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元スレ杏子「ワイルドタイガーだ!」
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キュゥべえ「まさか本気になったワルプルギスの夜を一撃で倒すなんてね……驚いたよ」
杏子「まだアタシたちの目の前に姿を現せるお前に驚いたよ、アタシは」
ワイルドタイガー「杏子、そんな奴に構うな。みんなの手当をするぞ」
杏子「分かった! アタシに任せろ!」
キュゥべえ「…………」
キュゥべえ「これは、かなり嫌われちゃったかな?」
杏子「まだアタシたちの目の前に姿を現せるお前に驚いたよ、アタシは」
ワイルドタイガー「杏子、そんな奴に構うな。みんなの手当をするぞ」
杏子「分かった! アタシに任せろ!」
キュゥべえ「…………」
キュゥべえ「これは、かなり嫌われちゃったかな?」
杏子「ほとんどの奴は完治できた」
杏子「だがほむらの右手の肘より下は完全に消し飛んじまってるから無理だ……」
バーナビー「大丈夫、今の医療技術ならなんとかなります」
杏子「そうなのか、すげぇな」
ドラゴンキッド「でも、マミちゃんは……」
ネイサン「魔法少女ってのはソウルジェムが濁らなければ死なないんじゃないの?」
杏子「あまりに大きなダメージを受けたら死ぬこともあるらしい。例えば、首チョンパされたりすりゃアウトだ」
まどか「こんない大きな穴がお腹に空いてるなんて……うっ、マミさん。なんで、なんでなの……?」
ワイルドタイガー「バカ、見るな!」
ブルーローズ「折紙は、どうなっちゃったのかしら」
ファイヤーエンブレム「蚊になってる状態であの暴風を間近で受けたのよ……分かるでしょう」
杏子「だがほむらの右手の肘より下は完全に消し飛んじまってるから無理だ……」
バーナビー「大丈夫、今の医療技術ならなんとかなります」
杏子「そうなのか、すげぇな」
ドラゴンキッド「でも、マミちゃんは……」
ネイサン「魔法少女ってのはソウルジェムが濁らなければ死なないんじゃないの?」
杏子「あまりに大きなダメージを受けたら死ぬこともあるらしい。例えば、首チョンパされたりすりゃアウトだ」
まどか「こんない大きな穴がお腹に空いてるなんて……うっ、マミさん。なんで、なんでなの……?」
ワイルドタイガー「バカ、見るな!」
ブルーローズ「折紙は、どうなっちゃったのかしら」
ファイヤーエンブレム「蚊になってる状態であの暴風を間近で受けたのよ……分かるでしょう」
いや首ちょんぱで死んだんじゃなくてソウルジェム噛み砕かれて死んだんじゃ……
ネイサン「バリアが脆くなってるところを探すために……あんな無茶しやがって!」
「誰かー」
ブルーローズ「え?」
「誰かそこにー」
ワイルドタイガー「何か聞こえたような」
「助けてほしいでござるー」
杏子「そこの瓦礫の下から聞こえるぞ!」
ワイルドタイガー「よし、ここは俺が! ぐ、力が使えないとキツいな」
バーナビー「僕も手伝いますよ」
ブルーローズ「アタシも!」
ネイサン「ファイヤーするわけにもいかないわね……ま、アタシは力仕事も得意よぉ」
ドラゴンキッド「よい、しょ!」
ルナティック「く……なかなか手強いな。瓦礫というものは」
まどか「うんしょ、うんしょ」
マーベリック「力仕事なんて、久しぶりだな」
モグモグする→数秒間置いて魔法少女状態解除→体落ちる
だからソウルジェム割れて死んでそうだけどね。それに今回は魔法少女の仕組みも知ってるし
だからソウルジェム割れて死んでそうだけどね。それに今回は魔法少女の仕組みも知ってるし
折紙サイクロン「かたじけないでござる」
バーナビー「よく無事でしたね、折紙先輩」
ファイヤーエンブレム「そうよぉ。あんな暴風の中で、しかも蚊に擬態中でしょ?」
折紙サイクロン「あの時、拙者は奴の真下に潜り込んでいたのでござる」
