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元スレほむら「私に足りなかったのは……」
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ズルッ…
マミ「あっ……」
マミ「……っ!?」
マミ「わ、わたし……」
ほむら「大丈夫よ、今は私の魔法を使っているから」
マミ「じ、時間……停止……?」
ほむら「そうね……私と、私が触れている人だけは時間は止まらないわ……」
マミ「あ、ありが……と……っ!?」ズンッ
ほむら「っ!? な、なん……なの……これ…」ズズン
マミ「な、なに……この……映像……記憶……?」
マミ「あっ……」
マミ「……っ!?」
マミ「わ、わたし……」
ほむら「大丈夫よ、今は私の魔法を使っているから」
マミ「じ、時間……停止……?」
ほむら「そうね……私と、私が触れている人だけは時間は止まらないわ……」
マミ「あ、ありが……と……っ!?」ズンッ
ほむら「っ!? な、なん……なの……これ…」ズズン
マミ「な、なに……この……映像……記憶……?」
『暁美……ほむら……です、どうか……よ、よろしく、お願いします……』
マミ「暁美……さん……?」
『クラスの皆には内緒だよ!』
『暁美さん、今よ!』
マミ「これは……鹿目さん……に……私……?」
『みんな、キュゥべえに騙されてる……!』
マミ「キュゥべえ……?……騙……す……?」
『私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい』
マミ「……っ……これ……は……」
マミ「暁美……さん……?」
『クラスの皆には内緒だよ!』
『暁美さん、今よ!』
マミ「これは……鹿目さん……に……私……?」
『みんな、キュゥべえに騙されてる……!』
マミ「キュゥべえ……?……騙……す……?」
『私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい』
マミ「……っ……これ……は……」
カチッ
ほむら「……はぁ……はぁ……っ」
マミ「い、今の……は……?」
ほむら「……話はあとよ……まどか、さやか、巴マミを見ていて頂戴、出来る限りリラックスさせておいて……」
まどか「う、うん……」
さやか「一瞬の間に一体何があったってのよ・・・とにかく今はマミさんの傍に居ることが重要か……」
ほむら「お願いね……魔女は私が片付けるわ」
タンッ…
ドンッ ドンッ
ドォンドンドォォン!
ほむら「……」
ほむら「……はぁ……はぁ……っ」
マミ「い、今の……は……?」
ほむら「……話はあとよ……まどか、さやか、巴マミを見ていて頂戴、出来る限りリラックスさせておいて……」
まどか「う、うん……」
さやか「一瞬の間に一体何があったってのよ・・・とにかく今はマミさんの傍に居ることが重要か……」
ほむら「お願いね……魔女は私が片付けるわ」
タンッ…
ドンッ ドンッ
ドォンドンドォォン!
ほむら「……」
―マミホーム―
まどか「マミさん、大丈夫ですか……?」
マミ「え、えぇ……少し楽になったわ……ありがとう、鹿目さん、美樹さん」
ほむら「……まどか、さやか……あなたたちは先に帰ってもらえるかしら……」
ほむら「2人きりで話したいことがあるの……」
まどか「……さっきのこと……?」
ほむら「えぇ……ごめんなさいね……」
さやか「……そっか、よし、帰ろう、まどか」
まどか「……そうだね、またね、ほむらちゃん、マミさん……」
ガチャン
ほむら「……さっきのことだけれど……」
マミ「そうね……」
まどか「マミさん、大丈夫ですか……?」
マミ「え、えぇ……少し楽になったわ……ありがとう、鹿目さん、美樹さん」
ほむら「……まどか、さやか……あなたたちは先に帰ってもらえるかしら……」
ほむら「2人きりで話したいことがあるの……」
まどか「……さっきのこと……?」
ほむら「えぇ……ごめんなさいね……」
さやか「……そっか、よし、帰ろう、まどか」
まどか「……そうだね、またね、ほむらちゃん、マミさん……」
ガチャン
