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元スレまどか「わたしの初恋のひと、ほむらちゃん」

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マミ「暁美さんが何度も時間遡行を繰り返したのは、あなたを守るためなのよ、鹿目さん」
マミ「それをあなたが、魔法少女として契約するのは……暁美さんへの裏切り行為よ」
まどか「でも……私……」
マミ「それよりも、今は……暁美さんの亡きがらを丁重に…… 葬ってあげましょう?鹿目さん……」
まどか「……」
まどか「……ほむらちゃん、ごめん……ごめんね……?」
マミ「……」
ほむホーム
マミ「……」
マミ(あれから一週間……学校が再開され、街も復興に向けての活気を取り戻しつつある)
マミ(でも……鹿目さんは学校に来なかった……)
マミ(暁美さん、私はどうしたら……)
マミ「……ん?」
マミ「……これは」
ピンポーン
知久「はーい、……どちら様ですか?」
マミ「初めまして、わたし、鹿目さんと同じ中学の巴マミと申します」
知久「まどかのお友達だね?どうぞ上がって下さい」
知久「それじゃあ、今度の災害で亡くなった暁美さんというのは……」
マミ「はい、私にとっても暁美さんは大事な友人でした……」
知久「そうだったのか……まどかもね、学校の話をするたびに『ホムラチャンガー!』『ホムラチャンガー!』ばっかりでね……」
マミ「私達から見ても、まどかさんは暁美さんにとても懐いていたのは一目瞭然でしたから…」
知久「さやかちゃんといい、今回の暁美さんといい、どうしてまどかの友達だけこんな目に会うんだろうね……」
マミ「……」
知久「はーい、……どちら様ですか?」
マミ「初めまして、わたし、鹿目さんと同じ中学の巴マミと申します」
知久「まどかのお友達だね?どうぞ上がって下さい」
知久「それじゃあ、今度の災害で亡くなった暁美さんというのは……」
マミ「はい、私にとっても暁美さんは大事な友人でした……」
知久「そうだったのか……まどかもね、学校の話をするたびに『ホムラチャンガー!』『ホムラチャンガー!』ばっかりでね……」
マミ「私達から見ても、まどかさんは暁美さんにとても懐いていたのは一目瞭然でしたから…」
知久「さやかちゃんといい、今回の暁美さんといい、どうしてまどかの友達だけこんな目に会うんだろうね……」
マミ「……」
知久「まどか、お友達が来て下さったよ、巴マミさんが」コンコン
まどか『……マミさん……?ごめんなさいパパ、帰ってもらって……』
知久「まどか、何を言ってるんだ。せっかくまどかを心配して来て下さったのに」
まどか『……』
マミ「鹿目さん、私はすぐ帰るわ。でも、あなたに渡したい物があるの」
マミ「暁美さんがあなたに遺した手紙が、暁美さんの部屋で見つかったのよ、それをあなたに渡したいの」
まどか『ほむらちゃんが……私に……?』ガチャッ
まどか『……マミさん……?ごめんなさいパパ、帰ってもらって……』
知久「まどか、何を言ってるんだ。せっかくまどかを心配して来て下さったのに」
まどか『……』
マミ「鹿目さん、私はすぐ帰るわ。でも、あなたに渡したい物があるの」
マミ「暁美さんがあなたに遺した手紙が、暁美さんの部屋で見つかったのよ、それをあなたに渡したいの」
まどか『ほむらちゃんが……私に……?』ガチャッ
まどか「……マミさん」
マミ(鹿目さん、ひどい顔ね……ずっと泣きはらして、眠りたくとも眠れなかったのでしょうね……)
まどか「マミさん、これ……」
マミ「私は、中は見ていないわ。それはあなたが読まなければならないものだと思ったから。それじゃあ、またね、鹿目さん……」
まどか「……」
マミ(鹿目さん、ひどい顔ね……ずっと泣きはらして、眠りたくとも眠れなかったのでしょうね……)
まどか「マミさん、これ……」
マミ「私は、中は見ていないわ。それはあなたが読まなければならないものだと思ったから。それじゃあ、またね、鹿目さん……」
まどか「……」
便箋には、一言『まどかへ』と書かれてある。
まどか「ほむらちゃん、私に何を……」ビリッ
まどか、あなたがこれを読んでいるということは、私はもうこの世にはいないということなのね。それでも、まどかの運命を変えられたのだから、私には後悔はないわ。
私が魔法少女になる前に、何の取り柄もない私の友達になってくれたまどか。魔女の結界の中に迷いこんだ私を助けてくれたまどか。ワルプルギスの夜との戦いで死んでいったまどか。
私が魔法少女になった時の祈りは、『まどかとの出会いをやり直したい』
私は、まどかの悲惨な最期を何度も何度も見てきた。どうすればまどかを救うことができるのかと……何度も何度も同じ時間を繰り返して、ようやくあなたが魔法少女にならない未来へとたどり着くことが出来た。そこにわたしがいないのは少し残念ではあるけれど。
まどかの告白、本当は私、凄く嬉しかったんだよ?あなたの気持ちに応えたかった。私も……まどかのことが好きだったから。
