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    元スレまどか「おいでませ、ラーメンQB!」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - QB + - QB△ + - ラーメン + - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 81 :

    さやか「……ね、まどか」

    まどか「うん、さやかちゃんも思った?」

    さやか「うん、せっかく来たんだからさ」

    まどさや「「オリジナル麺作ってみたい!」」

    まどか「もちろんとんこつに合うのを考えないといけないとは思うけど……」

    さやか「実験的になら、色々挑戦してみてもいいんじゃないかな?」

    まどか「そだね。じゃあ……>>155みたいなの頼んでみようよ!」

    152 :

    ちゃんぽんみたいな極太麺

    153 :

    チャンポン麺

    154 :

    QB

    155 :

    チャンポン麺

    156 = 95 :

    うどん

    157 :

    >>1が詳しすぎて凄い

    158 = 81 :

    チャンポンについて詳しくないため情報収集中……
    直麺だっけ?ちぢれてたっけ?

    159 = 153 :

    正直豚骨にチャンポンってあうの?
    豚骨あまり食べないからわからない

    160 :

    基本は直麺っぽい?
    ちぢれちゃんぽんってメニューもあるらしいが

    161 = 152 :

    >>159
    とんこつベースのちゃんぽんもあるそうだし、けっこういけるんじゃないかな

    162 = 81 :

    シャルロッテ「ちゃ、ちゃんぽんみたいな麺やって?」

    まどか「やっぱり駄目ですかね……とんこつにあんな太い麺だと」

    シャルロッテ「……いや、極細麺っちゅうのはスープを多く絡ませるための麺や。チャンポンも具と混ぜて食うための麺やし、通じるものがあるかもしれん」

    シャルロッテ「ただ、太麺っちゅうんは塩気や辛みの強いスープをさっぱり食わすんが主……味は基本的に絡みにくい」

    さやか「難しいかなあ……麺がそのまま食べられるくらい美味しかったら、気にしなくていいのになあ」

    シャルロッテ「はは、そう簡単なこっちゃ……麺が、そのまま?」

    シャルロッテ「いや……うん。それや! 面白いモンができるかもしれんで!」

    163 :

    マルタイの長崎チャンポンというカップ麺があってだな

    164 = 81 :

    シャルロッテ「まっすぐの太麺。チャンポンとは違うかもしれんけど、多目にみたってや」

    まどか「それはもちろんですけど……」

    さやか「どんな麺ができるんですか?」

    シャルロッテ「……いつもな、思っとったんよ」

    シャルロッテ「ラーメンって主役は麺みたいに見えるけど、実際製麺やっとるとわかる。麺を作った側の個性ってのは、ラーメンには出えへん」

    シャルロッテ「麺ってのはあくまでスープと絡んで完成するモンで、引き立て役なんよ」

    シャルロッテ「だからな、本当はいかんと思うんやけど……」

    シャルロッテ「個性的な、主張の強い……うちの製麺所らしい麺を作ってみたかった」

    165 :

    ふむふむ

    166 :

    >>143が生きてくるか

    167 = 81 :

    シャルロッテ「さ、茹でてきたから食ってみてな」

    チュルッ ムグムグ

    まどか「え、これってラーメン……?」

    さやか「香ばしくって……なんだろ、少しパスタっぽい?」

    シャルロッテ「とんこつラーメンによくかかってる香味油ってあるやろ? ラードやゴマ油をネギ、ニンニクなんかと焦がしながら香りを出すやつ。あれを練りこんだんよ。塩気も強めにしてな」

    シャルロッテ「とんこつスープとよく合う、目立つ麺に仕上がったと思うで!」

    まどか「うわあ……さやかちゃん、私、早くラーメンにしてみたくなってきた!」

    さやか「うん、あたしもだよ……! 本当にありがとうございます! また来ますんで、開店したら食べに来てくださいね!」

    シャルロッテ「もっちろん!」

    168 :

    ラーメンQBって聞くとこのネタを連想するんだよね。
    http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=17896013

    169 = 81 :

    同刻・ラーメンQB

    ほむら「さあ、麺はまどかたちに用意を頼んであるわ。私たちは具の仕上げに入るわよ」

    杏子「いよいよ完成が見えてきたって感じがするな!」

    マミ「まさか2日がかりになるとは思ってもみなかったけどね」

    ほむら「さて、博多とんこつの具としてはチャーシューの他、白ゴマ、ネギ、キクラゲなどがあるわ」

    ほむら「ゴマは軽く乾煎りしておきましょう。香りが強まるわ」

    マミ「本当、食欲をそそるわ」シューッ カラカラ

    ほむら「キクラゲは水につけて戻して、千切りにする」

    杏子「なあ、キクラゲって何なんだ?」トントン

    ほむら「クラゲって名前はついてるけど、実はキノコなのよ」

    杏子「へえ……」

    170 :