ブルーローズ「台風の目、ってことかしら」
折紙サイクロン「その通りでござる!」
杏子「じゃあなんで瓦礫の中にいたのさ」
折紙サイクロン「恐ろしさのあまり擬態が解けて落下してしまい、その衝撃で周りの瓦礫が……」
バーナビー「なるほど。とにかくご無事でなによりです」
バーナビー「よく無事でしたね、折紙先輩」
ファイヤーエンブレム「そうよぉ。あんな暴風の中で、しかも蚊に擬態中でしょ?」
折紙サイクロン「あの時、拙者は奴の真下に潜り込んでいたのでござる」
ブルーローズ「台風の目、ってことかしら」
折紙サイクロン「その通りでござる!」
杏子「じゃあなんで瓦礫の中にいたのさ」
折紙サイクロン「恐ろしさのあまり擬態が解けて落下してしまい、その衝撃で周りの瓦礫が……」
バーナビー「なるほど。とにかくご無事でなによりです」
ワイルドタイガー「やっと医療班が来たか!」
バーナビー「ほむらさんは彼らに任せましょう……」
ブルーローズ「気絶してるロックバイソンやスカイハイもね」
杏子「マミ……」
まどか「折紙サイクロンだって生きてたんだし、マミさんも実は……」
ネイサン「気持ちは分かるけど、現実を受け止めなさい」
さやか「まどか! 大丈夫!?」
まどか「さやかちゃん!?」
さやか「あたし、避難所に行ってからの記憶があいまいで……でも何故かここに来ないとって思って」
さやか「あれ? マミ、さん……?」
まどか「さやかちゃん見ちゃダメ!」
さやか「嘘、でしょ?」
バーナビー「ほむらさんは彼らに任せましょう……」
ブルーローズ「気絶してるロックバイソンやスカイハイもね」
杏子「マミ……」
まどか「折紙サイクロンだって生きてたんだし、マミさんも実は……」
ネイサン「気持ちは分かるけど、現実を受け止めなさい」
さやか「まどか! 大丈夫!?」
まどか「さやかちゃん!?」
さやか「あたし、避難所に行ってからの記憶があいまいで……でも何故かここに来ないとって思って」
さやか「あれ? マミ、さん……?」
まどか「さやかちゃん見ちゃダメ!」
さやか「嘘、でしょ?」
さやか「キュゥべえ! いるんでしょ! あたしと契約しなさい!」
杏子「何言ってやがる! アタシやマミ、それにほむらが……お前たちを契約させたくないって言ったの忘れたのか!」
さやか「忘れてるわけない! でも、マミさんが死んじゃうなんてあんまりでしょ……」
キュゥべえ「ボクはいつでもいいよ?」
杏子「ほむらが言ってただろ。アンタは心が弱い。だから魔女になりやすいって……」
さやか「あたしが魔女になっても世界が滅ぶわけじゃないじゃん!」
ドラゴンキッド「待って。ボクでも、魔法少女になれるんだよね?」
さやか「!?」
杏子「何言ってやがる! アタシやマミ、それにほむらが……お前たちを契約させたくないって言ったの忘れたのか!」
さやか「忘れてるわけない! でも、マミさんが死んじゃうなんてあんまりでしょ……」
キュゥべえ「ボクはいつでもいいよ?」
杏子「ほむらが言ってただろ。アンタは心が弱い。だから魔女になりやすいって……」
さやか「あたしが魔女になっても世界が滅ぶわけじゃないじゃん!」
ドラゴンキッド「待って。ボクでも、魔法少女になれるんだよね?」
さやか「!?」
ドラゴンキッド「自分で言うのもアレだけど……ボク、普通の人よりは遥かに打たれ強いと思う」
ドラゴンキッド「ボクはネクストとしての能力があるから、魔力を使う必要はほとんどない」
ドラゴンキッド「精神が安定していれば、魔力を使いすぎない限り魔女にはならないんだよね」
杏子「そ、そりゃそうだけどよ……もしドラゴンキッドが魔女になったら、かなりの被害がでると思うぞ」
ドラゴンキッド「杏子ほどじゃないよ。それに万一の時は、自決する覚悟もできてる」
さやか「じ、自決って……」
