元スレほむら「時は幕末」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
1 :
ワルプルギスの夜「ワハハハハハハ」
ほむら「はぁ…はぁ…はぁ…」
ほむら(今回も…勝てない…)
ほむら「あ、足が…」クラッ
ほむら(体が…動かない…頭も…ぼー…っとして…)
ほむら「も…だめ…」パタッ
ほむら「ま…どか…」
ほむら(も…もう一度時間を…巻き戻して…)
カチッ
ワルプルギスの夜「ワハハハハハハ」
ほむら(な…何かいつもとちが…?)
ほむら(だめ…何も考えられない…)
ゴォォォォォ
2 :
ほむほむほむ
3 = 1 :
ほむら「…」
ほむら「はっ」
ほむら「また…一からやり直しか…」
ほむら「ほむ…?」
ほむら「えっ?ここどこ?」
ほむら「も…森…?」
ほむら「病院じゃ…ない…?」
4 = 1 :
ほむら「どっ…どういうこと…?」
ほむら「まさか…あの時のワルプルギスの攻撃で…?」
ほむら「ほむ…」
ほむら「か、考えても仕方がないわ、とりあえずここから離れよう」
ほむら「今は…夜ね」
ほむら「街の明かりが見当たらない…田舎なのかしら?」ホムッ
5 = 1 :
ほむら「もう…なんでこんなことに…」
ほむら「あら?」
ほむら「川のようね…これをたどって行けば…」
「きゃあぁぁぁぁぁっ!」
ほむら「ほむっ!?」
ほむら「こ…この声は…?」
ほむら「まどか!?」
ほむら「近くにいるの?」
6 :
マジで立てたのか
支援
7 = 1 :
ほむら「でも何処に…?」
ほむら「暗くてよく見えない…」
ほむら「あっ!あそこに…少しだけ明かりが!」
ほむら「そこかしら…?」
ほむら「まどかっ!」ダッ
ほむら「何か様子がおかしいわ…」
ほむら「まさか魔女に!?」
ほむら「とにかく急がないと!」
8 :
ほむほむ
9 = 1 :
さやか「やっ、やめろよこの野郎!」
まどか「さっ、さやかちゃん!」
「うるせぇ!顔を見られたんだ…にがしやしねぇ」
さやか「まどか!今のうちに逃げて!」
まどか「でっ、でも!さやかちゃんが!」
さやか「いいからっ!はやくっ!」
「女を斬ってもしかたがねぇが…覚悟しな!」
10 = 1 :
ほむら「なっ…なに?どういうこと?」
ほむら「と、とにかく助けないと!」
ほむら「変身して…!」
「死ねぇぇぇ!」
さやか「くっ…!」
まどか「さやかちゃん!」
カキーン
「なにぃ?」
ほむら「…」
13 = 1 :
ほむら「…その刀をしまいなさい」
「なんだてめぇは!そのなりは西洋人か!?」
ほむら「…はやく仕舞わないと…撃つわよ?」チャキッ
「ちっ…鉄砲か…西洋人風情がふざけやが」パァーン
ほむら「…次は当てるわよ?」
「く…覚えていやがれ!」
14 = 1 :
ほむら「ふぅ…」
さやか「はぁはぁ…」ペタン
まどか「さやかちゃんっ!大丈夫!?」
さやか「い、いや…安心したら腰が抜けちゃってさ…」
ほむら「あなた達、怪我はない?」
まどか「はっ、はい!」
さやか「わ、私も」
ほむら「そう、よかったわ」
15 :
スレタイから糞SS臭が
16 = 1 :
まどか「その…助けてくれて、ありがとうございます!」
さやか「ほんと…助かったよ…」
ほむら「いえ、当然のことをしたまでよ」
ほむら「ところであなた達はここで何をしていたの…?」
ほむら(暗くてよく見えないけど、間違いなくまどかと美樹さやかよね…?)
まどか「えっと…」
さやか「蛍を見に出かけてたんだ…そしたらさ」
まどか「う、うん…」
18 = 1 :
さやか「辻斬りにあっちゃって…」
まどか「さ、最近よくこの辺りにでるって聞いてたんだけど…まさかほんとに…」
ほむら「…」
ほむら「えっ」
ほむら(つ、辻斬り?いったい何時の話よ…)
ほむら(この時代に辻斬りなんて…江戸時代じゃあるまいし…)
ほむら(江戸時代…?)