ほむら「……さっきのことだけれど……」
マミ「そうね……」
ほむら「私が時間を止めている間に起こったこと、あれは一体……」
マミ「……正直とても言い難いことなのだけれど……」
マミ「……あなたの記憶が私の中に流れ込んできたわ……」
ほむら「……っ!」
マミ「今の私はあなたが今までしてきたことがわかる……それに魔法少女の真実も知ってしまった……」
ほむら「!? ま、まさか!?」
マミ「……大丈夫よ……半ば放心状態で記憶が流れ込んできたせいか、衝撃は少なかったわ……それでもかなりのものがあったけれど……」
マミ「きっと私があのまま魔女を倒していて、その後であなたの記憶が流れ込んできたら……魔女化していたわ……」
ほむら「……ごめんなさい……」
マミ「あなたが謝る必要なんて無いのよ……むしろ、私のほうが謝らないといけないわ……」
ほむら「……でも、この時間軸のあなたは全く関係無いのに……」
マミ「このことを知ってしまった以上、どの時間軸の私かなんて関係ないわ……ごめんなさい……」
マミ「……正直とても言い難いことなのだけれど……」
マミ「……あなたの記憶が私の中に流れ込んできたわ……」
ほむら「……っ!」
マミ「今の私はあなたが今までしてきたことがわかる……それに魔法少女の真実も知ってしまった……」
ほむら「!? ま、まさか!?」
マミ「……大丈夫よ……半ば放心状態で記憶が流れ込んできたせいか、衝撃は少なかったわ……それでもかなりのものがあったけれど……」
マミ「きっと私があのまま魔女を倒していて、その後であなたの記憶が流れ込んできたら……魔女化していたわ……」
ほむら「……ごめんなさい……」
マミ「あなたが謝る必要なんて無いのよ……むしろ、私のほうが謝らないといけないわ……」
ほむら「……でも、この時間軸のあなたは全く関係無いのに……」
マミ「このことを知ってしまった以上、どの時間軸の私かなんて関係ないわ……ごめんなさい……」
マミ「……あなたは誰よりも過酷な道を選んでしまった……」
マミ「記憶だけでも、その道の険しさがわかる……私だったらきっとすぐに立ち止まっていた……」
マミ「……あなたはまだこの道を歩み続けるの?」
ほむら「……私は、絶対に諦めたりしない……必ずまどかを救ってみせる……!」
マミ「そう……なら、私も全力で協力するわ……!」
ほむら「……っ! 本当に……?」
マミ「えぇ……」
マミ「きっと、あなたの願った未来が実現することで、私の新しい願いも実現するんだろうって……」
ほむら「新しい願い……?」
マミ「ふふっ、今思いついたばかりなんだけれどね」
マミ「……皆で少しでも長く、楽しく平和で居られること……」
マミ「記憶だけでも、その道の険しさがわかる……私だったらきっとすぐに立ち止まっていた……」
マミ「……あなたはまだこの道を歩み続けるの?」
ほむら「……私は、絶対に諦めたりしない……必ずまどかを救ってみせる……!」
マミ「そう……なら、私も全力で協力するわ……!」
ほむら「……っ! 本当に……?」
マミ「えぇ……」
マミ「きっと、あなたの願った未来が実現することで、私の新しい願いも実現するんだろうって……」
ほむら「新しい願い……?」
マミ「ふふっ、今思いついたばかりなんだけれどね」
マミ「……皆で少しでも長く、楽しく平和で居られること……」
マミ「ありきたりな願いかもしれないけれど、きっとそういう願いこそ、中々叶わないものなのかもしれないわね」
ほむら「……そうかもしれないわね……」
マミ「……これからの戦いはあなた独りじゃない……私も付いて行くわ」
ほむら「ありがとう……本当に……」
マミ「困難は付きまとうだろうけど、それでも希望を信じて……」
ほむら「先に進んでいきましょう……!」
―翌日―
マミ「おはよう、みんな」
ほむら「巴マミ……」
まどか「あっ、マミさん! だ、大丈夫なんですか……?」
マミ「心配してくれてありがとう、でも、もう大丈夫よ」
さやか「よ、よかったぁ……」
マミ「ごめんなさいね、私が不甲斐ない姿を見せたばっかりに……」
まどか「……そんなことないですよ……マミさんは格好よかったです…!」
マミ「……ありがとう、それでね、二人とも」
