌だ、駄目だ。それは想い出したくない記憶。

    朱い髪の毛が、体に、まきついて。
    体の熱を奪っていく。

    『痛い!痛いよ憂…!!』

    想い出したくない。

    手足も引きちぎられた記憶なんて想い出したくない。
    死の淵をさまよった記憶なんて思いだしたくない。

    「嫌だ」

    「私はもう、あんな所に堕ちるのは嫌だ―――――!」

    177 = 1 :

    ―――力の限り、死の塊を蹴りあげる。
    「隙」

    頭に走る数本のうち1本をナイフで、もう1本を指で断ち切る。
    それで彼女の指は砕けたが、損害はあちらの方がはるかに上だろう。

    だが関係ない。
    アレは既に死んでいる死体に塊が乗り移ったモノ。
    頭が消し飛ぼうが追いかけてくる。

    窓際。追い詰められて覚悟を決めた。

    「―――迷わない」

    死者が首筋目掛けて手を伸ばしてくる。

    それより早く、窓ガラスを「殺し」、外へ飛び出していた。

    178 = 1 :

    橙子「クック、まったく、無茶をする娘だ」

    愉快げに苦笑する彼女と、不機嫌な目をして見上げる少女。

    「まったくだ、アレじゃまったく過去のオレの繰り返しじゃないか」

    橙子「フフ、自分がどんな無茶をしたかが分かるだろう?」

    「…」

    ――――――
    落ちていく一瞬。
    私は死者の鎖骨を掴んで、上下を反転させる。
    くるりと死者を地面に、自分はその上に乗る形になると、
    あとは自らの直感を信じ、まるでポップコーンのように弾け飛んだ。
    ざあ、と音をたて、病院の中庭の土を崩しながら両手両足を使い着地する。
    死体は病院の花壇に落ち、私はそこから大きく離れた中庭に着地していた。

    179 = 1 :

    普段の生活ならば絶対にしない。
    まして地上から数階離れた場所から飛び降りるなど気違い沙汰だ。
    そんな神技めいた着地をしても、三回分の高さの重みは私の四肢を麻痺させている。

    「――なんて、簡単な」

    殺される前に殺す。死にたくないのならばやることは明白だ。
    そう思っただけで躊躇いは吹き飛んだ。
    こんな事で、私は目覚めた。
    そう――――悩んでいた私は莫迦みたいだ。
    答えは、こんなにも簡単なことなのに。

    「驚いた、猫か、おまえは」

    辛辣な声は唯の後ろから。

    唯は振り向かず着地の衝撃を懸命に堪えている。

    「橙子…さん?どうしてこんな所に」

    橙子「監視していたからな。今晩あたりだとヤマをはっていた。
    そら、休んでいる暇はないぞ。さすがに病院は活きの良い死体がある。」

    「オレが手を貸すまでも無かったな。連中、霊体じゃ入れないからって
    死体に入って来たんだろ。私の時もそうだったよ。―――なんて、生き汚い」

    181 = 1 :

    橙子「連中、肉としてお前さんを殺してからお前さんに入りこむつもりだよ。
    ……これは私のミスだ。私が何とかしよう」

    「おまえ、リベンジしたいだけだろう?」

    橙子「うるさい、私だって魔術師のはしくれだ。自分が犯したミスは自分で清算する」

    「ハ、好きにしろ、お前のミスだ。今度は『火葬場並みの火力』で焼いてやれ」




    橙子「承知」

    ばちん、と魔術師、蒼崎橙子が指を鳴らす。

    見えぬ式と唯にはどう映ったか。魔術師は煙草の火で空中に文字を刻む。
    文字は投影されたように死者の体に重なった。
    直線のみで形成された遠い国。遠い世界の魔術刻印。
    ルーンと呼ばれる回路が働き、とたん―――
    地面に倒れていた死者ごと、世界を燃やしつくすが如く業火があたり一面を覆う。

    182 = 1 :

    だが、それより迅く死者が跳ぶ。
    神速で唯の目前に着地する。

    「ク、ハッハ!おい―――この詐欺師!」

    してやったり、と満足げに笑う式の反面、橙子の顔はますます不機嫌になっていく。

    「どうする、唯。手を貸してやろうか?」

    挑発するように式が言う。

    「ううん、いいよ式ちゃん。
    ―――コレは私が私にけじめを付けるために、私の力で「殺す」よ。」

    唯がナイフを逆手に構える。

    「ああ、そうしろ。他人の事情に関わるのはあまり好きではないんでね」




    橙子「避けられなければ私の勝ちだったんだ」

    「当たらなければどうということはない。お前じゃ無理なんだよ(^Д^)」

    橙子「くっ」

    183 :

    このトリで検索したらロクなスレにしか書き込んでねぇのなwww

    185 = 1 :

