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    元スレ男「今日からお前は式神だ!」 妖狐「縊り殺すぞ小僧」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
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    151 = 48 :

    153 = 152 :

    154 = 25 :

    清明「ふ、死んだか。まぁ生きていようと死んでいようと、いや、死んだことにしようとお前の勝手だが、忘れた訳ではあるまい?我が妻よ」

    妖狐「……殺すぞ」

    清明「今のお前に殺される程柔ではない。まぁ、この男ごと殺せるなら別だが」

    妖狐「死に損ないが……」

    清明「なんとでも言え。しかしお前も丸くなったのではないか?あの頃なら躊躇いなく殺して」

    妖狐「失せろ」

    清明「くく、また会おうぞ」スッ

    妖狐「はぁ、厄介な奴に喚ばれたのう。忌々しい……」

    男 Zzz...

    妖狐「その間抜け面も腹立たしい」

    妖狐「儂も寝るとするかの……」ガラッ

    男 zZZ

    ~深夜~

    「……あ?」

    「なんでベランダ……中入ろ」

    156 = 66 :

    おっそ

    157 = 25 :

    「布団……」モゾモゾ

    「あったかい……」Zzz

    妖狐「ぅうん……」

    ~翌朝~

    携帯 pipipipipi

    「朝か……」

    妖狐「んぅ……」ギュッ

    「夢か……」

    (いや夢じゃない!当たってるもん!なんか柔らかいの当たってるもん!!)

    「夢じゃないよ!!!!」

    妖狐「なんじゃあ……うるさいのう……」

    「!しまった」

    妖狐「……なんでそなたがここに居る」ジト

    「ほら、お前が寝ぼけて入って来たんじゃ」

    妖狐「そなたは外で寝ておったぞ」

    158 = 119 :

    がちぼっき余裕さるよけ

    160 = 25 :

    「あー……」

    (これ逆じゃね?普通俺が寝てる所に寝ぼけて入ってきて理不尽に怒られるんじゃないのか?)

    「全面的に俺の側にしか非がないだと……」

    妖狐 ジト-

    「すまん」ダッ

    男の男 ハーイ

    (逃げ出そうにも立ち上がれないだと……いや立ち上がってるか。とりあえずこの場を凌ぐしか無いッ)

    「すまなかった。よし、ということで顔でも洗ってこい」

    妖狐「先に行け儂は着付けてからじゃ」

    「いや、お前が先に行け」

    妖狐「はぁ?……ふ」ニヤ

    「なにがおかしい」

    妖狐「いやぁ?なんでもないぞ。では先に借りるとしよう」

    「そうしてくれ」

    162 = 133 :

    163 = 25 :

    妖狐「儂がおっては静めようがないからの?」

    「なっ」バッ

    妖狐「くく、あははははは!」バタン

    「……くっそぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

    ~一時間後~

    妖狐「はぁ、先刻の……くふふ」

    「まだ言うか……」

    妖狐「はは、そう拗ねるな」

    「全く、今日はお前の服でも買ってやろうかと思ったんだがな」

    妖狐「ほう!」

    「気分が沈んだ」

    妖狐「なんじゃ、器の小さい」

    「うるせぇ性悪狐め」

    妖狐「んふふ、褒めるでないわ」

    164 = 27 :

    よし

    165 = 133 :

    前にも書いてた人か
    支援

    166 :

    168 = 25 :

    妖狐「しかし服は必要じゃの。てれびで見る限り着物では目立つ」

    「知らん。自分で買え」

    妖狐「まだいじけておるのかよ」

    「いじけてねぇ」

    妖狐「……買ってくれぬのか?」ウル

    「くっ、分かった!その上目遣いを止めてくれ!」ズキューン

    妖狐「ふふ、男は何時の世も変わらぬわ」

    「あぁそうかい……」

    妖狐「さぁそうと決まれば善は急げじゃ!行くぞ!」

    「着物のまま行くつもりか?とりあえずその辺のシャツとジーンズにでも着替えてからにしてくれ」

    妖狐「面倒な……」

    「良いから着替えろ、ほら。ささっと」

    妖狐「何を当然のような顔で立っておる?厠にでも篭っておれ阿呆」

    「チッ」

    170 = 133 :

    171 = 108 :

    まだまだお前はできる

    172 = 25 :

    妖狐「もう良いぞ」

    「終わったか。あれ!?耳はどうした!!!尻尾は!!!」

    妖狐「隠しておるだけじゃ」

    「なんだ……消えたのかと思ったぞ」

    妖狐「消えたら何か問題が?」

    「大ありだ!性悪狐がただの性悪女になるんだぞ!?お前をお前たらしめている耳と尾になんだその言い方は!!」

    妖狐「ほう……?」

    「今のは言葉の綾というやつだ、気にするなうん」

    妖狐「……まぁよい。行くぞ」

    「おう」ガチャ

    ~駅~

    「電車で二駅移動する」

    妖狐「ほー……これが電車か。大きいのう」

    「まぁ一両で200人は乗れるからな」

    妖狐「それは真か!?」

    173 :