ほむら(いや…まさか…)
19 = 6 :
ほむ
20 = 1 :
まどか「こ…怖かったよぅ…」グスッ
さやか「な…何泣いてるのよ…わ、私達たすかったんだから…」
さやか「たす…かった…んだから…」グスッ
まどか「うわぁぁぁ…」ヒック
さやか「な…なか…ないでよ…」ヒック
ほむら「えっと…」
ほむら(な、何がどうなって…)
ほむら(鹿目まどかと美樹さやかじゃないの…?)
ほむら(でも…この声に名前は…)
21 :
>>17
まずそのスレがまだ残ってたことにビックリだよ
22 = 1 :
ほむら「と、とにかく…あなた達は家に帰りなさい?」
まどか「ぐすっ…ひっく…」
さやか「は…はい…本当に助けてくれてありがとう…」
ほむら「私は大丈夫だから」
さやか「ほら、まどか立てる?」
まどか「うん…」
まどか「ねえ…さやかちゃん」
さやか「なに?」
まどか「この人にお礼をしようよ」
さやか「お礼…そうね」
まどか「命の恩人だもん」
23 = 1 :
ほむら(それにしてもここはどこなの…街の光が全く見えないわ)
ほむら(山奥…よね?)
ほむら(ならまどか達はこんな所で何を…)
まどか「あ、あの…」
ほむら「あら?どうしたの?早く帰りなさい」
さやか「そのことなんですけど、その…良かったら家に来てくれませんか?」
ほむら「えっ?」
まどか「あんまりたいしたお持て成しはできないですけど…せめてお茶くらいは…」
さやか「はい、少しでも恩返しがしたいんです!」
24 = 8 :
さやさや
25 = 1 :
ほむら「ほむ…」
ほむら(確かにここで会ってしまった以上無理に遠ざける必要はないわね…)
ほむら(それに、知りたいこともあるし…ここはついて行こうかしら)
まどか「駄目…ですか?」
さやか「何か一つでもお礼がしたいんです!」
ほむら「そう、わかったわ…お邪魔させてもらうわね?」
まどか「あっ…はいっ!」
さやか「やった!」
まどか「こっちです」
ほむら「…ええ」
ほむら(徒歩?)
ほむら(ここはどこなの…?)
27 = 1 :
さやか「いやいやー、本当に助かりました!」
まどか「ありがとうございます!」
ほむら「いえ、気にしないで」
まどか「その…良かったらお名前教えてくれませんか?」
ほむら「ええ、私はほむら、暁美ほむらよ」
まどか「あけみ…ほむら?」
ほむら「そうよ、何か変かしら?」
まどか「あっ…いや…かっこいい名前だなって…」
ほむら「ふふっ、そうかしら?」
さやか「てことはやっぱり日本人何ですね?」
ほむら「?ええ、そうだけど…外国人に見える?」
ほむら(そういえばさっきも西洋人とか言ってたわね)
28 :
幕末時代なんて側面からのペニシリンで一発よ!
29 = 11 :
ほむ
30 = 1 :
ほむら(魔法少女に変身したままだからかしら…?)
ほむら「ほむ…?」
ほむら(あら…まどかと美樹さやかの格好…和服?)
ほむら(今まで気がつかなかったわ)
ほむら(ふふっ、まどかの和服も可愛いわね)
ほむら(髪型も変わってるみたいだけど…お祭りでもあったのかしら?)
さやか「そういえば自己紹介してませんでしたね!私はさやか!」
まどか「私はまどかと言います!」
ほむら「そう、ふふっ」
ほむら(やっぱりこの2人で間違いなかったわね)
31 = 1 :
さやか「そろそろつきますよ」
まどか「まみさん待ってるかな?」
ほむら(巴マミもいるのね…)
ほむら「ほむ?」
ほむら(えっ何ここ…日本…よね?)
ほむら(じ、時代劇にでてきそうな…)
ほむら(ま、まさか…?)
ほむら(ここは…遠い昔の日本…?)
ほむら(何で…?)
32 = 1 :
まみ「もう!こんな夜遅くまで何処を出歩いていたのよ!?」
まどか「まみさん!」
さやか「すみません…その…辻斬りに会っちゃって…」
まみ「な、何ですって…!?」
まみ「け、怪我は?何処か斬られたの?大丈夫?」
まどか「はい、この人に…暁美さんに助けてもらったんです!」
さやか「ほんと危機一髪ってところでかっこよく助けてくれたんですよ?」
まみ「そ、そうなの…うちの二人がご迷惑をかけて…すみませんでした!」
ほむら「いえ、気にしないで…」
34 :
集合スレから支援に
35 :
しぇーん!
