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元スレ杏子「ワイルドタイガーだ!」
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杏子「自分のことを完全に分かってる人間なんていないさ」
杏子「マミがそれでいいんなら、いいんじゃないのかい。ほむら」
ほむら「それはそうだけど……」
杏子「とりあえずメシでも食おう。いつまでもこんな空気じゃ、心によくねぇ」
マミ「そうね。またさっきみたいになってしまうかも」
ほむら「……わかった」
杏子「マミがそれでいいんなら、いいんじゃないのかい。ほむら」
ほむら「それはそうだけど……」
杏子「とりあえずメシでも食おう。いつまでもこんな空気じゃ、心によくねぇ」
マミ「そうね。またさっきみたいになってしまうかも」
ほむら「……わかった」
杏子「ほむらも手伝ってくれるかい?」
マミ「えーっと……暁美さんは、食器の準備してくれるかしら? そうしたら休んでて」
杏子「何でさ?」
マミ「えっと、その、ね……」
ほむら「前に巴マミと料理して、失敗しまくったのよ」
杏子「んじゃ、アタシがじっくり教えてやるよ」
ほむら「え……でも、悪いわ」
杏子「飯食うのに料理手伝わないほうがよっぽど悪いぞ。そこのクソ宇宙人と同列だ」
杏子「あ、コイツは飯抜きだから関係なかったか」
キュゥべえ「ク、クソ宇宙人はやめてほしいなぁ」
マミ「フフ、確かに杏子の言うとおりね。みんなで作りましょ」
キュゥべえ「マミ……」
マミ「もちろん、キュゥべえ以外のみんなでね」
キュゥべえ「」
マミ「えーっと……暁美さんは、食器の準備してくれるかしら? そうしたら休んでて」
杏子「何でさ?」
マミ「えっと、その、ね……」
ほむら「前に巴マミと料理して、失敗しまくったのよ」
杏子「んじゃ、アタシがじっくり教えてやるよ」
ほむら「え……でも、悪いわ」
杏子「飯食うのに料理手伝わないほうがよっぽど悪いぞ。そこのクソ宇宙人と同列だ」
杏子「あ、コイツは飯抜きだから関係なかったか」
キュゥべえ「ク、クソ宇宙人はやめてほしいなぁ」
マミ「フフ、確かに杏子の言うとおりね。みんなで作りましょ」
キュゥべえ「マミ……」
マミ「もちろん、キュゥべえ以外のみんなでね」
キュゥべえ「」
マミ「おいしかったわ、みんなで料理するっていいわね」
杏子「だな。うまかった!」
ほむら「えぇ。料理、楽しかったわ。指を少し切ってしまったけど」
キュゥべえ「少し? 人差し指の第一関節より上が、本体から分離したよね?」
杏子「お前は空気を読め!」ポコッ
キュゥべえ「いたっ」
ほむら「鍋の中に指が入りそうになったときは、心臓が止まるかと思ったわ」
ほむら「あ、心臓なんて止まっても関係ないわね……私達には」
杏子「やめようぜ、そういうの」
ほむら「え?」
杏子「たとえジョークでも、悲しくなっちまうだろ」
ほむら「そう、ね……。ごめんなさい」
マミ「暁美さんだけズルイわ、私にも叱って!」
杏子「な、なんだよそれ。うーん、そうだな……部屋にちょっとお菓子多すぎじゃね、太るぞ」
マミ「」
杏子「だな。うまかった!」
ほむら「えぇ。料理、楽しかったわ。指を少し切ってしまったけど」
キュゥべえ「少し? 人差し指の第一関節より上が、本体から分離したよね?」
杏子「お前は空気を読め!」ポコッ
キュゥべえ「いたっ」
ほむら「鍋の中に指が入りそうになったときは、心臓が止まるかと思ったわ」
ほむら「あ、心臓なんて止まっても関係ないわね……私達には」
