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    元スレ魔王「失脚してしまった・・・今後の生活どうしよう・・・」

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    みんなの評価 : ★★★
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    201 :

    戦士の昔語りと
    魔王「私からすればみな娘のような歳ですので」
    魔王「はぁ・・・・家族がいないのが唯一の救いか・・・」
    から、魔王の娘か息子を含む家族が人間に殺されてるフラグが立ってる気がした

    203 :

    >>110>>136で笑いが止まらなかった

    205 :

    しゅ

    209 = 182 :

    211 :

    おめーら保守の意味わかってんの?埋めんな

    215 = 51 :

    朝まで残ってた......
    支援

    219 :

    ほっほ

    221 = 22 :



    ――朝――


    戦士「おーい起きろー」

    僧侶「ムニャ・・・zzz」

    勇者「う゛~ん・・・ぅーん・・・」

    戦士「だらしねぇ格好で寝やがって」

    魔王「・・・」

    戦士「ほら、早く起きねーと魔王に襲われちゃうぞ」

    僧侶「うにゃ・・・ふぁ・・・zzz」

    勇者「う゛~~・・・」

    魔王「勇者様。朝食の準備ができてるそうです」

    勇者「・・・」ムクリ

    戦士「おはよ。よく眠れたか?」

    勇者「・・・・うん」

    僧侶「キャンッ・・・どこさわってるんですかぁ・・・えへへ・・・zzz」

    223 :

    おかえれ

    224 = 197 :

    おかえりー

    225 = 193 :

    よっしゃーーー

    226 = 96 :

    待ってたぞ

    227 :

    力を持ってるけど戦いを好まない心優しい元魔王と思ったら攻撃魔法使えなくてワロタ

    228 = 22 :


    戦士「おーい、起きろお」ペシペシ

    僧侶「うぁ!?」ムクッ

    僧侶「・・・・朝ですか」キョロキョロ

    勇者「おはよう僧侶」

    僧侶「おはようございます。あれ、いつのまに寝たんだろう。ていうかなんだか頭が痛いです」

    勇者「・・・」

    戦士「飲み過ぎだばーか」

    魔王「ゴホン、ではちゃんと服をきたら食堂へ向かいましょうか」

    僧侶「服・・・・まぁ!」

    戦士「まぁ!じゃねぇよ・・・さっさと着替えろ。素裸一歩手前じゃねーか」

    僧侶「ど、どうしてこんなことに・・・はっ! 勇者様のケダモノ!」

    勇者「ち、ちがうよぉ! 魔王さんきいて僧侶が昨日の晩ぎゅうううってね」

    魔王「わかりましたわかりました後で聞きますから、ほら。着てください」

    勇者「ありがとー」

    229 = 205 :

    うん

    230 = 22 :

    戦士「お前らはもう少し恥ってものを知れ」

    勇者「・・・はじ?」

    僧侶「え? 仲間じゃないですか」

    魔王「・・・」

    戦士「仲間とは言えだな、さすがに魔王に失礼だろ」

    僧侶「あ、そ、そうでした。きゃあ見ないでくださいっ」

    戦士「なんだそのとってつけたようなポーズ」

    魔王「・・・では先に行ってお待ちしております。勇者様、ちゃんと顔を洗うんですよ?」

    勇者「はーい」モソモソ

    戦士(まるでお守りだな・・・間違っちゃねぇけど)


    僧侶「うー、昨日の記憶があんまりありません」

    戦士「そりゃああんだけ飲んでたからな」

    僧侶「私なにかしでかしました?」

    戦士「一目瞭然」

    勇者「ずっとスライムのマネしてたよ」

    231 = 22 :


    僧侶「スライムのマネですか・・・」

    勇者「・・・」じー

    僧侶「なんでしょう」

    勇者「戦士のいったとおりにしたら助かったよ」

    戦士「殴ったのか」

    僧侶「え? え?」

    勇者「僧侶なんてしーらないっ。いこ、戦士」

    僧侶「えっ! ちょっとまってくださいよ! なんのことやらさっぱりなんですが」

    戦士「お前はとうぶん酒禁止だ」

    僧侶「そんなぁー」

    勇者「許してあげないから!」

    戦士「相当ひどいことしたんだな」

    僧侶「うぅ・・・お酒は魔物です・・・」

    232 :

    攻撃魔法×
    回復魔法×

    …そうかパルプンテか!

