私的良スレ書庫
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元スレ岡部「ラボから追い出された……」
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>>1頑張ってくれ
ベッドで横になりながら応援してるぞ!
ベッドで横になりながら応援してるぞ!
岡部「それでだ、やっと収入がある程度溜まったのでな、安い賃貸ではあるがそこに引っ越すことになった」
鈴羽「はっとホームレス生活から解放されるんだね……」
紅莉栖「ちょちょちょちょっと!? あんたたち、まさかずっと家無しで生活してきたんじゃ……」
岡部「冷えてくると流石にきつかったな」
鈴羽「君の体温が暖かかったから大丈夫だよ」
紅莉栖「……そ、そんな」
岡部「さてと、俺たちはそろそろ帰らねばならない」
紅莉栖「そ、そうだ岡部!! あんた、ラボには帰ってくるよね!?」
紅莉栖「まゆりも橋田も、漆原さんもフェイリスさんも桐生さんも……そ、その……私だって心配してずっと待ってたんだからっ!!」
岡部「そうだな。確かにそうだ、心配をかけっぱなしというのも悪い」
紅莉栖「岡部!」
岡部「しかし、今はこいつと……鈴羽と離れるわけにはいかない」
クリスざまぁw
いつぞやの、ダルクリの岡部の気持ちを思い知ってください
いつぞやの、ダルクリの岡部の気持ちを思い知ってください
紅莉栖「岡部?」
岡部「改めて紹介しよう、俺の新しい家族であり、恋人のバイト戦士こと、阿万音鈴羽だ!」
鈴羽「あはは、ちょっと照れるね」
紅莉栖「」
岡部「どうしたのだ助手よ」
紅莉栖「送らなくちゃ、Dメール送らなくちゃ……」
鈴羽「それなら無理だよ? だって店長、私の退職金として42型ブラウン管テレビを倍脚してくれたもん」
紅莉栖「なんですとぉ!? というか、あの店長がそんなことを!?」
鈴羽「なんかさ、これくらいしか恩返しができませんが、っていきなり丁寧な口調になってさぁ」
紅莉栖「詰んだ。もうこれは確実に詰んでる……」
岡部「ラボから追い出された結果だ」
紅莉栖「ああああああ!!! プリンくらいどうして許してやれなかった私はーーーーー!!!!」
鈴羽「岡部倫太郎、そろそろ行こうよ」
岡部「そうだな」
紅莉栖「……ふん、せいぜい末永く爆発し続ければいいのよ!!!」
岡部「お、おいなんかやけっぱちになっていないか?」
紅莉栖「ふんだ、今日はまゆり達とパーティーよ!! 失恋ハートブレイクパーティーなんだから!!」
岡部「失恋失恋パーティー?」
鈴羽「相乗効果によって、大失恋ってことじゃないかな?」
岡部「まったく、誰にふられたと言うのか」
鈴羽「……君のそういうところ、怖いよ」
紅莉栖「岡部のばかーーーーーーーーーーー!!!!ダダダ
岡部「……行ってしまった」
岡部「さてと、では本当に帰るとするか」
鈴羽「うん、そうだね! これからもよろしく!」
fin
この紅莉栖さんはタイムマシンを開発して世界はあれになりましたオチしか見えない
おまけ
口説き
鈴羽「もう半月になるけど」
岡部「うむ、少し髪の毛が伸びてきてしまったな」
鈴羽「そうだね」
岡部「バイト戦士も髪の毛が伸びたのではないか?」
鈴羽「んー、どうだろう。自分ではわかんないや」
岡部「ふむ、どれどれ」ナデナデ
鈴羽「ちょ、ちょっと君!?」
岡部「お前と俺は同じ条件のはずなのに、どうしてお前の方が髪の毛がさらさらなのだろうな」
鈴羽「し、知らないよっ! 恥ずかしいから、そろそろ止めて欲めて!」
口説き
鈴羽「もう半月になるけど」
岡部「うむ、少し髪の毛が伸びてきてしまったな」
鈴羽「そうだね」
岡部「バイト戦士も髪の毛が伸びたのではないか?」
鈴羽「んー、どうだろう。自分ではわかんないや」
岡部「ふむ、どれどれ」ナデナデ