杏子「やめようぜ、そういうの」
ほむら「え?」
杏子「たとえジョークでも、悲しくなっちまうだろ」
ほむら「そう、ね……。ごめんなさい」
マミ「暁美さんだけズルイわ、私にも叱って!」
杏子「な、なんだよそれ。うーん、そうだな……部屋にちょっとお菓子多すぎじゃね、太るぞ」
マミ「」
街外れの廃墟――
ほむら「さて、このあたりなら人も来ないわ。はじめましょう」
杏子「よっしゃ、どっからでもかかって来な」
ほむら(杏子は、おそらく今までより遥かに強い。最初から全開でいくわ)
杏子「機関銃? そんなものがアタシに通用すると思ってんのか。そらそらそら!」
杏子を襲う機関銃の弾丸は、槍を風車上に振り回すことによりあっさり弾かれてしまう。
杏子「隙だらけだぜ!」
ほむら「それはこっちの台詞よ」
杏子「何を言ってやが……」
杏子が持っていた槍が突如大爆発を起こす。
杏子「きゃああああッ!?」
ほむら「さて、このあたりなら人も来ないわ。はじめましょう」
杏子「よっしゃ、どっからでもかかって来な」
ほむら(杏子は、おそらく今までより遥かに強い。最初から全開でいくわ)
杏子「機関銃? そんなものがアタシに通用すると思ってんのか。そらそらそら!」
杏子を襲う機関銃の弾丸は、槍を風車上に振り回すことによりあっさり弾かれてしまう。
杏子「隙だらけだぜ!」
ほむら「それはこっちの台詞よ」
杏子「何を言ってやが……」
杏子が持っていた槍が突如大爆発を起こす。
杏子「きゃああああッ!?」
杏子「バカな、爆弾を使う素振りなんて!」
ほむら「あなたがその動作を捉えることは決してできない」
杏子「……なんてな」
いつの間にかほむらは、杏子の蛇腹状の槍によって完全に動きを封じられていた。
ほむら「な!?」
ほむら「あなたがその動作を捉えることは決してできない」
杏子「……なんてな」
いつの間にかほむらは、杏子の蛇腹状の槍によって完全に動きを封じられていた。
ほむら「な!?」
杏子「攻撃の素振りを見せないだなんて、どんな能力なのかは知らねぇが……厄介だな」
ほむら「む、無傷!? そんな、さっきまで身体中にやけどを負っていたはずなのに」
杏子「それはきっと夢だったんじゃないか?」
ほむら「まさか、それがあなたの能力……」
杏子「そういうこった」
ほむら(目があった時に一瞬感じた妙な違和感……幻術の類ね。おそらくこれが、願いによって得られた能力)
杏子「だがほむらも相当なもんだな。その拘束をもう解いてやがる」
ほむら「何度も何度も、誰かさんの拘束魔法を食らったからよ」
マミ「これが、高等な戦闘者(ハイバトラー)同士の戦い……やるわね」
キュゥべえ「素直についていけないっていいなよ……」
マミ「ウフフ」バキッ
キュゥべえ「いたっ! 笑顔で殴るなんてひどいよ、マミ」
ほむら「む、無傷!? そんな、さっきまで身体中にやけどを負っていたはずなのに」
杏子「それはきっと夢だったんじゃないか?」
ほむら「まさか、それがあなたの能力……」
杏子「そういうこった」
ほむら(目があった時に一瞬感じた妙な違和感……幻術の類ね。おそらくこれが、願いによって得られた能力)
杏子「だがほむらも相当なもんだな。その拘束をもう解いてやがる」
ほむら「何度も何度も、誰かさんの拘束魔法を食らったからよ」
マミ「これが、高等な戦闘者(ハイバトラー)同士の戦い……やるわね」
キュゥべえ「素直についていけないっていいなよ……」
マミ「ウフフ」バキッ
キュゥべえ「いたっ! 笑顔で殴るなんてひどいよ、マミ」
