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元スレダル「スポーツやってリア充になるお」
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ダル「まぁまぁオカリン、とっておきの情報教えてあげるから元気出せよ」
岡部「うるさい!俺はお前なんかに頼らんぞ!!」
ダル「牧瀬氏は最近、女の子が夜這いされる薄い本ばかり買っている」
岡部「……!!」ピク
ダル「そして最近、やたらラボに“忘れ物“をする」
岡部「そ、それってもう……」
ダル「両方とも由季さん情報だから信頼度は高いお」
岡部「そういえば……あのときも……」
ダル「オカリン……彼女は待っているのだぜ」キリッ
岡部「ダル……俺、やっと向こう側に行けそうだぜ……」
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岡部「うるさい!俺はお前なんかに頼らんぞ!!」
ダル「牧瀬氏は最近、女の子が夜這いされる薄い本ばかり買っている」
岡部「……!!」ピク
ダル「そして最近、やたらラボに“忘れ物“をする」
岡部「そ、それってもう……」
ダル「両方とも由季さん情報だから信頼度は高いお」
岡部「そういえば……あのときも……」
ダル「オカリン……彼女は待っているのだぜ」キリッ
岡部「ダル……俺、やっと向こう側に行けそうだぜ……」
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ダル「99……100!!はぁ……はぁ……よし!今日の分は終わったお!」
由季「お疲れ様。はい、タオル」
ダル「お、あざす」
由季「……」ジー
ダル「ん、なんかついてる?」
由季「ううん、……なに悩んでるのかなって思って」
ダル「あー……わかっちゃいます?」
由季「うふふ、馬鹿にしないで。どれだけダルくんのこと見てきたと思ってるの?」
ダル「そっか……」
由季「よかったら話して」
ダル「……実は……」
由季「お疲れ様。はい、タオル」
ダル「お、あざす」
由季「……」ジー
ダル「ん、なんかついてる?」
由季「ううん、……なに悩んでるのかなって思って」
ダル「あー……わかっちゃいます?」
由季「うふふ、馬鹿にしないで。どれだけダルくんのこと見てきたと思ってるの?」
ダル「そっか……」
由季「よかったら話して」
ダル「……実は……」
ダル「実は……この前社会人チームで練習させてもらったときコーチがすごい僕のこと気に入ってくれて……アメリカの大学にアメフトで留学してみないかって言われたんだお」
由季「……どうするの?」
ダル「……行こうと思う」
由季「そう……」
ダル「……それで、僕、向こうで本気でプロ目指してみようと思う。英語もいま牧瀬氏に教わってる」
由季「……」
ダル「……ごめん。勝手だよな……」
由季「ううん、いいの。こんなに頑張ってるんだもの」
由季「……どうするの?」
ダル「……行こうと思う」
由季「そう……」
ダル「……それで、僕、向こうで本気でプロ目指してみようと思う。英語もいま牧瀬氏に教わってる」
由季「……」
ダル「……ごめん。勝手だよな……」
由季「ううん、いいの。こんなに頑張ってるんだもの」
ダル「……」
由季「……」
ダル「だから……その……」
由季「……」
ダル「えっと……」
由季「ゆっくりでいいからちゃんと言って。聞く覚悟は出来てるから」
由季「……」
ダル「だから……その……」
由季「……」
ダル「えっと……」
由季「ゆっくりでいいからちゃんと言って。聞く覚悟は出来てるから」
ダル「う……うん、その……これもものすごく勝手だけど……!」
由季「うん……」
ダル「由季さんも一緒に来てくれないか?」
由季「え……?」
ダル「無理にとは言わないお」
由季「え、い、いいの?ダルくん……グスッ」ポロポロ
ダル「えっ……ちょっ……ゆ、由季さん?」オロオロ
由季「……大丈夫。気にしないで。ちょっと安心しちゃっただけ」ニコ
ダル「よ、よかった……」
由季「ダルくん、私一緒に行く。一生そばにいる。付き合った時にずっとダルくんのそばにいるって決めたもの」
由季「うん……」
ダル「由季さんも一緒に来てくれないか?」
由季「え……?」
ダル「無理にとは言わないお」
由季「え、い、いいの?ダルくん……グスッ」ポロポロ
ダル「えっ……ちょっ……ゆ、由季さん?」オロオロ
由季「……大丈夫。気にしないで。ちょっと安心しちゃっただけ」ニコ
ダル「よ、よかった……」
由季「ダルくん、私一緒に行く。一生そばにいる。付き合った時にずっとダルくんのそばにいるって決めたもの」
>>59
も許
も許
>>62
おお!あるじゃねーか!
