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元スレ京子「チョコミントうめぇ!」
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娯楽部部室――
結衣「ん、もう五時か。みんな帰ろう・・・って、京子は?」
ちなつ「少し前に生徒会室に向かったみたいですよ」
京子「ただいまー!」
あかり「あっ、戻ってきた」
結衣「何しに行ってきたんだ?」
京子「ちょっと喉渇いたから何か無いかなーって思って・・・」
結衣「お前は自由だな」
京子「えへへ~」
結衣「褒めてないからな」
結衣「ん、もう五時か。みんな帰ろう・・・って、京子は?」
ちなつ「少し前に生徒会室に向かったみたいですよ」
京子「ただいまー!」
あかり「あっ、戻ってきた」
結衣「何しに行ってきたんだ?」
京子「ちょっと喉渇いたから何か無いかなーって思って・・・」
結衣「お前は自由だな」
京子「えへへ~」
結衣「褒めてないからな」
京子「よーし、明日の朝も部室でだらだらするために今日は早く帰ろう!
結衣「家でゆっくりしてればいいだろ・・・」
京子「もちろん結衣も一緒に。というわけで明日の朝迎えに行くから早めに準備しておいてね!」
結衣「なっ、私もか?まあいいけどな」
ちなつ「結衣先輩が居るのなら私も・・・」
京子「おお、ちなつちゃん!是非来てくれ!」
ちなつ「ああー、やっぱり遠慮しておきます」
あかり「あはは・・・それじゃ、そろそろ帰ろっか?」
結衣「そうだな」
結衣「家でゆっくりしてればいいだろ・・・」
京子「もちろん結衣も一緒に。というわけで明日の朝迎えに行くから早めに準備しておいてね!」
結衣「なっ、私もか?まあいいけどな」
ちなつ「結衣先輩が居るのなら私も・・・」
京子「おお、ちなつちゃん!是非来てくれ!」
ちなつ「ああー、やっぱり遠慮しておきます」
あかり「あはは・・・それじゃ、そろそろ帰ろっか?」
結衣「そうだな」
翌朝・結衣の自宅――
結衣「おかしいな、そろそろ京子が来てもいい時間なんだが」
結衣「今日の朝は部室でだらだらするって張り切ってたくせに」
結衣「まぁそこで張り切る意味が分からんが・・・」
結衣「とにかく、そろそろ来ないと部室に立ち寄る暇すらないぞ」
結衣「遅い・・・」
結衣「まさか、あいつ寝過ごしたのか?仕方ない。迎えに行くかな」
結衣「おかしいな、そろそろ京子が来てもいい時間なんだが」
結衣「今日の朝は部室でだらだらするって張り切ってたくせに」
結衣「まぁそこで張り切る意味が分からんが・・・」
結衣「とにかく、そろそろ来ないと部室に立ち寄る暇すらないぞ」
結衣「遅い・・・」
結衣「まさか、あいつ寝過ごしたのか?仕方ない。迎えに行くかな」
歳納家宅近辺――
京子「むぅ~・・・?」キョロキョロ
結衣「あれ、あいつあんなところで何してんだ」
結衣「おい京子?迎えに来たぞ!」
京子「お?おおー・・・待ってたよ!」
結衣「待ってたじゃねーだろ」
京子「いやー、ごめんごめん。じゃあ行こうか!」トテトテ
結衣「お前どこに行く気だ」
京子「むぅ~・・・?」キョロキョロ
結衣「あれ、あいつあんなところで何してんだ」
結衣「おい京子?迎えに来たぞ!」
京子「お?おおー・・・待ってたよ!」
結衣「待ってたじゃねーだろ」
京子「いやー、ごめんごめん。じゃあ行こうか!」トテトテ
結衣「お前どこに行く気だ」
結衣「学校はこっちだろ!」
京子「そ、そっか。そうだったね」
結衣「まったく。部室に寄るどころか遅刻寸前なんだからボケるなよ」
京子「部室?」
結衣「お前・・・昨日無駄に張り切ってたのに忘れてたのかよ・・・」
京子「い、いやー。そういう日もあるよね!」
結衣「ねーよ」
京子「そ、そっか。そうだったね」
結衣「まったく。部室に寄るどころか遅刻寸前なんだからボケるなよ」
京子「部室?」
結衣「お前・・・昨日無駄に張り切ってたのに忘れてたのかよ・・・」
京子「い、いやー。そういう日もあるよね!」
結衣「ねーよ」
結衣「まぁそれはいい。ところでお前何してたんだ?」
京子「ん?何って?」
結衣「さっき何かキョロキョロしてただろ。探し物か?」
京子「探し物・・・そうだね、うん」