杏子「さて、とりあえず今日はここらへんにしとくか」
ほむら「今日は魔女も使い魔も現れなかったわね」
マミ「そうね、いいことだわ」
杏子「グリーフシードは大丈夫なのか、二人とも」
ほむら「私は問題ないわ」
マミ「微妙ね……今日暁美さんの話を聞いたときにかなり濁っちゃったし」
ほむら「これ、持っていなさい」
マミ「二つもいいの?」
ほむら「今日のことは私が原因だし、魔女になってもらったら困るわ」
マミ「ありがとう」
杏子「アタシも一つやるよ、ほい」
マミ「杏子まで……二人ともありがとう」
ほむら「今日は魔女も使い魔も現れなかったわね」
マミ「そうね、いいことだわ」
杏子「グリーフシードは大丈夫なのか、二人とも」
ほむら「私は問題ないわ」
マミ「微妙ね……今日暁美さんの話を聞いたときにかなり濁っちゃったし」
ほむら「これ、持っていなさい」
マミ「二つもいいの?」
ほむら「今日のことは私が原因だし、魔女になってもらったら困るわ」
マミ「ありがとう」
杏子「アタシも一つやるよ、ほい」
マミ「杏子まで……二人ともありがとう」
杏子「ケータイの番号とアドレス、交換しておくか」
ほむら「ケータイ!?」
杏子「どうした。持ってないのか?」
ほむら(今までの佐倉杏子とは違うって分かってるのだけど……違和感がすごいわね)
ほむら「いいえ、持ってるわ」
杏子「持ってるなら何であんなに驚くんだよ……。赤外線って便利だねぇ、ほらよ」
ほむら「ん、来たわね」
杏子「次はマミだな。準備できてるか?」
マミ「えぇ、いいわよ」
杏子「ほい」
マミ「ありがと」
ほむら「ケータイ!?」
杏子「どうした。持ってないのか?」
ほむら(今までの佐倉杏子とは違うって分かってるのだけど……違和感がすごいわね)
ほむら「いいえ、持ってるわ」
杏子「持ってるなら何であんなに驚くんだよ……。赤外線って便利だねぇ、ほらよ」
ほむら「ん、来たわね」
杏子「次はマミだな。準備できてるか?」
マミ「えぇ、いいわよ」
杏子「ほい」
マミ「ありがと」
タイバニ毎週見てるのにヒーロー時の名前しか分からん
キースとか誰やねん
虎鉄とバーナビーと牛角しか分からん
キースとか誰やねん
虎鉄とバーナビーと牛角しか分からん
ほむら「私の家、この近くだから。また明日ね」
マミ「えぇ。またね」
杏子「んじゃな。何かあったらすぐ連絡しろよ」
ほむら「頼りにしてるわよ」
マミ「杏子はどこに住んでるの?」
杏子「…………」
杏子「どこなんだ?」
マミ「!?」
マミ「えぇ。またね」
杏子「んじゃな。何かあったらすぐ連絡しろよ」
ほむら「頼りにしてるわよ」
マミ「杏子はどこに住んでるの?」
杏子「…………」
杏子「どこなんだ?」
マミ「!?」
杏子「ちょっと電話してみる。キースさんは不安だからアントニオにしとこ」ピポパ
アントニオ『お、どうした杏子』
杏子「なぁアントニオ。今どこにいる?」
アントニオ『ホテルだが』
杏子「アタシの部屋は取ってある?」
アントニオ『あ』
杏子「おい!」
アントニオ『スマン』
杏子「スマンじゃ済まねぇぞ! 野宿しろってか!」
アントニオ『ちょっと待ってろ、フロントに聞いてくる』
杏子「頼むぜ」
アントニオ『お、どうした杏子』
杏子「なぁアントニオ。今どこにいる?」
アントニオ『ホテルだが』
杏子「アタシの部屋は取ってある?」
アントニオ『あ』
杏子「おい!」
アントニオ『スマン』
杏子「スマンじゃ済まねぇぞ! 野宿しろってか!」
アントニオ『ちょっと待ってろ、フロントに聞いてくる』
杏子「頼むぜ」
アントニオ『悪い、満室だとさ』