でも、私にはそれができなかった。魔法少女の私が、まして能力を失った私が、あなたを守れずに死んでいく姿を、あなたには見せたくなかった。勝手だと言われようと、臆病だと言われようと、私にはあなたの気持ちに応えることができなかったの、ごめんね、まどか。
でも、もし……生まれ変わりなんてものがあるとしたら。魔法少女なんてものがない世界で、生まれ変わることが出来たのなら、私は必ずまどかを見つけ出して、また友達になって……今度は私から告白するつもりだよ。
『まどかのことが好き』って。
長くなってしまったけれど、ここまで読んでくれてありがとう。
まどか、あなたは魔法少女とは縁のない、普通で平凡な幸せを見つけてほしい。それが私の最後のお願い……
それじゃあ、またいつか会える時まで、さようなら。私の大好きなまどか。
まどか「……」
まどか「……何だ、両想いだったんだ……」
まどか「……」
まどか「…ほむらちゃんのばか」
まどか「ほむらちゃんの……っく、ばかあ……ひっく…」
まどか「ほむら…ちゃん……ぐすっ、ほむらちゃあん……」
初めての恋をしたんだ~君だけがそこにいたんだ~会いたくて抱き合って~独りぼっちになる時も~
独りぼっちになる時も~いつもただ君が泣かないように~寂しさに震えぬように~頑張って呼び合って~傍にいると伝えたい~
独りぼっちになる時も~いつもただ君が泣かないように~寂しさに震えぬように~頑張って呼び合って~傍にいると伝えたい~
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まどか「マミさんっ!!」
マミ「鹿目さん!!もう、大丈夫なの……?」
まどか「えへへ…心配をおかけしました。……まだ、本当は辛いけど……」
マミ「鹿目さん……」
まどか「でも、ほむらちゃんが、私に勇気をくれたから。少しずつでも、進んでいこうかなって」
まどか「ほむらちゃんて、ホント不器用でバカですよね。最初から自分の気持ちを打ち明けてくれたらよかったのに……」
マミ「ふふっ、でもあなたはそんな不器用な暁美さんも好きなんでしょう?」
まどか「えへへ……そうなんですけどね……」
まどか「マミさんっ!!」
マミ「鹿目さん!!もう、大丈夫なの……?」
まどか「えへへ…心配をおかけしました。……まだ、本当は辛いけど……」
マミ「鹿目さん……」
まどか「でも、ほむらちゃんが、私に勇気をくれたから。少しずつでも、進んでいこうかなって」
まどか「ほむらちゃんて、ホント不器用でバカですよね。最初から自分の気持ちを打ち明けてくれたらよかったのに……」
マミ「ふふっ、でもあなたはそんな不器用な暁美さんも好きなんでしょう?」
まどか「えへへ……そうなんですけどね……」
まどか「マミさん、私ね、ずっとほむらちゃんに守られてら望まれてきたから、今の私があるんだって……わかった気がするんです」
まどか「そのほむらちゃんの想いを無駄にしないために……私がやっと見つけた答え」
まどか「マミさん」
まどか「私、魔法少女にはなりません」
マミ「鹿目さん……!!」
まどか「そのほむらちゃんの想いを無駄にしないために……私がやっと見つけた答え」
まどか「マミさん」
まどか「私、魔法少女にはなりません」
マミ「鹿目さん……!!」
まどか「魔法少女とは関係のない日常で、私の人生を全うしていくこと」
まどか「それが、ほむらちゃんの想いに対する私の出した答えです」
マミ「鹿目さん、良かった……!!」ギュッ
まどか「わっ、マミさん!?」
マミ「きっとこれからも、キュゥべえがあなたの前に現れるだろうけど……なるべく私がなんとかするわ、だからあなたは…」
まどか「はい……私はもう、キュゥべえの誘いには乗りません」
まどか「それが、ほむらちゃんの想いに対する私の出した答えです」
マミ「鹿目さん、良かった……!!」ギュッ
まどか「わっ、マミさん!?」
マミ「きっとこれからも、キュゥべえがあなたの前に現れるだろうけど……なるべく私がなんとかするわ、だからあなたは…」
まどか「はい……私はもう、キュゥべえの誘いには乗りません」
寝れなくていいから良いからまどかの幸せなところをみたいほむ(恭介ENDはNO)
まどか「あ……魔法少女にはならなくても、マミさんとはこれからもお友達でいさせてもらっいいですよね?」
マミ「もう……あなたって人は、本当に可愛い人ねっ」ナデナデ
まどか「わわっ、マミさん、恥ずかしいよお……」
マミ「もちろん大歓迎よ?是非、お話相手になってほしいわ。また一緒にお茶して頂戴……?」
マミ「もう……あなたって人は、本当に可愛い人ねっ」ナデナデ
まどか「わわっ、マミさん、恥ずかしいよお……」
マミ「もちろん大歓迎よ?是非、お話相手になってほしいわ。また一緒にお茶して頂戴……?」
あれから10年以上の月日がたちました。
私は、魔法少女にならずに、平凡な人生を歩んでいます。
キュゥべえは今だに、「今度の魔女は手強いよ、まどか。君の力が必要なんだ、だから僕と契約して魔法少女になって(ry」