    とんこつラーメンに入ってる紅ショウガが好き

    171 = 81 :

    ほむら「ネギは細かい青ネギがいいわね……たくさん切っておかないと」トントントントン

    マミ「これだけ機材があって、どうしてネギ切り機はないのかしら……」

    QB(禿)「当初はネギを使う予定もなかったからね……」

    ほむら「ネギを使わないラーメンの方が珍しいというのに……!」トントンドンドンッ

    杏子「儲けが出たら一番に買おうぜ。な?」

    ほむら「ええ……あ、忘れるところだったわ」トン

    杏子「ん? 何だこの瓶詰め」

    ほむら「自家製の紅ショウガと辛子高菜よ」

    マミ「とんこつには付き物ね!」

    ほむら「ええ。漬け込みに時間がかかるから今回は自家製を持ってきたけど、お店で作りたいわね」

    172 = 152 :

    高菜と言われたらコレを貼らざるを得ないな

    http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51491951.html

    173 = 137 :

    ほむら「高菜、食べてしまったんですか!!!!????」

    174 = 81 :

    ガラガラガラ

    さやか「着いたー!」

    まどか「ほむらちゃん! 麺が到着したよ!」

    ほむら「ちょうどよかったわ、まどか。さっそく作りましょうか……!」


    さやか「うわ!? キュゥべえが生き返ってハゲた!?」

    QB「さやか……事実だけど改めて指摘されるとなんだか複雑な感情が芽生えそうだよ……」

    175 :

    なんか深夜なのに腹減ってきたな

    176 = 81 :

    ほむら「なるほど。面白い麺を作ってくれたのね、シャルロッテは……今度上等のチーズをお土産に持っていかないとね」

    杏子「おーいほむら、まだか? 待ちくたびれたよー」

    ほむら「はいはい、じゃあ始めましょうか」

    マミ「はい! お客様、ご注文をどうぞ~!」


    杏子「えーと、スープあっさりの麺固めで!」

    美樹「あたしはこってりのバリカタ!」

    まどか「私は……こってりの、特製麺でお願いします!」


    マミ「は~い、あっさり固め、こってりバリカタ、こってり特製で~す!」

    ほむら「あ……あいよ!」テレテレ


    杏子(一度言ってみたかったんだろーなー)

    177 = 87 :

    ほむほむ

    178 = 81 :

    QB「えーと、バリカタは20秒、固めは45秒、特製は5分だったね……!」

    ほむら「練習通り、間違えないように。間違えたらわかってるわね?」

    QB「そ、それはもう……と、きゅっぷい!」ザバッ  チャッチャッ

    ほむら(あっさりはとんこつ3:鶏がら7、こってりはその逆くらいかしらね……)

    ほむら「麺が入ったら軽くほぐして、ネギ! キクラゲ! 厚切り豚チャーシュー、キュゥべえチャーシュー! ゴマ!」サッサッ

    QB「そのチャーシューだけは複雑だよ……」

    ほむら「そして仕上げに、これを乗せる……!」ポトッ

    179 = 81 :

    マミ「は~い、あっさり固め、こってりバリカタの方、お待たせしましたー!」トンットンッ

    さやか「うわあ……美味しそう……!」

    杏子「お、おいこれ! 味たまじゃねーか!」

    ほむら「ふふ……昨日の夜、チャーシューの醤油ダレに半熟の茹で卵を漬け込んでおいたのよ」

    ほむら「お好みで紅ショウガと辛子高菜を加えて……召し上がれ」

    さや杏「「いっただっきまーす!!」」


    ズッ ズルルル- ゾゾゾ ハフッ ハフハフ

    さやか「うああ~~! 幸せっ! さやかちゃん大感激ですよー!」

    杏子「あっさりでもしっかりとんこつの味がするなあ……味たまが、ああ! 半熟は反則だろぉ!?」

    181 :

    QB感情豊富だな

    182 = 170 :

    なぜ・・・

    なぜこの時間に・・・

    183 = 81 :

    まどか「へえ……意外と脂っこくならないんだね」

    ほむら「とんこつスープは濃厚だけど、それは油というより骨髄……コラーゲンの旨みが多いと思うわ」

    さやか「うはあ……! 駄目! 替え玉一つバリカタで!」

    杏子「あ、あたしも今度はバリカタで頼むよ!」

    マミ「は~い、替え玉バリ2~!」

    ほむら「あいよっ!」 QB「きゅっぷい!」

    184 = 119 :

    ばっ……

    バリカタを食い過ぎんのは自殺行為だ!!
    後でダイナマイト食った時のエシディシみたいになっても知らんぞ!!