杏子「マジかよ」
アントニオ『この街にはここしかホテルないみたいだしな』
アントニオ『俺とキースと同じ部屋でいいなら構わないが……』
杏子「まぁ、野宿よりはマシか」
マミ「杏子」
杏子「ん?」
マミ「わ、私の家に泊っていかない?」
杏子「!」
杏子「マジかよ」
アントニオ『この街にはここしかホテルないみたいだしな』
アントニオ『俺とキースと同じ部屋でいいなら構わないが……』
杏子「まぁ、野宿よりはマシか」
マミ「杏子」
杏子「ん?」
マミ「わ、私の家に泊っていかない?」
杏子「!」
杏子「それいいな!」
杏子「アントニオ。やっぱ、何とかなりそうだわ」
アントニオ『そうか? ならいいが……』
杏子「んじゃ、切るぜ」
アントニオ『おう。すまなかったな』
杏子「いいって。また明日な」
アントニオ『あぁ』
杏子「アントニオ。やっぱ、何とかなりそうだわ」
アントニオ『そうか? ならいいが……』
杏子「んじゃ、切るぜ」
アントニオ『おう。すまなかったな』
杏子「いいって。また明日な」
アントニオ『あぁ』
マミ「電話の相手って、もしかしてヒーロー?」
杏子「よく分かったな」
マミ「ヒーローが日本……しかも見滝原に来るって噂で、街中が大騒ぎしてるからね」
杏子「なるほどね。明日にはテレビとかで正式に発表されると思うぜ」
マミ「すごいわね、テレビなんて」
杏子「そうでもないさ。さて、そろそろ風呂入って寝ようぜ」
マミ「一緒に入る?」
杏子「そんなにデカイのか、マミん家の風呂は」
マミ「うーん、ちょっと厳しいかも」
杏子「なら先に入って来いよ」
マミ「それじゃ、お言葉に甘えて」
杏子「よく分かったな」
マミ「ヒーローが日本……しかも見滝原に来るって噂で、街中が大騒ぎしてるからね」
杏子「なるほどね。明日にはテレビとかで正式に発表されると思うぜ」
マミ「すごいわね、テレビなんて」
杏子「そうでもないさ。さて、そろそろ風呂入って寝ようぜ」
マミ「一緒に入る?」
杏子「そんなにデカイのか、マミん家の風呂は」
マミ「うーん、ちょっと厳しいかも」
杏子「なら先に入って来いよ」
マミ「それじゃ、お言葉に甘えて」
杏子「騒がしい一日だったな……」ピロリロリン
杏子「電話? こ、虎徹!?」
虎徹『無事に日本についたか?』
杏子「あ、あぁ。いろいろあったけどね」
虎徹『そうか、よかった。ちゃんとメシ食ってるか?』
杏子「食ってるよ。ガキ扱いすんなって」
虎徹『心配なんだよ杏子が。ちゃんと風呂にも入れよ』
杏子「だーっ! もう……楓の気持ちがよく分かるぜ」
虎徹『楓? なんでそこで楓が出てくるんだ』
杏子「……まぁいいや。んじゃ、そろそろ風呂入るから」
虎徹『そうか、しっかり洗えよ。おやすみ』
杏子「うん、おやすみ」
杏子「電話? こ、虎徹!?」
虎徹『無事に日本についたか?』
杏子「あ、あぁ。いろいろあったけどね」
虎徹『そうか、よかった。ちゃんとメシ食ってるか?』
杏子「食ってるよ。ガキ扱いすんなって」
虎徹『心配なんだよ杏子が。ちゃんと風呂にも入れよ』
杏子「だーっ! もう……楓の気持ちがよく分かるぜ」
虎徹『楓? なんでそこで楓が出てくるんだ』
杏子「……まぁいいや。んじゃ、そろそろ風呂入るから」
虎徹『そうか、しっかり洗えよ。おやすみ』
杏子「うん、おやすみ」
杏子「ふわぁ……よく寝たぜ」
マミ「あら、もう起きたの。早いわね」
杏子「まーな。おっ、いい匂い」
マミ「何だか早く目が覚めたから、ご飯作っておいたの」
杏子「ありがてぇ。んじゃ、いただきますか」
マミ「いただきます」
杏子「うめぇな、この味噌汁」
