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    元スレ兄「こんな金髪ロリ可愛い妹がいたなんて」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - キモオタ + - + - 巫女 + - 後輩 + - 長編 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「妹?」

    「あんたとは異父兄妹になるかな、別れてから不幸があって、こっちが引き取ることになったのよ」

    「へぇ、カーチャンも大変だな、がんばれよ」

    「あんたが育てるのよ」

    「へ?」

    「だってほら、こんなクソ田舎で実家一人暮らししてるんだし、妹の1人もいたほうが寂しくなくていいでしょ」

    「いや、その理屈はおかしい、カーチャンの子だろ」

    「あたしは自由に生きるの、妹ー、入ってらっしゃーい」

    ガラッ

    「……こんばんは」

    「金髪?」

    「うん、今回の旦那はドイツ人だったから」

    (やべぇフェイトちゃんじゃんいもペロ)

    2 :

    >>1乙!面白かったぜ!
    次はブログで1人でやってくれよな!

    4 :

    書くなら早く

    6 = 1 :

    (ほんとに行っちまいやがった)

    「……」

    「……」モジ

    (やべーうつむいてるよ、どうすんだこれ)

    「……」

    (麦茶でもてなすか……いや、明らか都会の子なのに麦茶とか飲むのか)

    「……」

    「はぁ」

    「……」チラ

    「腹割って話そうか」

    「……腹?」

    「思ってる事、言い合うっていうか、自己紹介から、しよう」

    「……分かった」

    8 :

    「お兄ちゃん、口臭い…」

    9 = 1 :

    ―――トクトクトク


    「麦茶、飲むか?」

    「うん」

    トン

    「ど、どうぞ」

    「……ごく」

    「ふぅ……よし、俺はここで農家やってる、ハタチ、お前の兄貴にあたるらしい」

    「農家?」

    「うん、えっと、このキュウリとか俺が作ったんだ」

    「……キュウリ作ってるんだ」

    「まぁ他にもトマトとかスイカとかいろいろな」

    「うん」

    (不安そうだな、まぁこんなド田舎にいきなり連れてこられて知らん男と2人暮らしとか)

    「……俺ならグレるな」

    「なに?」

    12 :

    支援
    ってかお母さんビッチかよ

    13 = 1 :

    「で、この家でばーちゃんと2人で暮らしてたんだけど、死んじゃったから2人暮らし」

    「……」

    「まぁ、その、大体こんなもんかな……」

    「10」

    「ん?」

    「10歳、東京から」

    「お、おぉそうか」

    「名前は妹」

    「安易な名前だよな、俺も兄だし」

    「兄」

    「うん、お兄ちゃんでいいんだよ」

    「……兄」

    (10歳に呼び捨てにされる兄貴……)

    14 :

    ちっ・・・続けて下さいお願いします

    15 :

    ちょっと妹のビジュアルについてイメージがわかないんだが。
    惨事のイメージ画像があれば助かるんだが。

    17 = 1 :

    「こんなもんか、なんか質問とかある?」

    「……」

    「な、ないならそれで」

    「私は」

    「うん」

    「……こ、ここにいてもいい?」

    「お、おおもちろんだぜ」

    (あー、カーチャンとの会話聞いてたのかな)

    「……ひっく」

    「え?なんで泣いてんだ」

    「お、お部屋ある?」

    「おお!どこがいいかな!えーっと!」

    「……」

    (慌ててる……)

    18 = 8 :

    ほーう、お前のオナニーSSか、

    きかせてくれよ

    20 :

    ワクワク

    21 :

    しえん

    22 = 1 :

    「よし、布団敷いたぜ、ここが妹の部屋だ」

    「……」キョロキョロ

    「蚊帳つっとくか、えっと押入れにしまったんだけど」

    (畳だ)

    「よいよいっと、これでいいぜ、お姫様の天蓋付きベットだ!」

    「……」

    「風呂は1階な、あと、冷蔵庫に入ってるもんはなんでも食っていい」

    「……分かった」

    「っと、あ、そうだビールはダメだぜ、未成年だからなははは!」

    「お酒まずい」

    「お?飲んだことあるのか?カーチャンに飲まされた?」

    「……」フルフル

    「親父さん?」

    「……うん」

    (娘と晩酌したいタイプだったのかな……嫌なもん飲ませるこたないとは思うけど、ううん)

    25 :

    26 = 1 :

    ―――居間


    プシュッ

    「んぐんぐんぐ……プハッ」

    「あー、えらいことなったな……」

    (明日からどうすっかな)

    (荷物昼に届くって言ってたから、昼まで畑して、戻って)

    (学校には明日から登校だから……)

    ガタッ

    「ん?」

    (おほ、バスタオル1枚)

