元スレ勇者「ワルプルギスの夜?何それ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
153 :
確かWAにもワルプルギスの夜ってあったよね
ナンバリングは忘れたけど
四円
154 :
ほむら「………」
勇者「ん……?いたのか」
ほむら「あなたは………」
勇者「何度も言うが、俺は勇者だ、誇りある勇者ロトの子孫、勇者だ」
ほむら「…………」スタスタスタスタ
勇者「え?な、何?無言で近づかれると怖いんだけど」
ほむら「ん」ギュッ
勇者「え?」
ほむら「時間よ、止まれ」
ドォォーーーーーン
156 = 154 :
勇者「……あれ?え?何?周りが……みんな、止まってる?」
ほむら「時間を止めたの、これが私の魔法」
勇者「これが魔法!?マミやさやかも魔法少女っていうけど、剣とか銃?とかなんか俺の考えてた魔法少女とは違うかったけど」
勇者「ほむらのこれはさらに上をいってるな……時を止める?なんだそれ聞いたこともないぜ!すごいな!!」
ほむら「いいから、聞いて」
勇者「はい」
ほむら「明日、私の家に来て、場所は今から言う場所覚えて」
勇者「覚えられるかな、俺この世界の子と良く知らないんだけど」
ほむら「分かりやすく教えるから」
157 :
脱いだ
158 = 154 :
勇者「聞かれたら困るのか?」
ほむら「だから、こうして時を止めている」
勇者「ところでさ、いつまで手を握ってるの?」
ほむら「私が触れているものだけ、止まった時の中を動けるの」
勇者「なるほど………」
ほむら「それじゃあ教えるわよ、・・・・・・・・・・・・・・・・・」
159 = 154 :
――そして翌日、俺はほむらが教えてくれた場所へと足を運んだ
まどかたちには、ばれないようこっそりと
…何回か迷ったけど
勇者「ここ……だよな」コンコン
ガチャ
勇者「お」
ほむら「入って」
勇者「はいはい」
160 :
勇者(なんだこの部屋、すごいな……こんな部屋、ラダトーム城にもなかったぞ)
ほむら「適当に座って」
勇者(お、タンスだ―――)
ほむら「何してるの?早く―――」
勇者「なんだ、下着しかないや」
ほむら「時間よ止まれ」
勇者「気がついたらHPが1になってた」
161 :
>>1乙!!
くっそーー!「まどか」知ってたら楽しさ2倍だったんだろなぁ~。
適当にけいおん(?)の女キャラを勝手にアサインして脳内再生してたww(けいおんも全く知らんwwww)
それでも勇者ファンにとっては、マジ楽しかったよ!!
久々の神SS、グッジョブ!!ありがとうノシ
162 = 160 :
ほむら「ふざけてるの?次にやったら容赦なく爆破するわよ」
勇者「ごめん、勇者の性分みたいなやつなんだ」
ほむら「まったく……」
勇者「それで、今日俺を呼びだしたわけを聞かせてもらうかな」
ほむら「……あなたは、何者?」
勇者「えー?またその質問?」
ほむら「いえ……本当に、異世界から来たの?」
163 :
ほむほむのパンツ、ほむンツは紫色
164 = 160 :
勇者「ああ、異世界から来た、しかし本当に異世界があるなんてな…俺のご先祖様が異世界の住人だったってのは聞いてるけど」
ほむら「……驚かないで、聞いてくれる?」
勇者「うん?ああ、聞くよ」
ほむら「私はね、何回も同じ時間軸をループしてるの」
勇者「……るうぷ?」
ほむら「同じことを、同じ時間軸で繰り返している……ううん、説明が難しいわね」
勇者「ああ!あれか」
ほむら「え?」
勇者「そんなひどい→いいえ→そんなひどい→いいえ→そんなひどい→いいえry」
ほむら「……まぁ、そんなものね」
165 = 160 :
勇者「それで?同じ時間軸をループしてるってことは、まどかやさやかたちとは顔見知りってことだよな?」
ほむら「ええ、向こうは私を知らないけど」
勇者「ふーん、自分は知ってるけど、相手は知らないって、結構辛いことだな」
ほむら「ええ、本当に辛いこと……」
勇者「?」
ほむら「鹿目まどか、彼女は、最強の魔法少女よ」
勇者「え?」
166 = 160 :
―――――
―――
勇者「なるほど、つまりまどかはなぜか魔法少女として、最強の資質を持っている」
勇者「ここでおさらいしておくと、魔法少女は絶望によって魔女になる」
勇者「まどかは、最強の魔法少女であるからこそ、魔女になれば最強の魔女になってしまうというわけか」
ほむら「わたしは何度もまどかを救おうとした、巴マミや、美樹さやか、佐倉杏子を犠牲にしてまでも、まどかだけを救おうとした」