結衣「何探してたんだ?」
京子「見つけにくいものですよ」
結衣「机の中もカバンの中も探したけど見つからないのか」
京子「そんな事より私と踊りませんか?」
結衣「踊らねえよ」
京子「ん?何って?」
結衣「さっき何かキョロキョロしてただろ。探し物か?」
京子「探し物・・・そうだね、うん」
結衣「何探してたんだ?」
京子「見つけにくいものですよ」
結衣「机の中もカバンの中も探したけど見つからないのか」
京子「そんな事より私と踊りませんか?」
結衣「踊らねえよ」
結衣「でもそうだな、夢の中へは行ってみたいかもしれないけどな」
京子「夢の中・・・そうか、これは夢だ!」
結衣「お前どうしたんだよ。そんなに大事なものを無くしたのか?」
京子「うーん。私と仲がとても良さそうだから言ってもいいかな」
結衣「は?」
京子「キミは、誰?」
結衣「・・・・・・は?」
京子「夢の中・・・そうか、これは夢だ!」
結衣「お前どうしたんだよ。そんなに大事なものを無くしたのか?」
京子「うーん。私と仲がとても良さそうだから言ってもいいかな」
結衣「は?」
京子「キミは、誰?」
結衣「・・・・・・は?」
結衣「お、お前何言って・・・」
京子「たぶん、私の親友だろうから申し訳ないんだけど・・・キミが誰だか分からないんだよね」
結衣「・・・っ!」
京子「そして同時に、私の親友だろうから告白するけど・・・私、記憶喪失になったみたいなんだ」
結衣「・・・『探し物』って、そういう事なのか?」
京子「うん。参ったよ、朝起きたらわけの分からないところに居てさ。まぁたぶん自分の部屋だったんだけど」
結衣「何か憶えてる事は?」
京子「うーん。分からないことならいっぱいあるけど」
結衣「それでも『夢の中へ』の歌詞は分かるんだな」
京子「たぶん、私の親友だろうから申し訳ないんだけど・・・キミが誰だか分からないんだよね」
結衣「・・・っ!」
京子「そして同時に、私の親友だろうから告白するけど・・・私、記憶喪失になったみたいなんだ」
結衣「・・・『探し物』って、そういう事なのか?」
京子「うん。参ったよ、朝起きたらわけの分からないところに居てさ。まぁたぶん自分の部屋だったんだけど」
結衣「何か憶えてる事は?」
京子「うーん。分からないことならいっぱいあるけど」
結衣「それでも『夢の中へ』の歌詞は分かるんだな」
結衣「・・・まあ、信じてやるか」
京子「信じてくれるの?」
結衣「いや、まだ半信半疑だがな。お前の事だから悪い冗談かもしれない」
京子「そう・・・」
結衣「でも、お前がいつもとおかしいって事も分かる」
京子「なるほどねー。やっぱりキミには話して正解だったかも」
結衣「本当だとしたらいつまでも隠し通せないだろ?私だけじゃなくて、みんなに」
京子「それもそうかもしれないけどさ」
結衣「というか、家の人はお前の記憶喪失の事・・・」
京子「知らないよ?」
京子「信じてくれるの?」
結衣「いや、まだ半信半疑だがな。お前の事だから悪い冗談かもしれない」
京子「そう・・・」
結衣「でも、お前がいつもとおかしいって事も分かる」
京子「なるほどねー。やっぱりキミには話して正解だったかも」
結衣「本当だとしたらいつまでも隠し通せないだろ?私だけじゃなくて、みんなに」
京子「それもそうかもしれないけどさ」
結衣「というか、家の人はお前の記憶喪失の事・・・」
京子「知らないよ?」
この京子は今の結衣の世界に居る京子でないんだろ
本来似てるようで微妙に違うパラレル界側の人間なんだろ
本来似てるようで微妙に違うパラレル界側の人間なんだろ
結衣「よくバレなかったな」
京子「いやー。意外と何とかなるものだよ?ただ、自分はビックリしたけどね」
結衣「びっくりって?」
京子「ここがどこか、それどころか自分の名前すらも分からなかったんだよ?」
結衣「なるほどな」
京子「いきなり女の人に『京子』って呼ばれてさ。たぶん母親だね。部屋には歳納京子さんの所持品がいっぱいあるし。
それで混乱しちゃって、とりあえず自分の事とかいろいろ思い出そうとしたけど思い出せなかった。
いろいろ考えた結果、自分が歳納京子でここが自分の家・・・そして私が記憶喪失だって思い至ったの」
結衣「そう、か」
京子「私に何があったんだろうね?」
結衣「さあな」
