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    元スレ妹「お兄ちゃん、寒いしコタツだそうよ」兄「だな」

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    101 = 63 :

    >>93
    お前そんなこと言ってホントは萌えたんだろ?「おこたたん」に。
    素直になれよ、このツンデレが。

    102 = 42 :

    (´;ω;`)ヤバい……これはヤバい……

    104 = 70 :

    暮露々々団ェ…

    105 = 1 :

    ―――夕方

    「ただいま」

    「おふぁえり」

    「くつろいでるな」

    「まあね。この子が私を離さないのさ」

    「そのまま同化しちまえ」

    「合体!」

    「いや。本当にしなくていいから」

    「合体したのでもう今日は出ません」

    「アホか」

    「あ、晩御飯どうする?」

    「そういえば何も買ってなかったな」

    「よろぴく」

    「たまには手伝えカス」

    「やーだよー」

    106 = 1 :

    ―――数日後

    テレビ『今日も空気が乾燥しています。火のお取り扱いには―――』

    「おにーちゃん!!遅刻しちゃうよー!!!」

    「分かってるって!!」

    「あ、コタツさん。電源落としといてね?」

    カチン……

    「おお」

    「なにしてんだ。早く行くぞ」

    「ねえねえ。今、コタツさんが反応したー!!」

    「何言ってんだ、早くしろ」

    「ほんとだってー!!」

    「はいはい」

    「信じろ!!」

    107 :

    つい最近見た自販機スレ見たいだな

    108 = 1 :

    ―――中学校

    「おっはよー!!」

    「あ、おはよう。ねえねえ」

    「どしたの?」

    「昨日、コタツが届いたの」

    「おー、そうなんだ」

    「小さくて可愛いの……あの、今日お兄さんに改めてお礼を言いたいんだけど……」

    「オッケー。じゃあ、放課後は私の家に直行だね」

    「うん!」

    「で、お兄ちゃんを思いだしながら、コタツで丸くなったわけ?」

    「や、やめてよ!!そんなんじゃないよ!!もう!!」

    「あはは」

    109 = 42 :

    最後に救いがありそうな気配がしてきた(☆∀☆)

    110 = 1 :

    ―――夕方

    「ただいまー」

    「お邪魔します……」

    「コタツさん元気ー?」

    「もう本当に家族みたいに扱ってるね……」

    「あれ……?また電源落ちたままだ」

    「え?」

    「最近、電源がついてるときとついてないときがあるんだよね」

    「そうなんだ」

    「なんでかな?」

    「……寝てるときがおおいんじゃないかな?」

    「そっか……もう10年以上も生きてるし……疲れてきたのかな?」

    「そうかも」

    「なら、無茶はもういえないね。これからは優しく扱わないと」

    「ふふ、そうだね」

    111 :

    感情ある自販機のss思い出した

    113 = 1 :

    「ただいま」

    「おっかえりー!!」

    「あ、お、お兄さん……お邪魔してます……」

    「あ、来てたんだ。ゆっくりしていけよ?」

    「あ、はい!」

    「お兄ちゃん、みかんは?」

    「ほらよ」

    「やっほー!!」

    「あの……昨日、コタツが届きました……」

    「そっか。どう?」

    「とっても素晴らしいです。もうエアコン使えません」

    「そっか」

    「ありがとうございました!私、一生の宝ものにしますね!」

    「ああ、そうしてくれ」

    「みかん、あめー!!うまうま……」

    114 = 1 :

    ―――夜

    テレビ『プラグは抜いておきましょう。埃がたまりショートするときもあります』

    「こわーい」

    「もっと怖そうに言えよ」

    「火事は怖いよね」

    「そうだな」

    「まあ、ここは大丈夫だろうけど」

    「そうか」

    「だって、プラグはいつも抜いてるし」

    「それもそうか」

    「うん……あ、トイレ……さむっ!!」

    「はやくいけ。コタツの中で漏らすなよ?」

    「あ、一回そんなことあったよね」

    「……うっせえな」

    115 = 53 :

    全員焼死体フラグ(´;ω;`)ウッ

    116 = 1 :

    ―――数日後

    「さむ!!コタツさーん!!」

    「おお、今日はぬくーい♪」

    「ふわぁぁ……テレビ……」

    テレビ『それでは今朝のニュースです。最近、不審火が相次いでおり―――』

    「朝ごはんはー」

    「ちょっと待ってろ」

    「はいはい」

    テレビ『放火の疑いもあるとのことです。それでは今日のお天気です』

    「今日は晴れだ。少しぐらいお日様がないとね」

    「その分、乾燥してるけどな」

    「唇荒れるし、やだよねー」

    「そうだな」

    117 = 42 :

    ま、まさか……友……?