マミ「魔女退治に付き合ってもらうのはもう終わりにしましょう」
さやか「そ、それって……あたしたちが居たのが……」
マミ「そういうわけじゃないのよ、むしろ昨日みたいにあなたたちを危険な目に合わせるのはもうやめようって」
ほむら「私たちで相談して決めたのよ」
マミ「おはよう、みんな」
ほむら「巴マミ……」
まどか「あっ、マミさん! だ、大丈夫なんですか……?」
マミ「心配してくれてありがとう、でも、もう大丈夫よ」
さやか「よ、よかったぁ……」
マミ「ごめんなさいね、私が不甲斐ない姿を見せたばっかりに……」
まどか「……そんなことないですよ……マミさんは格好よかったです…!」
マミ「……ありがとう、それでね、二人とも」
マミ「魔女退治に付き合ってもらうのはもう終わりにしましょう」
さやか「そ、それって……あたしたちが居たのが……」
マミ「そういうわけじゃないのよ、むしろ昨日みたいにあなたたちを危険な目に合わせるのはもうやめようって」
ほむら「私たちで相談して決めたのよ」
マミ「私があなたたちを誘わなかったら、こんなことにはならなかったはず・・・」
マミ「だから、本当にごめんなさい……」
まどか「そ、そんな、マミさんが謝ることなんて……」
さやか「そうですよ!あたしたちが優柔不断なとこもあって……」
マミ「……それでね」
まどさや「?」
マミ「良ければなんだけど……これからも私とお茶したりお喋りしたりしてくれないかしら……?」
まどか「……もちろんですよ! もうわたしたちはマミさんと友達なんですから!」
さやか「そうですよ!」
マミ「……ありがとう」グスッ
ほむら「(良かったわね……本当に)」
マミ「だから、本当にごめんなさい……」
まどか「そ、そんな、マミさんが謝ることなんて……」
さやか「そうですよ!あたしたちが優柔不断なとこもあって……」
マミ「……それでね」
まどさや「?」
マミ「良ければなんだけど……これからも私とお茶したりお喋りしたりしてくれないかしら……?」
まどか「……もちろんですよ! もうわたしたちはマミさんと友達なんですから!」
さやか「そうですよ!」
マミ「……ありがとう」グスッ
ほむら「(良かったわね……本当に)」
キュゥべえ「それで、鹿目まどかと美樹さやかは魔法少女になるのは諦めるのかい?」
まどか「……うん」
さやか「あたしはまだよくわからないけど……こんな中途半端な気持ちじゃダメってわかったからさ」
キュゥべえ「そうかい……君たちの気持ちはわかったよ」
キュゥべえ「お別れだね、僕はまた、僕との契約を必要としている子を探しにいかないと」
キュゥべえ「君たちと居た時間は短かったけど楽しかったよ」タッ
まどか「これで良かったんだよね」
さやか「うん……きっとね……」
まどか「……うん」
さやか「あたしはまだよくわからないけど……こんな中途半端な気持ちじゃダメってわかったからさ」
キュゥべえ「そうかい……君たちの気持ちはわかったよ」
キュゥべえ「お別れだね、僕はまた、僕との契約を必要としている子を探しにいかないと」
キュゥべえ「君たちと居た時間は短かったけど楽しかったよ」タッ
まどか「これで良かったんだよね」
さやか「うん……きっとね……」
ほむら「……ちゃんと断ってくれたみたいね」
マミ「そうね、あなたが今まで見てきたことが無かったら、私は契約を勧めていたかもしれないわ」
マミ「でも、あの子たちにあのような運命を辿らせるわけにはいかないものね」
ほむら「……そうね」
マミ「美樹さんのことがちょっと気懸かりだけど……信じるしかないわね」
ほむら「……佐倉杏子に会いに行きましょう、ちょっと遠出になるけれど、きっと力になってくれるはず」
キュゥべえ「せっかく鹿目まどかと接触できたというのに、ハッキリと断られてしまうとはね……」
キュゥべえ「しかし、美樹さやかはまだ決心が揺らいでいるようだった」
キュゥべえ「ここから攻めていけば、いずれは鹿目まどかを堕とすことも不可能ではないはずだ」
キュゥべえ「……こんな特上のエネルギー源を見逃すなんて、僕にはとても考えられないね」
キュゥべえ「さて……」
