元スレ友「君は…女さんのことが好きなのかな?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 :
カチャカチャ ターン!!
103 = 1 :
男「んー、この課題終了後の開放感、これはいいものだ」
男「さて、レポートBOXに着いたものの」
男「あの授業の名前が書かれてないぞ・・・・・・?」
男「フライングし過ぎたのかな?」
?「あの・・・・・・」
男「はい?」
?「○○先生のレポート提出ですか?」
男「あぁ、はい。そうなんですけど・・・・・・あれ?」
男「女さん、だよね?」
女?「あなたは・・・・・・男君・・・・・・?」
104 = 51 :
やっと女登場か
106 = 1 :
男「そうそう。高校以来だねー」
女「そうだね。男君もこの大学だったんだ」
男「うん。いやー、それにしても今まで気づかなかったなんてうっかりしてたよ」
女「あはは・・・私も。案外卒業後の進路ってわからないものだよね」
男「確かに。それに高3の夏以来あまり話していなかったしね」
女「・・・・・・そう・・・だね」
男「あ・・・・・・」
男「そ、そうだ!女さん、最後の授業の後、空いてる?」
女「う、うん」
男「そしたらさ、一緒にご飯食べに行こうよ!こっち来て仲良くなった奴もいるし!」
女「うん、わかった。私も最後は授業あるし、正門で待ち合わせでいい?」
男「わかった!あ、それで○○先生のレポートって・・・・・・」
女「あ、それはね・・・・・・」
108 = 1 :
同時刻
友「そういえば○○先生のレポートで聞きたいことがあったんだ」
友「えーと、○○先生の部屋は・・・・・・」
友「あれ?あそこに居るのは男?」
友「昨日の今日で顔合わせづらいけど・・・」
友「いつまでも引きずってちゃいけないよね」
友「あれ?男の隣に誰かいる・・・・・・」
友「綺麗な女の人・・・・・・」ズキッ
友「・・・・・・」
友「帰ろ・・・・・・」
109 :
ホッチキスで止められる程度の量なら多いとは言わないんじゃね?
本当に多かったら穴開けて紐通す
まぁ細かいことはいいか
110 = 29 :
>>109
事務用のデカイやつかも・・・
こまけぇこたええんだよ
111 = 49 :
ケツの穴がちいせえぞ
112 = 41 :
論文じゃないんだ 宿題であるレポートに穴明レベル出ないだろ?
113 = 109 :
実験のレポートとかだと穴開きレベルも結構あり得る
一週間で提出とか毎回死にそうになる
114 = 1 :
男「あれ?今さっき友の姿が見えたような」
女「友?さっき言ってた人のこと?」
男「そうそう。こっち来てから仲良くなった奴なんだけど」
男「最初のガイダンスで隣になってさ」
男「なんか意気投合しちゃってそのまま一緒にいるようになったんだ」
女「へえ・・・その人って男?」
男「・・・・・・いや、女だよ。けど気の置けない仲かな」
女「・・・そうなんだ。あ、○○先生のレポートだけど部屋の前に提出用の箱が置いてあるの」
男「あ、道理でレポートBOXの場所に名前がなかったわけだ。女さん、ありがとう!」
女「いいのいいの。それじゃあ私は次の授業あるから。また後でね」
男「わかった。また後で」
男「女さん、か・・・・・・」
115 = 1 :
そして最後の授業
男「あれ・・・友来てないのか・・・・・・」
男(昨日のこと、まだ怒ってるのかな)
男「あ、すいません。もう1枚プリント貰っていいですか?」
男「ありがとうございます」
男(実は別の席にいるとかだったらいいけど)
男(そういうわけでもないみたいだ)
男(後でプリントとノートのコピー届けてやるか)
116 :
おっっせえええええええええええええええええええええええええ
117 = 1 :
授業後
男「とりあえず友にメールして・・・・・・」
男「女さんと待ち合わせてるからまずはそっちに行こう」
――――――――
