元スレまどか「わたしの初恋のひと、ほむらちゃん」

みんなの評価 : ★
1 :
マミ「お久しぶりね…ほむらさん」
ほむら「!」
2 :
ほむらちゃほむほむ!
3 = 1 :
立ったか。純粋なハッピーエンドではないので注意して下さい。あとSS書くの初めてなんでそこんとこよろしくです
4 = 1 :
ほむら「マミさん!!お元気で…何よりです!!」
マミ「ふふっ、会いたかったわ、ほむらさん、今回のことはご愁傷様でした……」
マミと呼ばれる十代後半に見える女性と、もうすぐ50に届かんとするが、見た目は30代後半の若さに見える、ほむらと呼ばれた落ち着いた感じの美しい女性。
傍から見ると、ほむらという女性が、マミと呼ばれる少女に敬語を使うのは、大きな違和感を覚えるだろう。
5 = 1 :
ほむら「母は、病気に負けずに頑張ってくれました。余命三ヶ月と言われたのに一年も持ってくれたんですから……マミさんも、時々母に会いに来てくれたんですよね?」
マミ「面会時間が終わった後に、こっそりとね?昔のことを色々話したわ、思い出は尽きることなくいくらでもあったから」
ほむら「母は、マミさんが来てくれたことをとても嬉しそうに話してました。母の余命が延びたのも、マミさんのおかげかもしれませんね」
6 :
しえん
7 :
しえん
8 = 1 :
マミ「ふふっ、よしてちょうだい。……昨日が、お母さんの四十九日だったわね」
ほむら「多分そろそろ、こうして母のお墓参りに来てくれるんじゃないかと思ってましたよ」
マミ「私もあなたに会えてよかったわ。ほむらさん、今日は……あなたにお別れを言いに来たのよ」
ほむら「お別れ……?」
マミ「あなたのお母さんが泣くなったことで、私の役目は終わりを告げたわ。彼女との約束は果たせた。私は……」
9 = 1 :
ほむら「マミさん、もっと詳しくお話を聞きたいです。今夜……いいですか?」
マミ「……」
ほむら「母が亡くなったばかりで…私もマミさんとお話がしたいんです…ダメですか、マミさん?」
マミ「そうね……なら、あのお店で、久しぶりにお酒でも酌み交わしながら話しましょうか」
ほむら「…!ありがとうございます、それでは今から予約して、今夜は無理矢理店を貸し切りにしてもらいますね」
10 = 1 :
-BAR クリームヒルト
ほむら「マミさんと飲むのは、何年ぶりでしょうね?」
マミ「確か、あなたの最初の娘さんが高校の合格が決まった時だから…もう5年以上前になるわね?」
ほむら「もうそんなにたちましたか…」
マミ「二人の娘さんはお元気?」
ほむら「上の娘は大学で、就活がどうのって忙しくしてます。下の方は…もうすぐ大学受験なのに、のんびり屋さんだから…まだまだ心配は絶えませんね…」
マミ「もうそんなに大きくなってたのね…」
11 :
さやかの初恋のひと、恭介
12 = 1 :
ほむら「母も私も、魔法少女としての素質があったから、娘たちもそうだったらどうしようと悩んだりもしましたけど」
マミ「普通の女の子たちで良かったわよね。そのことについてもこうやって話したりしたわよね…」
ほむら「私自身は、魔法少女にはならなかったけど、その素質があったからこそ、今でもこうやってマミさんとお付き合いができてるんだと思ってます」
ほむら「あの時、魔女の結界に迷いこんでいなかったら、私はマミさんのことをずっと避け続けて…」
13 = 1 :
-----
---
-
小学生ほむら『ねえお母さん、なんでマミさんは年をとらないの?』
小ほむら『マミさんはどうして大人にならないの?』
小ほむら『マミさん……気持ち悪いよっ!!』
マミ『……ほむらちゃん……』
14 = 1 :
中学生ほむら『何…?この気持ち悪い空間は……』
中ほむら『どうやったら出られるの……?』
中ほむら『え…何?この変な生き物は??』
中ほむら『誰か助けて…助けてよ……!!』タッタッタッタッ
魔女『フシュルルルル…』
中ほむら『きゃあああああ!!何これっ…!!』
魔女『フギャアアアッ!!』
中ほむら『あ…あ……いや、いやあああああっ!!』
魔法少女『マミさん、こっちですっ!!』
15 = 1 :
マミ『ティロ!フィナーレっ!!』
