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元スレ貴音「765プロが倒産してもう2年半なのですね……」
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バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
「いや~本当にありがとな!貴音!」
収録が終わり、帰る頃になりました。
響は終始笑顔で動物たちの紹介を嬉々として語っていました。
私の腕で、子猫がすやすやと寝息をたてています。
「貴音に幸せにしてもらえよ~。ところで、名前はもう決まったのか?」
「えぇ、風花と名付けました」
最後までメンヨーとどちらにするか迷いましたが、こちらにいたしました。
「おぉ!いい名前だな~。」
「私が大切に育てますゆえ、心配なさらぬよう」
それからリムジンへ帰る私を、響はずっと手を振って見送っておりました。
しかし、車へ乗り込む瞬間に響が息を切らして、こちらへ向かってきました。
「はぁ、はぁ。、貴、音……。」
呼吸を整えたあとに少し照れくさそうに鼻の頭をかきながら響は申しました。
「あ、あの自分沖縄からこっちへ来たから友達がいなくて……。
最初に出来た友達が貴音なんだ。だ、だから自分、貴音には今でもすっごく感謝してるんだぞ
なんだか色々と悪い噂もあるみたいだけど、その、自分、信じてるぞ」
「ありがとうございます、響……」
「それに……動物に好かれるヤツに悪いヤツはいないって言われてるからな!」
収録が終わり、帰る頃になりました。
響は終始笑顔で動物たちの紹介を嬉々として語っていました。
私の腕で、子猫がすやすやと寝息をたてています。
「貴音に幸せにしてもらえよ~。ところで、名前はもう決まったのか?」
「えぇ、風花と名付けました」
最後までメンヨーとどちらにするか迷いましたが、こちらにいたしました。
「おぉ!いい名前だな~。」
「私が大切に育てますゆえ、心配なさらぬよう」
それからリムジンへ帰る私を、響はずっと手を振って見送っておりました。
しかし、車へ乗り込む瞬間に響が息を切らして、こちらへ向かってきました。
「はぁ、はぁ。、貴、音……。」
呼吸を整えたあとに少し照れくさそうに鼻の頭をかきながら響は申しました。
「あ、あの自分沖縄からこっちへ来たから友達がいなくて……。
最初に出来た友達が貴音なんだ。だ、だから自分、貴音には今でもすっごく感謝してるんだぞ
なんだか色々と悪い噂もあるみたいだけど、その、自分、信じてるぞ」
「ありがとうございます、響……」
「それに……動物に好かれるヤツに悪いヤツはいないって言われてるからな!」
でもこのあとここにいる動物のほとんどが処分されて
そのことに責任を感じた響は…
そのことに責任を感じた響は…
「こちらへおいでなさい。風花、らぁめんをあげましょう」
それから私と風花はずっと一緒でした。
どこへ行っても、何をしてても片時も離れずに時を過ごしました。
私がちょいちょいと手招きをすると、私の元へすり寄ってきて、頬ずりをするのです。
あぁ、なんと無邪気で可愛らしいでしょう。
一緒にベッドに入り、頭を撫でるととても安らかな気持ちで寝ることができました。
しかし、ある日、どこを見渡しても風花の姿が見えません。
机の下やベッドの下やゴミ箱の中をくまなく探しましたが、消えてしまったようにどこにもいないのです。
「風花?どこへ行ったのです、風花?」
それから私と風花はずっと一緒でした。
どこへ行っても、何をしてても片時も離れずに時を過ごしました。
私がちょいちょいと手招きをすると、私の元へすり寄ってきて、頬ずりをするのです。
あぁ、なんと無邪気で可愛らしいでしょう。
一緒にベッドに入り、頭を撫でるととても安らかな気持ちで寝ることができました。
しかし、ある日、どこを見渡しても風花の姿が見えません。
机の下やベッドの下やゴミ箱の中をくまなく探しましたが、消えてしまったようにどこにもいないのです。
「風花?どこへ行ったのです、風花?」
私が鍋の蓋を持ちあげていると、プロデューサーが部屋に入ってきました。
「おい、貴音何してるんだ。さっさと収録に行くぞ」
「あ、あの……プロデューサー、風花を見かけませんでしたか」
私の方を少し一瞥したあと、気だるそうにプロデューサーは申しました。
「あぁ、あの猫は捨てたよ」
「……えっ、今なんとおっしゃいましたか?」
私はその言葉を理解するのに、時間がかかりました。
事態を呑みこむ前にプロデューサーは続けます。
「いいか、お前は冷徹な女王様キャラとして売り出してるんだ。世間は「そこに跪いて!」とか言うキャラクターってことで定着してる
そんなお前が子猫を可愛がっているなんて記者にスッパ抜かれたらイメージに傷がつくだろ。」