男「よかった。まだ来てないみたい」
女「男くーん」
男「あ、女さん」
女「男君、お待たせ。もしかして待たせちゃった?」
男「いや、俺もさっき来た所」
女「よかったー。それで、何処に行く?」
118 = 16 :
ようやく女の登場か
119 = 1 :
男「うーん・・・そうだな。いつも行ってる定食屋があるんだけどそこでいい?」
女「うん。いいよー」
男「それじゃあ行こうか」
―――――――
女「へー、初めて来たけど結構種類があるんだねー」
男「そうでしょ。どれもオススメだよ」
女「じゃあ私はカキフライ定食にしようかな」
男「・・・・・・じゃあ俺は焼き魚定食かな」
女「店員さーん、すいませーん」
120 = 1 :
女「ふぅ・・・美味しかった。ご馳走様!」
男「ご馳走様。ここはさ、よく友と一緒に来るんだ」
女「へー、そういえば友さんって今日来られなかったの?」
男「うん。5コマ目の授業は一緒なんだけど今日来てないみたいでさ」
女「残念だね。こっちでの男君が知れると思ったのに」
男「別にそんなに変わってないよ」
女「そうなんだ。それじゃあ」
女「私のこと、まだ好きなの?」
121 :
ちんちん
122 :
女うぜえええええええ
友かわえええええええてえええええ
123 = 41 :
きたか
124 = 1 :
男「なっ・・・・・・」
女「ねぇ、どうなの?」
男「あの時、俺の告白を断ったのは、女さん、だろ」
女「大学受験を控えた状態で男君の告白には答えられなかったの」
女「私自身学力が高い、ってわけじゃないし」
女「男君に迷惑を掛けることになる」
女「そう判断したから断ったの」
男「それならそうと言ってくれれば・・・・・・」
女「多分男君はそれでも諦めなかったと思うよ」
男「・・・・・・だろうね」ハァ
125 :
いいてんかいじゃあないか
127 = 1 :
女「それに別々の大学に行くものと思ってたから」
女「合格決まった後もどうせ離れるのならと思って」
女「ずっと、ずっと距離を取ったままにしてたの」ポロッ
女「でも、まさか同じ大学に居ただなんて・・・・・・」ポロポロ
男「! お、女さん!と、とりあえずこれ。ハンカチ」
女「ありがとう・・・・・・あと、ごめんね」
男「いや、もう過ぎたことだし。いいよ・・・・・・」
女「でもね。私は、私は今だって男君が好き」
女「再会してすぐだから返事はまだ構わないよ。けどこの気持ちは知ってほしい」
男「うん・・・ありがとう」
128 = 1 :
店員「ありがとうございましたー」
店員(あの人、昨日は別の女の子と来てたよなー)
男「それじゃ、学校に戻ろうか。女さんは自転車?」
女「うん。家はあっちの方かな」
男「あー、ウチとは逆方向だね」
女「そうなんだ。男君は歩き?」
男「昨日は雨のせいで自転車置いて帰ったけど今日は自転車だよ」
女「それなら私の家まで送ってもらっていい?」
男「・・・・・・りょーかい」
女「あとね、」
ギュッ
女「手、繋いでいい?」
男「繋いでから言われても・・・・・・まぁ、いいけどさ」
129 = 107 :
へっ
130 = 1 :
学校 駐輪場
女「それでは、私の家までれっつごー」
男「女さんはちょっと変わったね」
女「え、そう?」
男「高校の頃はもう少しおとなしい感じだったけど」
男「今はなんだか明るいよ」
女「なんだか前は暗かったとでも言いたげだね」
男「いや、そういう意味じゃなくて!」
女「大丈夫。わかってるよ」
女「あの頃は色々悩んでることが多くて」
女「けど、そんな悩みも今となってはいい経験だったよ」
女「しかも悩みの8割は今日解消されたしね!」
131 :
友…
132 = 1 :
女の家
女「到着ー」
男「へー、結構良い所に住んでるんだ」
女「へへー。いいでしょ!」
男「それじゃあ俺は帰るよ」
女「ねえ、男君・・・・・・」
女「ウチに・・・上がっていかない・・・・・・?」
133 = 125 :
うんこれでいい、友は俺がもらっとくから