おお!あるじゃねーか!
ダル「由季さん……ほんとにいいの?」
由季「うん、いいの。行かせて。好きな人と離ればなれなんていや」ギュッ
ダル「……ありがとう」ギュッ
ダル「……」
由季「……」ジー
ダル「あっ……」
由季「……隠しても無駄」
ダル「え……?」
由季「まだ話せてないんでしょう?……岡部さんに」
ダル「う、うん……」
由季「平気……きっと応援してくれる」
ダル「うん……」
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――――
由季「うん、いいの。行かせて。好きな人と離ればなれなんていや」ギュッ
ダル「……ありがとう」ギュッ
ダル「……」
由季「……」ジー
ダル「あっ……」
由季「……隠しても無駄」
ダル「え……?」
由季「まだ話せてないんでしょう?……岡部さんに」
ダル「う、うん……」
由季「平気……きっと応援してくれる」
ダル「うん……」
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リア充か…
クソッ!
うわ、なんだこれ!熱っ!
ラブラブ!?ラブラブだ!
クソッ!
うわ、なんだこれ!熱っ!
ラブラブ!?ラブラブだ!
橋田夫妻岡部夫妻そろってアメリカ行けばいいんじゃないですかねもう
英語レッスン日
ダル「トゥットゥルー☆ダルしぃなのら☆」
シーン
ダル「牧瀬氏はまだ来てないのかお……」
ダル「ん?なんだこのノート」
ダル「オカリンの字だ……」
ダル「?……なんだかびっしり書いてあるお……」
助手「はろー」
ダル「あ、牧瀬氏、これってなんなん?オカリンのっぽいんだけど」
助手「ん?なにそれ?見せて……ふうん、あいつ医学なんて興味あるんだ」
ダル「医学?」
助手「ええ、そうみたい。特にスポーツ医学の分野ね。しかし驚いたわ。ものすごくわかりやすくまとめてある。まるで質の良い入門書読んでるみたい」
ダル「へーオカリンがねぇ」
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ダル「トゥットゥルー☆ダルしぃなのら☆」
シーン
ダル「牧瀬氏はまだ来てないのかお……」
ダル「ん?なんだこのノート」
ダル「オカリンの字だ……」
ダル「?……なんだかびっしり書いてあるお……」
助手「はろー」
ダル「あ、牧瀬氏、これってなんなん?オカリンのっぽいんだけど」
助手「ん?なにそれ?見せて……ふうん、あいつ医学なんて興味あるんだ」
ダル「医学?」
助手「ええ、そうみたい。特にスポーツ医学の分野ね。しかし驚いたわ。ものすごくわかりやすくまとめてある。まるで質の良い入門書読んでるみたい」
ダル「へーオカリンがねぇ」
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リア充爆発しろ
リア充爆発しろ
リア充爆発しろ
ドーン
でワロタ
リア充爆発しろ
リア充爆発しろ
リア充爆発しろ
ドーン
でワロタ
ダル(オカリン最近図書館に通ってるみたいだけどあんなこと勉強してたのか)
ダル(しかしなんでスポーツ医学なんだろ……)
ダル(……)
――……お前には借りがある……―――――――――
――――――――――――――……膝を壊し……――――――――
ダル(あ……!)
ダル(オカリンのやつ……!!)
ダル(……)
ダル(やっぱりそうだよな……)
ダル(こうするしかないのかな……)
ダル(……はぁ……)
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―――――
ダル(しかしなんでスポーツ医学なんだろ……)
ダル(……)
――……お前には借りがある……―――――――――
――――――――――――――……膝を壊し……――――――――
ダル(あ……!)
ダル(オカリンのやつ……!!)