    233 = 82 :

    手からグリル肉出すんだろww

    234 = 22 :



    ―食堂―


    魔王「ではつぎの進路について、検討しましょうか」

    戦士「この街には滞在しねーの?」

    僧侶「お買い物とかしたいですねぇ?」

    戦士「金ねーよ」

    勇者「もぐもぐ。もぐもぐ」

    僧侶「ソーセージ一本あげますね。あとグリーンピースもあげましょう」

    勇者「いらないよ? ・・・いらないからのせないで!!」

    僧侶「あははいっぱい食べて大きくなるんですよ」ナデナデ

    戦士「で! どうすんだよ聞いてんだろ」

    魔王「北にまっすぐ進んで山を越えるか、西の平野を横切って迂回するか」

    魔王「どちらにせよ目的地は一緒です」

    勇者「どこにむかってるんだっけ?」

    僧侶「港街ですよ。そこから船にのってお隣の島へ行くんです」

    235 = 173 :

    しえんだ

    236 = 22 :


    勇者「船かぁ。乗ったこと無いから楽しみだなー」

    僧侶「すっごい揺れるらしいですよ」

    魔王「滞在費がないので今日中にここをたつことになりますね」

    戦士「来てすぐバイバイって寂しいなぁ」

    魔王「ここには大衆娯楽が多そうですからね」

    勇者「いいよ。勇者だもん! いこ!」

    僧侶「ですね。遊びにうつつを抜かしてる場合ではありません」

    戦士「・・・だな」

    魔王「勇者の鑑ですね」

    僧侶「え? はいけどお金があったら遊んでましたよ。ねぇ?」

    戦士「・・・お前はほんとに俗な奴だな」

    僧侶「あたりまえじゃないですか! 私たちくらいの歳で旅をしてる人なんてそういませんよ」

    僧侶「女の子はいっぱいおしゃれして遊ばなきゃ」

    戦士「そうかいそうかい。おしゃれじゃなくて悪かったね」

    237 :

    グリル肉は実はソイレントシステム的なあれという罠

    239 = 22 :


    魔王「いえいえ、戦士さんの普段着も可愛らしいですよ」

    戦士「・・・ほんと口ばっかだな」

    僧侶「なにてれてるんですかぁ♪」ツンツン

    戦士「照れてねーよ!」

    魔王「それで、どうしましょうか?」

    僧侶「ここは勇者様にきめてもらいましょう。ねぇ勇者様」ユサユサ

    勇者「? もぐもぐ」

    戦士「近道か遠回りかどっちがいい?」

    勇者「近道! だってそのほうが早くつくし!」

    戦士「だとさ」

    魔王「確かに山を越えるのは近くていいんですが」

    戦士「が?」

    魔王「山に生息する魔物は少々凶暴ですので・・・危険も多いかと」

    戦士「いい修行になるじゃん! そろそろ剣の腕をあげたかったんだ」

    僧侶「そうですよ! 山ごもりです!」

    240 :

    はんこを自動で押す魔法とか
    サインを自動でする魔法とか
    書類を自動で纏める魔法とか

    241 = 173 :

    やっぱり執事系かwww

    242 = 232 :

    魔王イメージが完全に役場の頭は良さそうなおっさんになったぞどうしてくれる

    246 = 22 :


    魔王「そうですか、なら良いのですが」

    勇者「魔王さんがいたらなにかあっても大丈夫だよね!」

    魔王「いえいえ、私なんてもはやなんの力も影響力もないただの一魔物ですよ」

    勇者「そうなの?」

    戦士「せめて攻撃魔法がつかえればなぁ」

    魔王「申し訳ないです。杖があればまだ少しは・・・」

    戦士「なんでないんだよ」

    魔王「この島へ来るときに路銀に変えてしまって」

    戦士「はぁ・・・貧乏は罪だぜ」

    僧侶「魔王さんは魔王だったのにお金なかったんですか?」

    魔王「魔王は失脚すると財産を没収されてしまいますから」

    僧侶「ひどい話ですね」

    魔王「まぁしかたないですよ。いままでもそうしてきましたから」

    戦士「大変なんだなぁ魔物の国も」

    勇者「もぐもぐ・・・」

    247 = 173 :

    お?魔王さん、装備の問題だったのか?

    248 = 227 :

    >>247
    >>94

    249 = 22 :



    ・・・


    主人「おや、出発かい?」

    魔王「はい。一晩お世話になりました」

    主人「昨晩はおたのしみだったかい?」

    魔王「え・・・」

    主人「ヤルネェ! 若くて綺麗な娘っ子3人もはべらして」

    魔王「んん、ゴホン。いえいえ、そういった間柄とも違いますので」

    主人「ま、がんばりな。あんたらの旅応援してるぜ」

    魔王「どうも」ペコリ


    勇者「魔王さーん! はやくはやくー!」

    魔王「はいはい、いまいきますとも。走らないでください」

    勇者「グリル肉おいしかったよね! またたべにこようね! 絶対だよ!!」

    魔王「えぇ、その日をたのしみにしています」

    250 = 173 :

    ぐりるにくしえん


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