ほむら「私の、一番の友達だから……」
勇者「でも、まどかは君をただの転校生としか思ってないんだろう?」
ほむら「それでもいいの、私は彼女との約束を守りたいだけ、彼女を絶望の運命から救い出したいだけ……」
167 = 160 :
勇者「でも、なんでそのことを俺に?」
ほむら「今までのどの時間軸においても、あなたは現れなかった」
ほむら「今の時間軸になって、あなたが初めて現れて……そして死の運命にあった二人、巴マミと美樹さやかを救った」
ほむら「あなたなら、きっとまどかの運命も変えられると思った」
勇者「なるほどね……マミもさやかも、別の時間軸じゃ死んでたのか」
ほむら「でもあなたは救った、お願い、私と一緒にまどかを救って!」
勇者「ああ……そうだな………」
168 :
久々にドラクエやりたくなるな
169 = 160 :
ほむら「お願い……!」
勇者「うん、必ずまどかは救ってみせる、俺は勇者だから」
ほむら「じゃあ」
勇者「ただし、君もだ、俺は君も必ず、このループの運命から救ってやる」
ほむら「!!」
勇者「それで、まどかが死ぬという、運命の夜……なんて言ったかな」
ほむら「わ…ワルプルギスの夜よ」
勇者「それは、いつだ?」
170 = 160 :
――その日は、割と早くやってきた
この夜、一体何人の『鹿目まどか』が死んだのだろう
とにかく、この夜だ
ロトの勇者であるこの俺が、必ずワルプルギスの夜を倒し
まどかと、ほむらを救ってやる
絶対にだ
勇者「……」
マミ「準備はいいかしら、勇者さん?」
さやか「強そうだね」
杏子「気を抜くなよさやか」
ほむら「………」
まどか「みんな……みんなが戦うのに、私だけ見てるだけなんて……」
勇者「気にしなくていいよ、俺が、俺たちが何とかするから」
171 = 168 :
まどか+誰かは馬車の中か・・・
172 = 160 :
ワルプル「アハハハハ ウフフフフフ アハハハハハハ………」
勇者「よし……行くぞ!!」
バッ
マミ「くらいなさい!!」バン バンッ
杏子「でりゃあああああああああああああ!!」ブンッ
さやか「うおりゃああ!!」ビュンッ
ほむら「っ!」パン パァン
ワルプル「ウ……アハハ、アハハハハハハハ」
杏子「くっ!きいてねえのかよ!!」
勇者「ベギラマーーーーーッ!!」
バシュンッ!!
ワルプル「アハハ!アハハハハハハハハハ!!」
勇者「……くっ!強い!!」
173 = 160 :
もしもしに再移行
175 :
勇者やっぱかっけー
176 :
勇者はいいなやっぱり
177 :
杏子「あたしとマミが引き付ける!!」
マミ「頼んだわよ、勇者さん!!」
ほむら「私も、彼女たちの援護にいく………!」
勇者「………仲間か………いいもんだな、一対一じゃ、防御も考えながら攻撃しなくちゃいけなかったが」
勇者「仲間が戦ってくれてるおかげで、十分に体勢を整えられる」
勇者「攻撃に………専念できるッ!!!!」
バンッ
杏子「いけっ!!!やれぇっ!!」
マミ「勇者さん!」
ほむら「勇者………!」
勇者「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
178 = 177 :
勇者「くらえ!!これが勇者の一撃、ロトの一撃だっ!!!!」
ズバァッ!
ワルプル「ウフフ………アハハハハハ………ハ………アハハハハハハ!!」
勇者「う、嘘だろ!?」
杏子「今のでも………駄目なのかよ!!!!」
マミ「強すぎる………」
ほむら「………」
まどか「どうしよう、このままじゃみんなやられちゃうよ………!!」
179 :
なにこの良スレ
180 = 177 :
QB「まどか、彼らを助けたいかい?」
まどか「QB………!!」
QB「君なら、運命を変えられる、君なら、絶望を希望に変えられる」
まどか「………」
勇者「うわあああっ!!」
さやか「くそ!!勇者さやかちゃんを舐めるんじゃないわよ!!」
ワルプル「アハハハハハハハ」
さやか「笑うなちくしょー!!」
181 = 177 :
まどか「本当に、勇者さんたたを助けられるの?」
QB「もちろん!君の力なら、容易く」
まどか「こんな、悲しい出来事を終わらせられるの?」
QB「君なら、絶対にできる」
杏子「くそぉっ!!!こいつ強すぎる!!!」
マミ「諦めちゃダメ!諦めちゃ………!!」
182 :
勇者はたたっていうのか
183 :
>>182
そんくらい見逃してやれ
184 = 168 :
光の玉が無いからワルプルギスに攻撃が通じないの?
