元スレ魔王「勇者を育成・・・・・・」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 = 1 :
女勇者「ほんとーですねー・・・・・・すごいきもちーです・・・・・・」ムフー
側近「でしょう。 この世界の何処よりもこの温泉が一番な筈です」ムフー
女勇者「・・・・・・」じー
側近「? どうかしましたか」
女勇者「え、いや・・・・・・・おっきいな、と思って・・・・・・」
側近「ぁ・・・・・・、そそ、そんな事は」
女勇者「いやおっきーですよ! わ、私なんか・・・・・・」グス
側近「・・・・・・だ、大丈夫ですよ。 まだ成長期です」
女勇者「・・・・・・そうでしょうか」
側近「はい。 私も120年前はこれぐらいだったので・・・・・・」
女勇者「120・・・・・・?」
側近「あ、いえ2年ぐらいま、前です。 間違えました」
女勇者「えへへ、側近さんて結構お茶目な人だったんですね」
103 = 51 :
側近可愛すぎる
104 = 1 :
女勇者「側近さん、側近さん、洗いっこしませんか?」
側近「え、はぁ、いいですが」
女勇者「洗いっこなんてお母さんとやった時以来です」
側近「・・・・・・そうなんですか」
女勇者「側近さんはやった事ありますか?」
側近「私は・・・・・・母上がいなかったので、ありませぬ」
女勇者「そうなんですか・・・・・・。 じゃぁやってみましょう! すっごい楽しいですよ!」
側近「・・・・・・はい」
女勇者「あ、今ニコッてしましたよね! 凄いかわいいかったです! 側近さん」
側近「え、あ、そんな・・・・・・」
106 :
じゃあ側近は貰っていきますね
108 :
覗いてる魔王はよ
109 = 1 :
魔王「随分短時間で仲良くなっているな」
侍女「そうですか」
魔王「ああ、側近は私以外にはキツい性格だったのだが、不思議なものだ」
侍女「とりあえずお覗きを御止めになっては」
魔王「何を言ってる。 湯気で何も見えん、声しか聞こえぬわ」
侍女「はあ、しかし女勇者は本来敵の筈では?」
魔王「そう、だな。 献上物には違いは無い。 が、あの娘を徹底的に信用させるには側近の態度は正解だ」
魔王「それとも、同じ年頃の娘などと話したことは無いから、戸惑っているのか」
魔王「しかし、側近は私等より優秀だ。大魔王に歯向かうなどと考えるのは私だけ・・・・・・」
侍女「本当にあの大魔王を倒せると」
魔王「さぁな、あの娘次第だ。 だから側近にも、情を移すなと言っておかねばならぬ」
110 = 1 :
侍女「魔王様はどう思っていらっしゃるので」
魔王「女勇者をか? ・・・・・・どうとも思っておらぬよ」
魔王「魔王とは言うならば無責任に力を振るう者の象徴だ。大きな力にあるべき責任を放棄した者の末路」
魔王「しかし、だからこそ強い。 乱暴にただただ暴れ狂う。 勇者とは真逆の存在だな」
魔王「その私が。 女勇者と共に戦う事が出来ると思うか? あやつは大魔王への献上品。 それだけだ」
侍女「はぁ、その台詞を側近様には言わないので?」
魔王「何故、言う必要がある? 側近も同じ考えだろう」
侍女「・・・・・・しかし、その割には私達下々を気にかけて頂いていますが」
魔王「何を言っている。 お前達は道具という私の力だろう。 自分の道具を愛おしく思うのは当たり前だ」
侍女「・・・・・・私達は今の魔王様で感謝していますよ」
魔王「・・・・・・ふん。 魔女めが、いっちょ前に意見しおって。 女勇者の面倒だけ見ていろ」
侍女「は」
112 = 1 :
魔王「ふん、私で良かったなど・・・・・・」
魔王「女勇者、か。何とも不思議な人間だ。 悉く私と真逆。まるで・・・・・・」
魔王(父上と母上の様な・・・・・・)