    118 :

    ざわ……ざわ……

    119 :

    >>117
    だったら俺は泣く

    120 :

    >>117
    お前気持ち悪い

    121 = 1 :

    ―――中学校 昼休み

    「ご飯だー!」

    「あ、食堂いかない?」

    「いいよー」

    「あ、そうだ。昨日のドラマ見た?」

    「おぉ。見た見た。主演の人がカッコいいんだよねー」

    「うんうん」

    生徒「おい、さっき消防車いっぱい走ってたな」

    生徒「おお。見た見た」

    「火事かな?」

    「乾燥してるし……怖いよね」

    「うん」

    122 :

    ちょっと一人用こたつ買ってくる

    124 :

    このまだか、まだか、感じが怖い・・・

    125 = 60 :

    あ..兄!

    126 :

    ぎゃああああああ

    127 = 126 :

    ぎゃああああああ

    128 = 1 :

    ―――午後 授業中

    教師「―――で、ここにはこの公式を」

    「ふわぁぁ」

    「……」

    担任「―――おい!!」

    「!?」

    生徒「どうしたんですか?」

    担任「ちょっと、こい」

    「え?え?」

    「あ……」


    ―――廊下

    担任「すぐに家に戻れ」

    「え……なにかあったんですか?」

    担任「君の家の近くで火災があったらしい……それで……」

    「う、そ……」

    129 = 60 :

    うわあああああああああああああああああ

    130 = 119 :

    おい!!はないだろwwww

    131 = 124 :

    まだ家の近くだ



    まだ大丈夫・・・大丈夫

    132 = 1 :

    ―――自宅前

    警察「それで、火元は?」

    隊員「ええ……やはり火元は―――」

    「あ、あの!!」

    警察「ん?ここは立ち入り禁止だよ」

    「あ、あの家、私の自宅なんです!!」

    警察「え……ああ。もう少し待ってくれるかい?現場検証が済み次第、すぐに」

    「―――待てません!!」

    警察「あ、おい!!」

    隊員「ちょっと、待ちなさい!!」

    「放して!!」

    隊員「中には誰もいなかった!ご家族はきっと無事だ!!」

    「違う!!一人いたんです!!大事な家族が!!」

    警察「ペットかなにかいましたか?」

    隊員「いえ。あの家からはなにも……」

    134 = 70 :

    おこたたたたたたぁぁぁぁぁん

    135 :

    「あ……」  ってなんだ・・・

    136 = 119 :

    こたつううううううううううううう

    138 = 118 :

    こたつは犠牲になったのだ……

    139 = 44 :

    おこたか?おこただったのか!?

    140 = 1 :

    警察「―――やはり放火のようですね」

    隊員「ええ」

    「……」

    隊員「あ、中に入る?」

    「……あの……すいませんでした」

    警察「自宅が火事に巻き込まれたら誰しも動揺するだろう」

    「……」

    隊員「中の様子だけど……」

    「はぁ……はぁ……!!」

    「あ、お兄ちゃん!!」

    「大丈夫か!?」

    「う、うん」

    警察「貴方は?」

    「この子の兄です……」

    警察「そうですか……ご自宅の中、ご覧になりますか?」

    141 :

    コタツサンガー

    142 :

    そこには封印が解けたおこたが…

    143 = 1 :

    「……・ボロボロだ」

    隊員「申し訳ありません。乾燥していたこともあり、延焼が酷く……」

    「……」

    警察「放火犯は我々が全力も持って―――」

    「いえ……犯人をどうこうじゃないです」

    警察「は?」

    「……すいません。今は二人にしてもらえませんか?」

    警察「はい」

    隊員「建物が崩れることはありませんが、足元には注意してください」

    「わかりました」

    「探さなきゃ……」

    「あ、おい」

    「きっと……私たちを待ってる……」

    「……」

    144 :

    ままままさか…

    145 = 1 :

    「あ……」

    「……」

    「お兄ちゃん……」

    「ああ……コタツにはいろっか」

    「……よいしょ」

    「もっとくっつけよ……寒いだろ?」

    「……」

    「……」

    「……うぅ……お、にい……ちゃん……さむぃよぉ……」

    「うん……そう、だな……」

    「……はやく……スイッチ……いれ、てよ……」

    「……」

    「……ぅぅ……あぁぁ……」

    (布団も台も……無くなって……それでも脚だけが……待っててくれたんだな……)

    「……ただいま」

    146 :

    いもぺろじゃないのか
    くそっスレタイに釣られた

    147 = 1 :

    ―――夕方

    「……うそ」

    「……」

    「あ、の……」

    「燃えちゃった……えへへ」

    「……」

    「運が悪かった……そう思うしかないな」

    「あの……コタツさんは……?」

    「……」

    「……そう、ですか……」

    「とりあえず今日はホテルに泊まることになったよ」

    「ごめんね。もしかしたらしばらく学校休むかも。ノート、見せてね?」

    「う、ん……ちゃんと、取るよ」

    「ありがと」

    「じゃあ、またな」

    149 :

    俺のこたつさあああああああああん

    150 = 124 :

    >>148
    お前のIDがケツ出してうなだれてる


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