元スレほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」タツヤ「あ……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
351 = 67 :
さや
352 = 1 :
――次の日。学校
さやか「……」ジーッ
『だからさやかも生きていて』
さやか(恭介の字だ…)
タツヤ「さっきから下向いて何見てるの?」
さやか「んな…! 何でもないよ!」
タツヤ「……。そっか」
さやか「はぁ…」
タツヤ「さやか…?」
さやか「…あたし、今冷静だ…」
タツヤ「…何かいいことあったでしょ」
さやか「うぅ…まぁね。別に、大したことじゃないけどさ」
タツヤ「目に光が戻ってるよ」
さやか「うるさいな」
353 = 57 :
たつたつさやさや
354 = 67 :
ほ
355 = 57 :
む
356 = 1 :
――放課後
タツヤ「――どうしてほむらは、せっかく元の暮らしに戻れたのに、また契約しちゃったの…?」
ほむら「…私はもう、戦い続けるしかないのよ」
タツヤ「そんな…。ほむらだって普通の女の子じゃないか…何も自分から魔法少女にならなくても…」
ほむら「…私は、魔力に依存しないと生きて行けないのよ。素のままでは心臓が弱すぎるし、目も悪いから」
タツヤ「そんなの…」
ほむら「……」
タツヤ「…嘘だよね。本当は生き続けることが目的じゃないよね」
ほむら「……」
357 :
まだ諦めてないよな
執念深いしな
358 :
真矢みきや松岡修造もビックリの執念
359 = 57 :
ほむほむ
360 = 26 :
伊達公子みたいなもんか
361 = 294 :
何度も繰り返してきた挙句
まどかいなくなっちゃうとかやるせないな
362 = 1 :
タツヤ「…戦うことが目的なの…?」
ほむら「…!」
タツヤ「キュゥべえがいることを知ってたのに、願い事も考えておかないなんて…
本当は、欲しいものなんて何もなくて、魔力が便利だから契約した訳でもなくて…」
ほむら「……。世界は変わったけれど、私は変わってないということ…
ええ、そうよ。私は魔獣を倒す為に再び魔法少女になった
昔も今も、まどかが私の全て。ここはまどかが守ろうとした世界であり、まどかが構築した世界
あの子の決意を無駄にしない為に、私は戦い続ける。永遠にでもね」
タツヤ「…何だか、悲しいな…」
ほむら「…あなたはまどかと似てるわ。兄弟だからでしょうけれど
私の知るまどかが持っていたものは、あなたがほとんど受け継いでいる」
タツヤ「……」
ほむら「あなたを見ているだけで、かつてこの世界にあの子がいたことを思い出すの
不思議なものね。…辛い別れだったけれど、今は寂しくないわ」
タツヤ「……帰ろっか」
ほむら「ええ」
363 :
ほむ
364 :
――恭介の病室
さやか「…恭介」
上条「…!」
さやか「……」
上条「…やあ」
さやか「…手紙、ありがとね」
上条「ううん…」
さやか「…はい」スッ
上条「…手紙の返事?」
さやか「うん…」
上条「読んでいい?」
さやか「う、あ、後にして! あたし、もう帰るから…」
上条「そっか…」
さやか「うん…じゃあ、また今度ね」
上条「あれ…さやか?」
365 = 363 :
さやさや?
366 = 364 :
さやか「…何?」
上条「熱でもあるんじゃないか…?」
さやか「な、なんでよ…?」
上条「少し顔赤いけど…」
さやか「……」
上条「……」
さやか「…やっぱ返して」バッ
上条「うわっ! どうしたんだい、急に…」
さやか「知らないわよ」
上条「何怒ってるんだ?」
さやか「別に怒ってなんか…」
上条「手紙を読ませて」
さやか「もういいよ…やっぱ恥ずかしいから」
上条「なんで…?」
さやか「…あたし字汚いし」
367 :
うむ
368 = 364 :
上条「なら口で言えばいい」
さやか「っ…!」
上条「さあ」
さやか「そ、それは…」
上条「ほら…」
さやか「…ううん、ずるい!」
上条「自分で隠したんじゃないか…」
さやか「恭介の馬鹿」
上条「……」
369 = 363 :
さやさや
370 :
ホムラチャン!!