134 = 77 :
こうなった以上は女ルートと友ルート2つ書いてもらわないと
135 :
別に友ルートいらないや
136 = 49 :
友「君は・・・女さんのことが好きなのかな?」
男「そうだよ」
-完-
友はもらっていきますね
137 :
友ならすでに俺の隣で寝てるよ
138 = 1 :
男「ごめん。友にプリントとノート渡してやらないといけないし」
女「そっか・・・・・・残念」
男「また今度、機会があれば、な」
女「じゃあ明日は?明日が無理なら明後日、明後日が無理なら」
男「う、それは・・・・・・」
女「なんてね。冗談だよ」
男「ちょっとびっくりしたよ!まあまたの機会にな」
女「うん。わかった。送ってくれてありがとね」
女「あと、友さんにもよろしく。一緒にご飯食べようって」
男「ああ。わかった。それじゃあな」
139 = 55 :
>>137
友「残像だ」
シエンタ
140 = 1 :
男「友からは・・・連絡なしか」
男「今までこんなこと、無かったのにな」
男「とりあえず様子は見ておかないと」
男「昨日のこと抜きで心配だs」
男「ハックショイ!!」
男「誰かが俺の噂をしてる・・・・・・なんてね」
男「雨上がりのせいか今日は寒いな」
男「ちょっと急いで行こう。身体あったまるし」
男「べ、別に友のことが心配なわけじゃないんだからね!」
男「・・・・・・心配だよ。馬鹿野郎」
142 = 1 :
友の家
男「携帯に連絡は無いけど多分家だろ」
男「えーっと・・・この部屋だったな」
ピンポーン
友『はい・・・・・・?」
男「宅急便ですー」
友「おとこ・・・・・・?」
男「あぁ、そうだ。とりあえず中に入れてくれ」
友「今日は、帰って・・・・・・」
143 = 1 :
訂正
友『はい・・・・・・?』
男「宅急便ですー」
友『おとこ・・・・・・?』
男「あぁ、そうだ。とりあえず中に入れてくれ」
友『今日は、帰って・・・・・・』
144 = 1 :
男「昨日のことなら謝る。少し話がしたいし入れてくれ」
友『帰ってよ!』
男(この手は使いたくないけど仕方ないか・・・・・・)
男「あーあ、昨日誰かさんにいきなり追い出されたから体調が悪いなー」
男「なんか少し熱っぽいし、外は寒いし」
男「そんなに帰って欲しければ帰りますよー」
男(これで駄目なら今日はお手上げだな・・・・・・)
友『あ・・・・・・昨日の・・・・・・』
友『ごめん、今、鍵開けるね・・・・・・』
男(よしっ)
145 :
さるよけしえん
146 = 1 :
ガチャ
友「男、ごめんね」
男「開口一番に謝らないの。ってお前・・・・・・」
男(豆電球しか点けてない部屋に生気の抜けたような顔)
男(まさか昨日のことがここまで・・・・・・)
友「男、おとこぉ・・・ごめんねぇ・・・・・・」ギュッ
男「と、友、どうしたんだよ。俺は大丈夫。大丈夫だから」
友「うぅぅ・・・・・・うわぁぁぁぁぁ・・・・・・」ギュー
男「・・・・・・」ナデナデ
147 = 1 :
男(こいつの服って昨日俺が着てたスウェットじゃないか)ナデナデ
男(いや、今はそんなことはいい)
男(とりあえず話を聞いてやらないと)
男(男だろうが女だろうが、友は大事な友達だ)
男「落ち着いた?」
友「うん・・・・・・」
男「ならいい加減上がっていいかな?ほら、コーヒーでも淹れてやるから」
友「昨日みたいにして欲しい」
男「あぁ、わかった。ミルク多めで甘いの、作ってやるよ」
149 :
ふむ
150 = 1 :
男「おまちどうさま」コトッ
友「ありがと・・・・・・」
男「あ、適当に座るぞ。それでさ、なんで」
友 スクッ トットットッ
男「お、おい・・・なんで隣に」
友「ここがいいの」ギュッ
男「わ、わかった。じゃあ話を続けるぞ」
友 コクッ
みんなの評価 : ★★
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