京子「いやー。意外と何とかなるものだよ?ただ、自分はビックリしたけどね」
結衣「びっくりって?」
京子「ここがどこか、それどころか自分の名前すらも分からなかったんだよ?」
結衣「なるほどな」
京子「いきなり女の人に『京子』って呼ばれてさ。たぶん母親だね。部屋には歳納京子さんの所持品がいっぱいあるし。
それで混乱しちゃって、とりあえず自分の事とかいろいろ思い出そうとしたけど思い出せなかった。
いろいろ考えた結果、自分が歳納京子でここが自分の家・・・そして私が記憶喪失だって思い至ったの」
結衣「そう、か」
京子「私に何があったんだろうね?」
結衣「さあな」
結衣「ああ、名乗り忘れてたな。私は結衣だ。船見結衣。
『船(ふね)』に『見る』、それと『結ぶ』に『衣(ころも)』で・・・
って、この説明は記憶無い人に通るのか?」
京子「おお・・・結衣さん!?」
結衣「さ、さん・・・だと・・・」
京子「あれ?何か間違った?」
結衣「いや間違っちゃいないんだがな。親友がさん付けで呼んでると思うか?」
京子「あー。でも私記憶喪失だし・・・あっ、ところで『歳納』って『としのう』で合ってるよね?」
結衣「ん、合ってるよ」
京子「間違ってたらさっきツッコミ入ってたかな。珍しい苗字だね~私」
結衣「どうして珍しいって分かるんだよ・・・」
京子「あれ・・・何となく?」
『船(ふね)』に『見る』、それと『結ぶ』に『衣(ころも)』で・・・
って、この説明は記憶無い人に通るのか?」
京子「おお・・・結衣さん!?」
結衣「さ、さん・・・だと・・・」
京子「あれ?何か間違った?」
結衣「いや間違っちゃいないんだがな。親友がさん付けで呼んでると思うか?」
京子「あー。でも私記憶喪失だし・・・あっ、ところで『歳納』って『としのう』で合ってるよね?」
結衣「ん、合ってるよ」
京子「間違ってたらさっきツッコミ入ってたかな。珍しい苗字だね~私」
結衣「どうして珍しいって分かるんだよ・・・」
京子「あれ・・・何となく?」
通学路――
京子「しかし助かったよー。学校がどこかすら分からなくて・・・ありがとう結衣さん!」
結衣「だからさん付けやめろって」
京子「えー」
結衣「まあ仕方ないか・・・で、そろそろ学校に着くわけだが」
京子「おお!」
結衣「どうするんだ?記憶喪失の事とか・・・」
京子「んー。何とか騙し騙しで乗り切るよ」
結衣「大丈夫なのか?」
京子「だいじょぶだって!家族にだってばれなかったし・・・それに、みんなを心配させたくないしさ」
結衣「京子・・・」
京子「しかし助かったよー。学校がどこかすら分からなくて・・・ありがとう結衣さん!」
結衣「だからさん付けやめろって」
京子「えー」
結衣「まあ仕方ないか・・・で、そろそろ学校に着くわけだが」
京子「おお!」
結衣「どうするんだ?記憶喪失の事とか・・・」
京子「んー。何とか騙し騙しで乗り切るよ」
結衣「大丈夫なのか?」
京子「だいじょぶだって!家族にだってばれなかったし・・・それに、みんなを心配させたくないしさ」
結衣「京子・・・」
結衣「分かった、京子がそうしたいなら協力する。ただし」
京子「なに?」
結衣「この事実を知ってもらいたい人物が少なくとも二人居る」
京子「えっ、誰」
結衣「うーん、名前言っても分からないんだよな?同じ部活の仲間だよ」
京子「部活!そういえば、さっきも部室って言ってたよね。
朝から部室に寄っていくなんて熱心なんだね!私ってば青春少女だったんだ!」
結衣「い、いや・・・それがだな・・・」
京子「結衣さんどしたの?」
京子「なに?」
結衣「この事実を知ってもらいたい人物が少なくとも二人居る」
京子「えっ、誰」
結衣「うーん、名前言っても分からないんだよな?同じ部活の仲間だよ」
京子「部活!そういえば、さっきも部室って言ってたよね。
朝から部室に寄っていくなんて熱心なんだね!私ってば青春少女だったんだ!」
結衣「い、いや・・・それがだな・・・」
京子「結衣さんどしたの?」
結衣「いいか、私たちが所属しているのは娯楽部という部で・・・」
京子「ふむふむ」
結衣「基本的にだらだらしてるだけなんだ」
京子「えっ」
結衣「記憶喪失のお前がどう思ったか分からんが・・・」
京子「・・・あっはっは、それはそれで楽しそうじゃん!