ドラゴンキッド「世界を守るために命を賭して戦ったヒーローが、こんな所で死ぬなんて……ボクは認めたくない」
ドラゴンキッド「だから、ボクと契約してよ。キュゥべえ」
キュゥべえ(本人が言ってる通り、この子が魔女になる確率は限りなく低いんだよね)
キュゥべえ(しかも因果の量はかなりのものだし……でも、ボクに拒否権はない)
キュゥべえ「分かった。ホァン・パオリン。君はどんな願いでソウルジェムを輝かせるんだい?」
ドラゴンキッド「ボクの願いは、巴マミさんを蘇らせることだ!」
キュゥべえ「君の願いはエントロピーを凌駕した――」
ドラゴンキッド「ボクはネクストとしての能力があるから、魔力を使う必要はほとんどない」
ドラゴンキッド「精神が安定していれば、魔力を使いすぎない限り魔女にはならないんだよね」
杏子「そ、そりゃそうだけどよ……もしドラゴンキッドが魔女になったら、かなりの被害がでると思うぞ」
ドラゴンキッド「杏子ほどじゃないよ。それに万一の時は、自決する覚悟もできてる」
さやか「じ、自決って……」
ドラゴンキッド「世界を守るために命を賭して戦ったヒーローが、こんな所で死ぬなんて……ボクは認めたくない」
ドラゴンキッド「だから、ボクと契約してよ。キュゥべえ」
キュゥべえ(本人が言ってる通り、この子が魔女になる確率は限りなく低いんだよね)
キュゥべえ(しかも因果の量はかなりのものだし……でも、ボクに拒否権はない)
キュゥべえ「分かった。ホァン・パオリン。君はどんな願いでソウルジェムを輝かせるんだい?」
ドラゴンキッド「ボクの願いは、巴マミさんを蘇らせることだ!」
キュゥべえ「君の願いはエントロピーを凌駕した――」
数日後――
杏子「もう戻るのか」
虎徹「まぁな。アントニオとキースも目を覚ましたことだし」
ネイサン「シュテルンビルトには問題が山積みだしねぇ」
バーナビー「まさか、マーベリックさんがウロボロスと通じていたなんて……」
杏子「あぁ、アタシもショックだったよ」
カリーナ「何で、折紙を助ける時に手伝ってくれたのかしら」
イワン「謎ですね」
虎徹「ま、本人しか分からねぇな」
ほむら「そう、ね……」
杏子「もう戻るのか」
虎徹「まぁな。アントニオとキースも目を覚ましたことだし」
ネイサン「シュテルンビルトには問題が山積みだしねぇ」
バーナビー「まさか、マーベリックさんがウロボロスと通じていたなんて……」
杏子「あぁ、アタシもショックだったよ」
カリーナ「何で、折紙を助ける時に手伝ってくれたのかしら」
イワン「謎ですね」
虎徹「ま、本人しか分からねぇな」
ほむら「そう、ね……」
マミ「ドラゴンキッドさん、本当にありがとうございました。このご恩は忘れません」
ドラゴンキッド「ボクがキミを助けたかっただけだよ。キミみたいな立派な人は、死んじゃいけないって思っただけ」
まどか「うんうん。マミさんすごいもん」
さやか「あたしも、人に尊敬される人間になりたいな。マミさんや、ドラゴンキッドみたいに」
虎徹「あれ、俺は入ってないの?」
さやか「あ、虎徹さんも尊敬してますよもちろん!」
虎徹「なんか付け加えた感じしかしねぇ……ちぇ」
バーナビー「ははは、すねないでくださいよ。僕は虎徹さんのこと尊敬してますから」
虎徹「どーだか。バニーちゃんは油断ならねぇからな」
アニエス『雑談もいいけど、もう時間ないわよ! さっさとヘリに乗りなさい!』
虎徹「へいへい。それじゃあな! 暇ができたら遊びに来いよー」
杏子「おう! それまでにエアコンなんとかしろよ!」
ドラゴンキッド「ボクがキミを助けたかっただけだよ。キミみたいな立派な人は、死んじゃいけないって思っただけ」
まどか「うんうん。マミさんすごいもん」
さやか「あたしも、人に尊敬される人間になりたいな。マミさんや、ドラゴンキッドみたいに」
虎徹「あれ、俺は入ってないの?」
さやか「あ、虎徹さんも尊敬してますよもちろん!」
虎徹「なんか付け加えた感じしかしねぇ……ちぇ」