キュゥべえ「美樹さやかとすぐに接触できる状態にいつも居ることにしよう」
キュゥべえ「チャンスはすぐにやってくるはずだ」
キュゥべえ「……絶対に逃がさないよ……鹿目まどか……」
キュゥべえ「しかし、美樹さやかはまだ決心が揺らいでいるようだった」
キュゥべえ「ここから攻めていけば、いずれは鹿目まどかを堕とすことも不可能ではないはずだ」
キュゥべえ「……こんな特上のエネルギー源を見逃すなんて、僕にはとても考えられないね」
キュゥべえ「さて……」
キュゥべえ「美樹さやかとすぐに接触できる状態にいつも居ることにしよう」
キュゥべえ「チャンスはすぐにやってくるはずだ」
キュゥべえ「……絶対に逃がさないよ……鹿目まどか……」
―放課後―
まどか「どうしたの、さやかちゃん……?」
さやか「……いや、なんでもないよ」
まどか「……契約しなかったこと後悔してるの?」
さやか「そんなわけ……ないよ……」
まどか「だったらいいんだけど……」
さやか「……あっ、ちょっと病院寄っていくからさ、じゃ、またね!」タッ
まどか「さ、さやかちゃん……」
まどか「……一体どうすれば……ってあれ?」
まどか「仁美ちゃん……?」
まどか「どうしたの、さやかちゃん……?」
さやか「……いや、なんでもないよ」
まどか「……契約しなかったこと後悔してるの?」
さやか「そんなわけ……ないよ……」
まどか「だったらいいんだけど……」
さやか「……あっ、ちょっと病院寄っていくからさ、じゃ、またね!」タッ
まどか「さ、さやかちゃん……」
まどか「……一体どうすれば……ってあれ?」
まどか「仁美ちゃん……?」
―病院―
さやか「はぁ……ちょっと無理に逃げちゃったかなぁ……」
さやか「……後悔してないってのは嘘になっちゃうかな」
さやか「こんなチャンス、きっと2度とこないだろうし……」
さやか「でもなぁ……」
さやか「……とりあえず恭介に会っていこう……」
さやか「はぁ……ちょっと無理に逃げちゃったかなぁ……」
さやか「……後悔してないってのは嘘になっちゃうかな」
さやか「こんなチャンス、きっと2度とこないだろうし……」
さやか「でもなぁ……」
さやか「……とりあえず恭介に会っていこう……」
―病室―
恭介「……さやか、か……丁度いいとこに来たね」
さやか「どうしたの、恭介?」
恭介「実は君に言いたいことがあってね」
さやか「な、何かな?」
恭介「……さやかはさ、僕を虐めているのかい?」
さやか「えっ?」
恭介「僕が弾けもしない曲をいくつも聴かせてきて、嫌がらせのつもりなのか?」
さやか「そ、そんなつもりなんてないよ! それに、まだ弾けないなんて決まったわけじゃ……」
恭介「無理なんだよ、先生から直接言われたよ、今の医学じゃ無理だって」
恭介「それこそ、奇跡か、魔法でもない限り治らないんだよ……」
恭介「……さやか、か……丁度いいとこに来たね」
さやか「どうしたの、恭介?」
恭介「実は君に言いたいことがあってね」
さやか「な、何かな?」
恭介「……さやかはさ、僕を虐めているのかい?」
さやか「えっ?」
恭介「僕が弾けもしない曲をいくつも聴かせてきて、嫌がらせのつもりなのか?」
さやか「そ、そんなつもりなんてないよ! それに、まだ弾けないなんて決まったわけじゃ……」
恭介「無理なんだよ、先生から直接言われたよ、今の医学じゃ無理だって」
恭介「それこそ、奇跡か、魔法でもない限り治らないんだよ……」
さやか「……大丈夫だよ、恭介」
恭介「何が大丈夫なんだよ……」
さやか「恭介の腕は絶対に治るよ。あたしが保障する」
恭介「ふざけたことを言うな!」
さやか「……さっき言ったよね、奇跡か魔法でもないと治らないって」
恭介「あぁそうだよ! でも、そんな奇跡なんて起こるわけが無いんだ……!」
さやか「起こっちゃうんだよ……だってね……」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
キュゥべぇ『どうやら願い事が決まったようだね』ニヤァ
恭介「何が大丈夫なんだよ……」
さやか「恭介の腕は絶対に治るよ。あたしが保障する」
恭介「ふざけたことを言うな!」