マミ「そう? ありがと。シュテルンビルトではどんな物を食べてたの?」
杏子「一緒に住んでた人がチャーハンしか作れなくてさ。交代交代で作ってたから……半分チャーハン、半分その他って感じ」
マミ「え! ダメよそんなの。もっといろいろなもの食べて栄養取らないと! それに、さすがに飽きるわ」
杏子「あのチャーハンはなぜか飽きない味だったんだよなー」
マミ「ふーん、不思議ね。あ、そろそろ学校に行かないと。あ、一応鍵のスペア渡しておくわ。テレビ出るのよね?」
杏子「そ、昼頃に生放送だ」
マミ「学校のテレビで楽しませてもらうわ。それじゃ……い、いってきます!」
杏子「何どもってんだよ。いってらっしゃい」
マミ「あら、もう起きたの。早いわね」
杏子「まーな。おっ、いい匂い」
マミ「何だか早く目が覚めたから、ご飯作っておいたの」
杏子「ありがてぇ。んじゃ、いただきますか」
マミ「いただきます」
杏子「うめぇな、この味噌汁」
マミ「そう? ありがと。シュテルンビルトではどんな物を食べてたの?」
杏子「一緒に住んでた人がチャーハンしか作れなくてさ。交代交代で作ってたから……半分チャーハン、半分その他って感じ」
マミ「え! ダメよそんなの。もっといろいろなもの食べて栄養取らないと! それに、さすがに飽きるわ」
杏子「あのチャーハンはなぜか飽きない味だったんだよなー」
マミ「ふーん、不思議ね。あ、そろそろ学校に行かないと。あ、一応鍵のスペア渡しておくわ。テレビ出るのよね?」
杏子「そ、昼頃に生放送だ」
マミ「学校のテレビで楽しませてもらうわ。それじゃ……い、いってきます!」
杏子「何どもってんだよ。いってらっしゃい」
マミ「おはよう、みんな」
まどか「あ、マミさん! おはようございます!」
さやか「おはよーございますっ!」
ほむら「おはよう、マミ」
さやか「転校生がマミさんのことを名前で呼ぶの、何か違和感あるんだよねー」
まどか「確かに」
さやか「まさか二人はもうあんなことやこんなことをする仲にっ……!」
さやか「経験の少ない転校生にマミさんが優しく手ほどき!? だめ、そこはだめよマミ!」
ほむら「ちょ、ちょっと美樹さやか!」
マミ「美樹さーん……」
さやか「じょ、冗談ですよ! 冗談!」
まどか「あ、マミさん! おはようございます!」
さやか「おはよーございますっ!」
ほむら「おはよう、マミ」
さやか「転校生がマミさんのことを名前で呼ぶの、何か違和感あるんだよねー」
まどか「確かに」
さやか「まさか二人はもうあんなことやこんなことをする仲にっ……!」
さやか「経験の少ない転校生にマミさんが優しく手ほどき!? だめ、そこはだめよマミ!」
ほむら「ちょ、ちょっと美樹さやか!」
マミ「美樹さーん……」
さやか「じょ、冗談ですよ! 冗談!」
マミ「あのね、二人に大事なお話しがあるんだけど……」
まどか「なんですか?」
マミ「もう、魔法少女体験コースはやめにしましょう」
まどか「へ?」
さやか「え?」
マミ「本当にごめんなさい。勝手に巻き込んだ挙句、いきなりやめるだなんて」
ほむら「あなた達もお菓子の魔女との戦いで、危険さが分かったでしょう?」
さやか「あれは本当に怖かった……死ぬかと思ったもん」
まどか「うん。ほむらちゃんがいなかったら、マミさんや私たち死んじゃったかもしれないんですよね」
マミ「あの時、私は自分の未熟さを知った。普通の女の子を連れて歩くことなんて、とてもできない実力よ」
さやか「うーん……それなら、あたしも魔法少女になろっかな。願い事もあるし」
ほむら「駄目!」