    いつかのキュウコン×ドーブルのSS思い出した

    174 = 173 :

    ほす

    176 = 114 :

    しえん

    177 = 25 :

    「マジだ、というか発車するから乗れ」

    妖狐「おっと」

    電車 プシュー

    「週末じゃ昼間も込むな……」

    妖狐「うむ、確かに200以上居るわ」

    「だろ?ほら、こっち寄っとけ」

    妖狐「うむ。そのまま儂の代わりに潰されてくれるとありがたい」

    「もう少し頼み方ってもんが」

    電車 ガタン

    「っとと」

    妖狐「む。近い」

    「悪い。後ろから押されてる、戻るに戻れない」

    妖狐「役立たずな盾じゃの」クス

    「悪かったな」

    (いやぁ近い!いい匂いだな。これは今のうちに嗅いでおくしか無い)

    180 = 25 :

    男 スーハースーハー

    妖狐「……」

    男 スーハースーハー

    妖狐「おい」

    「あ?」

    妖狐「鼻息が荒い。五月蝿い上に気持ち悪い」

    「気持ち悪いだと……」

    妖狐「さっきから見られておるぞ?」

    客 何あの人キモい もしかして痴漢とか? 一緒に乗ってきたからカップルかと思ったけど…… あの子嫌がってるよね フヒwwあの女子マジカワユスwwww ヒソヒソ

    「仕方がない、嗅ぐのはやめるとしよう」キリッ

    妖狐「ついでにどさくさに紛れて背中に手を回そうとするのも止めろ」

    「チッ」

    181 = 133 :

    182 = 25 :

    ~駅到着~

    「着いた」

    妖狐「ここは……てれびで見たのう」

    「とりあえずここの通り沿いの店は殆ど服屋だ。適当に見て回れ……」

    店員「いらっしゃいませー」

    妖狐「うむ」

    「って聞いてねぇな」

    ~店内~

    妖狐「おい」

    「なんだ?」

    妖狐「何がなんだか良く分からん。これは直接着るものなのか?」

    「それは下に肌着を着てその上から羽織るもんだ」

    妖狐「これは?」

    「それは肌着」

    妖狐「面妖な……」

    183 :

    184 = 175 :

    185 :

    ほー

    186 :

    この狐様に俺のおいなりさんをアピールしたい

    187 = 173 :

    >>186
    お稲荷さん食いちぎられろ

    188 = 175 :

    >>187
    ご褒美かよ…

    189 :

    >>187
    狐火

    190 = 25 :

    妖狐「のう、そなたが」

    「おっと、止せ。俺に選ばせようとしても無駄だ。悪いが女の服装についての知識はほぼ無い」

    妖狐「使えない……」

    「店員に選んでもらえばいいんじゃないか?」

    妖狐「ふむ。あやつか?」

    「そうそう。すいません!」

    店員「はい、なんでしょう」

    「こいつの服適当に見繕ってくれませんかね?お互いファッションとかに疎いもんで」

    店員(やだ……怖いくらい綺麗な人じゃない///)

    店員「分かりました。どうぞお客様こちらへ」

    妖狐「うむ」

    店員「それにしてもお客様……とても美味しそ、失礼、お綺麗ですね」ニコ

    妖狐「あ、あぁ、それほどでも……?」ゾクッ

    店員「お仕事はモデルか何かやってらっしゃるんですか?」

    妖狐「もでる?特に仕事もしておらぬが……」

    191 = 183 :

    ペース遅いぞ

    192 = 25 :

    店員(素人だというの!?)

    店員「あの先ほどの彼氏さんとはお付き合いしてどのくらいに……」

    妖狐「かれし?」

    店員「あら、てっきり恋人だとばかり」

    妖狐「あやつか?そんな関係ではない」

    店員「じゃあ今フリーなんですか!!!あの、どうでしょう、是非私と一夜を共に」

    妖狐「はぁっ!?」

    「どうかしたか?」

    妖狐「厠の場所を聞いて外に出ろ」ヒソヒソ

    「はぁ?」

    妖狐「いいから!」ヒソ

    「すいません、トイレってどこにあります?」

    店員「あぁそれでしたらあそこの柱を右に」

    妖狐 ソソクサ

    193 = 173 :

    ダレてきたが続けろ

    195 = 173 :

    196 :

    しえん

    197 :

    非処女かよ……

    198 = 25 :

    店員「あれ?チッ、逃げられたか……」

    ~外~

    妖狐「危ない……」

    「なんだったんだ」

    妖狐「身の危険じゃった」

    「なんだそりゃ」

    妖狐「もう良い、次じゃ!」

    「はいよ」

    店員「いらっしゃいませ―」

    妖狐「……」ジッ

    店員(えっ、なんか凄い睨まれてる……)

    「何で店員睨みつけてんだお前は」

    妖狐「いや、また同じ目に遭わぬように……」

    「店員呼ばなくていいのか?」

    妖狐「いらぬ。その人形の着ておるモノをまとめて買う」

    200 = 173 :


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