魔王「くっくっ、何を私は。 ん、さて、大魔王を殺す算段を考えねば・・・・・・」
魔王(しかし、女勇者に倒せるのか。もし倒せたとしてもその後どうする。私の正体がばれれば私も死ぬ)
魔王(・・・・・・いや、まずは倒す手段だな。 そしてあわよくば女勇者も・・・・・・)
魔王「ふぅ。 側近がいなければ、私には思いつきもせんな。 相変わらず頼りっぱなしだ」ドサッ
魔王(私にはわからぬ。今の自分の気持ちが。素直に私を信用するあの娘が)
魔王「はやく、風呂に入りたい・・・・・・」
113 = 75 :
魔王ツンデレ④
114 = 21 :
いいペースだ
115 = 1 :
女勇者「うわー、すべすべ・・・・・・」
側近「あ、あの、あまり触られると。 困るのですが・・・・・・」
女勇者「なぜですか、これは洗いっこなんですよ? 側近さんも私を洗ってください」
側近「は、はぁ」
女勇者「・・・実をいうと、私一人っ子なので、こうやって姉妹みたいに洗いっこするの嬉しくて」
側近「そうですか・・・・・・」
女勇者「もしかして、迷惑ですか、側近さん・・・・・・・?」
側近「いえ、そんな事は」
女勇者「あ、よかったー。 喜んでるの私だけかと・・・・・・」
116 = 88 :
湯気で見えないから覗きじゃない
117 :
なんか超大作だなww
119 = 106 :
>>116
ちょっと銭湯行ってくる
120 :
女勇者がティアリングサーガのサーシャ王女の赤いVerで脳内再生される
121 = 1 :
側近「なぜ、そんな簡単に私達を信用するのですか?」
女勇者「へ・・・・・・?」
側近「こんな見ず知らずの場所に連れられて、魔王を倒すなどというためだけに」
女勇者「・・・だって、悪い人には見えないんですもん」
側近「それだけですか?」
女勇者「はい。 普通私に悪意持ってたら弾かれちゃうのに。 弾かれないし・・・・・・」
側近「ああ、それは確かにいい証明かもしれませんね」
女勇者「それに、私を強くしてくれるなんて、とっても助かりますし、感謝してます」
側近「そうですか。 なら何も言いません。 明日から地獄の苦しみを味わってください」
女勇者「え、ええーっ!」
側近「ふふ」
124 = 1 :
魔王「やっと風呂か・・・・・・」
側近「は。 申し訳ありません」
魔王「いや、いい。 随分信用される為に策を打っていたようだしな」
側近「ぁ、覗かれていたので・・・・・・?」
魔王「の、覗いてはいないぞ。 聞こえだけだ」
側近「は、はぁ。 しかし、ただ会話していただけです。 策など・・・・・・」
魔王「なに・・・・・・? なら、何故あれ程仲良さそうに?」
側近「・・・・・・それは」
魔王「・・・・・・人間を扱ったのは、初めてか? 側近。 注意しておいてやろう」
127 :
>>119
まて、早まるな
128 = 1 :
魔王「今何故あの娘が我等を信用しているか。 それは我等が魔族だと知られていないからだ」
魔王「人間とは自分と違う者は悪と決め付ける生物。 所詮、相容れぬ者だと思え」
側近「しかし魔王殿は彼女を気に入っているのでは・・・・・・」
魔王「ふ、私は確かにあの娘を気に入ってはいる。だがただ駒としてだ。 大魔王を殺す為の駒」
魔王「あまり情を掛けるな。側近がそれほどまで甘いとは思わなかった」
側近「しかし、人間にも、例外が、いるのでは・・・・・・」
魔王「ならば、正体をあかせ。 それであの娘が去らねば、例外として認めよう」
側近「・・・・・・」
魔王「・・・・・・お前は優しい。 あの娘も優しい。 私は知っているよ」
魔王「だが、だからこそ、傷ついて欲しくない。 二人を選ばねばならないのなら、お前を」
129 :
支援ですの
130 = 1 :