魔女『ギャアアアアアアア……』
中ほむら『……あ……消えて……変な空間も……』
魔法少女『マミさん、女の子は無事です!!』
マミ『ナイスサポート、ありがとう。……あなた、危ない所だったわね、でももう大丈夫よ。…………えっ?あなた……!!』
中ほむら『マミ…さん……?』
QB『へえ…これは興味深いね』
中ほむら『え……動物?が、喋ってる……?』
QB『成る程、そういうことか、納得したよ』
16 = 1 :
QB『母親には及ばないが、それでも高い資質を持っているね』
マミ『キュゥべえ』
QB『ほむら、僕と契約して魔法少女に』
マミ『ダメよ、キュゥべえ!!私はこの子を、契約させるつもりはないわ!!』
中ほむら『……マミさん……これは……一体……』
マミ『ほむらさん…私はね、"魔法少女"なのよ』
中ほむら『魔法……少女……!?』
17 = 6 :
しえしえ
18 :
ここまでつまらんものを書けるうp主を尊敬するわw
19 :
状況がわからん
20 = 1 :
-----
ほむら「あの一件があったから、私はもっとマミさんを知ることができた。魔法少女のことも、そして母に起こった悲しい出来事にも……」
マミ「私はあなたを魔法少女にするつもりはなかったわ、あなたの母同様ね…」
ほむら「私は大人になってからキュゥべえが見えることはなくなりましたけど……」
マミ「あなたのお母さんは違った。史上最高の魔法少女になりうる資質を持った彼女は、年齢を重ねても、その生涯を終えるまでその資質が消えなかった。あなたの母、(旧姓)鹿目まどかには」
21 :
長すぎる文章は改行した方が見易い。
22 = 1 :
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---
-
「暁美ほむらです、よろしくお願いします」
まどか(……!!夢に出てきた女の子だ…)
まどか(わあ…すごい美人さんだ、いいなあ…)
ほむら「……」ジロッ
まどか「!?」ドキッ
まどか(あれ……?なんだかすごくドキドキする)
まどか(夢に見た子が、現実に現れるなんて)
まどか(もしかして、これって運命の出会いなのかな…)
23 = 1 :
ほむら「鹿目さん、あなた保険委員よね、保健室に連れてってもらえる?」
まどか「えっ!?」
まどか(はわわ…早速話しかけられちゃった)
まどか(近くで見ると…ホント綺麗だなー)
ほむら「鹿目さん?」
まどか「え!?あ、うん保健室だよね?」
まどか(あれ?どうして私が保健委員だって)
まどか(でも、これって仲良くなるチャンスかも)
24 :
よろしく~~~~~~~っね!!!
25 = 1 :
>>21
すまない初めて書くのでまだ要領を得ない。なるべく気をつける
まどか「あの、暁美さん……」
ほむら「ほむらでいいわ」
まどか「うー……ほ、ほむらちゃん?」
まどか(ああ!名前で呼ぶとすごくドキドキするよ!!)
まどか(あー、えーと、何を話したらいいんだろ)
まどか「あの…ほむらちゃん!」
ほむら「何かしら」
まどか「ほむらちゃんと私、前にどこかで会った…かな?」
ほむら「……!!」
26 = 1 :
まどか(あれ……この反応、話題のチョイスを間違ったのかな…?)
ほむら「……」
まどか(ええと、この沈黙、どうしよどうしよ…!)
ほむら「鹿目まどか、あなたは家族や友達のこと、大切だと思ってる?」
まどか「…?もちろん大切だと思ってるよ、家族も、友達も…友達?」
ほむら「なら忠告「ほむらちゃんっ!!」
ほむら「!?」
まどか「あの、私…ね、ほむらちゃんとお友達になりたいんだ!!」
ほむら「鹿目まどか…?」
27 = 1 :
まどか(はっ!!勢い余っていきなり何言ってるんだろ……ううぅー)
ほむら「……」
まどか(でもっ、後には退けないし…行くしかないよね)
まどか「あの…その、私、ゆうべね…ほむらちゃんの夢を見たんだ」
ほむら「!!」
まどか「えっと、これって今日の出会いの予知夢だったのかなー…なんて」
まどか「上手く言えないけど…私とほむらちゃんっていいお友達になれる、そんな気がするんだ…」
28 = 1 :
まどか(ああ……なんか支離滅裂だよ……!!)