ダル(……)
ダル(やっぱりそうだよな……)
ダル(こうするしかないのかな……)
ダル(……はぁ……)
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―――――
ダル「うーっす」バタン
まゆり「ダルくんトゥットゥルー☆」
ダル「まゆ氏トゥットゥルー☆ はぁ、今日は暑いお……オカリン、コーラある?」
岡部「冷蔵庫に入ってるぞ。しかしお前めちゃくちゃ痩せたな」
ダル「体重はそんな変わってないお。体脂肪率が9%くらいまで落ちたからそう見えるんじゃね?身長も伸びてるからそれもあると思われ」
助手「言われてみれば伸びたわね。あんたもう岡部よりも身長高いんじゃない?しかし2年でここまで変わるとは……」
まゆり「あ、そういえばこの前フブキちゃんがねぇ、ダルくんの事かっこいいって言ってたよ。ふふ、ダルくんもすっかりイケメンさんの仲間入りだねぇ」
助手「確かにワイルドな男性が好きな子には需要がありそうね」
まゆり「でもダルくんには彼女さんがいるもんねー」
助手「由季さんほんとに素敵な人よ。橋田にはもったいないくらい」
まゆり「ダルくんトゥットゥルー☆」
ダル「まゆ氏トゥットゥルー☆ はぁ、今日は暑いお……オカリン、コーラある?」
岡部「冷蔵庫に入ってるぞ。しかしお前めちゃくちゃ痩せたな」
ダル「体重はそんな変わってないお。体脂肪率が9%くらいまで落ちたからそう見えるんじゃね?身長も伸びてるからそれもあると思われ」
助手「言われてみれば伸びたわね。あんたもう岡部よりも身長高いんじゃない?しかし2年でここまで変わるとは……」
まゆり「あ、そういえばこの前フブキちゃんがねぇ、ダルくんの事かっこいいって言ってたよ。ふふ、ダルくんもすっかりイケメンさんの仲間入りだねぇ」
助手「確かにワイルドな男性が好きな子には需要がありそうね」
まゆり「でもダルくんには彼女さんがいるもんねー」
助手「由季さんほんとに素敵な人よ。橋田にはもったいないくらい」
ダルのしゃべりかたがすごくいい
~どしたん?っていうのがとくにいい
~どしたん?っていうのがとくにいい
由季さんってオリキャラ?
とりあえずレインの声で脳内再生された
とりあえずレインの声で脳内再生された
岡部「はは、もうお前もすっかりリア充だな」
ダル「うーん、でももうなんかリア充とかどうでもよくなってきたお。最近は本気でアメフト楽しくなってきたんだよな。」
岡部「ん、そ、そうか、いいことじゃないか」
まゆり「?」
岡部「ま、まぁほどほどにするんだな」
まゆり「どうしたの?オカリン……」
岡部「ん、ああ、なんでもない」
まゆり「あ、オカリンもしかして寂しいの?最近ダルくんあんまりラボ来ないから……」
岡部「違う!そんなんじゃないぞ!」
助手「ツンデレ乙」
ダル「うーん、でももうなんかリア充とかどうでもよくなってきたお。最近は本気でアメフト楽しくなってきたんだよな。」
岡部「ん、そ、そうか、いいことじゃないか」
まゆり「?」
岡部「ま、まぁほどほどにするんだな」
まゆり「どうしたの?オカリン……」
岡部「ん、ああ、なんでもない」
まゆり「あ、オカリンもしかして寂しいの?最近ダルくんあんまりラボ来ないから……」
岡部「違う!そんなんじゃないぞ!」
助手「ツンデレ乙」
スポーツマンで彼女持ちでモテモテでムキムキなダルさんなんて僕ぁ認めないよ
>>76
普通にダルの嫁で鈴羽の母だが
普通にダルの嫁で鈴羽の母だが
まゆり「そっかぁ……。まゆしぃは寂しいなあ。でもやっぱりダルくんにはアメフトを頑張って欲しいのです」
ダル「……」
岡部「ダ、ダルよ気にすることなどないぞ!狂気のマッドサイエンティストであるこの俺は来たる最終聖戦(ラグナロック)に備え最強の戦士を従える必要がある、その役目を果たせるのはお前しかいない!だからその調子で精進するがいい!!フゥーハッハッハッハ!!!」
助手「厨二乙。まったく素直じゃないんだから」
ダル「オカリン……実はそのことで話があって……」
岡部「ん、なんだ?」
ダル「……」
岡部「ダ、ダルよ気にすることなどないぞ!狂気のマッドサイエンティストであるこの俺は来たる最終聖戦(ラグナロック)に備え最強の戦士を従える必要がある、その役目を果たせるのはお前しかいない!だからその調子で精進するがいい!!フゥーハッハッハッハ!!!」
助手「厨二乙。まったく素直じゃないんだから」
ダル「オカリン……実はそのことで話があって……」
岡部「ん、なんだ?」
ダル「その……僕、ラボメンから抜けようと思う……」
岡部「なんだと?なぜだ?ラボに来れないことを気にしているなら気にしないで良いんだぞ?」