鈴羽「ちょ、ちょっと君!?」
岡部「お前と俺は同じ条件のはずなのに、どうしてお前の方が髪の毛がさらさらなのだろうな」
鈴羽「し、知らないよっ! 恥ずかしいから、そろそろ止めて欲めて!」
岡部「それでは俺は少し出掛けてくる」
鈴羽「もしかしてバイト? 別にいいじゃん、あたしが頑張るからさ」
岡部「それでブラウン管工房をやめて日給手取りがもらえる工事作業のバイトをしているのだろう」
鈴羽「そうだけど? 何かへんかな」
岡部「同じ家族として、共に頑張るべきではないか。確かに俺には体力がない。しかし、それでも派遣をして頑張ることができる」
鈴羽「って言っても、毎朝早いし、毎晩遅いじゃんか」
岡部「それはお前もいっしょだろ!?」
鈴羽「なにさ、あたしはあたしなりに頑張ってるってのに酷くない!?」
岡部「だからお前だけを頑張らせるのではなくてだな?」
鈴羽「なんでさ!! いっしょにいる時間を作ってくれてもいいと思う!!」
岡部「しかし、鈴羽……お前も毎朝と毎晩、大変ではないか。それこそいっしょに居られる時間が少ない」
鈴羽「そんなことない!!」
岡部「……少しお互い頭を冷やそう」
鈴羽「ねぇ、家から出て行くとかしないで」
岡部「そんなことはしない! とにかく、俺は派遣だから行ってくる」
鈴羽「……うん、いってらっしゃい」
タイフウノセッキンガチカヅイテイマス
チュウイシマショウ
俺も今シュタゲのSS書きため中だが、鈴羽可愛いな
鈴羽SS書きたくなってきた
鈴羽SS書きたくなってきた
――
―
岡部「ふぅ、今日も疲れたな……っと、風が出てきている。風が余計なものを運びこんできそうだ」
――
―
鈴羽「今日は台風の影響でバイトが休み。……この家、大丈夫かなぁ」
―
岡部「ふぅ、今日も疲れたな……っと、風が出てきている。風が余計なものを運びこんできそうだ」
――
―
鈴羽「今日は台風の影響でバイトが休み。……この家、大丈夫かなぁ」
ビュービュー
鈴羽「ちょっと風が強すぎる気がする……」
バサバサバサ
ザーザー
鈴羽「え!? うそ、そんな……雨が風に乗ってくるなんてっ!?」
鈴羽「だめ、だめ!! ダンボールは雨に弱いんだ、だから濡らしたらっ!!!」
鈴羽「ちょっと風が強すぎる気がする……」
バサバサバサ
ザーザー
鈴羽「え!? うそ、そんな……雨が風に乗ってくるなんてっ!?」
鈴羽「だめ、だめ!! ダンボールは雨に弱いんだ、だから濡らしたらっ!!!」
鈴羽「あ、崩れる!! 壁が飛ばされる!!」
鈴羽「そんな、待って!! 屋根が、屋根が……」
鈴羽「やめて、やめて……これ以上壊さないで……」
鈴羽「想い出が、岡部倫太郎と過ごした家が……待って、飛んで行かないで!!」
鈴羽「あ、あはは……ほとんど全壊……」
鈴羽「でも、それでも岡部倫太郎の私物は守ってみせるから!!」
―――
――
岡部「……」
鈴羽「おかえり……ごめん、家、壊れちゃった」
岡部「なんだよこれ……」
一気に読んだよ
すずちゃんかわいい
すずちゃんにはずっと幸せになってほしい
すずちゃんかわいい
すずちゃんにはずっと幸せになってほしい
鈴羽「えと、ごめん!!」
岡部「そういうことじゃない!!! 傷だらけではないか!!」
鈴羽「そういえば色んな物が飛んできたからね、全部を避けるのはできなかったんだよね」
岡部「……いいか、家以上に…家族のお前が傷つくほうが俺は嫌だ」
鈴羽「え?」
岡部「バイト戦士よ……いや、鈴羽、お前も一人の少女ということを忘れるな」ダキ
鈴羽「……ごめん、ごめんね岡部倫太郎。あたし、精一杯頑張ったんだけどね……ごめん…」グス
岡部「今は泣いていい、そういう時だ」
鈴羽「……ん、うん……ううう」ヒック
―――
――
岡部「それにしても、綺麗に無くなったな」
鈴羽「ごめん……」シュン