さやか「て、転校生?」
まどか「なんですか?」
マミ「もう、魔法少女体験コースはやめにしましょう」
まどか「へ?」
さやか「え?」
マミ「本当にごめんなさい。勝手に巻き込んだ挙句、いきなりやめるだなんて」
ほむら「あなた達もお菓子の魔女との戦いで、危険さが分かったでしょう?」
さやか「あれは本当に怖かった……死ぬかと思ったもん」
まどか「うん。ほむらちゃんがいなかったら、マミさんや私たち死んじゃったかもしれないんですよね」
マミ「あの時、私は自分の未熟さを知った。普通の女の子を連れて歩くことなんて、とてもできない実力よ」
さやか「うーん……それなら、あたしも魔法少女になろっかな。願い事もあるし」
ほむら「駄目!」
さやか「て、転校生?」
ほむら「あ、大声だしてごめんなさい」
さやか「びっくりしたぞ、もう」
マミ「私も同意よ。魔法少女になってはダメ」
まどか「マ、マミさんもですか?」
マミ「えぇ。暁美さん、あの話をしたほうがいいと思うわ」
ほむら「でも美樹さやかは過去に……」
さやか「?」
マミ「大丈夫、私だって何とか耐えられたもの。美樹さんなら大丈夫。まだ魔法少女じゃないしね」
ほむら「あなたがそこまで言うのなら……」
さやか「びっくりしたぞ、もう」
マミ「私も同意よ。魔法少女になってはダメ」
まどか「マ、マミさんもですか?」
マミ「えぇ。暁美さん、あの話をしたほうがいいと思うわ」
ほむら「でも美樹さやかは過去に……」
さやか「?」
マミ「大丈夫、私だって何とか耐えられたもの。美樹さんなら大丈夫。まだ魔法少女じゃないしね」
ほむら「あなたがそこまで言うのなら……」
さやか「魔法少女が、魔女!?」
まどか「わ、私……世界を滅ぼしちゃうんですか」
ほむら「あなたたちは、まだ魔法少女になりたい?」
さやか「い、いやに決まってるじゃん!」
まどか「う、うん。いやだよ」
ほむら「よかった……」
マミ「あ、学校着いちゃったわね。話の続きは後でしましょう」
まどか「わ、私……世界を滅ぼしちゃうんですか」
ほむら「あなたたちは、まだ魔法少女になりたい?」
さやか「い、いやに決まってるじゃん!」
まどか「う、うん。いやだよ」
ほむら「よかった……」
マミ「あ、学校着いちゃったわね。話の続きは後でしましょう」
昼休み――
さやか「話の続き、やっぱ屋上?」
まどか「そだね。人に聞かれちゃいけないし」
ほむら「マミの教室に行きましょう」
マミ「待って!」ガラッ
ほむら「!?」
まどか「マ、マミさん?」
マミ「今日のお昼は見たい番組があるの!」
さやか「そ、そんな主婦みたいなこと言われても……魔女とかとテレビ、どっちが大事なんですか?」
マミ「魔女とも関係ないわけじゃないのよね、これが」
ほむら「あ、そういえば今日……」
さやか「話の続き、やっぱ屋上?」
まどか「そだね。人に聞かれちゃいけないし」
ほむら「マミの教室に行きましょう」
マミ「待って!」ガラッ
ほむら「!?」
まどか「マ、マミさん?」
マミ「今日のお昼は見たい番組があるの!」
さやか「そ、そんな主婦みたいなこと言われても……魔女とかとテレビ、どっちが大事なんですか?」
マミ「魔女とも関係ないわけじゃないのよね、これが」
ほむら「あ、そういえば今日……」
アナウンサー『おまたせしました! HERO TV IN JAPAN!』
アナウンサー『凶悪犯罪が増えている日本に、なんとシュテルンビルトからヒーローがやってきました!』
アナウンサー『それではさっそく紹介していきましょう! まずは西海岸の猛牛戦車、ロックバイソォオオオン!』