ダル「違うんだよオカリン……」
岡部「じゃあなんでだ?ちゃんと分かるように説明しろ」
ダル「アメフトで……アメリカの大学に留学が決まったんだお。それで……」
岡部「き、聞いてないぞそんなこと!!それに……だから抜けるって言うのか?籍だけでもおいとけばいいだろう?」
ダル「これは僕なりのけじめなんだお。だからもう……」
岡部「理由になってないぞ!!けじめってなんだよ!!」
ダル「もう決めたことだお……それに……みんなといるのは楽しいけど、今の僕にとってはアメフトが一番大切なんだお……」
岡部「くっ!ああわかったよ!!お望み通り今日限りでお前は除名だ!!もう二度と来なくていい!!アメリカにでもなんでも勝手に行けばいい!!」
助手「ちょっと岡部!!」
岡部「なんだと?なぜだ?ラボに来れないことを気にしているなら気にしないで良いんだぞ?」
ダル「違うんだよオカリン……」
岡部「じゃあなんでだ?ちゃんと分かるように説明しろ」
ダル「アメフトで……アメリカの大学に留学が決まったんだお。それで……」
岡部「き、聞いてないぞそんなこと!!それに……だから抜けるって言うのか?籍だけでもおいとけばいいだろう?」
ダル「これは僕なりのけじめなんだお。だからもう……」
岡部「理由になってないぞ!!けじめってなんだよ!!」
ダル「もう決めたことだお……それに……みんなといるのは楽しいけど、今の僕にとってはアメフトが一番大切なんだお……」
岡部「くっ!ああわかったよ!!お望み通り今日限りでお前は除名だ!!もう二度と来なくていい!!アメリカにでもなんでも勝手に行けばいい!!」
助手「ちょっと岡部!!」
ダル「ごめん……みんな……」バタン
まゆり「あ、ダルくんまって!!」
助手「何熱くなってんのよあんた!ほら、追いかけなさい、まだ間に合うから!」
岡部「……」
まゆり「オカリンはやく!!」
岡部「……」
助手「意地になってる場合じゃないでしょ!?今回のはどう見たってあんたに非があるわ」
岡部「……」
助手「はぁどんだけガキなのよ。信じらんない!!勝手にやってれば?」バタン
まゆり「あ、ダルくんまって!!」
助手「何熱くなってんのよあんた!ほら、追いかけなさい、まだ間に合うから!」
岡部「……」
まゆり「オカリンはやく!!」
岡部「……」
助手「意地になってる場合じゃないでしょ!?今回のはどう見たってあんたに非があるわ」
岡部「……」
助手「はぁどんだけガキなのよ。信じらんない!!勝手にやってれば?」バタン
まゆり「紅莉栖ちゃん!…………ねぇオカリン?まゆしぃはけじめとかよくわかんないけどね、ダルくんにはちゃんと考えがあったんじゃないかなって思うのです」
まゆり「だからオカリンはね、ちゃんとそれを聞いてあげるべきだと思うのです」
岡部「……」
まゆり「ね?オカリン?」
岡部「……まゆり」
まゆり「なぁに?オカリン」
岡部「ちょっと一人にさせてくれ」
まゆり「……うん……じゃあ明日ちゃんとダルくんに謝るんだよ?」
岡部「……」
まゆり「……じゃあ明日ね」バタン
岡部「…………」
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まゆり「だからオカリンはね、ちゃんとそれを聞いてあげるべきだと思うのです」
岡部「……」
まゆり「ね?オカリン?」
岡部「……まゆり」
まゆり「なぁに?オカリン」
岡部「ちょっと一人にさせてくれ」
まゆり「……うん……じゃあ明日ちゃんとダルくんに謝るんだよ?」
岡部「……」
まゆり「……じゃあ明日ね」バタン
岡部「…………」
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―――――――
助手「……」ガチャ
岡部「……ああ、助手か。どうした?ふ、忘れ物か?」
助手「ふざけないで。……あんたホントにこのままでいいの?」
岡部「……何がだ?」
助手「橋田の事に決まってるでしょ!?仲直りしないままでいるつもりなのかって聞いてるの!!」
岡部「……」
助手「なんとかいいなさいよ!!」
岡部「……なぁ」
助手「なに?」
岡部「お前このこと知ってたろ」
助手「あ……」
岡部「やっぱりな。あいつが留学を口にしたときすぐ分かったよ。ダルがいきなり英語を流暢に話せるようになったのはお前が教えたからだろう?」
助手「……そ、そうよ」
岡部「思った通りだ。それがな……なんだか悔しかったんだ……」
岡部「……ああ、助手か。どうした?ふ、忘れ物か?」
助手「ふざけないで。……あんたホントにこのままでいいの?」
岡部「……何がだ?」
助手「橋田の事に決まってるでしょ!?仲直りしないままでいるつもりなのかって聞いてるの!!」