バーナビー「ははは、すねないでくださいよ。僕は虎徹さんのこと尊敬してますから」
虎徹「どーだか。バニーちゃんは油断ならねぇからな」
アニエス『雑談もいいけど、もう時間ないわよ! さっさとヘリに乗りなさい!』
虎徹「へいへい。それじゃあな! 暇ができたら遊びに来いよー」
杏子「おう! それまでにエアコンなんとかしろよ!」
ほむら「行ったわね……」
キース「ま、間に合わなかったか!」
アントニオ「おいおい、せっかく退院したってのに、ひでぇ奴らだ」
杏子「おせーぞ二人とも」
キース「病院から全力で飛んできたんだけどね」
さやか「え、素顔で飛んだんですか!」
アントニオ「……しまった!」
キース「ハハハ! まぁ気にしない、そして気にしない!」
まどか「なんていうか、キースさんってマイペースですよね」
杏子「マイペースすぎて仕事でたまに困るよ……」
アントニオ「同意だな」ビービー
キース「おや、緊急コールか」
アントニオ「病み上がりだってのにな」
キース「ま、間に合わなかったか!」
アントニオ「おいおい、せっかく退院したってのに、ひでぇ奴らだ」
杏子「おせーぞ二人とも」
キース「病院から全力で飛んできたんだけどね」
さやか「え、素顔で飛んだんですか!」
アントニオ「……しまった!」
キース「ハハハ! まぁ気にしない、そして気にしない!」
まどか「なんていうか、キースさんってマイペースですよね」
杏子「マイペースすぎて仕事でたまに困るよ……」
アントニオ「同意だな」ビービー
キース「おや、緊急コールか」
アントニオ「病み上がりだってのにな」
杏子「ヒーローは年中無休さ。この数日はアタシ一人で頑張ってきたんだぜ?」
キース「そうだったのか。ありがとう、そしてありがとう!」
アントニオ「ワルプルギスの夜との戦いで生まれ変わった、ニュー・ロックバイソンの強さを見せてやろう!」
杏子「スーツのデザインが変わったんだっけか? ワルプルギスの夜との戦いで奮闘したから」
アントニオ「そうだ! なんとドリルが二本増量! 出血大サービスだ!」
ほむら「へぇ。ライバルとして、期待してるわよ」
アントニオ「ライバル!?」
ほむら「私もヒーローになったから」
キース「ほほう。これは楽しみだ、そして楽しみだ!」
杏子「何人ライバルが増えても、見滝原最強の称号は……アタシのものだ!」
見滝原編、おわり
キース「そうだったのか。ありがとう、そしてありがとう!」
アントニオ「ワルプルギスの夜との戦いで生まれ変わった、ニュー・ロックバイソンの強さを見せてやろう!」
杏子「スーツのデザインが変わったんだっけか? ワルプルギスの夜との戦いで奮闘したから」
アントニオ「そうだ! なんとドリルが二本増量! 出血大サービスだ!」
ほむら「へぇ。ライバルとして、期待してるわよ」
アントニオ「ライバル!?」
ほむら「私もヒーローになったから」
キース「ほほう。これは楽しみだ、そして楽しみだ!」
杏子「何人ライバルが増えても、見滝原最強の称号は……アタシのものだ!」
見滝原編、おわり
夜遅く(朝早く?)までありがとう、そしてすまない!
大筋は予め作っておいたから、途中からは「ながら」でもなんとかなると思った。でもやっぱり書き溜めって大事だ
ひと通り書き終えてから一日経って見なおして、ミス直したり冗長な場所をカットしたりするべき
大筋は予め作っておいたから、途中からは「ながら」でもなんとかなると思った。でもやっぱり書き溜めって大事だ
ひと通り書き終えてから一日経って見なおして、ミス直したり冗長な場所をカットしたりするべき
昨日のヤツから今イッキに読んだけど、凄く面白かったし丁寧だった!今日の夜にタイバニ初見だったのに問題無く楽しめたよ。ありがとう、>>1乙。
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