元スレほむら「時は幕末」
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みんなの評価 : ★★★×6
701 :
追いついた…④
幕末といえば修羅の刻もか………
702 = 630 :
ほむら「!」
ほむら(すぐ近くだわ…!)
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら(でも、まどかを巻き込む訳には…)
杏子「ごめん、ちょっとどいてくんない?」
ほむら「…杏子!」
まどか「この前の…」
杏子「ん?ああ、この前のやつか…」
杏子「偶然ってあ…!」
杏子(いや、偶然じゃないな…)
杏子「二度も結界の側で会うなんてさ、やっぱあんたら同業者だろ」
703 = 630 :
ほむら「それは…!」
まどか「え?」
杏子「片方は知らなさそうだけどさ…お前、魔法少女だろ?」
ほむら「…!」
まどか「え?まほうしょうじょ?」
ほむら「し、知らないわよ…」
杏子「何正体隠してんのさ、しらばっくれんなよ」
杏子「それと言っておくけど、この魔女は私の獲物だからな」
ほむら「それは…構わないけど」
杏子「種はあまってます、ってか」
ほむら「ええ…」
704 = 629 :
文久2年ならまだ新選組の面子は浪士隊にならずに多摩にいるな
705 = 630 :
杏子「へぇ、魔女少女じゃないのに種はもってるんだ?」
ほむら「はっ…」
まどか「な、何を言ってるの?」
ほむら「まどか…」
杏子「黙りなら私が教えてやるよ、そいつは魔法少女だ」
まどか「え…?」
ほむら「…」
杏子「魔法少女なんて録なもんじゃない…あんまり関わらない方がいいぞ」
706 :
細かい時代設定はどうでもいいよ
707 :
右ェ日々
708 = 630 :
まどか「関わらない方が…いい…?」
ほむら(…もう隠し通せないわね)
ほむら「ええ、私は魔法少女よ」
杏子「やっぱりな」
まどか「何を言ってるの?わけわかんないよ!」
杏子「説明するより見た方がはやいだろ、結界に入ろうぜ」
ほむら「それは…できないわ」
杏子「一般人は巻き込みたくないってわけか」
710 = 639 :
さるったか
711 :
眠気限界
朝まで残ってると期待して寝るか…
712 :
続きが気になるにゃん
支援するのにゃん
713 = 630 :
ほむら「…そうよ、まどかに危険な目は合わせられないわ」
杏子「へぇ…でもさ、魔法少女は常に危険と隣り合わせじゃん?」
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃん?」
杏子「そんなんでそいつを守れるのかよ?できないだろ」
杏子「やっぱり魔法少女の力は自分の為に使うものなんだ」
杏子「まみみたいに家族の為になんていってる馬鹿なんていないさ」
ほむら「えっ…?」
まどか「まみさん…?」
714 = 630 :
杏子「ん?まみを知ってるのか?」
まどか「まみさんは…まみさんは、私たちの家族だよ!」
杏子「…なんだと?」
ほむら「マミを知っているの?」
杏子「…へえ、そういうことか」
杏子「まみのやつ、こいつらの為に戦ってるのか…」
まどか「まみさんが…」
ほむら「戦ってる…?」
715 = 630 :
杏子「お前ら何も知らないのかよ」
杏子「まみは魔法少女、しかも昔からな」
ほむら「!」
まどか「…え?」
杏子「昨日だって私が助けなきゃ死んでたね、まみ」
ほむら「なんですって?」
まどか「え…?え…?」
杏子「あいつは、いつ死んでもおかしくないね」
杏子「ボロボロなのに、みんなの為に家族の為に戦うとか言っちゃってさ」
716 = 630 :
さやか「勝手に後をつけちゃったけど…よかったかな?」
さやか「まみさん、さっきからそこにずっと立ってて何してるんだろ」
さやか「特に何もなさそうだけど…」