魔王「お前が大事なのだ。 娘が傷つくよりも、お前が傷ついたほうが私は悲しい」
側近「魔王・・・・・・殿」
魔王「さて、風呂上りに大魔王討伐の相談があるのだ。 少し待っていろ」
側近「は、・・・は!」
側近(ふ、私に先程まであった娘に対しての想いが消えている。 魔王殿、私は貴方のためだけに・・・・・・)
魔王「ふぅ・・・・・・(なんとも、娘の無垢さは恐ろしい。 あれ程人間を嫌っていた側近が)」
魔王(私は、・・・優しくない・・・・・・甘いだけだ。 言葉にしなければ娘を愛して、護ってしまいたくなる)
魔王「くく・・・・・・。 側近に偉そうにいえんな、これでは・・・・・・」
131 :
学校休んだかいがあったぜ
132 = 88 :
しえん
133 = 21 :
、
134 :
ええいまだか
135 = 21 :
、
136 = 1 :
侍女「おはようございます。 女勇者様」
女勇者「ふにゅー・・・おはようございましゅー・・・・・・」
侍女「失礼」ガサガサ ゴシゴシ ペタペタ
女勇者「ふにゅ、ふにゃ、んにゅ」
侍女「顔拭き終わりました。お着替え下さい」
女勇者「いまなんじですかー」
侍女「早朝の6時です。 朝食の後訓練ですので遅れないように」
女勇者「え、あ、うわ、ほんとですか!? ごめんなさい侍女さん!!」
侍女「お急ぎ下さい」
137 = 87 :
急かしちゃダメだ
138 = 88 :
寝起きの破壊力といったらもう
139 = 1 :
魔王「む、おはよう。 なんだ、今日は顔色が悪いな。 素振りは一週間しか訓練していないのにもう草臥れたか?」
女勇者「い、いえ、そんな事は・・・・・・」
側近「・・・・・・」トン
女勇者「ひぎぃ・・・・・・!」
魔王「ふ、構えの時と同じ筋肉痛か? 素振りの訓練を追加しただけだろう」
側近「昨日の時点で筋肉の限界が来ていましたよ。 私が洗いっこしようとしても拒んでいましたから」
女勇者「そ、それは別の理由ですよーっ。 側近さん最近手つきが・・・」
魔王「手つきが?」
女勇者「うーー・・・・・・・なんでもありません」
140 = 129 :
これは名作になる予感
142 = 21 :
>>138しかし寝起きは息が臭いと言う両刃の剣
143 :
手つきがなんなんだー
144 = 1 :
女勇者「・・・・・・すぅーーーっ・・・・・・やあッ!!」ブン
魔王「そうだ、一撃一撃丁寧に。 振ればゆっくり構えを戻し、体全体に酸素を取り込め」
女勇者「はいっ!」
魔王(だいぶ板についてきたな。 さて、そろそろ次の段階に・・・・・・)
側近「魔王殿」
魔王「ん、なんだ」
側近「女勇者の顔色が悪いです。休息をとったほうが・・・・・・」
魔王「ふむ、そうか。 ならば午後から休息をとらせよう」
女勇者「ほんとですか!?」
魔王「ああ、だが今は集中しろ。 気を抜けば休息は無しだ」
女勇者「ひぃいい」
145 :
>>142
二次元ならそんなものはなくせる
147 = 88 :
>>142
加護でどうとでもなる
148 = 1 :
側近「失礼します」コンコン
魔王「ん、どうした?」
側近「女勇者の実力はどうでしょうか? そろそろ次のステップに?」
魔王「ふ、お前も思ったか。 よし、ならば明日から別の訓練だと女勇者にいっておけ」
側近「は」
魔王「ああ、そうそう犬にも・・・・・・」
側近「承知しております」
魔王「ん、お前は相変わらず優秀だな。 頼んだぞ」
側近「は」
魔王「・・・・・・順調だ。 ・・・・・・勇者、か」
149 = 26 :
これはエロは必要ないな
っ④
150 :
これは素直にwktk
みんなの評価 : ★★
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