    185 :

    コンビにでカップめん買ってきちゃった・・・
    どうしてくれんだよぅ(´;ω;`)

    186 = 152 :

    杏子「あっさりでもしっかりとんこつの味がするなあ……味たまが、ああ! 半熟は反則だろぉ!?」

    このセリフだけでご飯食えそうだ

    187 = 81 :

    QB「替え玉2! 特製が上がるよ!」チャッチャッ

    ほむら「ええ……!」サッサッ

    マミ「は~い鹿目さん、こってり特製お待ちどう様!」トンッ

    まどか「……」ジー

    マミ「……鹿目さん?」

    まどか「あ、はい! なんか見とれちゃって……てへへ」

    まどか「い、いただきまーす!」

    ズルズルズルッ

    188 = 119 :

    お腹空いた……お腹空いたよう……(´;ω;`)



    今なら桃カン騒ぎん時のオリンじいさんの言ってた、夜中にどーしてもラーメンが食いたくなったときの話がよく理解できる気がする。

    189 :

    この時間はいかんな

    190 = 81 :

    ほむら『話は聞かせてもらったわ。他ならぬラーメ……まどかのため。私に任せなさい』


    ほむら『博多とんこつ……! これしかないわ!』


    シャルロッテ『よっしゃ、うちに任しとき。ここに書いてる通り、いい麺見繕ったるからなー!』


    さやか『実験的になら、色々挑戦してみてもいいんじゃないかな?』


    シャルロッテ『個性的な、主張の強い……うちの製麺所らしい麺を作ってみたかった』


    まどか「……」ズズ… ポタッ

    さやか「ん、んん!? まどか、どうしたの? どっか痛いの?」

    まどか「う……ううん、違うの。なんだか、ここまで作ってくれた人とか、頑張ったこととか思い出したら、なんだか……」ポタッポタッ

    まどか「美味しい……! 美味しいよぉ! ふえぇぇん……」ズル…グスッ…ズズズ

    191 = 181 :

    ワルプルはラーメン作らんの?

    194 = 152 :

    >>191
    笑いながらラーメン作るって想像したら怖いんだがwwww

    196 = 81 :

    QB「……」

    ほむら「どうかしら、ラーメンのなんたるか……少しは理解できた?」

    QB「……ラーメンは奥が深いね、訳がわからないよ」

    QB「でも」

    QB「最初はまずいって言われたのに、今は僕が作ったラーメンで、美味しいって」

    QB「……この感覚はなんだい?」

    ほむら「さあ……ラーメン屋を続けてれば、いつかわかるんじゃないかしら」

    197 = 119 :

    オクタヴィアちゃんで魚介ダシ取ってラーメンにできないかな

    198 = 81 :

    それからはたいへんでした。

    毎日スープの仕込みができるように段取りを組んで、材料の仕入れも安定させて……
    ほむらちゃんとシャルロッテさんは特製麺を二人で相談してさらに改良したみたい。

    ほむらちゃんと杏子ちゃん、それに人が変わったようにラーメン作りにのめり込んだキュゥべえは、ほとんど店にこもりっきりで準備の日々でした。

    私とさやかちゃん、マミさんはビラを作って配ったり、看板を立てたりと、こっちはこっちで大忙し!

    でも、それはそれは楽しい日々が続きました。

    そして……

    199 = 81 :

    本部『キュゥべえ、よく今日まで耐えてくれた。幹部は君のインキュベーター復帰に合意してくれたよ。すぐにでも補給と再雇用の手続きを……』

    QB『ああ、もういいんですよ』

    本部『何……?』

    QB『もうインキュベーターはやめます。僕はただの地球住む不思議な動物、キュゥべえでいいんです』

    本部『ち、血迷ったかキュゥべえ!? 地位も収入も、体のスペアさえなくしてどうする!? 我々の使命は……!』

    QB『幹部に伝えてください。本当の笑顔を見てしまったら、もう契約の……やがて絶望する笑顔なんてうんざりだ』

    本部『何ぃ? 君、重大な欠陥が発生しているぞ! すぐに戻りたまえ! これはインキュベーターとしての命令……』プツッ

    QB「今はインキュベーターじゃなくて、ただのラーメン屋さんだからね」キュップイ!


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