    「……しゃ、シャワー熱湯だった」

    「ああ、ごめん!湯と水で調整するんだ、あー、教えとくべきだったな」

    「……」

    「行くよ、実際に見せるから」

    27 :

    最後までいくんだろうな
    なら見る

    28 = 15 :

    重い話になりそうな臭いがしたが大丈夫だろうな

    29 :

    金髪美少女の美少女感は異常

    30 = 23 :

    憧れる展開ではあるな
    おれはまともに話せないだろうけど

    31 = 1 :

    「こうやってな、湯と水両方ひねって」

    キュッ ザァァァ

    「……」

    「で、丁度いい熱さにするわけさ」

    「……わかった」

    「ごめんな、火傷とかしてない?」

    「大丈夫、ありがと、兄」

    「へへ、いいってことよ、兄ちゃんだからなんでも頼っていいんだぞ」

    「……」

    「ん?」

    「……お風呂入るから」

    「はい、出ていきます」

    32 :

    まぁドイツじゃビールはガキに飲ませるからそーゆーことだと俺は信じるぞ
    信じてるからな

    33 = 1 :

    「ふぅ、ラッキーなハプニングだった」

    「ぐびぐびぐび……ああ、うめぇ」

    (……腕になんか打ちつけたみたいなアザがあったな)

    「ぐび、ああ、怖い想像を酒で追いやる」

    「んー、ツインテールにしてくんないかな、うん」




    ガラ

    「あ、スイカ食うか?」

    「……うん」

    「へへ、兄ちゃんスイカ切るのうまいぜ」

    ザクザク

    「ほれ、とんがっててスイカバーみたいだろ」

    「はむ」

    「どうだ?」

    「……甘い」

    34 = 23 :

    この娘地味にデレなくね?

    35 = 1 :

    ―――兄の寝室

    スゥゥ

    「……」

    「ぐおお……すぴ」

    (8時なのに、もう寝てる)

    「むにゃ……フェイトちゃん」

    (フェイト?)

    「……」ジッ

    (ばかみたいにのんびりした顔してる……)

    「テレビ、見ていい?」

    「むにゃむにゃ」

    「……おやすみなさい」

    スゥゥ バタン

    36 = 20 :

    だめだ、眠い
    だれかまとめてくれ…

    37 = 1 :

    ―――翌朝4時


    「ふぁ……ああ、いい朝だ」



    キッチン


    「んー、昼飯は帰ってから作ればいいか」

    「飯炊いてあるし、お茶もある、梅干しもある」

    「……パンとかのがいいのかねぇ」

    「ま、いいか」

    「えっと、畑仕事に行ってきます、朝ご飯は炊飯器の中です、お昼には帰ります、っと」サラサラ

    「これでいいか、ああ、なんか家の中に人いるのって久しぶりだ」

    「……」

    (悪くないな、この感覚)

    38 :

    農家って実際こんな早起きなの?

    40 = 1 :

    ズボッ ドサッ


    「ふぃ、熱い」

    「今年は結構いいな」

    「この大根で味噌汁でも作ってやるかな……」

    「んしょ」ズボッ



    ドカッ

    「うし、満タンなった、帰るか」

    バタンッ ブロロロッ

    「軽トラは最強」

    「あ、そうだ、電話しとくか」

    「あ、もしもし、うん、俺、ちょっと相談したい事あって昼から――」

    41 :

    >>38
    うちのばっちゃんは5時か6時には確実に起きてるからこんなもんかと

    42 :

    いもぺろさるよけ

    44 = 38 :

    >>41
    サンクス

    45 :

    寝ようと思ってたのに…


    46 :

    >>38
    早いほうがいい
    昼くっそ暑い中作業するよりはかどる
    あと水まくのも早いほうが作物にやさしい
    冬は逆な

    47 = 1 :



    ガラッ

    「ただいまー」

    トントントン

    「……おかえり」

    「よぉ、朝飯食ったか?」

    「うん」

    「今昼飯作るわ」

    「……手伝う?」

    「お?できるのか?」

    「うん」

    「すげーな、俺が10の時なんかなんもできなかったぞ」

    「……ん、早く」グイ

    「お、おお」

    48 :

    俺はもう寝る……

    49 = 1 :

    「ほれ、大根、味噌汁にするけど切れる?」

    「貸して」

    「うん」

    「んっ……」ググ

    「あー、あぶなっかしいな、へへ、俺が切り分ける」

    「……」スッ

    「やっぱまだ身長もたりてねーしなぁ、うん」

    ザク ザク

    「ほい、ピーラー」

    「いい、大根かして」

    シュルシュル

    「おぉ……あざやかなもんだ、皮むけるのか」

    「うん」

    50 = 29 :

    紫煙


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