まどか「だからその、私とお友達に「私は」
ほむら「あなたの思っているような人間ではないわ」
まどか「…え」
ほむら「私といても、あなたの得になることはないわ」
まどか「そんな、私は…」
ほむら「ごめんなさい、鹿目まどか」スタスタ
まどか「あ……ほむらちゃ……」
29 = 1 :
まどか「……」
まどか(なんかこれって振られたみたい……)
まどか(はあ、とても悲しいよ…)
まどか(……でも、でもこんなことで)
まどか(こんなことであきらめないもん!!)
ほむら(……)
ほむら(まどか、今までと違って随分積極的だったわね)
ほむら(でも、私は……)
30 = 1 :
---
--
マミ「あなたのお母さん、暁美さんには一目惚れだったみたいね」
マミ「まあ、まどかさんの態度を見てると、バレバレなのだけれどね」
ほむら「それでマミさんと母との出会いは……」
マミ「ごめんなさい、どちらかというと暁美さんの印象の方が強かったのよね…」
マミ「なんせ、私と彼女との出会いは最悪だったから」
32 = 1 :
-----
---
-
マミ「あなた達、危ないところだったわね、でももう大丈夫!」
まどさや「??」
マミ「私は巴マミ、あなた達と同じ見滝原の生徒よ」
マミ「……それで、そっちのあなた?私の友達キュゥべえを傷つけたのはどういう了見かしら?」
ほむら「…気付いていたのね」
ほむら「私はあなたには敵意はないわ。用があるのは」
ほむら「そこにいる死の商人、キュゥべえよ」
マミ「魔法少女がなぜキュゥべえに仇をなすのか、理解に苦しむわね」
33 = 1 :
ほむら「あなたも気付いているわよね、そこの二人、鹿目まどかと美樹さやかにも、魔法少女としての素質があることを」
ほむら「私は、その二人を魔法少女にさせるわけにはいかない」
ほむら「魔法少女は悲しみを生み出す源。その二人が魔法少女になれば、大きな不幸を招くことになる」
マミ「……その話は気になるけれど、みすみすキュゥべえを傷つけさせるような真似を黙って見ていると思う?」
ほむら「……巴マミ、あなたとはまた会うことになるでしょう」
さやか「何アイツ!感じわりいなあ……」
まどか「ほむらちゃん…」
34 = 1 :
翌日、学校
まどか「ほむらちゃん、ちょっとお話いいかな?」
さやか「まどか、そいつに話しかけちゃダメだって!」
まどか「大丈夫だよ、さやかちゃん。ほむらちゃんは悪いひとじゃないよ、私には分かるもん」
さやか「ったく、まどかはお人よしだなあ…」
ほむら「……いいわ、屋上に行きましょう」
35 :
別に魔法少女でも成長するよ
36 = 1 :
ほむら「何故あなたもついて来たの?美樹さやか」
さやか「あんたとまどかをふたりきりになんて危ない真似できないから」
ほむら「まあいいわ、それで鹿目まどか、話というのは?」
まどか「まどかでいいよ、ほむらちゃん」ニコッ
ほむら「……」
ほむら「鹿目まどか、話を」
まどか(もう…なんで無視するのかなあ、ほむらちゃん…)ガッカリ
37 :
ほむ
38 = 1 :
まどか「ほむらちゃんとマミさんは同じ魔法少女なんだよね?」
まどか「お互いに仲良くして一緒に戦うことはできないのかな……」
ほむら「……言ったはずよ、私は巴マミ自体に敵意はないと」
ほむら「あなた達が魔法少女にならなければ、それでいい」
さやか「グリーフシードの分け前が減るからなんでしょ?」
ほむら「何も分かってないのね、あなたは。魔法少女になるということを」
ほむら(私だって、巴マミと共に戦えればどんなに…)
39 = 1 :
>>35
すまん、いくつかの設定は自分流に解釈してるところがあるのはご留意いただきたい
40 = 1 :
---
病院敷地内
QB「これは…グリーフシードだ!孵化しかかっている」
さやか「あたし、ここでこいつを見張ってる!まどかはマミさんを呼んできて!」
まどか「とは言われたものの…マミさんが見つからないよう……」
まどか「もう学校にはいなかったし……あれは、ほむらちゃんだ!」