371 = 364 :
さやか「…馬鹿!」
上条「!」
さやか「……本気で悩んだのに」
上条「…さやか?」
さやか「…これじゃ、あたしただの馬鹿じゃん…」
上条「…何を言ってるんだい…?」
さやか「……」
上条「おいで。さやか」
さやか「…うん」
372 :
何これ甘酸っぱい
死ね
373 :
くっそおおお!!青の癖に!青の癖に!
374 = 364 :
上条「怒らないで…」
さやか「…怒ってない」
上条「……」
さやか「……」
上条「…まさかとは思うけど…」
さやか「…何」
上条「…さやかは、僕のこと…」
さやか「…!」
上条「あはは、ごめんごめん」
さやか「……」
375 :
青が正当ヒロインやってる・・・
マミが「ちょっと、どういうことよ!」って
楽屋裏で叫んでいるのが目に浮かぶ
わけがわからないよ
376 = 363 :
さやさや
377 = 372 :
上条殴りたいw
378 = 364 :
上条「…参ったな。わからないや。さやかの言いたいこと」
さやか「……」
上条「…だけど…」
さやか「ん…?」
上条「…一緒にいて楽しいよ」
さやか「な…」
上条「やっぱり好きだなぁ、さやか…」
さやか「…からかってんでしょ…」
上条「そんなことないよ」
さやか「…もうあんたのこと信じない」
上条「……。そっか」
379 = 367 :
眩しい
380 :
こんなのさやかすじゃないっ!
381 = 363 :
さやさや
382 = 364 :
さやか「…退院はいつになるのかな」
上条「まだ当分先だね。骨自体はほとんど繋がったけど、
1人で歩くのはまだ難しいから」
さやか「…そうなんだ」
上条「…手を貸してくれる人がいればいいんだけど…」
さやか「どっか行きたいの…?」
上条「…『どこか』じゃなくて、『誰と』が大事なんじゃないかな…」
さやか「……」
上条「一緒にいて楽しい人がいい」
さやか「…何よ」
上条「…手繋ごう?」
さやか「……」
385 :
あぶねー
386 = 364 :
タツヤ「――それで僕は『素質がある』なんて言われたのか…」
ほむら「男子でよかったわね。あなたが少女ならあいつは間違いなく狙いに来ていた」
タツヤ「『まどか』みたいに…?」
ほむら「…そうよ」
タツヤ「……。ほむらって、女の子らしくないよね」
ほむら「…?」
タツヤ「いや、いい意味でだよ…?」
ほむら「そう。ならお礼を言わせて。あなたも男子らしくなくて素敵よ」
タツヤ「だ、だから…」
ほむら「いい意味で言ったの」
タツヤ「これだもんな…」
ほむら「……」
タツヤ「――それじゃあ、また明日学校で。元気でね」
ほむら「ええ。あなたもね」
――終わり
387 :
お、乙…?
388 :
もう終わり?
・・・いい意味で言ったの
389 :
ほ…む…?
390 = 363 :
乙乙乙
391 = 367 :
静かに終わったな
乙っちまどまど
392 :
この尻切れ蜻蛉感……良い意味で!
393 = 375 :
マミ「ちょっと!出番少ないじゃないの!どういうことよ!」
杏子「ちょっとまて!出番無しってあたしを舐めてんのか!」
394 = 385 :
>>386
それはいくらなんでも横暴だよ
395 :
えちょ
396 = 364 :
>>393
杏子ちゃんは今書き溜めてるやつの主役で忙しかったんだよ
マミさんはもう1つ書き溜めてるやつで怪我してるから大変だったね
397 :
>>393
まどか「・・・・・・」
398 :
こんなの絶対おかしいよ……。
399 = 364 :
これの12.5倍ぐらい面白い話2つ書いてるから勘弁してくれ
400 = 395 :
いつぐらい投下できそう?
みんなの評価 : ★★
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