36 = 1 :
まみ「なら家にあがってください、少しでもお持て成しさせていただきますから」
ほむら「ええ、お邪魔するわ」
ほむら(やっぱり…少なくとも私のいた時代とは違う…?)
さやか「はぁ…家についたら疲れがどっとでたよ…」
まどか「てぃひひ…私も…」
まみ「こら!お客人の前でそんなだらしないところを見せたら駄目じゃない!」
ほむら「あ…私は気にしないから…いつも通りで構わないわ」
まみ「そうですか…あ、申し遅れました、私はまみと申します」
ほむら「やっぱり巴マミ…」
まみ「はい?」
ほむら「あっ…いや…その、名字は?」
37 = 1 :
まみ「名字は…私達のような身分の低い人間には与えられていません」
ほむら「えっ?」
さやか「暁美さんは名字があるから高い身分なんですね!」
まみ「よろしければお名前を…」
ほむら「あっ…私は暁美ほむらよ」
まみ「そうですか…暁美様、本日は本当にありがとうございました…!」
ほむら「あ、暁美様って…ほむらでいいわ」
まみ「いえ、お身分の高いあなた様にそのような真似は…」
39 = 1 :
ほむら「えっと…」
ほむら(違和感がハンパない…)
ほむら「わ、私は14よ?あなた達は?」
まみ「年齢ですか?」
ほむら「ええ」
まみ「私は十と五つになります」
まどか「てぃひひ!私とさやかちゃんは暁美さんと同じだね!」
ほむら「ほむらでいいわよ」
まどか「じゃあ…ほむらちゃんでいい?」
ほむら「ええ」
40 = 34 :
ていひひ
ていろ・ふいなあれ
ほむんほむん
41 = 1 :
さやか「じゃあ私はほむらで!」
まみ「まどか!さやか!」
ほむら「いえ、構わないわ…むしろそれが良いわ」
まみ「そうですか…では、暁美様私はお茶の準備をしてきますので今暫くお待ちを」
ほむら「そ、その…暁美様はちょっと」
まみ「す、すみません…では何と申せば…」
ほむら「…暁美さんで」
まみ「畏まりました、暁美さん」
ほむら「その…できれば普通に話してくれると助かるわ」
42 = 1 :
まみ「ですが…」
ほむら「ほらその…年上だし、別に私は身分高くないから…」
まみ「そう…わかったわ、これでいいかしら?」
ほむら「うん!」
ほむら(何故か安心した…)
まみ「じゃあ待っててね?」
ほむら「わかったわ」
まどか「ねえねえ、ほむらちゃん!」
さやか「その前にもっと火を灯すね、流石に暗いわ」
ボウッ
43 :
なにこれおもしろそう
44 = 1 :
ほむら「あっ…」
ほむら(やっとちゃんと見えた…)
ほむら(あら?まどかも美樹さやかも黒髪じゃない…)
ほむら(ここどこ…?)
まどか「ほむらちゃん、ほむらちゃん!」
ほむら「な、何かしら?」
ほむら(でも顔はまどかと瓜二つ…)
まどか「ほむらちゃんは外国に行っていたの?」
45 = 6 :
ほむほむ
46 = 1 :
ほむら「外国?」
ほむら「いえ…私はずっと日本にいたけど…」
さやか「あれ?じゃあその格好は?てっきり西洋に留学でもしてたのかなって」
ほむら「あぁ…えと、それは…」
まどか「それは?」
ほむら(ど、どうしよう…この格好はここじゃやっぱり変なのね?)
ほむら「しゅ、趣味で自分で作ったの…」
まどか「自分で?凄い!」
さやか「私たちには真似できないよ!」
ほむら「その…ミシンでささっと…」
まどか「み、みしん?」
47 :
南方先生はいつ出るがぜよ
48 :
「魔法少女」は江戸時代はなんて呼んでたんだ?
49 = 43 :
どうでもいいけどこの時代って熟語って使わないよな
50 = 1 :
ほむら「あぁ…えっとね…」
さやか「まっ、いっか…ねえ?それしか服ないの?」
まどか「その格好じゃ怪しまれるよ?」
ほむら「そ、そうかしら…」
まどか「そうだっ!私の服をあげるよ!」
ほむら「まどかの!?」ホムーン
まどか「えっ…嫌…だったかな?」
ほむら「いえ!是非お願いするわ!」
まどか「う、うん!持ってくるね?」
さやか「そんなにその格好が嫌だったの?」
ほむら「そ、そう言うわけじゃ…」
みんなの評価 : ★★★×6
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