私と結衣さんの他にあと二人居るんだよね?楽しみ!」
結衣「ああ。心配かけさせたくないのなら、あの二人には説明しておくべきだ。
京子が部活に来ないなんて・・・」
結衣(いや、でも適当な用事でもでっち上げれば問題ないか?)
京子「来ないなんて?」
結衣「えっ?あ、ああ。つまりそういう事だよ。放課後会うことになるだろうから楽しみにしておけ」
京子「ふーん?分かったよ」
京子「ふむふむ」
結衣「基本的にだらだらしてるだけなんだ」
京子「えっ」
結衣「記憶喪失のお前がどう思ったか分からんが・・・」
京子「・・・あっはっは、それはそれで楽しそうじゃん!
私と結衣さんの他にあと二人居るんだよね?楽しみ!」
結衣「ああ。心配かけさせたくないのなら、あの二人には説明しておくべきだ。
京子が部活に来ないなんて・・・」
結衣(いや、でも適当な用事でもでっち上げれば問題ないか?)
京子「来ないなんて?」
結衣「えっ?あ、ああ。つまりそういう事だよ。放課後会うことになるだろうから楽しみにしておけ」
京子「ふーん?分かったよ」
七森中・校内――
京子「やっと着いた~」
結衣「むっ、あれは・・・」
結衣(千歳?まずいな、綾乃も近くに居る可能性が・・・
面倒くさい事になりそうだけど、ここで説明しておくべきか?)
千鶴「・・・・・・」
結衣(いや待てよ。あれは千鶴の方かな)
京子「やっと着いた~」
結衣「むっ、あれは・・・」
結衣(千歳?まずいな、綾乃も近くに居る可能性が・・・
面倒くさい事になりそうだけど、ここで説明しておくべきか?)
千鶴「・・・・・・」
結衣(いや待てよ。あれは千鶴の方かな)
京子「どうしたのー」
結衣「しっ!」
千鶴「・・・」チラッ
結衣(気付かれたな)
千鶴「・・・」トテトテ
結衣(ああ、そそくさと去っていった。この反応は千鶴か)
京子「今かわいい子と目が合った!」
結衣「目合ったのか、良かったな」
結衣「しっ!」
千鶴「・・・」チラッ
結衣(気付かれたな)
千鶴「・・・」トテトテ
結衣(ああ、そそくさと去っていった。この反応は千鶴か)
京子「今かわいい子と目が合った!」
結衣「目合ったのか、良かったな」
放課後――
結衣「何とかバレずに放課後まで来たな・・・」
京子「うんうん」
結衣「よし、それじゃ部室行くか」
京子「お~!」
結衣「あの二人には昼休みに、大事な話があるから部室に絶対来いって言っておいたし」
京子「さすが結衣さん!それじゃ私トイレ行ってから行くね」
結衣「そうか、じゃあ先に・・・行っちゃまずいか」
京子「大丈夫だよ~。部室の場所は聞いたし」
結衣「確かに、いざとなったら上の階から見えない事もない位置だからな」
結衣「何とかバレずに放課後まで来たな・・・」
京子「うんうん」
結衣「よし、それじゃ部室行くか」
京子「お~!」
結衣「あの二人には昼休みに、大事な話があるから部室に絶対来いって言っておいたし」
京子「さすが結衣さん!それじゃ私トイレ行ってから行くね」
結衣「そうか、じゃあ先に・・・行っちゃまずいか」
京子「大丈夫だよ~。部室の場所は聞いたし」
結衣「確かに、いざとなったら上の階から見えない事もない位置だからな」
京子「だからさ、先に行って説明しておいてよ。私が居てもめんどくさいだけだろうし」
結衣「はっ?まあ・・・そうか。確かに普通に元気なお前が居るとややこしいかもな」
京子「ややこしいなんて酷い・・・」
結衣「先に行くからな!」
京子「えへへ~、またねー」
結衣「はっ?まあ・・・そうか。確かに普通に元気なお前が居るとややこしいかもな」
