元スレあかり「\アッカリーン/」あかり「はーい!ゆるゆり、はっじまっるよー」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
501 = 434 :
きてたああああああああああああああああああああ
ふぅ.....
502 = 428 :
再開待っていた
でも、何か怖い・・・・・・・・
505 = 225 :
大口は叩いたものの、いざここに来て何をしていいか分からない。
あの池田先輩ですら、どうにも出来なかった。
親友の池田先輩が。
曰く、私の名前に反応したそうだけど、果たしてそれが偶然でなかったのかどうか。
…無視されるのは、嫌だな。
だめだめ!
何もしないうちから弱気になってどうするの!
ぺちっと、あまり音をたてないように、両手で頬をはたいた。
怪訝そうにこっちを見る池田先輩。
改めて、動じる気配もなく鎮座するドアに向き直る。
何をするかなんて。
決まってる。まずは自己紹介だ。
あかり「―杉浦先輩、聞こえますか?」
一拍。
あかり「…あかり。赤座、あかりです」
言い終わるか否かのうちに、部屋の中で何かが動くのを感じた。…そして、
カチャッ。
鍵は、あっさり開いた。
507 :
やっと帰ってきたのか…
期待
508 :
逆に千歳がかわいそう過ぎるという
510 :
ほ
511 :
紫煙
512 = 225 :
キィ…
軋むような音とともに、扉が開く。
…5cmくらい。
ひゅっ。と、後ろで池田先輩が息を飲んだのが分かった。
成功した?これだけで?
…いや、でも。
あかり「…あ、あの…すぎうら、せんぱい…?」
開くというか、隙間ができたというか。
それきりだ。何のアクションもない。二度目の呼びかけにも、返答はない。
心を決めて、一歩、二歩。前へ。
やっと出来たであろう隙間を広げるべく、そっとドアの取っ手を握った。
冷を感じた。
手首を掴まれたと理解するのに、少しかかった。
513 = 453 :
ほ
514 = 510 :
なんか怖い
515 = 336 :
ふえぇ・・・なんかこわいよお・・・
517 = 249 :
ざわ…
518 = 335 :
綾乃は赤座さんのことをどう思ってんだろうな
519 = 221 :
>>518
実は惚れてるに決まってるでしょ!
521 :
綾乃「歳納京子の残り香がするわ・・・」
522 :
興味深いですねここ
523 = 225 :
あかり「…ひっ!」
身が凍るような冷たさに、思わず身が竦み、情けなくも内股になった。
手。掴まれた。誰に?決まってる。
…杉浦先輩。
反射的に振りほどきそうになったのを、ぐっと押しとどめた。
乾いた口から何を飲み込むでもなく、喉を鳴らす。
そうだ、何を怖がってるんだろう。
冷たいって。個人差だ。何もおかしい事なんて、ない。
私の手を掴んだまま微動だにしない、異様に白い右手から極力目を背けつつ、3度目の呼びかけ。
あかり「杉浦先輩、返事を、」
蝶番が唸った。
綾乃「入って」
声が聞こえるのとほぼ同時だった。
手首に力がかかった。
否応なく、反応する間もなく。
吸われるようにして、私は部屋の中へ引き摺り込まれた。
524 = 511 :
完全にホラー
525 = 364 :
部屋の中入るためにどんだけ時間かけとんねん!wktkが止まらなくなるだろうが!
526 = 434 :
綾乃の自傷跡舐めたい
528 = 336 :
ガシッ「新聞どうですか 洗剤つけますよ」
530 :
うーん… 何だろうこのズレ…
書き手と読み手の温度差っていうのかな、そういうのに敏感なタイプにしかわからない違和感…あるよね
531 :
千歳ちゃんの漬けた糠漬け食べて死にたい
532 = 225 :
―――
ぐらり。
赤座さんが姿勢を崩した。
あっ、と思ったその瞬間、私の目に、確かに映った。
やつれていたけど。ぼさぼさだったけど。
綾乃ちゃんの、綺麗な濃紺の、髪の毛。
…ああ。あああ。
私の体に自由が戻ったのは、酷な事に。
パタン、カチャリ。と、ドアが完全に閉められた音が聞こえてからだった。
533 = 225 :
鞭で叩かれた様な衝撃が私を打った。
よろめいて、足が踊りだした。
自分が一世一代の機会を逃した事を、ようやく悟った。
千歳「…あかりちゃん?」
居なかった。
彼女「ひとり」飲み込んで。
…さっき、確かに開いていた筈の「岩戸」は、すでに口を閉じ、沈黙していた。
千歳「…そんな」
あるいは飛びつけば。
千歳「…そんな、そんな!」
中に入って…
千歳「…待っ、待ってよ!あ、ああ!綾乃ちゃん!もっかい、開けてぇ!!」
顔だって、見れたかもしれないのに。
534 = 441 :
千歳が踊ればええやん
535 = 497 :
綾乃「だって千歳臭いじゃんwwwwwww」
536 = 221 :
裸でか
537 = 511 :
刺激すんあ
向こうには人質が
538 = 336 :
千歳がかわいそすぎて泣ける・・・
544 = 225 :
―――
ドン、ドンドン。
扉を叩く音と、誰かが何かを叫ぶ声。
何か大事なことのように思ったけど、全てが遠かった。
ただ、目の前の情報を処理するのに必死だった。
あかり「…」
「…」
最初は何だか分からなかった。
目が暗さに慣れるにつれ、良く見えるようになって、もっと分からなくなった。
唇は青く。顔に色はなく。
しかし、目だけは猛禽の如く爛々と光り。
さらさらと流れるようで、長くて綺麗だった髪の毛は、鳥の巣のように荒れ、枝毛だらけで。
近くを通るたびに感じたあの甘い香りも漂って来ない。
臭くはない。命の躍動を感じさせない、無臭。
つんのめるように床に倒れ込み、ぺたんと尻もちをついた体勢もそのままに、
私は、私の眼前に立つのが一体誰なのかを全力で考えていた。
答えはすぐ出た。
でも、すぐ消した。記憶と何一つ一致しないし、それを信じたくもなかった。
546 = 225 :
杉浦「いつぶりかしらね…赤座さん」
…ああ。
声だけは、あの日と一緒なんだ。
受け入れないと、いけないのか。
気だるく、動こうとしない唇を必死で使役し、問う。
あかり「…すぎ、うら…先輩…?」
杉浦「…」
ゆっくりと、相手の首が縦に振れた。
550 = 364 :
ひほよ
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