    唯は動かない。
    高所からの落下で足が折れてしまった訳でもなく。
    彼女は、ただ、深く深く、悲しそうな顔をしていた。

    「死んでいても、生きてても、アレは生きている死体なんだよね、なら―――」

    「ああ、お前の眼なら」

     式 「なんであろうと、殺してみせる―――」

    迫る死の腕。それを紙一重でかわす。

    「うわっとと…ごめん式ちゃん!カッコいいこと言ったけどやっぱキツいや!」

    「共闘しろってコトか…うんざりするね、自分と同じロクデナシと協力なんて」

    式が爆ぜる。わずか一歩の間合いで数メートルの距離を縮める。

    死人が咄嗟の動作で避ける。その動作ごと唯が「殺す」。

    死体「ーーーーーーーーーーーー!!!」

    胸の中心部を貫かれ死体が呻きを上げて式に向かいなおす。
    ただその前に、式が死体を殺していた。

    186 = 1 :

    蠢く死体。その心臓部を唯がナイフで突き刺した。

    死体はそのままピタリと停止する。―――だが。

    橙子「馬鹿者、やるなら本体を刺せ!」

    魔術師の𠮟咤より早く、その異変は現れた。
    唯が死体を刺した瞬間、死体からモヤが飛び出したのだ。
    モヤは逃げ込むように、式の肉体へと消えていく。

    式は、また過ちを繰り返した。
    詰めを、またしても誤ったのだ。

    「―――っ!!」

    咄嗟の動きが、とれない。

    「式ちゃん!!」

    唯の体が式の方に弾ける。

    「―!?」

    モヤが式に届く瞬間。
    唯が式を弾き飛ばし、モヤを受け入れた。

    187 = 1 :

    なんかのくすに載ってたんだけどあそこってSS出た瞬間反射的に載るの?

    188 = 184 :

    50超えたら載るらしいねよくわからんけど

    189 = 1 :

    がくん、と唯の膝が落ちる。

    橙子「詰めを誤ったな、たわけ…!同じ過ちを繰り返すとは…!」

    魔術師が走りよる。
    それを、―――唯の体は片手で制した。

    「ストップです、橙子さん」

    橙子「―――そうか、お前らの眼は、そうだったな」

    唯はナイフの切っ先を自身の胸に向けた。

    虚ろだった瞳が、強い意志を取り戻す。
    硬かった唇が、ぎり、と歯を噛んだ。
    彼女の意志も肉体も―――亡霊などには冒されていなかった。

    「これで、逃がさない」

    呟きは誰彼へではなく、ただ、自己に宛てられた。

    「私は、弱い自分を殺す。
    強くなって、あずにゃんを助けるんだ。
    悪いけど、あなたなんかに『平沢唯』は、渡さない。」

    ナイフは滑らかに、死にたくないと認めた、少女の胸を突き刺した。

    190 = 1 :

    我休息ヲ欲ス

    191 :

    不許可

    192 = 1 :

    了承

    193 :

    今日くらいは純粋なけいおんSSが読みたいな

    195 = 1 :

    はじめに見えたものは天井

    (病院…?)

    「そ、そうだ私!!」

    「メガネならココ。昨日お前が殺しちまった窓ガラスは業者が代えたよ」

    「し、式ちゃん!!大丈夫だった!?」

    「こっちの台詞だ。自分で自分の胸を貫くなんて、無茶をする」

    橙子「それは自分へのあてつけか、式」

    「と、橙子さん、昨日のお化けは」

    橙子「お前さんが綺麗さっぱり消し去っただろう?」

    「じゃ、じゃあ私は」

    「ああ、勝ったな。」

    「や…や、や、…」

    「…?」

    「やったあああああぁぁ!!」

    「」キーン

    196 = 1 :

    「トウコ、耳だ。耳を殺されかけた」

    橙子「で、唯。昨日の事なんだが」

    「トウコが耳だ」

    「あ、はい」

    橙子「お前、どうやってあんな馬鹿げた飛び方をした?」

    「――――えっ?」

    「トウコ」

    橙子「五月蠅いぞ」

    「(´・ω・`)」

    橙子「迷わず三階から飛び降りるなんて馬鹿げた真似をどこで覚えたんだってことだ」

    「そ、そんなこと言われても私咄嗟に跳んだだけで」

    橙子「いいや、あの『死』の感じ方といい直死の魔眼といい…」

    橙子「―――お前さん、どこで『死」を体験したんだ?」

    197 = 1 :

    我指及ビ眼ノ休息ヲ欲ス

    198 = 184 :

    今のVIPて何分で落ちるの?

    199 :

    汝休息を欲するならば我らと契約し明日も同じ時間にスレを立て続きを書くと誓うべし

    200 :

    許されないよ


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