さやか「……さっき言ったよね、奇跡か魔法でもないと治らないって」
恭介「あぁそうだよ! でも、そんな奇跡なんて起こるわけが無いんだ……!」
さやか「起こっちゃうんだよ……だってね……」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
キュゥべぇ『どうやら願い事が決まったようだね』ニヤァ
まどか「仁美ちゃーん!」
仁美「あら鹿目さん、御機嫌よう」
まどか「今日はお稽古事があったんじゃないの?それにどこいこうとしてるの?」
仁美「お稽古なんてどうでもいいのですよ。それと、これから行く場所は、ここよりもずっといい場所ですわ」
まどか「……(様子が変だ……これって……?)」
仁美「そうだ、鹿目さんもぜひご一緒に、いい場所に行きましょう」
まどか「(……?……これは……!急いでマミさんに連絡を!)」ピッ
仁美「あら鹿目さん、御機嫌よう」
まどか「今日はお稽古事があったんじゃないの?それにどこいこうとしてるの?」
仁美「お稽古なんてどうでもいいのですよ。それと、これから行く場所は、ここよりもずっといい場所ですわ」
まどか「……(様子が変だ……これって……?)」
仁美「そうだ、鹿目さんもぜひご一緒に、いい場所に行きましょう」
まどか「(……?……これは……!急いでマミさんに連絡を!)」ピッ
まどか『……もしもし!マミさん!』
マミ『どうしたの?鹿目さん、慌てて……』
まどか『わたしの友達に魔女の口づけがついてて……!』
マミ『!? 大雑把な場所でいいから教えてくれる?』
まどか『えっと……この先はたぶん倉庫街……?』
マミ『わかった、すぐに行くわ!』
まどか『お願いします!』
ピッ
仁美「どうかしましたの?急に電話なんて……」
まどか「な、なんでもないよ」
仁美「そうですか。では行きましょう、鹿目さん」
マミ『どうしたの?鹿目さん、慌てて……』
まどか『わたしの友達に魔女の口づけがついてて……!』
マミ『!? 大雑把な場所でいいから教えてくれる?』
まどか『えっと……この先はたぶん倉庫街……?』
マミ『わかった、すぐに行くわ!』
まどか『お願いします!』
ピッ
仁美「どうかしましたの?急に電話なんて……」
まどか「な、なんでもないよ」
仁美「そうですか。では行きましょう、鹿目さん」
―隣市―
ほむら「……結局見つからなかったわね」
マミ「そうね、でも今はそれどころでは無いみたいよ」
ほむら「わかっているわ」
マミ「急いで見滝原に戻るわよ!」ダッ
『……巴マミ……それともう一人のアイツは一体……?』
ほむら「……結局見つからなかったわね」
マミ「そうね、でも今はそれどころでは無いみたいよ」
ほむら「わかっているわ」
マミ「急いで見滝原に戻るわよ!」ダッ
『……巴マミ……それともう一人のアイツは一体……?』
―倉庫―
仁美「これから素晴らしい世界に旅立つための、神聖な儀式を行いますのよ」
まどか「そ、それはダメっ!」
仁美「邪魔をしてはいけませんわよ」ガシッ
まどか「……っ!放してっ!」バッ
まどか「ええいっ!」ガシャン
仁美「……なにをするんですの?」
まどか「!」ダッ バタン
まどか「……!?」
カタカタカタ ケラケラケラ
まどか「これって……いやっ……!」
まどか「は、早くきて……マミさん……ほむらちゃん……!」
『でやああああああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!!』
仁美「これから素晴らしい世界に旅立つための、神聖な儀式を行いますのよ」
まどか「そ、それはダメっ!」
仁美「邪魔をしてはいけませんわよ」ガシッ
まどか「……っ!放してっ!」バッ
まどか「ええいっ!」ガシャン
仁美「……なにをするんですの?」
まどか「!」ダッ バタン
まどか「……!?」
カタカタカタ ケラケラケラ
まどか「これって……いやっ……!」
まどか「は、早くきて……マミさん……ほむらちゃん……!」
『でやああああああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!!』
『これで、とどめだぁ!!!』
ザンッ!!