ロックバイソン『日本の平和は……この俺が守る!』
アナウンサー『ロックバイソンと言えば、両肩に書かれた牛角の文字が有名でしょう』
アナウンサー『日本人なら誰でも知っている焼肉屋チェーンですね!』
マミ「なんでいきなりスポンサーの話なのかしら」
さやか「あんま活躍してないらしいですよ」
ほむら「大人の事情ね」
まどか「なんだかかわいそう……」
アナウンサー『凶悪犯罪が増えている日本に、なんとシュテルンビルトからヒーローがやってきました!』
アナウンサー『それではさっそく紹介していきましょう! まずは西海岸の猛牛戦車、ロックバイソォオオオン!』
ロックバイソン『日本の平和は……この俺が守る!』
アナウンサー『ロックバイソンと言えば、両肩に書かれた牛角の文字が有名でしょう』
アナウンサー『日本人なら誰でも知っている焼肉屋チェーンですね!』
マミ「なんでいきなりスポンサーの話なのかしら」
さやか「あんま活躍してないらしいですよ」
ほむら「大人の事情ね」
まどか「なんだかかわいそう……」
アナウンサー『続いてキングオブヒーロー、スカイハァァアイ!』
スカイハイ『日本人の諸君、私がスカイハイだ。キングオブヒーローの名にかけて、悪人から君たちを助ける、そして助ける!』
アナウンサー『スカイハイはシュテルンビルトのヒーローランキング一位にヒーローです!』
アナウンサー『風を操る能力で、犯人逮捕から人命救助まで何でもござれの完璧超人!』
まどか「スカイハイってすごいよねー、私も空を飛びたいな」
ほむら「数メートルぐらいジャンプするなら簡単だけど、自由に飛ぶのは無理ね」
マミ「私なら、ティロ・フィナーレの反動を利用すれば数十メートルぐらい行けるわよ」
さやか「それ死んじゃいますって!」
スカイハイ『日本人の諸君、私がスカイハイだ。キングオブヒーローの名にかけて、悪人から君たちを助ける、そして助ける!』
アナウンサー『スカイハイはシュテルンビルトのヒーローランキング一位にヒーローです!』
アナウンサー『風を操る能力で、犯人逮捕から人命救助まで何でもござれの完璧超人!』
まどか「スカイハイってすごいよねー、私も空を飛びたいな」
ほむら「数メートルぐらいジャンプするなら簡単だけど、自由に飛ぶのは無理ね」
マミ「私なら、ティロ・フィナーレの反動を利用すれば数十メートルぐらい行けるわよ」
さやか「それ死んじゃいますって!」
アナウンサー『最後に、凶悪犯罪人ジェイクを倒したシュテルンビルトの英雄、クリムゾォンランサァアアアアアッ!』
杏子『日本はアタシが育った国だ。祖国の平和を乱す悪人は、この槍が貫くぜ!』
アナウンサー『つい最近現れ、あのタイガー&バーナビーとトリオを結成し、数々の難事件を解決してきたニューヒーロー!』
アナウンサー『彼女なら、必ずや日本を救ってくれるでしょう!』
さやか「なんかすごい持ち上げっぷり。ロックバイソンとは大違いだわ」
まどか「ジェイクって人はすごい悪い人だったんだよね」
ほむら「そうよ。能力を二つ持ってるネクストらしいわ」
マミ「やっぱりツインテールがステキよね……」
杏子『日本はアタシが育った国だ。祖国の平和を乱す悪人は、この槍が貫くぜ!』
アナウンサー『つい最近現れ、あのタイガー&バーナビーとトリオを結成し、数々の難事件を解決してきたニューヒーロー!』
アナウンサー『彼女なら、必ずや日本を救ってくれるでしょう!』
さやか「なんかすごい持ち上げっぷり。ロックバイソンとは大違いだわ」
まどか「ジェイクって人はすごい悪い人だったんだよね」