185 = 177 :
まどか「私は………」
まどか「私はみんなを助けたい」
QB「それが、君の願いかい?」
まどか「うん………さやかちゃんを」
まどか「杏子ちゃん、マミさん」
まどか「ほむらちゃんに………」
まどか「勇者さんを、助け……」
勇者「それ以上言うな!!まどかぁ!!!!」
186 :
チッ
187 = 177 :
まどか「!!」
ほむら「やめて、魔法少女にならないで、まどか!!」
まどか「でも、でも!このままじゃみんなが!!」
勇者「みんな、お前が魔法少女になることを望んでない!!」
まどか「え………?」
勇者「みんな、魔法少女が一体どんな存在なのか知ってる……ゾンビのような体にされ、絶望して自分が魔女になるまで戦わされる」
勇者「そんな悲しい真実を、みんな知ってるから、お前には魔法少女になってほしくないんだよ!!」
188 = 177 :
まどか「みんなが………?」
マミ「鹿目さん………あなたは、私の大切な後輩、だから、あなただけは必ず守りたいの」
さやか「私の願いは、大切な人を守ること、だから………まどかも、私が絶対に守ってみせる!!」
杏子「あんたには、さやかを救ってくれた借りがあるからね、へへ、今が借りを返す時かな!」
ほむら「まどか……私の、最高の友達、今度こそ………今度こそ、あなたを救いたい!!」
189 = 183 :
わくわく
190 = 177 :
勇者「まどか………」
まどか「勇者、さん」
勇者「俺、ほむらと約束したんだ、お前を絶望の運命から救うって」
勇者「だからさ、俺………今必死に戦ってるんだ、こんなに必死になってるの、向こうの世界でもなかったかもしれない」
勇者「そんな俺の努力をさ………簡単に否定しないでくれ」
勇者「お前が魔法少女になるって、俺を否定しないでくれ!!!!」
まどか「!!」
勇者「お前が魔法少女になるってことは、俺が誰も救えない、勇者なんかじゃないって否定することなんだ!!!!」
192 = 177 :
まどか「でも、私………どうしたらいいの?みんなが戦ってるのに、私は、何かできないの?」
勇者「なら、信じてくれ」
まどか「え?」
勇者「俺を、信じてくれ!!!!」
勇者「俺たちを信じて………信じてくれ!!!!」
まどか「………!わかりました、私………みんなを信じます!!」
QB「なんだって?」
まどか「みんな!負けないで!!!」
193 = 183 :
QB「営業妨害だよ」
194 :
>まどか「みんな!負けないで!!!」
QB「それが君の願いだね?契約は成立だ。」
195 = 183 :
>>194
やめて
やめて
196 = 177 :
マミ「でも、どうすればいいの?」
杏子「普通の攻撃じゃあ、あいつが倒れる前にこっちが倒れちまうぞ」
さやか「この勇者さやかちゃんがやるしか………」
ほむら「あなたじゃ無理よ」
勇者「………なあみんな、もう一度、あいつを引き付けてくれないか」
マミ「え?」
勇者「俺が、一撃で仕止める」
杏子「む、無茶だ!!さっきもそれで、ダメだったじゃんか!」
勇者「頼む、俺を信じて欲しい」
197 = 177 :
さやか「………仕方がないなぁー、いっちょやりますか!!」
ほむら「今度こそ、決めなさい」
勇者「さやか、ほむら………!」
マミ「そこまで言われたら、ね?」
杏子「………やるしかねえよな!」
勇者「マミ、杏子、ありがとう!」
さやか「いい!?このさやかちゃんがとどめを譲ってあげるんだから、しっかり決めてこないと許さないよ!!!!」
勇者「ああ、任せろ!!!!」
マミ「じゃあみんな、散開!!!」
199 = 177 :
ワルプル「アハハハハハ………」
マミ「こっちよ怪物さん!ティロ・フィナーレ!!」ドォォンッ
さやか「うおおおおおお必殺!さやかちゃんブレイク!!」ズバッ
杏子「惚けてんな化け物!!おりゃあっ!!!」ブンッ
ほむら「任せたわよ、勇者………!!」
勇者「………………」
200 :
ギガスラッシュまではギリギリ許すが、アルテマソードてめえはだめだ。
FFの技じゃないか
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