『いやー、ゴメンゴメン、危機一髪ってとこだったね』
まどか「さ、さやかちゃん……その格好……」
さやか「あー、なんていうの?色々あったのよ、あたしの中で」
まどか「で、でも……」
さやか「大丈夫だって、後悔してないからさ!」
まどか「さやかちゃん……」
ザンッ!!
『いやー、ゴメンゴメン、危機一髪ってとこだったね』
まどか「さ、さやかちゃん……その格好……」
さやか「あー、なんていうの?色々あったのよ、あたしの中で」
まどか「で、でも……」
さやか「大丈夫だって、後悔してないからさ!」
まどか「さやかちゃん……」
マミ「魔女の結界が消えた……?」
ほむら「どうして……?」
さやか「あっ、マミさん!ほむら!」
マミほむ「!?」
マミ「み、美樹さん、その格好……」
ほむら「……っ」
さやか「あたしも今日から、魔法少女ですよ」
ほむら「どうして……?」
さやか「あっ、マミさん!ほむら!」
マミほむ「!?」
マミ「み、美樹さん、その格好……」
ほむら「……っ」
さやか「あたしも今日から、魔法少女ですよ」
さやか「本当に、どんな願いでも叶うんだよね?」
キュゥべえ「もちろんさ」
キュゥべえ「君の願いは本当にそれでいいのかい?」
さやか「うん、やって」
キュゥべえ「契約は成立だ、さぁ、受け取るといい、それが君の運命だ」
さやか「これが、ソウルジェム……」
キュゥべえ「これから辛いこともたくさんあるかもしれないけど、健闘を祈ってるよ」
さやか「ありがとう、それじゃ」タッ
キュゥべえ「頑張って絶望に向かって突き進んでくれ、美樹さやか」
―翌日、放課後―
マミ「……どうして魔法少女になろうと思ったの?」
さやか「それは、叶えたい願いがあったからですよ」
マミ「そうよね……美樹さんはその願いで契約して良かったと思ってる?」
さやか「そりゃ当然ですよ、良いと思わなかったら契約なんてしませんし」
ほむら「……本当はあなたに契約してほしくなかった……!」ボソッ
さやか「なんかいった? ほむら」
ほむら「……なんでも無いわ。あなたがそれで後悔しないのならそれでいいの」
ほむら「本当に後悔しないのなら……」
さやか「……?」
さやか「……あー、ちょっと行くとこあるからさ、んじゃね!」タッ
マミ「……暁美さん、まだ決まってないわよ」
ほむら「……そうね、最善を尽くすわ」
マミ「……どうして魔法少女になろうと思ったの?」
さやか「それは、叶えたい願いがあったからですよ」
マミ「そうよね……美樹さんはその願いで契約して良かったと思ってる?」
さやか「そりゃ当然ですよ、良いと思わなかったら契約なんてしませんし」
ほむら「……本当はあなたに契約してほしくなかった……!」ボソッ
さやか「なんかいった? ほむら」
ほむら「……なんでも無いわ。あなたがそれで後悔しないのならそれでいいの」
ほむら「本当に後悔しないのなら……」
さやか「……?」
さやか「……あー、ちょっと行くとこあるからさ、んじゃね!」タッ
マミ「……暁美さん、まだ決まってないわよ」
ほむら「……そうね、最善を尽くすわ」
―病室―
さやか「……そっか、退院はまだなんだ……」
恭介「うん、まだ足のリハビリが済んでいないしね」
恭介「……さやかの言った通り、本当に奇跡だよね、これ」
恭介「……この前はさ、さやかに酷いこと言っちゃったよね……ごめん……」
さやか「気にしなくていいって!」
さやか「良くなったんだから、暗い顔してちゃ駄目だよ!」
恭介「……そうだね、ありがとう、さやか」
さやか「(本当に良かった……後悔なんて、あるわけない!)」
さやか「……そっか、退院はまだなんだ……」
恭介「うん、まだ足のリハビリが済んでいないしね」
恭介「……さやかの言った通り、本当に奇跡だよね、これ」
恭介「……この前はさ、さやかに酷いこと言っちゃったよね……ごめん……」
さやか「気にしなくていいって!」
さやか「良くなったんだから、暗い顔してちゃ駄目だよ!」
恭介「……そうだね、ありがとう、さやか」
さやか「(本当に良かった……後悔なんて、あるわけない!)」
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