岡部「いいや、俺の事物や貴重品を死守したのは良いことだ。お前は何も失敗していない」
鈴羽「……うん!」
岡部「しかし、今日だけはどこで眠ろう。せめて風がしのげれば」
鈴羽「ね、ねぇ。そこのタコみたいな遊具の中とかどうかな?」
岡部「少し狭そうだが、ふむ……あれだけ大きければ大丈夫かもしれぬな」
鈴羽「そうだね!」
――
岡部「それにしても、綺麗に無くなったな」
鈴羽「ごめん……」シュン
岡部「いいや、俺の事物や貴重品を死守したのは良いことだ。お前は何も失敗していない」
鈴羽「……うん!」
岡部「しかし、今日だけはどこで眠ろう。せめて風がしのげれば」
鈴羽「ね、ねぇ。そこのタコみたいな遊具の中とかどうかな?」
岡部「少し狭そうだが、ふむ……あれだけ大きければ大丈夫かもしれぬな」
鈴羽「そうだね!」
鈴羽「とは言ったもの」
岡部「やはり狭いことには変わりがないな」
鈴羽「……ハックチュ!」
岡部「なんだ? くしゃみか?」
鈴羽「え、えへへ。ちょっと濡れちゃったから……」
岡部「……鈴羽、濡れた服を脱いだ方がいい」
鈴羽「え!? でも、それってあれだよね……」
岡部「風邪を引いたらもっと最悪だ。だから脱いだ方がいい」
鈴羽「……でも」
岡部「俺では役が立たないと思うが、俺の体温でお前を温めてやろう」
鈴羽「……わ、わかったよ岡部倫太郎」
鈴羽「そのさ……脱いだけど…」
岡部「寒くはないか?」
鈴羽「少し……」
岡部「……大丈夫だ、見えていないから安心しろ」
鈴羽「そういう問題じゃ!」
岡部「……」ダキ
鈴羽「ひぅ!? お、岡部倫太郎!?」
岡部「これで少しは暖かいか?」
鈴羽「え?……うんと、その……うん、暖かいよ。君のぬくもりを感じる」
岡部「それならばよかった」
鈴羽「なんだろう、外はまだ台風で騒がしいのに……こんなにも穏やかになれている」
岡部「……」
鈴羽「あはは、こういう時に言うのもなんだけどさ。好きだよ岡部倫太郎」
鈴羽「あたしのためにいつも優しくしてくれた君が好き」
鈴羽「あたしのために本気になってくれる君が好き」
鈴羽「あたしのことを理解してくれようとする君が、大好きだ」
岡部「……」
鈴羽「もしできることならさ、君だけのあたしになりたい。あたしだけの君になって欲しいと思う」
岡部「……」
鈴羽「……」
岡部「俺は、この生活を過ごしていく中でお前の直向きさや真っ直ぐなところを知った」
岡部「お前が生きる努力をしていることや、たった一人で過ごしてきた不安を知った」
岡部「お前の作る料理にはいつも驚かされてきた。それを食べるのが幸せなのだ」
岡部「気付けば、お前とは離れられない自分に気付いた」
岡部「きっと俺も、お前が好きだ鈴羽」
鈴羽「へへ、えへへ。なんでかな、家が壊れて悲しいはずなのに、なんだか今はとっても嬉しいや」
岡部「……鈴羽」
鈴羽「ねぇ岡部倫太郎。キスして欲しい」
岡部「……ああ」
チュ
鈴羽「これからも、いっしょだよ?」
岡部「もちろんだとも、決して離したりはしないから覚悟しておくのだな!」
fin
これでグランドフィナーレだ!!!!!!
自分の中では最後までちゃんと書けた気がする!!!
投げっぱなしにせずに、岡部と鈴羽がくっついた理由も書けた気がする!!!!
というかそういうことにしておいてくらさい、いやホント、がちで
読み手も少ないと思うけど、お付き合いして頂いて本当にありがとうだったんだぜ><
自分の中では最後までちゃんと書けた気がする!!!
投げっぱなしにせずに、岡部と鈴羽がくっついた理由も書けた気がする!!!!
というかそういうことにしておいてくらさい、いやホント、がちで
読み手も少ないと思うけど、お付き合いして頂いて本当にありがとうだったんだぜ><
>>245
乙乙
乙乙
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