さやか「話しかけちゃおうかな…」
まみ「…ここね」
まみ「はぁ…はぁ…」
まみ(こいつを倒せば…)
まみ(でも…負けたらどうしよう…)
718 = 630 :
まみ(私が負けたら…さやかは…まどかは…)
まみ(それに…暁美さんも…)
まみ(だから、負けるわけにはいかない…勝たなきゃ…やっつけなきゃ…)
まみ「…変身」カッ
まみ「…行くわよ」
まみ「負けるもんですか…負けるもんですか…」
まみ「…」ゴクッ
まみ「私は…負けない…!」コツコツ
719 = 630 :
さやか「な…なに…今の…?」
さやか「まみさんが光って…いなくなった…」
さやか「たしかここで…」ズイッ
さやか「きゃぁぁっ!?」
さやか「え…なに…これ…?」
さやか「え、江戸にこんなところなんて…」
さやか「か、帰ろう…!」
さやか「…」
さやか「帰れない…?」
さやか「閉じ込められた…?」
721 = 630 :
さやか「そうだ…ま、まみさんを探せば…」
さやか「まみさん…いるよね…?」
QB「さて、まみの最期を見に来たよ」
QB「シャルロッツ…この魔女は一件弱そうだけど…」
QB「実はなかなかに強いよ、まみが勝てるかな?」
QB「ふふ」
722 = 630 :
まみ「…来る!」
シャルロッツ「…」
まみ「…?小さい魔女ね」
まみ(いけるわ!一気に倒してみせる!)
まみ「悪いけど、一気に決めさせて!」
まみ「一の秘銃・雷!」ダダダダダッ
シャルロッツ「…」ズババババ
まみ「よし…効いてるわね!」
724 = 630 :
さやか「何か向こうから音が…」
さやか「あれは…まみさん?」
さやか「ま、まみさんが銃で戦ってる…なんで?」
さやか「まみさん…?」ヘナヘナ
さやか「何を…してるの…?」ペタン
さやか(あの優しいまみさんが…どうして?)
QB「始まったね」
QB「はやり猪突猛進…それじゃ駄目だよ」
725 = 630 :
まみ「二の秘銃・惨!」ドガガガガガガガッ
シャルロッツ「…」ズババババ
まみ「よ、よし…全部当たってる!」
まみ「勝てる…!やっぱり練習の成果がでたんだわ!」
まみ「よし…!よしよし!」
まみ「これでみんなを…守ることができる!」
まみ「もう何も怖くない!」
726 = 639 :
やめろぉぉぉぉぉぉぉ
727 = 712 :
ああ…死亡フラグが見えるのにゃん
728 :
だが歴史はまみさんに味方するはず……
729 = 630 :
まみ「終の秘銃・咬!」ドンッ
シャルロッツ「…!」ドカァァァァァァ
まみ「やった…!」
まみ(勝った…勝ったよ…!)
まみ(これで…まどかは、さやか、暁美さんは明るい未来を…)
まみ(みんなが笑顔でいられる世界が…!)
シャルロッツ「…」モゴモゴ
シャルロッツ「!!!」ズイッ
730 :
まみさん...
731 = 712 :
ちょ…、ちょっと待つのにゃん
ここでマミさんのご先祖であるはずのまみさんが死んだら、
今のマミさんは一体どうなるのにゃん?
732 :
マミさんかわいいかわいい
733 :
まみぇ
734 :
さやか「あっ!」
さやか(な…なにあの化け物…)
さやか(妖怪…?鬼…?お化け?)
さやか(と、とにかくあの化け物がまみさんに…!)
さやか(に、逃げて!まみさん!)
QB「ふふ、決まったね」
QB「やっぱり僕の予想通りだ…まみさよならだ」
QB「もうこれ以上見る必要もなさそうだ、杏子の元に行こう」
735 = 648 :
さる
736 = 630 :
まみ「えっ?」
シャルロッツ「!!!」アーン
まみ「…!」
まみ(え?)
まみ(まさか…これが本体…?)
まみ(に、逃げなきゃ…)
まみ(駄目…体が鉛のように思い…動かない)
まみ(そんな…)
まみ(うそ…でしょ…)
まみ(うそよね…?私死ぬの…?)
まみ(あ、頭の中がぐるぐる回って…)
まみ(これが…走馬灯?)