「そ、そんな……」
私は動悸が強く打つのが止まらず、思わず膝から崩れ落ちました。
「それと、もうあんなヤツとは付き合うなよ。お前は有名アイドルなんだ。」
「……」
「実際、この方針は当たっただろ?以前いた弱小事務所の冴えないプロデューサーじゃお前の魅力は引き出せなかったんだよ」
「うぅ……」
私はもう言葉はほとんど耳に入っておりませんでした。ただ、ただ床に縮こまって涙を流すことしかできない身です……。
「おい、貴音何してるんだ。さっさと収録に行くぞ」
「あ、あの……プロデューサー、風花を見かけませんでしたか」
私の方を少し一瞥したあと、気だるそうにプロデューサーは申しました。
「あぁ、あの猫は捨てたよ」
「……えっ、今なんとおっしゃいましたか?」
私はその言葉を理解するのに、時間がかかりました。
事態を呑みこむ前にプロデューサーは続けます。
「いいか、お前は冷徹な女王様キャラとして売り出してるんだ。世間は「そこに跪いて!」とか言うキャラクターってことで定着してる
そんなお前が子猫を可愛がっているなんて記者にスッパ抜かれたらイメージに傷がつくだろ。」
「そ、そんな……」
私は動悸が強く打つのが止まらず、思わず膝から崩れ落ちました。
「それと、もうあんなヤツとは付き合うなよ。お前は有名アイドルなんだ。」
「……」
「実際、この方針は当たっただろ?以前いた弱小事務所の冴えないプロデューサーじゃお前の魅力は引き出せなかったんだよ」
「うぅ……」
私はもう言葉はほとんど耳に入っておりませんでした。ただ、ただ床に縮こまって涙を流すことしかできない身です……。
冷徹な女王様っていったらグラス片手に膝の上の猫をなでるもんでしょうが!!()
>>176
スレタイ教えてくれ
スレタイ教えてくれ
>>186
もう無いみたいだけど?
もう無いみたいだけど?
>>189
わろた
わろた
>>189
アホスwww
アホスwww
つーかギャップ萌えという言葉を知らんのか、使えないPだな!
「メディアではぶりっこ → 実は女王様キャラ」より、「表向き女王様 → 実は乙女」のほうが受けがよさそうというのは素人考えか
「メディアではぶりっこ → 実は女王様キャラ」より、「表向き女王様 → 実は乙女」のほうが受けがよさそうというのは素人考えか
それから響の番組は何かとある事情でお蔵入りになってしまったと伝えられました。
そして、1月ほどたってから春香にしばらく会うことはできないと電話をしたのですが
春香は私が用件を伝えると突然、
「も……もうアイドルなんていやぁぁぁあぁあああ!!!」
と叫び声をあげて電話が切れてしまいました。
その後、どうしても気がかりでプロデューサーに内緒で春香の元へ向かったのですが
春香の母方にどうしても貴方だけは会わせることはできない、と言われて仕方なく引き返してきました。
無事に過ごしているといいのですが……。
それから私はひたすら仕事に明け暮れました。
765プロの時とは違い、どこかへ旅行へ行ったりということは一切ありませんでした。
むしろ、新人で入った身分ですが、先輩方を追い越し、贔屓される私に皆さまは冷ややかな目を向けていました。
高層ビルから見下ろす夜景は、綺麗ですがどこか物悲しいものがあります……。
ふと、静かに遠くにある入口のドアが開きました。
見ると、私の見知った殿方が私をじぃっと見つめてきます。低く、粘ついた声で
「「密会」の時間だよ……」
と私に告げました。
プロデューサー殿、私は、私は本当にこれでよろしいのでしょうか。
そして、1月ほどたってから春香にしばらく会うことはできないと電話をしたのですが
春香は私が用件を伝えると突然、
「も……もうアイドルなんていやぁぁぁあぁあああ!!!」
と叫び声をあげて電話が切れてしまいました。
その後、どうしても気がかりでプロデューサーに内緒で春香の元へ向かったのですが
春香の母方にどうしても貴方だけは会わせることはできない、と言われて仕方なく引き返してきました。
無事に過ごしているといいのですが……。
それから私はひたすら仕事に明け暮れました。
765プロの時とは違い、どこかへ旅行へ行ったりということは一切ありませんでした。
むしろ、新人で入った身分ですが、先輩方を追い越し、贔屓される私に皆さまは冷ややかな目を向けていました。
高層ビルから見下ろす夜景は、綺麗ですがどこか物悲しいものがあります……。
ふと、静かに遠くにある入口のドアが開きました。
見ると、私の見知った殿方が私をじぃっと見つめてきます。低く、粘ついた声で
「「密会」の時間だよ……」
と私に告げました。
プロデューサー殿、私は、私は本当にこれでよろしいのでしょうか。
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