岡部「……」
助手「なんとかいいなさいよ!!」
岡部「……なぁ」
助手「なに?」
岡部「お前このこと知ってたろ」
助手「あ……」
岡部「やっぱりな。あいつが留学を口にしたときすぐ分かったよ。ダルがいきなり英語を流暢に話せるようになったのはお前が教えたからだろう?」
助手「……そ、そうよ」
岡部「思った通りだ。それがな……なんだか悔しかったんだ……」
助手「……でもあれは……!」
岡部「いや、違う……そういう意味じゃないんだ」
助手「……どういうこと?」
岡部「結局俺は……ダルの力にはなれないのかってな」
助手「岡部……」
岡部「日を重ねるごとにあいつは完璧な人間になっていく……もともと頭はよかったしな。いつしか俺が出来ることはあいつはなんでもこなせるようになっていた」
助手「……」
岡部「いや、違う……そういう意味じゃないんだ」
助手「……どういうこと?」
岡部「結局俺は……ダルの力にはなれないのかってな」
助手「岡部……」
岡部「日を重ねるごとにあいつは完璧な人間になっていく……もともと頭はよかったしな。いつしか俺が出来ることはあいつはなんでもこなせるようになっていた」
助手「……」
岡部「今思えば俺はお前やダルに頼ってばかりだった。自分の目的のためにあいつの娘の存在を消したりもした。しかし……俺はダルに何も返せていない」
助手「……でもそれは別の橋田よ」
岡部「わかってる……でも一緒なんだ……俺にとっては……」
助手「じゃあこれから返していけばいい」
岡部「無理だよ……紅莉栖、NFLを見てきて少しは目が肥えてるんだろう?お前の目から見てダルはどうだ?おそらくだが、あいつはもう日本に帰ってくる気などないんじゃないのか?」
助手「……そうね。初めて2年そこらであれならはっきり言って天才よ。ネックだった英語ももう話せるし、十中八九向こうでプロになるでしょうね」
岡部「ふ……ほらな。あいつはもう俺とは違う世界の人間になろうとしてるんだ!!」
助手「はぁ、あんたってほんと馬鹿ね!!」
岡部「馬鹿とはなんだ!!」
助手「……でもそれは別の橋田よ」
岡部「わかってる……でも一緒なんだ……俺にとっては……」
助手「じゃあこれから返していけばいい」
岡部「無理だよ……紅莉栖、NFLを見てきて少しは目が肥えてるんだろう?お前の目から見てダルはどうだ?おそらくだが、あいつはもう日本に帰ってくる気などないんじゃないのか?」
助手「……そうね。初めて2年そこらであれならはっきり言って天才よ。ネックだった英語ももう話せるし、十中八九向こうでプロになるでしょうね」
岡部「ふ……ほらな。あいつはもう俺とは違う世界の人間になろうとしてるんだ!!」
助手「はぁ、あんたってほんと馬鹿ね!!」
岡部「馬鹿とはなんだ!!」
助手「じゃあ秘密にしろって言われたけど言うわ、橋田は全部知ってるわよ!?
あんたが橋田に負い目を感じていることも!!橋田ために影で必死にスポーツ医学について勉強してたことも全部!!
もちろんあのノートの事も知ってるわ!あの馬鹿みたいに丁寧にまとめられたやつよ、その理由だってたぶん気づいてる!!」
岡部「なっ……」
助手「あいつわざわざ私やまゆりに相談して来たんだから!!
オカリンがまた、今度は僕のせいで生き方を縛られてしまっていて申し訳ないって!!
あんたにはもう自由に生きて欲しいって!!」
岡部「……そんな」
助手「あんたのやり方は否定しない、あんたの葛藤だって理解できるわ!!
でもこれじゃあ自己完結させて逃げてるだけじゃない!!
結局、橋田のことなんてなにも考えてないのと一緒よ!!
あいつが今日、どんな気持ちでラボメン抜けるって言ったかわかる!?」
岡部「くっ……」
あんたが橋田に負い目を感じていることも!!橋田ために影で必死にスポーツ医学について勉強してたことも全部!!
もちろんあのノートの事も知ってるわ!あの馬鹿みたいに丁寧にまとめられたやつよ、その理由だってたぶん気づいてる!!」
岡部「なっ……」
助手「あいつわざわざ私やまゆりに相談して来たんだから!!
オカリンがまた、今度は僕のせいで生き方を縛られてしまっていて申し訳ないって!!
あんたにはもう自由に生きて欲しいって!!」
岡部「……そんな」
助手「あんたのやり方は否定しない、あんたの葛藤だって理解できるわ!!
でもこれじゃあ自己完結させて逃げてるだけじゃない!!
結局、橋田のことなんてなにも考えてないのと一緒よ!!
あいつが今日、どんな気持ちでラボメン抜けるって言ったかわかる!?」
岡部「くっ……」
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