738 :
ここで颯爽と龍馬さんが・・・
739 = 630 :
まみ『父上…?母上…?』
まみ『そんな…嘘でしょ…?』
まみ『死んじゃいや!なんで?どうして!?』
まみ『私が…いけなかったの…私が言うことを聞かなかったから…?』
まみ『私に…私に力があればこんな…』
まみ『こんなのって…』
QB『君は力が欲しいのかい?』
まみ『あなたは…誰?』
QB『僕の名前は久兵衛!』
740 = 630 :
QB『僕と契約すれば、君の臨む力が手に入るよ!』
まみ『あなたと…契約すれば…願いがかなうの?』
QB『そうだよ!』
まみ『私は…私は家族を守る力が欲しい!こんなの嫌だ!』
まみ『私に…私に力があれば…!』
QB『つまり、家族を守る力が欲しいのかい?』
まみ『うん!』
QB『…契約は成立だ』
741 = 630 :
まみ『え…?何も…変わってなんか…』
QB『当たり前だよ、君の家族はいないじゃないか』
まみ『!?』
QB『てっきり親を生き返らせて欲しいと願うと思ったんだけどな』
まみ『あ…』
QB(まあ、気が動転しとるところを狙ったからね)
まみ『そんな、それじゃあ』
QB『でも、君には力があるよ!』
742 = 712 :
成程、まみさんが家族にこだわる理由がこれか
743 = 630 :
QB『これは、君の魂の宝石だよ』
まみ『これは…なに…?』
QB『念じてごらん?』
まみ『ねんじる…?』カッ
QB『それが、魔法少女の姿だ』
まみ『これは…』
QB『その力でみんなを守ることができるよ』
まみ『みんなを…守る…?』
QB『そう、君が守るんだ…』
まみ『守る…私が守る…』
744 = 648 :
QBマジQB
745 = 630 :
QB(もう後は適当でいいや)
QB『その力で新しい仲間なり家族なりを作って、守ってあげればいいんじゃないかな?』
まみ『新しい…家族…』
QB『魔女と言う敵がいるんだ、そいつを倒してみんなを守るんだ』
まみ『魔女…?』
QB『そうだね、魔女を倒すごとにお金をあげるよ、それで暮らすといい』
QB(これで魔法少女に専念するだろうな)
まみ『わかった…私が守る…!』
QB(ちょろいね)
746 = 630 :
『かわいそうに…あの子達この前二人とも親を殺されたらしいわ』
『おっかねぇ時代だな』
『身よりもないそうでね…可哀想だよ』
『ならあんたが養ってやりなよ』
『いやだね、それとこれとは話は別だよ』
『だよな』
まどか『…』ブルブル
さやか『大丈夫…私がついてるから…』ブルブル
748 = 630 :
まみ『あの子達も…私と同じだわ…』
まみ『…新しい…家族…』
まみ『…よし!』
まみ『ねえ、あなたたち…』
さやか『なっ、何さ!』バッ
まどか『さやかちゃん…』
さやか『大丈夫…私が守るから』
まみ『…守る』
まみ『あなたたち…帰る家がないのよね?』
さやか『だ、だからなんなのさ!冷やかしは許さないよ!』
まどか『うぅ…』
749 = 630 :
まみ『私もね…?両親を亡くしたんだ…』
さやか『えっ…?』
まどか『あなた…も…?』
まみ『うん…だから、私もあなた達の気持ちがよくわかるわ』
さやか『なっ…!』
さやか『ど、同情なんていらないよ!』
まどか『さやかちゃん…』
まみ『ううん、違うの、私の言いたいことはね?』
まみ『私とあなた達で…新しい家族にならない?』
750 = 630 :
さやか『おはようございます!まみさん!』
まどか『てぃひひ、まみさん、おはようございます!』
まみ『ええ、おはよう』
さやか『今日は江戸一番の花火大会の日ですね!』
まみ『そうね、さやかずっと楽しみにしてたものね』
さやか『はい!』
まみ『ふふ、じゃあ三人で見にいきましょうか』
さやか『やったぁ!』
まどか『てぃひひ!』
みんなの評価 : ★★★×6
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