ほむら「?どうしたの、まさか……」
まどか「魔女の結界が病院に……」
ほむら「やっぱり!!早く行かないとまずいわ!!」
41 = 1 :
ほむら「まどか、私がなんとかするわ、あなたは帰りなさい」
まどか「!!」
まどか(初めて、ほむらちゃんに名前で呼ばれた……///)
ほむら「まどか?」
まどか「えっ?あっ…駄目だよ、さやかちゃんがいるんだもん。ほっとけないよ、私も一緒に行く!」
42 = 1 :
さやか「やばいよ、まどかは何を…」
マミ「お待たせ、美樹さんっ!!」
さやか「間に合った、マミさん!あれ、まどかは?」
まどか「でも……もしかしてマミさんがもう魔女をやっつけちゃってるかも」
ほむら「いいえ、今度の魔女は巴マミと言えども安心できないわ……無駄に死なせるわけにはいかない」
まどか「……」
ほむら「何?」
まどか「ううん、やっぱりほむらちゃんは優しい人だね」
ほむら「……」
ほむら「今ここで巴マミに死なれるのは困るのよ、それだけ」プイッ
まどか(照れてるのかな…ほむらちゃんかわいいよ)
ほむら「……ここね」
43 = 6 :
しえんすた
44 = 1 :
マミ「決めるわ…ティロ!フィナーレっ!!」
さやか「やった!!さすがマミさ………え?」
マミ「…………あ」
シャル「アーン」グシャ
マミ「」
さやか「いやあああ「時間停止!!」カチッ
ほむら「間に合わなかった……?」
45 :
頼む!
間に合ってくれ!
46 = 1 :
さやか「マミさん……マミさんっ………!!」
まどか「そんな…こんなのひどいよ……」
ほむら「大丈夫よ、巴マミは生きているわ」
さやか「えっ!?うそ、体中こんなに傷だらけで血が一杯」
ほむら「普通の人間なら、致命傷でアウトよ…でも幸いにソウルジェムは無傷……」
ほむら「私達魔法少女は、ソウルジェムを砕かれない限り死ぬことはない」
まどか「本当なの…?ほむらちゃん」
47 = 1 :
ほむら「魔法少女は契約する時に魂を抜きとられて、ソウルジェムに変えられる。魔法少女にとって肉体はただの抜け殻なのよ」
まどさや「え……?」
さやか「そんな…それじゃ魔法少女って、まるでゾンビみたいなものじゃん……」
まどか「!さやかちゃん!!」
ほむら「…いいのよ、その通りなのだから仕方ないわ」
ほむら「そうよね?キュゥべえ」
QB「やれやれ……暁美ほむら、君がそこまで知っているとはね」
48 = 1 :
QB「良かったじゃないか、ソウルジェムが無事だったおかげで巴マミが死なずに済んだんだから」
まどか「こんなのって…ひど過ぎるよ……」
さやか「キュゥべえ……!!あんた、人の体をなんだと思ってるのっ!?」
QB「君たち人間は、どうしてそんなに魂の在りかにこだわるんだい?」
QB「わけがわからないよ」
さやか「……あんたっ!!」
ほむら「やめなさい、そいつには何を言っても無駄よ、私達とは価値観が違うんだから」
ほむら「それより、巴マミの治療が先よ」
49 = 1 :
マミホーム
ほむら「もう遅いわ、あなた達は帰りなさい」
さやか「本当に、大丈夫なの?」
ほむら「巴マミが目を覚ますまでは私がついている」
ほむら「それと、今回のことで良くわかったでしょう」
ほむら「巴マミは助かっけど、私は魔法少女の最期を何度も見て来た」
ほむら「…誰の為でもなく、魔女との戦いに身を投じ、誰に知られることなく傷つき死んでいく」
ほむら「こんな想いをするのは、私達だけでいい」
ほむら「…だから、あなた達は、契約しないでほしい。魔法少女にはならないでほしい」
まどさや「……」
50 = 1 :
翌朝
マミ「……」
マミ「………?」
マミ「私……の部屋……」
ほむら「……」ウツラウツラ
マミ「暁美さん…?私、確か…」
シャル『アーン』グシャ
マミ「!!……ああっ……いやあああああああああっ!!」
ほむら「!!巴マミ!!」
マミ「……ああああああああ」ブルブル
みんなの評価 : ★
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