と、相変わらずのお決まり文句で現れては、マミさんに小突かれてます。
マミさんはすっかりベテランの魔法少女(?)となって、近隣の魔法少女の間では知らないもののない存在となりました。
新人の魔法少女の相談に乗ったり、近隣の県で強力な魔法少女が現れたりすると、応援の要請を受けては討伐のために遠征したりと忙しい毎日を送っています。
それでもマミさんは、無秩序に魔法少女を増やすつもりはないようで、素質のある子にもQBの勧誘き補足を加えて詳しい説明をしたりするので、キュゥべえはたまに来ては「僕の商売上がったりだよ、マミは全く…」などと愚痴をこぼしたりしています。
私?私は最近、とても嬉しい出来事がありました。それは……
マミ「まどかさん、おめでとう!とても可愛いらしいわね?」
まどか「えへへ、そうですか?あ、マミさん、この子を抱いてやって下さい……」
マミ「え、いいの?」
まどか「もちろん!!家族以外ではマミさんが初めてですよ?」
マミ「それは光栄なことね?それで、この子の名前は?」
まどか「『ほむら』です。可愛いがって下さいね?ほらほむら、マミさんですよ~」
マミ「『ほむら』……いい名前ね?ほむらちゃん、お母さんのような可愛い女の子になるのよ~」
まどか「えへへ、そうですか?あ、マミさん、この子を抱いてやって下さい……」
マミ「え、いいの?」
まどか「もちろん!!家族以外ではマミさんが初めてですよ?」
マミ「それは光栄なことね?それで、この子の名前は?」
まどか「『ほむら』です。可愛いがって下さいね?ほらほむら、マミさんですよ~」
マミ「『ほむら』……いい名前ね?ほむらちゃん、お母さんのような可愛い女の子になるのよ~」
ほむらちゃん、何処かで見てくれてるかな?
私とマミさんと『ほむら』の3ショットだよ?
……ほむらちゃん、私はあなたのことをずっと忘れないよ。
いつまでも、いつまでも忘れないよ。
私の初恋のひと、ほむらちゃん。
-----
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-
BAR・クリームヒルト
マミ「あなたのお母さんと知り合ってからもう60年……」
マミ「あなたが生まれてからもうすぐ50年にもなるのね……」
ほむら「あの、マミさん、あまり年のことは言わないでもらえますか?」
マミ「ふふっ、ごめんなさいほむらさん。……でも今更気にするとしでもないでしょうに…(ボソッ)」
ほむら「マーミーさーん、聞こえてますよ?」
マミ「何?……何でもないわよっ?」
マミ(それにしても……ほむらさんは容姿も性格も雰囲気も、暁美さんにそっくりなのよね……)
マミ(ふふっ、おかしなものよね……)
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BAR・クリームヒルト
マミ「あなたのお母さんと知り合ってからもう60年……」
マミ「あなたが生まれてからもうすぐ50年にもなるのね……」
ほむら「あの、マミさん、あまり年のことは言わないでもらえますか?」
マミ「ふふっ、ごめんなさいほむらさん。……でも今更気にするとしでもないでしょうに…(ボソッ)」
ほむら「マーミーさーん、聞こえてますよ?」
マミ「何?……何でもないわよっ?」
マミ(それにしても……ほむらさんは容姿も性格も雰囲気も、暁美さんにそっくりなのよね……)
マミ(ふふっ、おかしなものよね……)
ほむら「マミさんには感謝してるんですよ?まさか、マミさんとこんなに長い間、お酒を一緒に飲むような間柄になるなんて、想像もしていませんでしたから」
マミ「あなたが20になった頃よね?お母さんとケンカしたから、お酒に付き合ってくれないかなんて……」
マミ「私、それまではお酒なんて一滴も飲んだことなかったのよ?」
ほむら「まあ私も似たような……案の定、二人してベロンベロンに酔い潰れて、あの温厚な母を怒らせましたよね……」
マミ「あの時のまどかさんは本当に怖かったわね……」
マミ「あなたが20になった頃よね?お母さんとケンカしたから、お酒に付き合ってくれないかなんて……」
マミ「私、それまではお酒なんて一滴も飲んだことなかったのよ?」
ほむら「まあ私も似たような……案の定、二人してベロンベロンに酔い潰れて、あの温厚な母を怒らせましたよね……」
マミ「あの時のまどかさんは本当に怖かったわね……」
ほむら「で、あの時初めて飲んだ店がここで」
マミ「すっかりここの常連さんになって、30年近くもここに通い続けて」
ほむら「本当に早いものですね……」
マミ「ええ、本当そうね……」
ほむら「それで、マミさん……お別れを言いに来たって、一体なんのことですか?」
マミ「……」
マミ「すっかりここの常連さんになって、30年近くもここに通い続けて」
ほむら「本当に早いものですね……」
マミ「ええ、本当そうね……」
ほむら「それで、マミさん……お別れを言いに来たって、一体なんのことですか?」
マミ「……」
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