ほむら「そうよ。能力を二つ持ってるネクストらしいわ」
マミ「やっぱりツインテールがステキよね……」
牛角さんが活躍出来る気が全然しないわ
スカイハイなら余裕で魔女倒せそうだけど
スカイハイなら余裕で魔女倒せそうだけど
アントニオ「俺の扱いひどすぎるだろう……」
キース「しっかりしたまえバイソン、ではなくアントニオ君」
杏子「そうそう。メインスポンサーがある国なんだし、これから頑張れば日本一のヒーローになれるかもしれねーだろ」
アントニオ「そ、そうだな! 日本を救ったヒーローのスポンサーは、日本の企業である牛角!」
アントニオ「フッ……マーベリックさんが俺を日本によこした理由が分かった気がするぜ」
キース「杏子君は友人の家に泊まるんだったかな?」
杏子「そうだぜ」
アントニオ「もしかして例の巴マミって子か?」
杏子「そうさ。結構仲良く慣れたよ」
キース「それはよかった。日本にはこういうことわざがあるそうだ……仲良きことは美しきなか、そして美しきなか!」
杏子(なげーよ! しかも微妙にちげぇ!)
キース「しっかりしたまえバイソン、ではなくアントニオ君」
杏子「そうそう。メインスポンサーがある国なんだし、これから頑張れば日本一のヒーローになれるかもしれねーだろ」
アントニオ「そ、そうだな! 日本を救ったヒーローのスポンサーは、日本の企業である牛角!」
アントニオ「フッ……マーベリックさんが俺を日本によこした理由が分かった気がするぜ」
キース「杏子君は友人の家に泊まるんだったかな?」
杏子「そうだぜ」
アントニオ「もしかして例の巴マミって子か?」
杏子「そうさ。結構仲良く慣れたよ」
キース「それはよかった。日本にはこういうことわざがあるそうだ……仲良きことは美しきなか、そして美しきなか!」
杏子(なげーよ! しかも微妙にちげぇ!)
マーベリック「日本でのヒーローの反応はまずまず、と言ったところか。これからに期待しよう」
マーベリック「ん? 君か。何かようかね」
マーベリック「あぁ、分かってる。もう二週間を切った」
マーベリック「なに、なぜそこまで彼女を信じられるか?」
マーベリック「うーむ、そうだな……彼女の生い立ちと、今の彼女を照らし合わせればいい」
マーベリック「そうすれば、誰にでも分かることだろう、彼女の精神の強さがね」
マーベリック「おっと失敬。君たちには、感情というものがなかったね」
マーベリック「ん? 君か。何かようかね」
マーベリック「あぁ、分かってる。もう二週間を切った」
マーベリック「なに、なぜそこまで彼女を信じられるか?」
マーベリック「うーむ、そうだな……彼女の生い立ちと、今の彼女を照らし合わせればいい」
マーベリック「そうすれば、誰にでも分かることだろう、彼女の精神の強さがね」
マーベリック「おっと失敬。君たちには、感情というものがなかったね」
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- 咲「タイラントウイルス?」 (286) - [58%] - 2012/9/8 19:30 ★
- 杏子「さやかのパンティをくれ!」 (316) - [57%] - 2011/3/12 7:15 ★★
- 京子「チョコミントうめぇ!」 (239) - [57%] - 2011/9/11 7:32 ★
- 京子「ゆるゆり人生ゲーム!」 (536) - [57%] - 2012/1/1 20:15 ★★
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