京子「ややこしいなんて酷い・・・」
結衣「先に行くからな!」
京子「えへへ~、またねー」
娯楽部部室――
あかり「結衣ちゃん、大事な話って何?」
結衣「実はだな、その・・・」
ちなつ「どうしたんですか結衣先輩?」
結衣「あー、えーっと・・・京子が記憶喪失になったみたいなんだ」
あかり「ええっ!?」
ちなつ「ま、またまたー。京子先輩の事だから、そういうジョークなんじゃ・・・」
結衣「いや、どうやら本当に・・・」
京子「おーっす!」
あかり「結衣ちゃん、大事な話って何?」
結衣「実はだな、その・・・」
ちなつ「どうしたんですか結衣先輩?」
結衣「あー、えーっと・・・京子が記憶喪失になったみたいなんだ」
あかり「ええっ!?」
ちなつ「ま、またまたー。京子先輩の事だから、そういうジョークなんじゃ・・・」
結衣「いや、どうやら本当に・・・」
京子「おーっす!」
ちなつ「あっ、ほら!京子先輩全然元気じゃないですか!」
結衣「まあ、それはそうなんだが。早かったな京子」
京子「結衣さん、この人たちが部活仲間なの?」
あかり「結衣『さん』!?」
結衣「その呼び方やめろって言ったんだけどな」
ちなつ「じゃあ、ほんとに、私たちの事も分からない・・・?」
京子「えへへ~。面目ない・・・」
結衣「まあ、それはそうなんだが。早かったな京子」
京子「結衣さん、この人たちが部活仲間なの?」
あかり「結衣『さん』!?」
結衣「その呼び方やめろって言ったんだけどな」
ちなつ「じゃあ、ほんとに、私たちの事も分からない・・・?」
京子「えへへ~。面目ない・・・」
>>37
チョコミントっつったら17アイスだろ
チョコミントっつったら17アイスだろ
ちなつ「それで、どうして記憶喪失になったんですか?」
京子「うーん。それが、憶えてないんだよね~」
結衣「そりゃそうだろうな」
あかり「家の人とかは何か知らないの?」
結衣「おそらくさっぱりだろう。現状では京子が記憶喪失という事すら知らんだろうからな。
まったく、どうしてこうなったのか・・・」
京子「そんなわけで、私の記憶を取り戻してくれ!」
ちなつ「まあ、放っておくわけにもいかないですよね・・・」
京子「うーん。それが、憶えてないんだよね~」
結衣「そりゃそうだろうな」
あかり「家の人とかは何か知らないの?」
結衣「おそらくさっぱりだろう。現状では京子が記憶喪失という事すら知らんだろうからな。
まったく、どうしてこうなったのか・・・」
京子「そんなわけで、私の記憶を取り戻してくれ!」
ちなつ「まあ、放っておくわけにもいかないですよね・・・」
結衣「とりあえず、記憶を取り戻すためにいい案、何か無いか?」
あかり「うーん」
ちなつ「京子先輩に関する思い出の品とか見せればいいんじゃないですか?」
京子「おお!私の思い出!?」
結衣「なるほど。それはいいかもしれないな」
あかり「それじゃ何か探して来ようか?」
結衣「うん。みんなで・・・いや、今の京子を放置しておくのは不安だな。
私はここで京子を見てるから、二人とも何か持ってきてくれ」
ちなつ「はい、結衣先輩!」
あかり「うーん」
ちなつ「京子先輩に関する思い出の品とか見せればいいんじゃないですか?」
京子「おお!私の思い出!?」
結衣「なるほど。それはいいかもしれないな」
あかり「それじゃ何か探して来ようか?」
結衣「うん。みんなで・・・いや、今の京子を放置しておくのは不安だな。
私はここで京子を見てるから、二人とも何か持ってきてくれ」
ちなつ「はい、結衣先輩!」
娯楽部部室、結衣&京子――
京子「で、結衣さん」
結衣「だからさん付けやめろって。まあ仕方ないか」
京子「ごめんごめん・・・それで、今の二人は誰?」
結衣「ああ、そうか。ピンク髪で大きいツインテの方が一年生の吉川ちなつ」
京子「ふむふむ、年下かー。ちなつちゃんねー」
結衣「赤髪のお団子頭が同じく一年生の赤座あかりだ」
京子「あかりちゃん・・・えーっと、どんな子だっけ?」
結衣「・・・記憶喪失なら仕方ないな」
京子「で、結衣さん」
結衣「だからさん付けやめろって。まあ仕方ないか」
京子「ごめんごめん・・・それで、今の二人は誰?」
結衣「ああ、そうか。ピンク髪で大きいツインテの方が一年生の吉川ちなつ」
京子「ふむふむ、年下かー。ちなつちゃんねー」
結衣「赤髪のお団子頭が同じく一年生の赤座あかりだ」
京子「あかりちゃん・・・えーっと、どんな子だっけ?」
結衣「・・・記憶喪失なら仕方ないな」
>>44
この機会に前から恋仲だったことにする
この機会に前から恋仲だったことにする
京子「そういえばちなつちゃんは敬語使ってたけどさ、あかりちゃんってタメ口だよね」
結衣「ん、まあな」
京子「上下関係とか分からないダメな子なの?」
結衣「いやそれは・・・」
京子「たった一年早く生まれただけじゃねえか、とか言っちゃう良識のない子?」
結衣「お前そういうのは分かるんだな。違うんだよ、あの子は幼馴染で小さい頃から一緒だから」
京子「幼馴染・・・思い出の品!」
結衣「まあ、な。それは私もだが」
京子「おお、さっぱり記憶が戻らない」
結衣「そうか」
結衣「ん、まあな」
京子「上下関係とか分からないダメな子なの?」
結衣「いやそれは・・・」
京子「たった一年早く生まれただけじゃねえか、とか言っちゃう良識のない子?」
結衣「お前そういうのは分かるんだな。違うんだよ、あの子は幼馴染で小さい頃から一緒だから」
京子「幼馴染・・・思い出の品!」
結衣「まあ、な。それは私もだが」
京子「おお、さっぱり記憶が戻らない」
結衣「そうか」
ちなつ「戻りました!」
結衣「おっ、来たか」
京子「何持ってきたのー?」
ちなつ「これです!」
結衣「これは・・・ミラクるんの単行本か」
京子「あー、これ家にあったけど・・・ん?」チラチラ
ちなつ「じゃあダメですか・・・って、どうかしましたか京子先輩?」
京子「これちなつちゃんの自伝作品?」
ちなつ「違います!」
結衣「おっ、来たか」
京子「何持ってきたのー?」
ちなつ「これです!」
結衣「これは・・・ミラクるんの単行本か」
京子「あー、これ家にあったけど・・・ん?」チラチラ
ちなつ「じゃあダメですか・・・って、どうかしましたか京子先輩?」
京子「これちなつちゃんの自伝作品?」
ちなつ「違います!」
ちなつ「あれ、そういえば今私の名前」
京子「さっき結衣さんから聞いたんだよー」
ちなつ「なーんだ・・・」
あかり「ただいまー!」
結衣「おっ、あかりも戻ってきたか」
ちなつ「あかりちゃんは何持ってきたの?」
あかり「アイス買って来たからみんなで食べよ~」
結衣「おいコラ」
京子「さっき結衣さんから聞いたんだよー」
ちなつ「なーんだ・・・」
あかり「ただいまー!」
結衣「おっ、あかりも戻ってきたか」
ちなつ「あかりちゃんは何持ってきたの?」
あかり「アイス買って来たからみんなで食べよ~」
結衣「おいコラ」
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